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「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴(ざくろ)」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、「夜警」「関守」の全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。
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「満願」
2018年8月14日~ NHK総合 出演:西島秀俊、安田顕、高良健吾
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
最初の章で一気に引き込まれてそのままどんどんのめり込んでた…。 どれも不安を掻き立てられるような展開なのに、話の先が気になって読む手が止まらなかった… 1章あたり50~100ページくらいでそんなに長くないのに、簡潔にまとまっててかつ完成度が高いっていうのも、どんどん読み進められた要因かも。 個...続きを読む人的には「柘榴」が1番ゾワっとした。 最後の解説も、読んで自分が感じた感情がそのまま言語化されてて、自分はこう感じてたんだなって解釈できてよかった
読みはじめて思う…。 この作品読んだことあるかも…(笑) でもきっと読んだ当時、文章が横滑りして、頭に入らなかったに違いない(;´∀`) みなさんの本棚でよくみかける作品だったので、気になってもいたのですが、みなさんに愛されるの、納得ですっ!! 米澤穂信さんの作品は、『刑事の生き様』で最近ふれさ...続きを読むせてもらって、ツボだったんですが、この作品…凄い…。 短編で構成されているのですが、すべて面白い 背中がゾクッとなりますが…。 夜中に読むこともおすすめしません… タイトルになっている満願の意味… 願いが叶うこと 期間を満了すること 読み終わったあとで、心から思います… 素晴らしいタイトル✨
短編。面白かった。「夜警」新人警察官、自分のミスを誤魔化そうと、とんでもないことに❣️「ちょっと待って、この人、それでよく、警察官になれたね」と、ツッコミ入れたくなったけど、それじゃ、お話、始まらない。「万灯」ビジネスマンの発展途上国での、とんでもない話。日常から、少しずつ、大きな過ちに。短編6つ面...続きを読む白かったけど、特にこの2つ、ハラハラして、私は面白く感じた。
1話1話があまりに見事なミステリー短編集 殉職した警察官の隠そうとした真実を解明する「夜警」と、バングラデシュでビジネスのため人を殺した男に与えられた裁きを描く「万灯」が特に秀逸。 久しぶりに星5レベルの一冊。オススメしたい。
匿名
米澤穂信さんの作品が好きで色々読んできましたが、これもまた米澤穂信らしさがでている作品でとても良かったです。
良質なミステリーの連続
友人のススメで拝読しました。 表題作「満願」だけでなく、全ての短編に共通した人間の心理描写に惹き込まれました。謎が解けていくに従い、登場人物の息遣いすら聞こえて来るほどのリアリティが迫る良作。あっという間に読み終えてしまう、貴重な体験でした。
#ドキドキハラハラ #怖い #共感する
どれもざらつく読後感でオチに一癖あって良かったです。 個人的には万灯が一番面白かったです。最初は取っ付き難い内容だなと苦手に思っていましたが、読み進めてみるとオチがどれよりも好きでした。 逆に評価の高い柘榴と関守は途中でオチが読めてしまって個人的には響かなかったかな…。 この本が好...続きを読むきなら同作者の「儚い羊たちの祝宴」にも好きな話が見つかるんじゃないでしょうか。
人間の捩れた一面が静かに淡々と明かされて終わる後味は微妙な短編が続きます。 明かされる過程に論理パズルの要素があるものもあるが、そうでないものもあって、これがミステリとして非常に評価されたことに、改めてミステリとは何なのかと思わされました。 「満願」、特に「夜警」が好み。この二編も後味は微妙ですが...続きを読む、論理ががっちりハマっていく爽快さと混じってなんとも言えない読後感がありました。 連作短編集ではなく、一つ軸となるテーマにそれぞれ違うカテゴリーの材料を肉付けした短編の集まりという完成度の高さがすごかった。
ミステリー短編集ながらもどの話も満足感があった。ゾッとしてなんとも言えない後味が残るけど面白かったー。米澤さんは小市民とか図書委員シリーズの青春ミステリ系しか読んだことなかったので他の作品もどんどん読みたいと思った。
6つの話が入ったミステリー短編集。1つ1つの話は短いのに非常に読み応えがあった。 何か悪いことが起こりそうだけど、先の展開が全く読めない。人の悪意に気付いた瞬間はホラー作品よりよっぽどゾッとする。 6つの話の共通点は「他人には理解できない信念」ではないかと思う。1番大事ものを守るためには罪すら犯...続きを読むすが、その大事なものは他人には到底理解できない。 特に好きだったのは以下の2話。 殉職した警察官の行動を振り返る「夜警」 親権をめぐって娘達が画策する「柘榴」 この2作の登場人物が1番共感できないから恐ろしく感じ好きだった。 「万灯」は6話の中で1番長く書かれているので、その分主人公に感情移入しやすかった。最後に因果報応になるのも良かった。
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満願(新潮文庫)
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米澤穂信
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