怪談狩り 山の足音

怪談狩り 山の足音

726円 (税込)

3pt

3.8

実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、2つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。TV番組のため、都内の心霊スポットを訪れた撮影スタッフが遭遇した怪異と後日談に戦慄する「心霊動画」など日常に潜む恐怖に加え、怪異収集家である著者が厳選した山の怪談を収録。遭難した男性が出会った顔の印象のない男、夜の山道で何度も追い抜く同じ女性の後ろ姿――山という“異界”を堪能できる本当に怖い実話怪談集。

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怪談狩り 山の足音 のユーザーレビュー

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    購入済み

    山には何かが

    2022年09月09日

    登山家は言う。
    「山の天気は変わりやすい」
    「山を舐めてはいけない」
    登山は子供の頃、遠足で行ったくらいなので、実感として分からない。
    ただし、山神の怒りと解釈すれば合点がいく。山で命を落とした人も多くいることを思えば、安易に考えてはいけないのである。

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    Posted by ブクログ 2023年01月15日

    怖かったけど不思議な事があるな〜。と思って読んでいるけど、実際本当に起こったらと考えたらゾワゾワ怖い!

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    Posted by ブクログ 2022年12月21日

    ほっこり怪談かと思いきや、最後にひっくり返してゆく「おじいちゃん」。因縁なのか怨讐なのか、解釈次第でどうとも取れる「カルテの虫干し」。人の弱みにつけ込む悪意の塊「彼女の声」。ホンモノじゃねぇかの叫びにいろんな闇を感じる「心霊番組」。これを社畜というのは心苦しいけど、そこまで囚われてしまうのがしんどい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    今回は末尾を中心に「山の怪談」が多い一冊。
    吉野・高野山という霊山もあるが、里山(田舎)もあるので、どちらかというと人間の生活圏に近い。

    このうち、吉野を著者が探索したエピソードがあるが、そのなかで『山怪』の田中康弘氏との出会いから「山の神」の存在を考えるようになったと書いている。
    この本と同年の...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月17日

    いわゆる実話怪談の体を為すオムニバスで、1篇が数ページ単位と短いので読み易く、また過度な演出はほとんど見られないので、リアルさも充分に伝わってくる。
    と言いながら、「助けてくれた男」の中に、山で滑落し両脚骨折という重傷を負いながら、怪異に導かれるまま苦痛に耐えて下りていく登場人物が出てくるが、さすが...続きを読む

    0

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