【感想・ネタバレ】王とサーカスのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月27日

かなり面白かった…!
読みながら犯人や動機はわかった気でいたけど、もっと奥深く、人の心の奥底を突いているような、かなり読み応えのあるお話でした。伏線がすごい。
題名にもなっているサーカス、サーカスがここまで考えさせられるものになるとは思ってもなかった。

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Posted by ブクログ 2024年03月08日

「王とサーカス」(米澤穂信)を読んだ。

なるほど、これが世に言う『米澤穂信ツイスト』なのか!(って嘘です。今わたしが勝手に名付けました)

いやー面白かったな。

先に太刀洗万智を知っといて良かったと思う。

印象的な文章を引く。

『自分に降りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽だ。...続きを読む意表を衝くようなものであれば、なお申し分ない。』(本文より)

今の世の荒んだ人心への警鐘でもあろう。

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Posted by ブクログ 2024年02月24日

主人公のタチアライさんが冷めた感じで最初はどうも感情移入できなかった。でも事件をきっかけに記者としての在り方、ジャーナリズムとは何かを考え行動していくタチアライさに好感を持てた。伝える側メディアの倫理観はもちろんだが、受け取る側の私も深く考えさせられる物語だった。
ネパールの雰囲気も、そこで暮らす人...続きを読む々の様子も丁寧に描かれている中に事件の伏線も紛れ込ませていて、すごい本を読んだなと、しばらく感慨に浸っていた。

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Posted by ブクログ 2024年02月23日

最後の方、とても引きこまれた。
物語すべてで主題を語られた気持ち。
考えさせられるとかいう言葉さえ軽く感じられる。当事者にしか語るべきところではないところはある。サーカスに踊らされないように。自分を保ち続けること。

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Posted by ブクログ 2024年02月16日

最高の一冊でした!
ネパールの事は何も知識がなく、主人公の言うところの「ネパールが王制だった事も知らない人」
にあたる私が読んでも、当時の状況がとても理解しやすい。それが細かな説明ではなく登場人物の会話などで想像出来るところが非常に良かった。

ガチガチのミステリーとは少しジャンルが異なり、メッセー...続きを読むジ性のとても強い作品となっている。
考えさせられる部分が多く、ハッピーエンドとはいえない結末と思えるが、いつまでも作品の余韻に浸っていたいと感じる不思議。

万人に勧めたい一冊。

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購入済み

面白い!

2024年02月15日

ミステリーだけでなく、報道をする意味も考えさせられたと思う。確かに、当事者にとっては悲しい事でも他の人にとっては娯楽だな

#ドキドキハラハラ #深い #タメになる

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月18日

一人の人間が、信念をみつけるお話。

異国の土地へ単身おもむき、国籍の違う、価値観が違う様々な年齢の人達と対峙したことで、自分の軸に気づく。

見た目で人を決めつけるな。
職業、国籍、年齢で人は人を判断しようとする。
しかし、目に見えるものが全てでは無い。

自分が許せないものはなにか。
自分の軸と...続きを読むは、なにか。
軸に気づけた時、それが信念となる。

個人的に、主人公よりも犯人との接点が多く、
自己を客観的に分析ができた。

自分に憎しみを向けてくる相手に対し、自分は主人公のように、はたして考えられるのか。
米澤先生は人の心をえぐる悲しいお話を作ることができるプロだけれど、作品を通して人を成長させることもできる、人類を導く指導者のような人なのかもしれないと、思った。

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Posted by ブクログ 2023年12月30日

ネパールの異国情緒が濃く漂うミステリー。
2001年、実際に起きた王宮事件や貧困問題にも絡めて描かれています。

海外旅行特集での訪問で遭遇した殺害事件。
王宮事件を取材する記者・太刀洗が新たに目にした事件との関連は?

「この男は、わたしのために殺されたのか?」
その考えが頭から離れずモヤモヤ。
...続きを読む取材中、太刀洗と軍人との問答でジャーナリズムの在り方について痛烈に突きつけられた気がした。
報道をする側・される側・眺める側。それぞれの立場によって見える景色も、抱く感情も全く違う。
「貧困」の報道の裏に隠れた現実の厳しさにハッとなった。

『自分に降りかかることのない惨劇は、この上なく刺激的な娯楽だ』

言葉のインパクトが強い!
表題の「王とサーカス」が、読む前と後で受ける印象が変わる。
壮大なスケールで何度も立ち止まり、じっくり考えながら読み込んでいくような読書体験。
ネパールの喧騒、路地裏の様子が目に浮かぶような情景描写にも引き込まれました。

ジャンルは「社会派ミステリー」でしょうか。
中山七里さん「護られなかった者たちへ」のようにメッセージ性の強い作品。
ミステリーにも本当にいろんなテイストの作品があるなぁ。

