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Posted by ブクログ
再読する少し前に京都に行った。冒頭で登場する智積院に行ったのだけど、もっときちんと見ておけばよかったと後悔。もしくはもう少し前に再読して智積院でじっくり長谷川等伯を見たかった。
美に対して尋常じゃない執着を見せる菜穂が少しこわい。一輝には同情を覚える。奈穂は一輝も母親も自分を信用していないと思っているけど、たかむら画廊の現状を知って、一輝からモネを売却しないか?と相談されていたらどうしていたんだろうと考えてしまうな。こういうのはやはりタイミングなんだなと思う。タイミングが少しでも違っていたら奈穂と一輝が別れたり菜穂が京都に残るという選択もしなかったのかもしれない。
この本を読むと京都に行きたくなるし、もっと京都のことを知りたくなる。
Posted by ブクログ
京都の方言や地名や祭りの名称など、言葉が難しいのだが、なぜかスラスラ読み進めることができた。それは物語の内容が凄く面白いからだと思う。展開が早く、作中様々な出来事が連続して起こる。読んでいてこちらまでヒヤッとする展開で面白かった。
原田マハさんの言葉遣いが綺麗で、京都についての知識も増えた。また、自分の宝物である絵と、同じく宝物である家族そして新しい命。主人公菜穂が何を犠牲にして何を取るのかという展開が気になり、早く続きを知りたいと思い読み進めていった。人生の大きな難しい選択に何度も迫られながらも、菜穂のサバサバした性格が気持ちよかった。強く生きる女性は素敵だなと感じた。一方ただひたすら一輝が可哀想だけども、、
いつかこの作品に出てきた京都の名所を実際に訪れてみたいと思う。
Posted by ブクログ
久しぶりのマハさん!
PHP文芸文庫15周年のスペシャルカバーに
なっていたので唯一持っていなかったこちらを
入手しましたがずっと気になっていたので
一気読みでした!
やっぱり!マハさんは天才!
序盤こそ緩やかに進んだ物語が中盤以降どんどん
進みハラハラしたり、時に嫌悪したり
(登場人物がクズすぎた、笑)
京都を舞台に展開される美術小説だと
思いましたが読み進めると、京都小説のような
夫婦小説のような、ミステリーっぽくもあり
ラストそう来たか!と。
マハさんの文章に引き込まれていって
毎回ですが寝不足になります。
アート小説ガチガチではないけど読後感は
スッキリとしました。
未読のマハさん本はあと数冊になってしまい
読むのが段々惜しくなってしまいますが
マハさんの本なら繰り返し読みたい。
そう思える数少ない作家さんでもあります。
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