あらすじ
25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!? だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。
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仕事や恋愛で傷つき、旅に出た主人公たちが途中で出会う美しい風景と人々の温もりに救われる短編集。
登場人物が皆良い人で、全てハッピーエンドなので読んでて癒された。
また明日から頑張ろうって思わせてくれる優しい本でした。
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読み終わった後の爽快感がとても良かったです。
サイハテに乗るナギは名前の通り
当然のようにやってきて
当然のように周りの人に安らぎを与える人物でした。
応援したくなるし、自分も頑張ろうと思う
そういう人になりたいと思うし、憧れます。
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BUTTERで胃もたれししばらく読書から離れ、次に自然と手にした原田マハさんの本。マハさん11冊目。
爽やかで、じんわり温かくて、今の私にぴったりな必要な本だった。
「人生の真昼と黄昏を、それぞれに、笑って旅をしている。」という素敵な文があったのだけど、果たして私は今人生の何時頃を過ごしているんだろうとふと。真昼はとっくに越している気もするし、でも15時にはまだなっていない気もするし、、14時とかかなあ?こういう楽しい思考巡りができるのがマハさんの文章の力。
「もっとも豊かな季節のさなかに、いま、私はいるのだ。」
これもとても響いた文。きっと私は今人生の14時頃で、そしてもっとも豊かな季節のさなかにいるような気がする。毎日バタバタで立ち止まって考えられる余裕もないけど、でもそんな気がする!
裏表紙に「珠玉の短編集」とあった。誇張なく珠玉の短編集だったと思う。落ち込んだら帰ってきたい一冊。
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私が1番理想とする女性『ナギ』に出会えた作品。
この本を読んで、本気でバイクの免許を取りに行こうかと考えました。
真剣に検討して現実の優先順位を考えて流れましたけど…
五感に響く美しい空気感、凛とした北海道の自然の雄大さに浸れたのも心地よかったです。
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旅を通じて前向きになる女性のお話をまとめた短編集。
旅をする間は日常から切り離された時間だから自分を客観的に見たり、新たな視点を得られたりするんだなと思った。
読んでいて自分も旅に出たくなった。
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大好きな原田マハさん♡
とても読みやすくサクサク読めちゃいました
ナギとナギのお父さんが素敵すぎる、、!
今回のテーマは旅だったけど、旅で新しい出会いがあったり人生を見つめ直すきっかけがあったりするのいいなあ
私は結構計画立てていっちゃうから予想の範疇の旅が多いのかも
もっと行き当たりばったりの旅をしてみたいと思えました
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もう決して若いとは言えなくなった女性たちを主人公にした短編4つ。それは旅での出会いによる精神の再生を思わせるような癒し、爽やかさに満ちている。表題作でヒロイン涼香が出会った若いナギちゃんは正にハーレー・ダビットソン乗りの風のような女の子。4作目の「風を止めないで」はナギの母親・道代の所にナギを広告に使いたいと訪問してきた紳士もまたハーレー好き!この人はうつつの世界の人?この他、「旅をあきらめた友と…」いつもはナガラと二人旅なのに一人伊豆半島を旅行するハグ。そして「冬空のクレーン」北海道・釧路湿原でタンチョウヅルに魅入る志保の前に現れた脱サラでタンチョウを観察する男性との出会い。どれもがときめきを感じさせる作品ばかり。著者の心鏡を映し出しているように感じる。
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原田マハさんの美術ミステリーも勿論好きだけど、この人情系も良い。
特に好きな物にこだわってる感じが。
本当に良い生き方っていうのを知っているのだろう。
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読んだら旅に出たくなる小説!
まだまだ国内でも行ったことない、見たことない景色がたくさんあるんだと思った。
バイクは乗ったことないけど、なんだか乗ってみたくなる。
風になりたい!!