理不尽で衝撃的な事件や事故が多い世の中。
ジャーナリズムについて描かれたミステリーは、もっと広く読まれて欲しいなと思いました

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Posted by ブクログ 2023年12月14日

先進国に住む人の余裕やどこか見下していた部分を見透かされ、それに気づくシーンの描きかたが良かった。ジャーナリズムとはエゴなのかを考えさせられるもの

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Posted by ブクログ 2023年09月28日

現地の王族殺害事件に絡んでジャーナリズムとは?考えさせられました。自分はジャーナリストではないけれど、簡単に情報も手に入れられ、意見を投稿できる時代だからこそ自分の言葉に責任を持ちたいと思いました。

タイトルも言い得て妙です。

ラジェスワルや八津田との対話のシーンが心に残りました。お釈迦様の話が...続きを読む面白かったです。

想像以上に素晴らしい小説だったので、他の太刀洗シリーズもぜひ読んでみたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月20日

当事者においては重大事件(王の殺害)であっても、全く関係ない人には娯楽(サーカス)になる。真理を当てているようで、深く心に残った。

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Posted by ブクログ 2023年09月12日

メインキャラクターの太刀洗がネパールでの取材中にミステリーに巻き込まれていく。情景を頭の中で想像しながら、ストーリーを予想していくと、あっという間に読破することができた。とても面白かった!

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Posted by ブクログ 2023年09月09日

ネパールで海外特集の取材で訪れた太刀洗万智。そこで王族殺人事件に巻き込まれ、当日の警備にあたっていたネパールの軍人に近づくが…。
米澤穂信さんの作品には必ず根底に流れるテーマがあり、本作では伝えるということはとういうことなのか、万智を通じて提示される。実在した事件にフィクションで隙間を埋め、米澤穂信...続きを読むさんが伝えたい思いを盛り込んだ骨太な長編小説。どっぷりと物語に浸れ、ネパールの温度、風土さえも感じる。文献や取材で裏付けされた最高のミステリーだ。

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ネタバレ購入済み

K
2023年02月13日

歴史に疎く、物語中、ネパールの王宮で事件が起きたとき、フィクションにしては妙にリアリティがあると思い調べてみると史実だった。それから万智はジャーナリストとして、これを好機とし、記事にするため事件について調べていくが、その途中、万智が王宮事件を調べていたせいで殺されたとしか思えないような死体が現れる。...続きを読むそうして万智は職業としてのジャーナリズムの正しさについて考える。その中で、事件の謎は明かされていく。坊主が麻薬を密輸していることには気づけたが、サガルについては思いもよらず、驚いた。純粋に面白かった。いい小説。

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Posted by ブクログ 2024年04月14日

関空からヨーロッパに向かって飛んだはずなのに、到着したのは九州だった。

そんな気分になった作品でした。

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Posted by ブクログ 2024年03月17日

この男は、わたしのために殺されたのか?王族殺害事件の取材を開始した大刀洗万智(たちあらいまち)を嘲笑うかのように、彼女の前に転がったひとつの死体-。

『満願』以来の米澤穂信san。

南アジアのネパールで2001年に実際に起きた王宮事件を背景した壮大なフィクション。祈りで始まり、祈りで終わりました...続きを読む。ネパールでの食事の習慣(10時、19時の2回)や、バイティカと呼ばれる額に粉を付ける儀式など、首都カトマンズでの生活が綿密に描かれていて、とても臨場感がありました。

宿泊しているトーキョーロッジ、日本の元僧侶の八津田源信、アメリカの大学生のロブ、インド商人のシュクマル、軍人のラジェスワル准尉など、登場人物も多国籍。

万智の「何を書くか決めることは、何を書かないのかを決めることでもある。」というジャーナリストとしての姿勢に感動しました。最後のサガル少年の悲痛な叫びは切なかったです。

誰かのかなしみがサーカスにならないことを信じて。

【2015年週刊文春ミステリーベスト10・1位、2016年版このミステリーがすごい!・1位、2016年版ミステリが読みたい!・1位】

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月23日

序盤はネパールの街並みや空気、人々の生活や祈りを静かに感じることが出来た。
中盤で王族殺害事件が起こる。そして、王族殺害事件当日、王宮にいた軍人ラジェスワルがフリーの記者太刀洗のインタビュー後に殺害される。
不可解な殺人事件の謎を通して、太刀洗の記者としての核が問われる。

記者に限らず、誰もが目の...続きを読む前に起こる事を情報として流せる時代だからこそ考えさせられる話だった。


『何を書くか決めることは、何を書かないか決めることでもある』
『自分は中立だと主張する時、記者は罠に落ちる。記者は常に取捨選択する。誰かの主張を書くことで、別の誰かの主張を無視する。その選択において記者自身の見識があらわになる。主観で選択しているのに、どうして中立などと言えるだろう』
心に刺さる言葉でした。
情報を消費する側も忘れてはいけないことだと思った。

ラストは切なかった。そうだ、彼は、確かに伝えていたのだから。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月04日

正統派のミステリー推理小説。
フリー記者、大刀洗万智がネパールのカトマンズにて出逢った事件を解決していく物語。作中、王子が王族一家を大量殺人するがこれは実話だとかなんとか。そして、この殺人が事件に絡んでくるかと思いきや、そうでも無く、ただ無関係かと言えばそうでもなく?

