【感想・ネタバレ】楽園のカンヴァスのレビュー

あらすじ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

美術館に行ったり絵画を観たりするのが好きなので、作中に漂うアートの空気感や作品をめぐる情熱に引き込まれて面白く読めました。
ルソーの絵画『夢』をめぐる真贋鑑定の緊迫感や、アートの世界の裏側を覗き見るようなワクワク感は、間違いなく本作の大きな魅力です。

ただ、読み進めながらふと思ったのは「絵画や美術館に普段あまり興味がない人が読んだら、このミステリーはどう感じるんだろう?」ということ。
知識があればあるほど美術うんちくや作品の背景描写がごちそうに感じられますが、純粋なサスペンスやミステリーのスピード感だけを求めて読むと、少し好みが分かれる部分もあるのかもしれません。
とはいえ、一つの絵画をめぐって人生を狂わせる人々の熱量や、絵に秘められたストーリーの魅せ方は見事でした。

絵画が好きな人は絶対に読んで損はないですし、普段アートに馴染みがない人にとっても、新しい扉を開くきっかけになるかもしれない一冊です。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

美術の知識は乏しい私でも、非常に興味深く読み進められました。

この小説家がキュレーターの経験を活かして、アンリ・ルソーの魅力をドラマチックに表現し作り込まれた作品です。話しの構成のアイデアは読み手をひきずり込んでしまいます。

日本人のルソー研究者とMoMaのキュレーターが、鑑定をする中で、人の欲とルソーへの思いの狭間で翻弄されてしまう。最後にはルソーへの想いが。。。

この作家の美術史小説を読むと、美術館に足を運びたくなります。
またまた素晴らしい作品に出会えた。ありがとう。

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2026年09月25日

Posted by ブクログ

すごいものを読んでしまった。

アートのことなんて全くわからないし、アートに詳しい人がこの本を読んだら、どんな感想を持つのかもわからない。
そもそも、これはファンタジーなのか、史実なのか、それすら私にはよくわからない。

でも、ただただ胸が熱くなった。

ただただ、ルソーが愛おしくなった。
そして、ルソーを愛する人たちまで愛おしく感じた。

絵画の知識がなくても、こんなにも心を動かされるんだ、と驚いた一冊。

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2026年09月20日

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きっと このページの先に何かとんでもない 大どんでん返しがあるにちがいない、とワクワクしながら読み進めると その期待を裏切らない 大どんでん返しが、その先にもまた大どんでん返し、さらにその先にまたまた大どんでん返し、爽快な ミステリー。

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2026年09月17日

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◎あらすじ
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーターであるティム・ブラウンは、ルソー研究者の早川織絵とともにバーゼル美術館に招かれる。
そこで目にしたのは、アンリ・ルソーの「夢」と酷似する「夢をみた」。
7日間という期間で、作品に関連する物語を読みつつ、「夢をみた」の真贋について、講評する。
ティム、織絵のうち、優れた講評をしたものに、「夢をみた」の取り扱い権利(ハンドリングライト)が得られる…

◎感想
展開、「夢」をもとにしたフィクションの構成、登場人物たちの絵画への愛情や尊敬、何をとってもよかった。
「夢」に描かれているとされる女性(ヤドヴィガ)が登場する作中の物語も好き!

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2026年09月17日

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アメリカにもニューヨークにも興味がなかったのに、わざわざルソーの絵を観るためだけに、行きたくなりました。
最高に面白かった!

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2026年09月11日

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物語は多数の入れ子構造でありながらスピーディーな展開で読みやすい。史実なのか創作なのかわからないようなギリギリを攻める描写も素晴らしい。
そして最終章は問答無用で心に刺さること多数。傑作。

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2026年09月11日

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あんな有名な大作や画家を使って、よくぞこんなすごいミステリー、書けるなぁ!!!って思っちゃいますよね。
特に、動物園のシーンがよかったなぁ。
ルソーが見つめた世界を、共に体感し、かけがえのないひとときを分かち合えた二人。
そこからもう一山も、二山もあって、「どうなっちゃうのー?」となったところに最後、見事な謎解き。ルソーを真に愛する人への作品の継承。別れと再会。見事だー!
原田マハさん、さすがです。

