• 大長編ドラえもん15 のび太の創世日記
    購入済み

    面白かった。

    面白かった。メタフィクションのような、そんな面白さ。説明パートが長かったけれど、それを差し引いてもちゃんと面白かった。こういう話もちゃんと書けるのがすごい。

    #胸キュン #ハッピー #感動する

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    2023年09月30日
  • 大長編ドラえもん24 のび太のワンニャン時空伝
    購入済み

    テンポが速かった

    やけにテンポが良かった。ちょっとついてけないと思うようなシーンもあるくらいだった。でも、面白かったから良かった。元々漫画版にあった話を膨らませてここまで面白くできるのはさすがだなーと思う。感動的であった。

    #胸キュン #アツい #泣ける

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    2023年09月30日
  • 大長編ドラえもん20 のび太の太陽王伝説
    購入済み

    面白かった

    王子様とのび太の性格の対比が良かった。敵を倒して最終的には姫を助けるという、非常に王道的な展開で、まあ面白くないわけはなく。藤子・F・不二雄先生のディティールの細かさとキャラクターの描き方の上手さは今回も健在だった。良かった。

    #笑える #アツい #ハッピー

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    2023年09月30日
  • 大長編ドラえもん4 のび太の海底鬼岩城
    購入済み

    想像できたけど

    想像の範疇の物語展開ではあったが、細かい設定や、登場人物たちの感情の動きが魅力的で、面白かった。こういう人間ドラマが現代ドラマには足りないよなあと思った。書ける人がいないから仕方ないのだけれど。

    #笑える #アツい #切ない

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    2023年09月30日
  • 大長編ドラえもん14 のび太と夢幻三剣士
    購入済み

    面白かったがややこしかった

    面白かった。ややこしかった部分もあった。また、夢の話というだけあって、微妙に緊張感がなかったのは確か。しかし、さすがは藤子・F・不二雄先生の手腕、ちゃんと面白かったので良かった。

    #笑える #胸キュン #アツい

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    2023年09月30日
  • 夏への扉〔新版〕
    ネタバレ 購入済み

    過去と未来を行き来して、過去や未来を変える話はたくさんあるけど、この話はプロセスに他とは違うリアリティがあり面白かった。登場人物たちが全員現実にいそうなキャラクターで、特にベルとタイムマシンを発明した博士はこういう奴って居るよなという感じだった。飼い猫のピートは最後まで可愛いなって思えたし、リッキーもなんだかんだ可愛かったけれど、主人公は可愛くなかった。ベルにメロメロになっておきながら、すぐさまリッキーに鞍替えするっていうのは都合が良すぎる。総合的に見れば月は無慈悲な夜の女王の方が面白かった。

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    2023年02月13日
  • 少女不十分
    購入済み

    レビューを書いた覚えがない

    どこまで本当でどこまで嘘か分からなかったけれど、というか多分書きながら思いつくままに本当と嘘を交えていったのだろうけれど、それにしてもなかなかどうして、素敵な話だった。素敵という一言で一冊の小説を表現するのは不徳であり不十分であることは分かっている。それでも、何というか、西尾維新先生の小説の美徳というものが、それなりにはっきりと分かった気がするので、個人的には素敵な話だったと言わざるをえない。あくまでも、分かった気がするというだけだが。

    語り手は30歳の小説家。当時、西尾維新先生は約30歳の小説家だったから、私小説として、先生はこんなことを考えていたのか、と読めるのだけれど、本文で「これ

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    2023年02月13日
  • 月は無慈悲な夜の女王
    購入済み

    とんでもなく面白かった。月世界に関する設定が止めどなく次々に展開されていくさまは、情報の嵐とでも言えるほどで、本当に月世界があってもおかしくないと思えた。重厚感ある世界観だけでなく、ある一人の計算技師がどんどん革命に近づいていくストーリーは、単純に娯楽小説としても面白さが極まっていた。情報密度が高く、頁数が多く、読むのに時間がかかるため、娯楽に対しては非常に生き急いでいる、日常的に本を読まない層に流行ることはないだろうことが本当に惜しいが、間違いなく人生で一度は読んでおくべき本の一つだ。お薦めする。

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    2023年02月13日
  • 真実の10メートル手前
    購入済み

    『王とサーカス』のあとに読んだ。この小説は、ジャーナリズムについてではなく、他人の悪意や、自分自身の罪の意識によって潰されてしまった人々を、推理小説のフォーマットを用いて、どのように描き出すか、に重点が置かれている気がした。それは『黒牢城』まで続く米澤先生の一つの小説哲学なのだと思う。現実ではもっとひどいことが起こっているのかもしれない。現実には太刀洗万智は存在せず、被害者はただ潰されて、誰にも意識されることなく消えていくのかもしれない。それでも、というかだからこそ、この小説は輝きを放っているんだと思う。

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    2023年02月13日
  • 王とサーカス
    ネタバレ 購入済み

    歴史に疎く、物語中、ネパールの王宮で事件が起きたとき、フィクションにしては妙にリアリティがあると思い調べてみると史実だった。それから万智はジャーナリストとして、これを好機とし、記事にするため事件について調べていくが、その途中、万智が王宮事件を調べていたせいで殺されたとしか思えないような死体が現れる。そうして万智は職業としてのジャーナリズムの正しさについて考える。その中で、事件の謎は明かされていく。坊主が麻薬を密輸していることには気づけたが、サガルについては思いもよらず、驚いた。純粋に面白かった。いい小説。

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    2023年02月13日
  • さよなら妖精
    ネタバレ 購入済み

    妖精さん

    謎解きは軽快だった。ミステリーによくある殺人事件ではない、いわゆる「日常の謎」とされるものだった。
    しかし、結末は哀しかった。タイトルから哀しい物語だろうと考えていたけれど、考えていたよりも哀しかった。

    語り手の守谷は、若くて野心的で、自分が抱いている理想と、現実との間でじりじりと燻っていて、だから現実の外から来た(ように思えた)マーヤが輝いて見えたのだろう。大刀洗もまた、鋭く、冷たく、賢く、輝いて見えたのだろう。僕も男だから、いくつか心当たりのある、ごくありふれた幻想だ。
    その脆い幻は、時を経て儚く壊れた。

    マーヤは現実の外・幻想の中に住んでいる妖精ではなく、現実をどうにかし

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    2023年02月13日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集
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    面白かった

    面白かった。
    岸辺露伴はある種のメタフィクションとして流行っているのだと思う。つまり、物語的な面白さを、漫画家である岸辺露伴が「面白い」と言っていくから、読者が共感しやすくて、没入しやすいだと思う。そういうわけで、今回も面白かった。
    気になる点が一つ。
    後半のほうに、「麗水の写真のコンセプトは<生きた家>、転じて<生々しさ>だ。つまり綺麗なだけではない、人の生活についてまわる穢れや淀みも、魅力に消化する力だ」という段落があったのだけれど、「消化」ではなくて「昇華」ではないか、と思った。勘違いかもしれないが。

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    2023年01月11日