少女ナギの魅力に完敗
キャリアウーマンが自分はえらいと思い込むようになって壁にぶち当たり、意図しない旅に。
そこでとても魅力的な少女と出会い再生してゆく物語
少女ナギがとても魅力的に描かれていて心に突き刺さった
ハーレーダビットソンへの愛で結ばれた人々も生き生きしていて読んでいて気分が良い
とにかくかっこいい
凪ちゃんーーーー!!!!好きだーーーー!!!!ってなる本、そして自分もバイクに乗りたくなる本です。
都会で働く主人公がひょんなことから、南国でバカンスの予定が大田舎に来てしまい、そこで色々な人と出会って主人公自身も成長していく物語。
また読みたいです。
旅とバイクと北海道
なにかに行き詰って、でも旅を通して立ち直っていく女性を描いた短編集。さくっと読めてさわやかで希望に満ちているのがナイス!表題作で出てくる「彼女」が北海道をハーレーで疾走するシーンが美しくて、今すぐ知床に行きたくなった。
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少しもやっとした気持ちが読み終わる頃にはピカっと晴れる、そんな気持ちになれる短編集でした
話の中でも最果ての彼女と一人旅の話と鶴居村のタンチョウの話がすごく好きでした。(ほぼ全部笑)
個人的には30代以降の女性とかに刺さりそうな話が多いイメージです。
人との繋がりや親との繋がりを大事しようと思える、また考え方や価値観の固執を手離そうと思えるような温かさと元気が出る作品です。
ほんとにいい小説だなぁって読みながら思う笑
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短編4作。はじめと最後の話が繋がっていてこの2作が個人的に好き。
線なんてどこにもない。もしあるとしたらお前が勝手に引いた線。っていうのが、聴覚障害関係なく、自分に言われてることのようで、ドキっとした。
こっち側とあっち側
どこか線があるように感じていたことが、自分で勝手にひいてしまった線か…ってなんか腑に落ちたというか納得した。
誰にも、ここからこちらには入ってこないでください。なんて、言われてないのにね。
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旅に出ると、
いつもの自分から少し離れて、
見えなかったものが見えてくる。
仕事も恋も、頑張りすぎていた涼香が
旅先で出会った凪。
耳が聴こえないことなんて気にせず、
人の本質をまっすぐ見つめる、
明るくて純粋なハーレー女子。
「今日と明日のナギでした!」というメールも、
凪の明るく楽しそうな声が
頭の中で聞こえてくるようで、
なんだか嬉しい気持ちになったり。
旅に出たいな!
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気持ちがよすぎる短編集
自分の世界から遠く離れた地の、だだっ広いだけの道をバイクで爆走するなんて、絶対に気持ちいい。
想像するだけで心が浄化されてるような気がした。
いつかそういう経験もしてみたいけど、多分しないだろうなぁ…
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雨と川と旅を人生に結びつけるのが美しく上手い。
そこに母親が合わさると本当にずるい。
涙を流すまいと思いながら読んだけど結局また負けた。
自分に娘がいたら読ませたいな
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仕事や家庭で頑張っている大人の女性への、応援のメッセージが詰まった一冊でした。
仕事に疲れた主人公が、旅を通じて癒やされ、気持ちを新たに前に進む姿は、読んでいてとても清々しかったです。
仕事での躓きや後悔は誰にでもあると思いますが、同じような経験を持つ人ならきっと深く共感できる内容だと思います。
読み終わったあと、無性に旅に出たくなりました。ハーレーダビッドソン推しの内容でもありますが、そこだけはちょっとハードルが高いかも(笑)。
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人生をもっと足掻こうっていいフレーズ
旅って普段自分がいる場所から離れて、自分のこと俯瞰してみれたりして、あぁまた頑張ろうって思わせてくれるよねぇ
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夏旅のお供にぴったりの作品でした。
短編集ですが、一話ずつとても面白かった。
それぞれの主人公の女性たちが良いですね。
どれかに自分も当てはまりそうな…そんな共感できるところも良かったです。
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中年に入る女性たちが、都会の生きづらい生活から抜けでて、数日間の旅をする短編集。
これだけ聞くとどこにでもありそうだが、原田マハさんの描写力と豊かな感性、話の構成力で読んだ後爽やかな気持ちになる。
特にハーレーダビッドソンに乗る聴覚障害者のナギというとても魅力的な人物に惹き込まれる。
別の話でもナギの登場を期待してしまうキャラです!