構成も仕掛けもシンプルがゆえ...続きを読むに面白い。
ラジェスワルの一言、自分に降りかかることのない惨劇はこの上なく刺激的な娯楽だというメッセージが心にくる。
この本は推理小説に見せかけて野次馬根性への警鐘があって響くものがある。
タイトルもなかなか秀逸。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月25日

ネパールの情景を事細かに描くことで、物語に臨場感を出すとともに、推理の糸口となる伏線を見事に隠していると感じました。
そして最後の謎が明らかになって行く中で、二転三転と答えが揺れ、顕になって行く結末には、驚きと感動を感じました。
主人公が記者の在り方について苦悩しながらも結論を出し、自身の信念を持っ...続きを読むて行動することで、最後の結末に辿り着けた様に思います。
単純なトリックやミステリーだけではない素晴らしい作品でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月14日

思い返せば、米澤穂信先生の著書で学園ミステリもの以外を読み切ったのは初めてかもしれない。
米澤先生の学園ミステリのほろ苦さが大好きなので、避けていたわけではないけど読む機会がなかった。
でも面白かった〜!

最近読んできたミステリは話の構成が似ていたので、この一文が謎を解く鍵になるな、とか感覚でわか...続きを読むるけど、この作品はそうではなかった。
実際に起きたネパール王宮殺人事件を題材にしているし、この本の「人はその人が持っている一面と正反対の面も併せ持つ」というテーマで描かれた登場人物たちが事件の核となっており、その人間の描き方に説得力というか現実味があった。
なので、小説というよりはルポルタージュに近いような不思議な感覚で読んだ。

あと興味深く読んだのは、主人公の報道に対する姿勢の揺らぎと決意の過程。
昔マスコミへの就職を目指していたことがあったけど、当時の自分は主人公と同じ迷いを持っていたことを思い出した。
誰かの悲劇を消費するものとして世に伝えること、それに何の意味があるのか答えを出せず、結局マスコミではない業界に就職した。
けど主人公が出した答えは「知りたい」というシンプルなもので、その知への欲求はとても共感できるものだった。
これでいいんだ、と思えた。
この後の八津田の話は、あんまり吟味できていない。
あらゆる視点の情報があって、一つの出来事は形成されていく。
言っていることはわかるけど、それを自分の役割として真っ当していくことはどんな感覚だろう。
そして世の中の報道に携わる人たちが、自分たちが情報を伝える意味をどこまで考えているのだろう。

ミステリ要素よりは、ネパールの風景や登場人物たちの心の動きが印象に残る小説だった。


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Posted by ブクログ 2023年12月19日

ジャーナリズムについて考えさせられる一冊。
題材もストーリーも面白く、米澤穂信作品らしい印象。
ただ自分には少し難しく、サクサク読み進められたとは言えない。

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Posted by ブクログ 2023年08月20日

ジャーナリズムに対する姿勢を学べた。なぜ自分が記者として記事を書くのかを深く考えるプロセスが垣間見えた。特に印象的なのは、ラジェスワルとの問答のようなシーン。あそこはまた見返したい

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Posted by ブクログ 2023年08月13日

ジャーナリズムに関して何も考えたことはなかったけど、一つのテーマを記事にして世に出すことの重さと責任を学んだ。
ミステリーとしても、「あ、そういうことか」「そうきたか」と思う瞬間が多く、楽しめた。

夏に読んだからかもしれないけど、
文書から外国の埃っぽい雰囲気が漂っていて、読んでる間中、異国にいる...続きを読む気分だった。

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Posted by ブクログ 2023年08月10日

元新聞記者の主人公がネパールで起きた王族殺害事件と遭遇し、取材を進めるお話し。
一部事実だということに驚いた。
なかなか読み応えのある一冊。

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Posted by ブクログ 2024年04月24日

ネパールへ行ったことがないが、空気を感じ、そこにいるような気分になれた。報道の難しさも少し考えた。どこか自分事にはならず遠くから見ているだけの気持ちで終わった。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

