木原浩勝の作品一覧
「木原浩勝」の「【合本版】新耳袋 第六夜~十夜 現代百物語」「新耳袋」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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『怖い日曜日』『怪談新耳袋』など映画化、テレビ放送化されている。
久しぶりに読み返しました
だいぶ以前に既読でしたが、最近YouTubeでこの中に載っている迎賓館のお話の体験者の方の裏話を観て、懐かしくなって読み返しました。やっぱり新耳袋の雰囲気は怖くて最高に面白いです。このシリーズがきっかけで怪談にハマりました。今や実話怪談ブームで色んな怖い怪談がありますが、やっぱり原点はこれですね。
Posted by ブクログ
旧家の息子である友人の実家の話になったとき、彼はポツリと「怖い客間があるんだ……」と漏らした。詳細を聞くと、その客間は病の間と呼ばれ、泊まったものが皆心を病んで、自殺してしまうのだという。
前の巻はやや物足りないと思ったが、この巻はどの話も面白い。「スニーカー」「カタシロ」「後を頼む」など不思議な話も多くあったがそれ以上に怖い話がてんこ盛りで大満足!特に怖かったのは「取材」「呪詛」「病の間」。 「取材」はある事故が原因で夫を亡くした妻に、泊まると心を病んで自殺してしまうので、カメラを仕掛けて客間の撮影を行い何が起こっているかを見ようとビデオを仕掛けた。そのビデオに映っていた、ものが今
Posted by ブクログ
人は生きていると、良し悪しに関わらず何かしらの因縁に見舞われることがある。脱却できるならばいいが、死ぬまで付きまとうほど根深いものもある。そんな呪いようなそれに、私達はどう対峙したらよいのだろうか。
読んでいていろいろな意味で震えた作品。非常に良質な話ばかりだった。呪いめいた因縁に理不尽にも付きまとわれる語り手やその家族たち。どの因縁もねっとりとまとわりつく嫌な感じが読んでいるだけで伝わってきて、ぶるりとした。非常に恐ろしい。特に怖かったのが「遺書」「末路」「ふたり」。「遺書」は浮気したと思われる男女の内、女性が先に死に(死因は不明)その後、男が後を追うように女がかつて住んでいたアパー