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怪異蒐集家・中山市朗が聞き取った幻の長篇実話が新装版で登場。後日談と、書き下ろし短篇を収録。沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく――。伊東氏の目の前で起こる信じがたい怪異と事実……。体験者本人によって、二日間にわたり語られた生々しい体験記。
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Posted by ブクログ
読み終わった後、背筋がぞぞぞとして、しばらくやまなかったです…。 本作の作者さんが原作の映像作品「怪談新耳袋」は大好きで、あらかた見尽くしたと思うのですが本を読んだのは初めてでした。 ごくフラットに体験者の話が書いてあって、それが逆に怖い。 でも、今日夜お風呂はいれないような怖さじゃなくって、ふい...続きを読むに思い出してはゾッとするような感じ。 きっとこの先の人生で度々思い出してしまうんだろうな。 お化けや幽霊が存在するか否か、そんなことはおいといて、ただこんなとてつもない怨念や因縁が実際にあったと言うことが、兎にも角にも恐ろしい。 なるべく穏便に生きていきたいと切に思う。 背筋をゾクゾクさせたい方には超オススメの一冊です。
怖い!怖すぎる、、、実話怪談ってことは実際起こった出来事なわけで…人間も恐ろしいし怨念も凄まじい、、、
友人に、めっちゃ怖いホラー小説無い?と聞いたら、この作品をオススメされました。 怖い.....とにかく最後まで怖いし、何かストーリーに出てくる登場人物達に、私が代わりにごめんなさいした位でしたwww 個人的には、あまりグロい感じは無く、ただ背筋が寒くなる作品です。 グロく・スプラッター系のホラー好き...続きを読むの人だと物足りないかな?
呪いの闇鍋
呪いの闇鍋みたいな感じで恐ろしいことが起こりました。金持ち姉妹やその親は自業自得の一言です。犬が好きなので、蠱のため犬が殺したのは厭な気分になりました。
#切ない #怖い #ダーク
★3.5 それは「呪い」と呼ぶには、生々しすぎた。 感情の残滓。粘つく執着。何かの、なれの果て。 怪異蒐集家・中山市朗による、実話怪談。双子の姉妹が織りなす、凄まじいまでの執着と嫉妬。そしてそれがもたらす怨念の連鎖。 「なまなり」とは、恨みが骨の髄まで染み、鬼と化す寸前を指す。怨みが言葉を持たず...続きを読む、しかし確かに形になろうとする、その発火点。 本書は怪異譚という枠を超えて、人間の怨念の深淵と、その不気味なリアリティを映し出す。読後の静寂は、決して安堵ではない。むしろ、底知れぬ闇が確かにそこにあることを、実感する時間なのだ。 人を呪わば穴二つ。 呪いは姿を変え、名を捨て、ただ影として這い寄り、気づけば隣にいる。それだけだ。逃げ場など、最初からどこにもない。 いじめ、嫉妬、そして怨念の渦は、私たちの日常の隣でも起こり、迫ってくる。 怨念は姿なきまま、誰かの祈りの隙間に入り込み、誰かの言葉にならない嘆きに絡みつき、やがて静かに、確実に、日常の隙間から侵食していく。ただただじわじわと、言葉になる前の感情に寄生するようにして、皮膚の裏側を侵していく。 人の悪意がどれだけ歪で、長く尾を引くのか。因果応報という言葉ではもう足りない。 中山市朗は語っていた。「呪いから逃げるのは難しい。呪いを受けないように生きるのだ」と。 最近、動画サイトでよく怪談話を聞く。うまい怪談師は時代背景や物理現象、心理的要因などを巧みに操り、実際にあった話なのだと、ひたひたと迫ってくる。 だが、中山市朗の語りは、それだけでは済まない「何か」がある。 まるで語ることそれ自体が、なにかを引き寄せる呪術であるかのように。 夕暮れでもないのに、影がやけに長い。 すりガラスの向こうの人影は、誰のものだろうか。
著者自身がYouTubeで話していたのを半分ほど聞いていましたが、後半は予想を上回る恐ろしい展開にゾッとした。脚色無しの実話ということを踏まえると、語り手が述べているように読者も「呪い」の類を信じる信じないの二元論ではなく、事実として受け入れざるを得ないとなってくる。最も解釈は自由ではある。読み終え...続きを読むて、頭に過ぎったことは被害者?家族に起こった長きにわたる不幸は、呪をかけた一人がもたらしたものなのか、その家系にまつわる過去の怨念的なものなのか、誰も明確な説明をしないので分からなかった。事実はミステリー小説のようにすっきりとは終わらない、このようなものだろうと考えれば余計にこの本で語られたことが恐ろしく思えてきた。
軽く読めて楽しめる1冊。 家の前にきて「ここは良くない」とか言うだけ言って帰ったおっさんほんと好き
自分の死をもって凄まじい呪いをかけるその執念。姉妹は自業自得かと思いきやそんな単純な話ではなく、一族の歴史にまで遡る。祓う方も下手すれば命が危ないし、かなり危険な案件だった。これ、映画で観てみたい。
どっちが悪いのか一目瞭然だけど、祓うひとには差別はないのかなとはちょっと思った。 呪いは自分に返ってくるのは本当なんだろう。 京都の貴船神社には実は行ったことがないのでそのうち行ってみたいと思います。
文体は非常に読みやすくてスラスラと次に進んでいくが……実話という話がまたなんとも手を止めさせに来る。 人の執着心、怨嗟そんなじとりとした嫌ななにかを背筋に味わいたい人にはオススメの一冊。
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なまなりさん
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中山市朗
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