作品一覧

  • メトロ怪談
    -
    1巻836円 (税込)
    いつもの通勤・通学ルートで何かが起きている…! 日本の都市部地下に張り巡らされた路線網。 そこで起きた怪現象、不思議な事件、さらには沿線最寄りの怪スポットを徹底取材し、 路線・駅ごとに収録した地下鉄沿線ミステリー! 【札幌】 地下構内に出るコロポックル(札幌市中央区) 【埼玉】 存在しない駅で降りた男(浦和美園) 【東京】 元運転手が目撃した偽汽車(北綾瀬) お盆に列車で靖国神社へ向かう英霊たち(九段下) ICカードに記載された亡き祖母の名前(妙典) 駅の階段で肩を叩くモノ(渋谷) 【関東】 トイレに並ぶ不気味な列 録音不可の発車メロディー 回送列車に乗る謎の老婆と犬 人から人へ憑いて移る青い男 黄色いヘルメットの霊 【名古屋】 時空が歪む終電(平安通) 人に化けた妖に遭遇する(東山公園) 【大阪】 河童の出る橋(淀屋橋) 幸運を呼ぶ福助の幻(天王寺) 化け狸の棲む古墳(中百舌鳥) 不吉な人語を話す鵺(都島) UFOが出る古墳(喜連瓜破) 訳アリホテルの奇妙なルール(四ツ橋) 楠の最強癒しパワー(深江橋) 蒲生墓地に出る女の霊 (京橋) 化け狐の托鉢僧(鶴橋) 夜の警備員が恐れる地下街(梅田) 大阪空襲から人々を救った幽霊電車(心斎橋) 【兵庫】 沿線の曰くつきのドヤ(湊川公園) 【広島】 ホームで拾った未来を告げる写真(広島広域公園) 【福岡】 過去と繋がる幻の屋台(中洲川端) …ほか、怪奇とロマンの全41話収録!
  • 「超」怖い話×中山市朗
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    すべての怪談ファンに捧ぐ、 純粋に「怖い」を楽しむ聞き書き恐怖譚 -------- 1990年代、体験者への取材を元とする聞き書き怪談のムーブメントが起きた。 その火付け役となったふたつの怪談シリーズがある。 西の「新耳袋」、東の「「超」怖い話」。 同じ実話怪談、あるいは怪談実話と称されるジャンルにおいて、両者の色合いは面白いほどに異なり、 それぞれのファンが議論を交わし、敵対するほどであった。 長年ライバル関係にあると目され、けして交わることはないと思われていた両者の歴史が 三十年の時を超え、今動く。 令和六年。 中山市朗(新耳袋)、「超怖い話」参戦――! 実話怪談? 怪談実話? どうでもいい、これは「事件」である。 震えるほど愉怪な事件だ。 -------- ◆「新耳袋」と「「超」怖い話」を読んで育った 怪談ジャンキー諸君へ。 東西の横綱が三十年の時を越え一つの本に納まりました。 純粋に「怖い」を楽んでほしい。 こどもの眼で「不思議」に驚嘆してほしい。 この世にはまだ見えないものが幅をきかせていて、 だからこそ恐ろしくて、でも面白いんだと、うなずいていただけたら。 ◆「新耳」も「超こわ」も知らない多くの方へ。 今から三十年前、それらの本が生まれた怪談ブームがありました。 だからなんだという話です。 でも、もしあなたが怖い話、それも体験者から聞いた生の怪談に興味があるなら、ぜひ。 怪談を愚直に愛する三人が集めた全二十九話の怪。 あなたの日常にぽつんと闇をお迎えいただけましたら幸いです。 --------- ◆『新耳袋』とは 木原浩勝と中山市朗の共著で、一九九〇年に第一巻となる『新・耳・袋 - あなたの隣の怖い話』を発行。その後、版元を変え一九九八年に『現代百物語「新耳袋」第一夜』として復活。以後、完結の第十夜まで続くシリーズは伝説であり、怪談界の金字塔となっている。 ◆『「超」怖い話』とは 一九九一年に初代編著者は安藤薫平のもと、第一巻『「超」怖い話』を発行。以後、二代目・樋口明雄、三代目・平山夢明、四代目・加藤一、五代目・松村進吉と、編著者のバトンを繋ぎ、現在に至るまでシリーズを継続。不死身の怪談として、今年三三年目を迎える。 ◎特別解説 加藤一(「超」怖い話第四代編著者)収録
  • 怪談狩り まだらの坂
    4.2
    1巻770円 (税込)
    警察官が遭遇した奇妙すぎる夜の交通事故を描く「物損事故」、四国の山奥の寒村を訪れた青年2人に襲いかかる怪異が不気味な「靴」、夏の日に突然町に蔓延した異臭の正体に震撼する表題作など。
  • 怪談狩り 葬儀猫
    値引きあり
    4.0
    1巻374円 (税込)
    コロナ禍の町で、異様な格好の男を目撃した主婦の体験が不思議な「面布」。引っ越したばかりの地で、近所で立て続けに起きた不幸と、その共通点に震撼する「大黒柱」など、日常で遭遇する恐怖に加え、八甲田山雪中行軍遭難事件と千日デパート火災事故という2つの歴史的な事件にまつわる怪異の総括を収録。障りを危惧して伏せていた事実など、今だからこそ書けるエピソードも。実話怪談の先駆者が、土地に刻まれた記憶を語り継ぐ。
  • なまなりさん
    3.9
    1巻704円 (税込)
    怪異蒐集家・中山市朗が聞き取った幻の長篇実話が新装版で登場。後日談と、書き下ろし短篇を収録。沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく――。伊東氏の目の前で起こる信じがたい怪異と事実……。体験者本人によって、二日間にわたり語られた生々しい体験記。
  • 怪談狩り 山の足音
    3.8
    1巻726円 (税込)
    実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、2つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。TV番組のため、都内の心霊スポットを訪れた撮影スタッフが遭遇した怪異と後日談に戦慄する「心霊動画」など日常に潜む恐怖に加え、怪異収集家である著者が厳選した山の怪談を収録。遭難した男性が出会った顔の印象のない男、夜の山道で何度も追い抜く同じ女性の後ろ姿――山という“異界”を堪能できる本当に怖い実話怪談集。
