怪談狩り 禍々しい家

怪談狩り 禍々しい家

660円 (税込)

3pt

4.0

怪奇蒐集家・中山市朗が狩り集めた戦慄の建物怪談。人の気配がない角部屋から聞こえる妙に大きな生活音、引っ越し先で見つけた不気味なビデオテープ、誰もいない子ども部屋で突然鳴りだすおもちゃの音、夜の自転車置き場の地面に這うモノ……。「新耳袋」で話題騒然、今もさまざまな憶測を呼ぶ「山の牧場」の、今だから書ける、ここでしか読めない後日譚6話も収録。どの町にもある普通の建物が、異様なものを孕む空間かもしれない。文庫オリジナル。

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怪談狩り 禍々しい家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    中山市朗先生の文体が相変わらず好きだ。
    怖さの中の優しさみたいな文体だと思う。
    実話怪談、怪談実話でも文体って大切やと常々感じる。
    押し付けがましく文体は苦手だし、どんなものでも。
    怖かったし面白く感じたものを。
    『一家四人』『深夜の訪問者』『ビデオテープ』『奇妙な手紙』『宴会の声』『真っ暗にすると...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月26日

    短編集で読みやすく、でも怖かった!静かな部屋で1人で呼んでいると何度も後ろを振り向いてしまうほどに。
    最近読んだ短編集で1番怖かった!

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    建物で起こった怪異を収集した『禍々しい家』。
    「角部屋からの訪問者」「メリーさんの館」「置屋」と恐怖に震えた話。ただ、正直な話、収録されている全ての怪談に震えが止まらない。ここまで、怖さが押し寄せてくる一冊というのもなかなかない。
    やはり、家という舞台がそうさせるのでしょうね。一軒家、アパート、マン...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月22日

     安定的な怖さを醸し出している。
     怪談というのはただ、怖いだけで良いとは思えない、怖い要素の中にもう一つ何かが見つけられると読んでいるほうもすごくすっきりとしてしまうのが不思議だ。

     それができるのが著者の強みだろう。

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月05日

    新耳袋の愛読者としては、山の牧場の後日譚があることだけでも最高ですね。
    他にも後日譚がありそうなものも多いし、今後も期待

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年01月25日

    百物語式から代わり短編物に、話は減った分一話一話が怖い、一番怖かった

    「口元」
    義母に暴力を振るう息子、家から逃げたい義母、仏壇に現れるおばあさん。過去に何かがあって義母が呪われて息子も影響を受けて暴力を振るうようになったのか…と勘ぐりたくなる

    「深夜の訪問者」
    「全体がグリーンがかった外の様子...続きを読む

    0

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