先が早く読みたくてページがどんどん進むというタイプの小説ではなかった。
舞台はネパール。話はゆっくり進み、国王殺害事件が起きるのは90ページ過ぎ。雑誌記者の主人公が巻き込まれる事件が起きるのはさらに後。
国王の事件は小説の背景でしかない。なので文庫本裏の「実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大な...続きを読むフィクション」という紹介文は違和感がある。

2016年度このミス1位だが、期待しすぎないほうが良い。
トリック・謎解き偏重でもなく、社会派推理小説でもなく、異国を舞台にした普通のミステリ。悪くはない。
読み終えて、ジャーナリストの使命といったものに思いを馳せたりした。

あと、解説の末國善己という人の「虚無への供物」のトリックへの言及はやめてもらいたい。

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Posted by ブクログ 2024年02月13日

王室殺人事件が起きたネパールを舞台に、フリーの記者である太刀洗万智が国軍軍人の死の真相に迫る。
ミステリーメインではなく、万智の記者としての在り方を問う社会派作品だった。
なぜ真相を追うのか、なぜ伝えるのか。悲劇が消費されていく世の中に警鐘を鳴らす。
ミステリーとしてはスロースタートなので自分の中で...続きを読むエンジンがかかるのに時間がかかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月12日

報道の倫理がテーマになっていて、前作の「さよなら妖精」同様にミステリー要素は控えめ。

あらすじ
旅行記事を書くためにネパールを訪れた主人公は、国王殺害による国の混乱に巻き込まれる。
ここぞとばかりに事件の記事を書こうとするが、取材対象に自分が報道する意義を問われ、報道とエンタメの区別を強いられる。...続きを読む

序盤は国王殺害に巻き込まれるパートで、国の状況ばかりが描かれるが、ここが謎解きの対象にはならない。時間をかけて読んだのに何も無いという肩透かしを喰らう。
しかし読み終わってみれば、この序章にサガルの心情に関する伏線があり、自分がいかに人の心を考えずに読んでいるかが分かる。
結局、他人の悲劇なんてエンタメで、当人の立場に立って考えていないことを痛感させるための構成なら、皮肉がきいてる。
ただし、つまらないんだから軽く読んでしまうのも仕方無しとも思う。

ラジェスワルの取材から、やっと主人公が絡んだ物語が動き出す。
ラジェスワルの死がミステリー要素だけど、この推理には無理があると思う。
「チーフ」「最悪、空路でも」という言葉からロブの銃に気付くのは難しすぎて、自分は置いてけぼり感があった。

最後にサガルの関与が明らかになり、彼の思惑を察するべきだったと気付かされる部分が作品の主題に沿った終わり方だった。

序盤の退屈さ、内容の薄さが自分の心を作品から離してしまった。
テーマは良かったが、引き込まれなかった。

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Posted by ブクログ 2023年12月23日

さよなら妖精の続編?同じ登場人物が出てくるというので読んでみた。前作読んでから間が空いてしまったからか、かなり成長してしまっているからか最初、誰の話だか分からなかった。(単に自分の記憶力の問題ですが…)

ネパールを舞台にした話。前作が旧ユーゴだったから、当時の世相を書きつつミステリーを書くスタイル...続きを読むなのかな?
本の紹介よんだときは国王殺しの犯人を探すのかとおもったが流石にそんなことはなかった。その混乱の中で起きた殺人事件の話。

報道とは…と考えさせられる話だった。報じる側の問題もあるとは思うが受けての私たち側の問題もあると思った。

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

旅行雑誌用の取材で訪れたネパールで王族殺害事件が勃発。急遽取材をすることになった彼女の前に、一つの死体が…。二つの事件に繋がりはあるのか、記者としての覚悟が試される社会派ミステリー!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月08日

2001年に実際に起きたネパール王宮事件を題材にしたフィクション。皇太子が国王夫妻や兄弟を銃殺した衝撃的な王族殺害事件と、フリーに転身したばかりと記者の目の前に現れた軍人の変死体には、どう関係があるのか?

久々のミステリー。インスタで感想を見て、面白そうだなと思って読んだはずですが、期待ほどではあ...続きを読むりませんでした(ごめんなさい)。犯人の細かい動きまではよめなかったけど、被害者が大麻を云々…と出てきた段階で薄々犯人(と動機)が分かってしまったので、物足りなかったのかも。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月27日

ジャーナリストの在り方とか職業有意性みたいな葛藤が多く描かれていて、感心したり考えたりするも、ミステリーとかエンタメ性への期待強めで読んでいて、途中だいぶペースダウンしました。

何気ない描写からの伏線は細かくて面白い一方、近年に限らず空港などに大々的に注意喚起されているあの手法を終盤まで疑わないの...続きを読むが大いなる謎。

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