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遠方に家族旅行に行く時に、旅系の本を何冊か読んだ一冊。どれも良かった!特に最初のが良かった!生まれた実家で苦労した涼香が猛烈に努力して起業して成功。しかし、封印していたパンドラの箱、イケメン社長に恋したが、失恋した痛みを仕事に没して消そうとし、部下にもキレまくる。こんな上司のもとでは働きたくない。信頼していた秘書にまで辞めることになり、頼んだ一人旅も思わぬ方向へ。しかし、それからの旅での出会いがかえってガチガチだった彼女の心をほぐし、秘書の有難みを感じ、「もう一度、一緒に走ってみない?」とのメールまで送るに至った。まさに涼香の心に風を通すような旅だったんだなぁ。
ハーレーが好きな人たちには、独特な空気、風があることを知った!それも気持ちのいい風。それでやみつきになるんだなぁ。
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面白かった。旅の話。短編4つ。
「凪」という漢字、素敵だなと思った。風を止める。
サイハテの彼女、読んで涙した。
どれも芯の強い女が出てくる。
私もこういう風に一匹狼になっているのだろうか。わからないけど、やっぱり自分ごととしては読めない。
4つめに凪が出てきて嬉しかった。
構成もすごい素敵だなあ。
旅が大好きな私にとってはとっておきの一冊だった。ほっこり。
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疲れた時でも読みやすい短編集で、前向きになれるビタミン小説だった。
バイクに乗って遠くへ走りに行った時の気持ちよさはとてもわかる。バイクには他に例えられない楽しさがある。ナギは1,000ccのハーレー乗りで、自分でバイクのメンテが出来るし、ひとりでもどこまでも行ける人。私とは正反対のライダーで尊敬してしまう。そして、障害を乗り越え出会った人を明るくする力を持っている。本当にかっこいい。頑張り過ぎちゃって失敗しても何回転んでも、ちょっと休んでまた頑張ろうって思えたらいいじゃん。
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短編集ではあったけれど、どの物語にも親しい人の死や孤独との向き合い方、そして自分の知らないことや新しい価値観を教えてくれる人物との出会い、という共通点があって読みやすかったです。
登場人物たちの気持ちを自分の経験と照らし合わせながら、「なるほどな〜」とか「わかるな〜」と思いながら読んでいました。
「そんな線はどこにもない。お前が勝手に引いた線なんだ」とても心に響きました。
人との出会いによって、それまでとは少し違った考え方ができたり、前に進めたりする。
そんなことを改めて感じさせてくれる、とても共感できる素敵な作品でした。
Posted by ブクログ
バイクにあまり詳しくないけど、旅を通して気分の凝り固まった主観が溶けていく感じが良かった。
コンプレックスは自分が感じているだけってことが意外とあるよねぇ。
今日と明日のナギでした!っていう文が印象に残った。
Posted by ブクログ
情緒や心象表現に重きをおいている小説というよりは、状況説明や会話での感情の明言によってことを運んでいくタイプの小説です。
良く言えばメディアミックスをしやすい小説。
悪く言えば小説で読む意味があまりない小説。
人物の持つ感情の振れ幅が「喜び」や「悲しみ」以上の意味を持つことはなく、「嬉しい」という感情を「嬉しい」と言葉そのままに表現する作者に対して、「脚本家みたいだな」という感想を抱いた。
例えば人が死ぬというギミックを使えば感情表現をしなくとも悲しい場面に出来ると信じているような、そういった浅はかさが文章の中に散りばめられていた。
Posted by ブクログ
北海道の、雄大で、清々しくて、どこまでも続いているあのまっすぐな道を思い浮かべながら読んだ。
旅のよさがぎゅっと詰まっていて、自分も一緒に旅をしているような、そんなわくわくした気持ちになれるお話。
-生きるんだ。超えていくんだ。
ナギの強さ。
それは過去を受け入れて前を向いているだけではなくて、人に対する距離感とか、ハーレーに対する愛情をみても伝わってくるものがある。
好きなものを、とことん追求している人はかっこいい。
きらきらしてるまっすぐなお話はもうあまり読まなくなったけど、たまにはいいな。
Posted by ブクログ
面白かった。サクッと読める短編小説。主人公たちがちょうど自分と同じ年代で。
「線を引いてるのはいつだって自分」かぁーー!ほんとそうなのかもしれない。そんな線どんどん越えていきたい!いつだって今日がいちばん若い!!
何気ないのに元気がもらえる
いくつかの短編集のような構成で、それぞれ女性が主人公のお話。
印象深いのはやはり、ハーレーバイクに跨りどこまでも走る「サイハテ」乗りのナギちゃんのお話。
耳が不自由な彼女だが、そんなハンデをものともしない活発さと積極的な行動から元気が貰える。
また、他の短編も旅行に関するものであった。
この本を読んでいると旅って良いよなぁとしみじみと感じる。
仕事に疲れた女性におすすめ
久しぶりに原田マハさん読みましたが、さすがの文章力、そして絵画的な描写が素晴らしく美しかったです。聴覚障害については少し夢見すぎではないかと思ってしまったけれど…