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2026年09月10日

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珍しくミステリーを読んだ
登場人物も絵も魅力的で、ストーリー展開もワクワクするほど楽しかった
絵に興味のない私が美術館に行きたくなった
絵を愛する人たちの画家への思いが新鮮だった
芸術だけでなく今までなかった新しいものが、なかなか世間に評価されなくて、本人が亡くなってから認められるって残念だなと思った

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2026年09月06日

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なんか、美術館行きたくなってきたな。ストーリーが面白いだけでなく、ルソーの絵を生で見てみたくなるなあ。なんか、とても引き込まれる本。原田マハさんつて、キュレーターやってたんだ、知らなかった。どうりで。

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2026年08月29日

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絵画に詳しくないですが、
どんどん物語に引き込まれていきました。
今までは絵をみても、どう見たらいいのか分からず、興味をもてませんでしたが、今度美術館にでも行ってみようかなと思いました。

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2026年08月27日

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今までで1番好きな小説が塗り替えられたくらい素敵な一冊でした。
アートミステリーの世界観の美しさ、題材の斬新さ、情景の伝え方など読めば読むほど深みにハマっていきました。
多少物語の強引さというか、そんなわけある?という無茶な部分はありましたが、それも小説の醍醐味として面白かったです。
美術館に行きたくなる、そんな本でした。

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2026年08月25日

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3章あたりからみるみる引き込まれた。伏線回収も綺麗。登場人物が割と多いが区別はしやすいので、読みやすい。手元に絵画の画像をその都度見ながら読み進めていくのが楽しかった。作者の作品を読むと美術館に行きたくなるのはもちろん、自分でそれを解釈したくなってくる。

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2026年08月21日

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面白かった!
作中に出てくる絵画をネットで調べながら読むことで、文章のイメージをより膨らませることができた。ルソーやピカソの名前はもちろん知っていたが、単なる「有名画家」としてではなく、生身の人間味を感じることができ、彼らの作品にも強い興味が湧いた。実物を見る機会は限られているかもしれないが、無性に美術館へ行きたくなった。

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2026年08月16日

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絵画は作者の内面や思いも込められるのかと原田マハ作品を読むと思う。

絵画という公開鍵、鑑賞者の感性という秘密鍵。まるで暗号のよう。また1人好きな絵描きが見つかった。アンリ・ルソー。

オランジュリーで見た時は笑える絵だったのに。

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2026年08月16日

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ピカソに大きな影響を与えた現代絵画のパイオニア、アンリ・ルソー。しかし彼の生前は評価されない不遇の「日曜画家」だった。

美術館監視員である織絵とニューヨーク現代美術館のチーフキュレーター、ティム・ブラウン。17年前、彼らはルソーの代表作「夢」に酷似した謎の作品の講評を所有者コンラート・バイラーより秘密裏に依頼される。作品を渦巻く欲望とティム・織絵のそれぞれの抱える秘密が交差する中、謎の絵画の正体は、晩年のルソー本人の人生記とともに少しずつ紐解かれていく。

ティム、織絵、ルソー、そしてピカソ…彼らの情熱と愛が、彼ら自身あるいは作品の運命を変えていく。

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2026年08月14日

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ティムと織絵、倉敷とニューヨークとバーゼル、現在と過去、史実と架空が絡み合って進んでいき、情熱と美が織りなす"楽園"。

まだ読んでない人たち言いたい。
「よい旅を(ボン・ヴォヤージュ)」

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

美術ミステリー
読んだことのないジャンルの話で、ルソー,ピカソというノンフィクションの部分と登場人物の創作の部分(ノンフィクション)の融合は、美術史の勉強となると同時に物語自体の面白さも楽しめる。
旅行に行った時に有名だからで、なんとなくで美術館に行く、絵を見て芸術って結局分からないなって思う私だが、この本を読んで、もっと作者に着目して、鑑賞したいと感じた。美術作品の見方が変わるきっかけをくれる本だと思う。
MOMA美術館に実際に行ってみたい。

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2026年08月05日

購入済み

「生きるぼくら」を読んですっかり原田マハさんにはまってしまい、次に選んだ作品。読み始めた手が止まらず一気に読みきってしまった。昔からアートは好きだったけれど、ここまでルソーの生涯にひきこまれるとは思ってもいなかった。ミステリー要素を含みながらも人間味のある登場人物達のドラマに感動もでき、ルソーについて更に興味がわく。

