怪談狩り まだらの坂

怪談狩り まだらの坂

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

4.2

警察官が遭遇した奇妙すぎる夜の交通事故を描く「物損事故」、四国の山奥の寒村を訪れた青年2人に襲いかかる怪異が不気味な「靴」、夏の日に突然町に蔓延した異臭の正体に震撼する表題作など。

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怪談狩り まだらの坂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実話怪談シリーズの最新作。
    日常に潜む些細な怪異であり、仰々しく飾り立てられた怪談話ではないのが却って生々しい。
    ノブヒロさんの怨念はまだ続いているようで、執念深い。

    0
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    中山市朗先生の怪談狩り、いつも楽しみにしていて今回も不思議なはなしがいっぱいであっという間に読み終わってしまった!!
    特に好きだったのは『女であって人ではない』です。電子レンジみたいな横に大きく四角い顔をしたモノ。絶対カミサマみたいな山のナニカだと思うけど不思議すぎる。もしかしたらキツネとかタヌキなのかもしれないけどそれなら見た目をもっと人に近づける気もするし。あと『ピアノの修理』も気になるはなし。岡山県のどこのはなしなのか、土地の特徴ってなんなのか。他には『静寂』『まだらの坂』『出口を求めて……』『靴』これは怖いはなしだった。取り憑かれるはなし?『除霊』『恩賜のタバコ』『作業場』『工事現場』『瓜二つ』ドッペルゲンガーのはなし。これも好み。『サンタ』『光の柱』『上野公園』語り手の人にしか見えてなかったモノのはなし。『サイパンの砂』『知らない部屋』『天狗様』『自転車屋』『山の霧』これも靴と似てる。『目』これも怖かった〜。百目鬼って妖怪と関係あるのかどうか。『スズキユウイチ』『プレハブの事務所』土地の記憶のはなしだと思った。残像というか。残穢ほど、けがれはない。『隣』『納期』が面白くて好みでした。

    0
    2024年07月26日

    購入済み

    靴

    大学院生で夏休みに四国の実家に帰った時の話。そこで友達と一緒に山にドライブ。途中で謎の集落を見つけ不気味な光景を見てしまい急いで帰ることに。そこから怪異に遭います。怖くて面白かった。

    #切ない #怖い #ダーク

    1
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    大掛かりな呪いでも仕掛けているんじゃないか、もしくは土地の祟りに触れたのかと思わせる「まだらの坂」。まず「まだら」のビジュアルがしんどい、恐怖の前に異様さしかない。それが治った後に恐怖に変わるので、すごく嫌。
    「靴」「工事現場」「女であって人ではない」「ピアノの修理」「家を買った」と土地に関わっているであろう怪異怪談が多かったなという印象です。
    「山の霧」「目」もそうか。山という場所そのものが、身近にありながら異界に通じている場所をいうことを、気づかせてくれる怪談。

    「野球のボール」これ怪談ではあるけども、実は事件につながっているのではないだろうか。そう考えると闇の深さが恐ろしくなる。復讐の話になるのでね。

    「ノブヒロさん・後日談」執念の深さと怖さ。恐怖を覚えながらも、どこかで覚悟をしているエツコさんの諦観というような語り口が、さらに怖さを覚えさせます。
    当事者にしかわからないことがあるのだ。他人がどうこういうことでない、ということなんでしょうが、それを誰の意思でそうなっているのか、そういう深読みをしてしまうと、彼の執念の怖さに震えが止まらない。

    「まだらの坂」通じて、これが‘一番恐怖だった、圧倒的なのはこれ、というのはないのだけど、平均的に80点以上の怖さを叩き出してくる1冊でした。

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    略

    <内容>
    いつもの通り、夏の定番。怪談を読まないと夏が終わらないよね。それも中山さんと三木住職…。

    0
    2024年08月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実にビジュアルが良い…そんな怪談が多め。
    いや、怖いのは怖いんですが。
    それでも風景、光景として抜群な話が多くてよかった。
    「名状しがたい」異形を想像させる生臭い怪異の表題作。
    祠のある池に浮かんだ無数の靴(『靴』)、
    鎮守の杜の奥に立つ光の柱とそれを登る人々、提灯(『光の柱』)、
    半透明の犬の列が横切り、謎の人々が徘徊する家(『家を買った』)、
    竹藪からあらわれる異形の女らしきモノ(『女であって人ではない』)、
    想像すると恐ろしく、時に美しい。
    話によっては日本の風情をたっぷり感じられる怪異もあってとても楽しめた。

    0
    2024年09月01日

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