  • ミミの怪談 完全版
    4.3
    1巻999円 (税込)
    現代怪異を蒐集した「新耳袋」とホラー漫画の鬼才、3人の巨頭による奇跡の競演作が単行本未収録作品を加えて完全版として登場!! 女子大生ミミとボーイフレンドを襲うさまざまな不可思議かつ戦慄の瞬間! ふたりはこの危機をどう切り抜けるのか!?
  • 怪談狩り 黒いバス
    3.6
    1巻682円 (税込)
    ある日突如現れる、黒いバスのような乗り物は、生者と死者の恨みを乗せて走る――今なお継続する怪異に震えが止まらない「黒いバス」他。本書収録作をまとめて読むことで恐怖が増す、本当に怖い怪談実話集。
  • 怪談狩り あの子はだあれ?
    3.5
    1巻704円 (税込)
    山道に佇む白無垢の花嫁、22階の高層マンションから落ちていく男性、ガソリン・スタンドに現われる子どもの謎、旅館の部屋に敷き詰められた真っ赤な椿――幽霊の出てこない怪異を集めた異色の実話集。
  • 怪異実聞録 なまなりさん
    完結
    4.0
    全1巻605円 (税込)
    新耳袋の中山市朗が放つ長編怪談の傑作「なまなりさん」を耽美ホラーの旗手・千之ナイフがコミカライズ。夜中に一人で読む場合は怪現象にご注意ください。
  • 怪談狩り 黄泉からのメッセージ
    3.7
    1巻660円 (税込)
    死んでも、伝えたいことがある―― 「新耳袋」の著者・中山市朗が蒐集したあの世からのメッセージ あの世からのメッセージは、さまざまな形でこの世に出現し、私たちに語りかけてくる――。親族に不幸があるたびに夢枕に現れる生首、幼い子どもをひき逃げした犯人を探し求める刑事が見つけた金属片、夜道に佇む男の子が手にした新聞紙、「俺は16歳までに死ぬ」が口癖だった同級生の家を代々襲う数奇な運命……。日常に潜む小さな違和や怪異を丁寧にすくいあげる。「新耳袋」の著者が全国から蒐集・厳選した戦慄の怪談実話集。
  • 怪談狩り 市朗百物語
    3.8
    1~3巻704~748円 (税込)
    六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。
  • 聖徳太子の「未来記」とイルミナティ
    4.5
    天才音楽家モーツァルトは秘密結社イルミナティのメンバーだった。彼がオペラ「魔笛」に隠した暗号「日本の王子タミーノ」とは、いったい何を意味するのか。謎を解く鍵は、意外にも古代日本の失われた古文書にあり、すべての秘密は聖徳太子が握っていた。
  • 怪談狩り 禍々しい家
    4.0
    1巻660円 (税込)
    怪奇蒐集家・中山市朗が狩り集めた戦慄の建物怪談。人の気配がない角部屋から聞こえる妙に大きな生活音、引っ越し先で見つけた不気味なビデオテープ、誰もいない子ども部屋で突然鳴りだすおもちゃの音、夜の自転車置き場の地面に這うモノ……。「新耳袋」で話題騒然、今もさまざまな憶測を呼ぶ「山の牧場」の、今だから書ける、ここでしか読めない後日譚6話も収録。どの町にもある普通の建物が、異様なものを孕む空間かもしれない。文庫オリジナル。
  • 聖徳太子対談 飛鳥昭雄×中山市朗
    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    聖徳太子が記したという幻の予言書「未来記」は実在した。彼はユダヤ系の預言者であり、古代物部氏の血を引いていた。バックにユダヤ人原始キリスト教徒「秦氏」を従えた聖徳太子が組織した秘密結社「八咫烏」の壮大なる国仕掛けが今、ついに明らかになる。
  • 怪談百物語 新耳袋 第一夜 幽霊屋敷と呼ばれる家
    2.7
    1~5巻646~814円 (税込)
    N県にあるその家は、建て替えても建て替えても幽霊屋敷と化してしまう家だった…。原作では語られなかった“この地で起きた最初の怪異”がコミック版で初めて明らかに! ベストセラー現代怪談集『新耳袋』のコミックシリーズ、ここに堂々のスタート。表題作のほか「約束」「アヒル」「見捨てられた」など、全9編を収録。 【コミック版監修:木原浩勝】
  • 怪談実話コロシアム 群雄割拠の上方篇
    -
    1巻471円 (税込)
    花房観音、入江敦彦、森山東、宇津呂鹿太郎、伊計翼、中山市朗。関西=上方を中心に活躍している6名の怪談作家がしのぎを削る、文芸バトルロワイヤルが開幕。関西を舞台に、ナンバーワンをかけた頂上決戦。
  • 【合本版】新耳袋 第六夜~十夜 現代百物語
    -
    1巻2,530円 (税込)
    人に語られ、人に伝わってこそ怪談に命が宿る――。この世の不思議と底知れぬ怖さを垣間見る、怪談本の決定版、第六夜から第十夜までを1冊にまとめた合本版第二弾!
  • 【合本版】新耳袋 第一夜~五夜 現代百物語
    -
    1巻2,530円 (税込)
    百話を完結させると怪しいことが起こると語り継がれる「百物語」。自ら蒐集した怪異現象の数々によって「百物語」のスタイルを現代によみがえらせ、一大怪談ブームの火付け役となった稀代の怪談実話集、第一夜から第五夜までを1冊に!
  • 新耳袋 第一夜 現代百物語
    4.2
    1~10巻616~638円 (税込)
    百話を完結させると怪しいことが起こると語り継がれる「百物語」。自ら蒐集した怪異現象の数々によって「百物語」のスタイルを現代によみがえらせ、一大怪談ブームの火付け役となった稀代の怪談実話集!
  • 怪談学校 本当にあったコワイ話 「新耳袋」より
    5.0
    1~3巻682円 (税込)
    これは、じっさいにあったお話です……。家を守ってくれる白い蛇「白蛇の夢」、人が消える!?「かくれんぼ」、草ぼうぼうのだれも住まなくなった家で何かが起こる「幽霊屋敷と呼ばれる家」。本当にあったからこわい【小学中級から ★★】
  • 怪談学校 本当にあったコワイ話 「新耳袋」より