美術館にいきたくなる、ティムやオリエと同じ感動を味わいたくなる、そんな作品。

#感動する #ドキドキハラハラ

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2024年12月15日

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本当に大好きな美術史ミステリー。
原田マハさんの見識の広さに驚くばかりです。

「私は今日から永遠を生きる。たとえルソーが死んでも、私が死んでも、絵の中の私は-永遠に生きるんだ。」



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2026年08月31日

購入済み

ルソーが好きになる小説

読み始めて、今まであまり気にならなかったルソーがとても気になって、PCの背景にルソーの作品をセット。

フィクションとノンフィクションの境がどんどんわからなくなって、いつの間にかノンフィクションを読んでるような気分に。

最後は少し悲しい結末ですが、一気に読んでしまいました。

至福の時間、ありがとうございました。

#癒やされる #感動する #カッコいい

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2023年08月11日

購入済み

美術館に行きたくなった。

ルソーとい画家を全く知らなかったが、今すぐにでも現物を見てみたいと思った。ストーリーも最後までハッとするようなことが起こり、面白かった。原田マハの他の作品も読みたいと思えるほど素晴らしかった!

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2017年10月10日

購入済み

素晴らしい時間でした。

いつまでも読み終わりたくないと思う、久しぶりの作品でした。読後の余韻もまた格別。あの二人の関係は、娘の成長は、もう一つの、、、。
優しい気持ちになること請け合いの物語です。
しばし時間をおいて、じっくり細部まで読み返すつもりです。

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2016年12月15日

Posted by ブクログ

アートってさ、人の感情とか思いが込められてるっていう背景を知る、想像すると何倍もおもしろいなと。
そこをミステリー化して、おしゃれだなって。
絵を中心に登場人物の思惑が交差してるところがよかったです

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2人のバックに色んな人いて、どうなるかと思ったけど、最終的にふさわしい人に譲渡されてよかった
バイラーのエドヴィカへの想いが素敵
織絵かっこいい!

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

読み始めはうーん…最後まで読めるかなぁ
で、読み進めるごとにジワジワと自分がルソーに、引き込まれていくのを感じて
気づいたら「夢」に魅了されていた
どんどん絵に吸い込まれる感じ
ヤドヴィガもこんな感じだったのかな…
絵って不思議
人の人生も狂わせる
出会ってみたいな

「あの本、読みました」というTV番組で原田マハさんが
『地下鉄出てドーナツスタンドでシナモンドーナツとコーヒー買う』とか実体験が散りばめられていると話していて、より現実味が増した

M o MAに行ってみたい
ルソー展やらないかな


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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ルソーの夢という1枚の絵から1冊の本としてここまで物語を展開できるところが、なんだか絵画の面白さを感じた。本来、名画を味わうとは1枚の絵に対してこのくらい時間をかけて、絵そのものにしろ裏話にしろ、咀嚼して楽しむものなんだろうなと。
たまに気まぐれを起こして名画の解説本などを読んだりもするのだが、こんな本を読んだ後では己の知識の浅さにモヤつく。
本作ではルソーをメインに、ピカソが支え役として関わってくるのだが、本作のピカソは人間として綺麗すぎるように感じた。

本作は「夢をみた」という、「夢」とは女性が伸ばす手の形が違う絵が登場し、ルソーに詳しい2人を呼び出して真贋を見極めさせ、最もらしい結論を出した者に絵を譲るというゲーム性もあるミステリー。
「夢をみた」が真作なら「夢」が贋作になってしまうのではないか、という懸念もありつつ、絵に関連した謎の古書を読んでいくとピカソが登場し、ルソーの絵にも絡んでくる。

絵画の楽しみを思い出させてくれて有難う!
また気まぐれに美術解説本を読むぞ!

ついでに、著者作品を初めて読んだのもあって経歴を調べたところ、とても行動力があり、どこでもやっていけそうな人で凄い。美術系といえばインテリなイメージが先行するが、結局どの分野にしてもこういうパワフルな人が業界を引っ張っていくんだろうなと感じた。見習いたい。

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2026年09月16日

Posted by ブクログ

こんなこと書くのも烏滸がましいくらいだけど、原田マハさんの知識量・教養にびっくり
この本の登場人物からも美術・絵画へのとんでもない愛情が感じられたけど、何よりも原田マハさんの熱情がひしひしと伝わってきた、絵画には明るくないけど、ティム・織絵・ジュリエット、そして原田マハさんの熱量にあてられて、ルソーの絵を見てみたくなったな〜!

