作品一覧

  • 両京十五日1 凶兆

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    本の雑誌2024年上半期のミステリ・1位に選ばれていた本。
    中国の歴史ものは全く読んだことがなく、出てくる役職や、地名、建造物名などがわからないので、描写の詳細を深追いせず読みすすめました。
    詳細はわからなくでも、めっちゃくちゃ面白いです。もちろん詳細がわかったほうがもっとワクワクするんだろうなと思います。せめて中国史や漢文の授業をちゃんと聞いとけばよかった、と今更後悔しています。

    誰が味方で誰が敵かわからない中、朱瞻基(しゅうせんき 太子)ら4人が身分を隠して南京を脱出し、次々にピンチを搔い潜りながら、次の帝位を守るため北京へ向かいます。

    キャラクターが良すぎる。全員大好き。特に蘇荊渓(

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    2024年12月10日
  • 両京十五日1 凶兆

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    今年マイブームの中国小説。明の太子南京で爆破暗殺されかけ身分を隠しながら命崖で北京の都を目指すスペクタクルミステリーアクション奮闘記って感じかな。感じが多く人物も多いためもちろんスラスラは読めないけれど、続きが気になり何日も追いかけてしまう。さぁ太子は仲間4人と都に帰還できるのか。

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    2024年09月21日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    ネタバレ

    ・あらすじ

    梁興甫によって連れ去られた呉定縁を救出するべく朱瞻基と蘇荊渓は斉南城、于謙は朱瞻基の叔父である張泉に援軍を求めるため臨清へと向かう。
    白蓮教徒に捕えられた呉定縁は仏母から衝撃的な事実をしらされる。

    朱瞻基、呉定縁、蘇荊渓の三人に絡まる因果の糸と十五日の旅の結末。

    ・感想
    幾度も危機を乗り越えてきた三人の結末がこれなのか…。
    こういうのめっちゃ好き。読み終わった後とても切なくてやりきれない思いになった。
    三人ともひとりひとり「人間」同士なら或いは違う結末もあったかもだけど、でも朱瞻基は「皇帝」になってしまったからもう三人の道は永遠に交われなくなってしまった。

    それぞれの信念、

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    2024年09月11日
  • 両京十五日1 凶兆

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    1425年の明時代の中国が舞台。
    明の皇太子である朱瞻基は遷都を成功させるために長江を南下し南京を目指していた。
    いざ南京へ到着後に太子の乗船した宝船が爆破される。
    金陵で捕吏をしている呉定縁は宝船爆破後、船から怪しい人物を救い出す。
    そして太子暗殺の陰謀に巻き込まれていく。

    ・感想
    面白いー!!兎に角キャラクターが魅力的すぎる。
    展開も次から次に苦難が押し寄せ、それを4人が力を合わせて乗り越えるまさに冒険小説!!

    特に呉定縁が好き。
    ああいう昼行灯の放蕩息子とみせかけて実力者ってのはさ…単純にかっこいいわw
    しかもトラウマ持ちとか属性もり過ぎてない?大丈夫??
    あとやっぱり呉

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    2024年09月07日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    ネタバレ

    なんとか読み終わった。
    うけん視点パートが少なめになったせいか、引用も少なくなった感触。
    北京について、ハイ終わり、じゃなくて、その後の謎の解き明かしもあって面白かった。画面映えしそうな描写がいっぱい。
    漢王の次男と五男とか。
    香炉の破片とか火事とか。

    内容と関係ないけど、中国語読みの名前で良いんじゃないかな?と思った。三國志などで、日本語読みに慣れちゃってるけど、中華BLだと中国語読みになってるし。三体では両方明記されてたし。中国語読みは慣れないけど、日本語読みしたって、日本でしか通じないから、やっぱ名前の読みは原語のままが良いなと感じた。

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    2024年07月03日

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