    Posted by ブクログ

    どれも実際にあった怖い話。どの話も読みやすく、それでいてしっかり恐怖や不思議を届けてくれる、極上の怪談集だった。

    0
    2025年03月04日
  • 怪談狩り まだらの坂

    Posted by ブクログ

    実話怪談シリーズの最新作。
    日常に潜む些細な怪異であり、仰々しく飾り立てられた怪談話ではないのが却って生々しい。
    ノブヒロさんの怨念はまだ続いているようで、執念深い。

    0
    2024年11月11日
  • ミミの怪談 完全版

    Posted by ブクログ

    新耳袋とのコラボ。ミミという名の少女が様々な怪異に遭遇します。見開きホラー描写は恐怖もありますが1つのアート作品ともいえる美麗なタッチです。
    巻末に収録された「お化け人形」はある不穏な声をめぐる怪奇譚。これは傑作です。

    0
    2024年09月08日
  • 怪談狩り まだらの坂

    Posted by ブクログ

    中山市朗先生の怪談狩り、いつも楽しみにしていて今回も不思議なはなしがいっぱいであっという間に読み終わってしまった!!
    特に好きだったのは『女であって人ではない』です。電子レンジみたいな横に大きく四角い顔をしたモノ。絶対カミサマみたいな山のナニカだと思うけど不思議すぎる。もしかしたらキツネとかタヌキなのかもしれないけどそれなら見た目をもっと人に近づける気もするし。あと『ピアノの修理』も気になるはなし。岡山県のどこのはなしなのか、土地の特徴ってなんなのか。他には『静寂』『まだらの坂』『出口を求めて……』『靴』これは怖いはなしだった。取り憑かれるはなし?『除霊』『恩賜のタバコ』『作業場』『工事現場』

    0
    2024年07月26日
  • 怪談狩り 禍々しい家

    Posted by ブクログ

    中山市朗先生の文体が相変わらず好きだ。
    怖さの中の優しさみたいな文体だと思う。
    実話怪談、怪談実話でも文体って大切やと常々感じる。
    押し付けがましく文体は苦手だし、どんなものでも。
    怖かったし面白く感じたものを。
    『一家四人』『深夜の訪問者』『ビデオテープ』『奇妙な手紙』『宴会の声』『真っ暗にするとダメ』『訪問者』『置屋』
    怖かったのは『深夜の訪問者』これは絶対にないとは言い切れない。でもこのマンションのこの部屋だけがやばいのかもしれない。『奇妙な手紙』お祓いをしてくれた人が穢をうけてそれを恨んでいるようなまったくこの世の理からずれた感じが怖すぎる。『真っ暗にするとダメ』な部屋はめちゃくちゃ怖

    0
    2024年04月17日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!