Posted by ブクログ 2019年11月23日
そもそも、百物語とは、なんぞや。古えの教えには、「物語百せし折には怪至る」とある。
TV版『地獄先生ぬ~べ~』第44話「子どもは見ちゃダメ!!禁断の怪談・百物語! 」にもあるように、一夜のうちに百物語を語ることは、魔界への門を開くことを意味する。
著者である木原浩勝氏は、その辺りをよくわきまえている...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月30日
ホラー小説短編集。地味に怖い話の詰め合わせ。
短編ホラー小説なので非常に読みやすい。
文章もわかりやすい表現を用いているので、堅い小説よりもイメージがわくのではないでしょうか。
何より一話が短い。さらっと読めるのでちょっとした時間に最適。
短くてもしっかり怖い。小説嫌いても読めます...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月27日
怖かったです・・・。
やはり、夜に独りで読むものではありません。
実際の“体験談”を集めたものなので、中には“オチ”の無い話があったりするのですが、そういうところが逆にリアルで生々しかったりします。
作り話では味わえません・・・。
ボク的には“くだん”が気になる・・・。
(ノΘ.....続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月11日
客観という恐怖
この本に集められた怪談はやたらと恐怖を煽る有象無象の怪談とは一線を画している。語り手の主観を排し淡々と事実だけを記録している怪談は、おどろおどろしい脚色が及びもつかない不気味さを醸し出している。
そんな客観的な恐怖を体現している、普通の怪談と比べるとかなり異色な話がこの新耳袋第一巻...続きを読む
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