王とサーカス

王とサーカス

小説・文芸
946円 (税込)

4pt

2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか? あるいは――」疑問と苦悩の果てに太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは? 『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生を左右する大事件に遭遇する。/解説=末國善己

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王とサーカス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    風景の描写が秀逸でカトマンズの温度や質感、臭いまでも感じ読み始めから引き込まれました。
    ページを捲る手が止まりませんでした。

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    主人公を通して、情勢が大きく変わるカトマンズの情景や生活を垣間見られるところが、まずよい。主人公の思慮深く落ち着いた性格もよい。伏線が多く、話の展開は先に読めるが、筆力で引き込まれて物語を楽しめた

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    記憶をなくしてもう一度読みたいくらい、個人的に好みの作品でした。
    ただのミステリーではなく、日本かは遠く離れた国で起きた事件を通して、報道のあり方を問いかける物語。情報を伝える仕事に携わる人間として、ジャーナリストである主人公の葛藤に共感するとともに、「伝える」とはどういうことなのか、その責任や意義

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読み返した。初読の衝撃が蘇ることはなかったけれど、楽しめるし緊張感がある。
    5はちょっとおまけだけど、4だと他の本に埋もれるから。

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    これはとても好みでした。前半はちょっと旅行記みたいで退屈かなぁと思ってたら中盤からちょっとハードボイルド味がでてきて面白い!
    王族の殺人は現地では大事件ではあるけど、あくまで主人公は直接目撃したわけじゃない。周りで起きたのはある意味地味な日陰の事件。でもじわじわ身に迫ってきているという不穏な感じ。

    0
    2026年06月01日

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストや報道の在り方を、そしてそれを受け取る側の本心を、こんなにも深く考えさせられる。
    中途半端な手の差し伸べ方は、何もしないよりも残酷なのかもしれない。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    途中までは記者の主人公とネパールを取材しているように淡々と進む。しかし中盤から一気読み。謎解き、種明かし、終盤の畳み掛けがとても面白かった。自分が見る一面は、他の人にとっては違った一面なのかもしれない…そんな当たり前の事を気付かせてくれた作品。読み終わるとタイトルも意味にもどきりとする。ミステリとし

    0
    2026年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネパール王族殺害事件の発生時に、たまたまカトマンズに滞在していた日本人記者が、事件の取材を通じてある謎を解いていく物語です。
    読み進めていくと、衝撃的な真実が明らかになります。

    異国の戦争について報道されるのは、ミサイルや銃撃戦で破壊された地域や死傷者の人数です。

    戦争によって無関係な市民や子ど

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    高評価のミステリ小説だったけど、評価に違わぬ凄いミステリでした。

    前作に引き続き、国際情勢に絡めたミステリ。
    主人公が抱える根本的なテーマも前作由来。

    ただ降ってきた謎を解くのではなく、『自分が解くべき謎は何か?』『何故謎を解くのか』から始まるミステリはかなり新鮮でしたし、複数回挟まる緊張感のあ

    0
    2026年02月26日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。政治的な緊張が伝わってきてアクションありちょっとした謎解きありで最初から最後までダレることなく読み切れた。書くことって難しい。

    0
    2026年02月18日

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