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

物語の主人公は、岡山の美術館で働く早川織絵と、MoMAのキュレーターであるティム・ブラウン。二人は、伝説的なコレクターから、アンリ・ルソーの幻の名画の真贋鑑定を依頼される。古い一冊の本を手がかりに、絵に隠された真実を追っていく展開に強く引き込まれた。

絵画の謎だけでなく、ルソーとピカソの関係や、織絵とティムの過去と現在も興味深く描かれている。特に、17年後に二人が再会する場面は印象的で、長い年月を経た二人の思いに温かさを感じた。

本作は、芸術の知識がなくてもミステリーとして楽しめるだけでなく、ルソーの作品や芸術の魅力にも自然と興味を持たせてくれる作品だった。

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーとあったが、恋愛小説だった。ミステリーも恋愛もうまくおさまり、読後感はよい。
娘が抱えるしんどさは今後薄れていくのか、ティムと主人公はどうなるのか、もう少し続きを読みたい気持ちになった。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

ひとつの絵画作品を通してアンリ・ルソーという画家の人物像を読み解いていく、上質な美術ミステリー
今までルソーの作品を見ても“ヘタウマ”な印象ばかり先行してしまって、特段意識はしていなかったけれど、
この本を読んで人一倍情熱を持って絵画制作に取り組んでいたんだなと考えを改めました
読みながら何度もMoMAで鑑賞した「夢」が頭の中で蘇り、あの密林の熱気が思い出されました
読みやすく惹き込まれる文章力で、わたしも一緒に謎解きをしている気分になれる1冊でした

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

今の話から過去の出来事の回想、さらに謎の手記からまた違う時代、違う国での話まで広がる。驚きと感動といろんな感情が刺激されるエンタメミステリーという感じ。主人公たちの現代と過去に加え、ルソーの絵画の謎に迫る手記の時代、人によっては読みづらい?と思われるところでマイナス1。

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2026年07月31日

購入済み

絵画からここまでの小説が書ける

美術 絵画をネタにここまでの小説が書けるという作者の力量に素直に感心した。
名画 以外にミステリー ラブロマンス 他いろいろな要素をたくさん盛り込んだこの作者の代表作。
しかし何故かこの作者の文章は、私の個人的な好みになぜか合わないところがある。

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2022年11月08日

購入済み

劇中劇というのかな?革表紙の本に書かれたルソーを中心とした物語(史実を踏まえた上でのフィクション)とティムと織江の物語(フィクション)が、二重構造になっているのが面白いと思った。特に、劇中劇部分の20世紀初頭のパリ美術界の様子が生々しくて当時の熱い息吹が伝わってくるように感じた。

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2022年03月14日

購入済み

ミステリー、ラブ&偉人伝

とても良かったです。
原田マハさんの作品は「本日はお日柄もよく」「たゆたえども沈まず」に続き3作目。

前2冊は始め良かったのですが、わたし的にはドラマ面で物足りない感がありましたが、今回の「楽園のカンヴァス」は大満足。

ミステリーとしても秀逸ですし、過去そして現在の人々の絵に対する情熱に胸が熱くなりました。
原田マハさんはミステリーの方が私にあっているようなので、この勢いに乗って「ゲルニカ…」を早速購入したいと思います。

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2018年05月20日

Posted by ブクログ

芸術というのはすごく深い物なんだと思いました。
私は美術館に行ったりしたことはなく、正直魅力のようなものは分かりません。でも、こんな無知の私でもすごく引き込まれるような物語でした。初めて聞く難しい専門用語の様な物は有りましたがスラスラと読めました。

今はAIが発展し、絵なんてすぐに作ることができる時代になりました。そんな中何百年も前に、描かれた絵が今も残っている、それを愛している人いること、高値で取引されているということが感慨深いです。もちろんAIではなく人が書いた絵なので一つ一つの絵に物語がある。何も考えずにただの「絵」として今まで見ていましたが私の中で価値観が変わったような感覚です。絵だけではなくその奥の物語やその絵を描いた画家の物語をも知りたい。歴史を知ることは楽しいと思わせてくれる本でした。

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2026年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「(ルソーの謎全部は明らかになってなくても)それでよかった」という暖かい幸福が、
アートそのものを愛した時の暖かい幸福と重なる

この物語そのものが含む、アートと似た性質が愛おしいと感じた

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2026年08月22日

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