【感想・ネタバレ】夏への扉〔新版〕のレビュー

あらすじ

ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平

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Posted by ブクログ

SF御三家の一角であるハインラインの作品の中で、日本で特に評価が高いのが本作だという。
SFにしては強めの恋愛要素や俺TUEEE・ざまぁ的展開、そして猫。「SF初心者向けのSF小説」として本作が紹介される理由はよくわかる。

しかしSF好きのぼくとしては、その辺りにはあまり萌えない。好みという点では、前に読んだ『月は無慈悲な夜の女王』には遠く及ばないはずだ。
それにも関わらず、今回も徹夜してほとんど一息に読むくらいにはこの小説に夢中になった理由は、ひとえにハインラインの描く主人公のパーソナリティにある。

本作の主人公・ダンはエンジニア。仕事人間で独立心が強く、自分のこだわりについては決して他人に譲ろうとしない面倒臭い男だ。そのくせ口は立つしユーモアのセンスもあり、大胆かつきわめて有能。つまりはズルいくらいにかっこいい。

『月は無慈悲な夜の女王』のマニーも同じような人物だ。おそらくはアメリカ的な、ないしは、もしかするとあらゆる冒険物語にある程度は共通する主人公像なんだろう。しかしハインラインの軽妙な筆致で、こういう主人公が根気強く、それでいてどこか楽しげに困難を乗り越える姿が描かれると、読み手としてはそれだけですっかりやられてしまう。そのうちハードボイルド小説でも読んでみようかな。

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2025年09月10日

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ネタバレ

夏に読めてよかった〜

思ったよりエンタメ作品で読みやすかった。
主人公の性格が良くも悪くも内向的でちょっとムズムズしながら、だからこそ共感もできた。

コールドスリープものかと思いきやタイムスリップもしてガッツリSFしながら、いちばん楽しかったのは、1956年から見た1980年代、2000年代が垣間見れたこと。実際とは全然違うけどむしろ新鮮で面白かった。早く家政婦ロボットとかでてきてくれないかなあ

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

大好き。夏を感じた、!!
常に軽やかで爽やかな文体で、結末も前向きですごく良かった。
なぜか最後の方読んでる時に涙出てきた。今の自分のメンタルに優しく寄り添ってくれた本。
毎年夏に読み返したい。

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2025年08月20日

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ネタバレ

⭐️4.5
とてもおもしろかった
後半の伏線回収には思わず度肝を抜かれた。
勝手に装丁から少年と猫がひょんなことから時間旅行する物語だと思っていたが、なかなか骨太なsfだった。
主人公の言動に共感する部分は少なかったが、諧謔的なそのキャラクターはとても魅力的で、同著者の「月は無慈悲な夜の女王」のマニーを彷彿とさせた。
ラストの主人公ちょっと気持ち悪いと思いました。

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2025年08月15日

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なにこれ最高 今までSF作品かぁ、、と読まず嫌いしていた自分反省します! そりゃ名作とみなさんが評価するわけですよ。 
物語が進むにつれて、序盤で主人公が何気なく口にしていたことや、不可解だった出来事の真相が明らかになっていくのがたまりませんね。 
SFなんだけど冒険小説的なワクワク感で読み進めることができました。 
最後ほんとよかったฅ(=✧ω✧=)ฅニャニャーン✧

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2025年08月14日

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まるで青春小説のようなタッチで綴られる文章のため読みやすく、SFならではの要素もあり、名作と言われるのがよくわかりました。

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2025年08月11日

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この作品が書かれたのは1956年、著者が想い描いた未来への希望が物語にふんだんに詰め込まれていて読み進めるのが楽しかった。どこか抜けてる主人公が猫のピートと共に「夏への扉」を探す時空を超えた旅に出る。夏への扉が何を意味するのか理解できたとき、この本と出会えて良かったと思いました。猫が活躍するSF小説なので猫好きにもおすすめです。

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2025年08月10日

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ひいい、おもしろすぎた!
設定や展開にくわえて、登場人物同士のやりとりがなんともよい。
個人的には、めちゃくちゃ別世界の話なんだけど人間模様はすごく身近で味わい深いところが、十二国記と通ずるものがあるように感じた。

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2025年08月03日

K

ネタバレ 購入済み

過去と未来を行き来して、過去や未来を変える話はたくさんあるけど、この話はプロセスに他とは違うリアリティがあり面白かった。登場人物たちが全員現実にいそうなキャラクターで、特にベルとタイムマシンを発明した博士はこういう奴って居るよなという感じだった。飼い猫のピートは最後まで可愛いなって思えたし、リッキーもなんだかんだ可愛かったけれど、主人公は可愛くなかった。ベルにメロメロになっておきながら、すぐさまリッキーに鞍替えするっていうのは都合が良すぎる。総合的に見れば月は無慈悲な夜の女王の方が面白かった。

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2023年02月13日

購入済み

素晴らしく爽やかな物語です

雪嫌いの相棒猫は夏への扉が開くまで、家中のドアを試す。誰がなんと言おう世界は日に日に良くなりつつあるはずだと、飼い主の僕も夏への扉を諦めない。一気に読んでしまう素晴らしく爽やかな物語です。お勧めします。

#ハッピー

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2022年11月30日

購入済み

SF好きなら必読の一冊

「サイエンスフィックションなんて、娯楽小説。文学作品を読みなさい。」なんて、頭の硬い教師への強烈な反論がここにある。年若き日の私に確信させた一冊。

#胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

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2022年11月16日

匿名

購入済み

何時でも何回でも

昔から好きで何度読み返したかわからない作品です。読むと言うこと自体が時間を超えてしまうかの様に、しばらくするとまた読みたくなる作品です。今回は実写映画化されたのと新版になった事で、確認の為?なのかな??

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2021年07月26日

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外国の文学で読んでおくべき作品としてChatGBTにオススメされた本の1つです。
読み終わって気付いたけど、これ1950年代とかに発表された作品なんですね! 今書かれたと聞いても遜色無いくらい、ロボットの描写などが分かりやすく近未来感出てて好きでした。この作品が発表された時は未来を想像して皆さんワクワクしてたでしょうね!
途中の伏線もちゃんと回収されてました。
最後あの人何処に行ったんだろって思った節はありますが、、! 猫ちゃんが出てくる作品はやっぱ良いですね。

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2025年12月01日

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コールドスリープ×タイムトラベルというのが古い作品ですが新鮮に感じました。
キャラクターがすごく生き生きとしていて好きです。
ダニエルとピートの人間と猫のコンビも素晴らしいですし、ベルとマイルズの二人もいい具合の悪役で良かったです。

1点引っかかるのは30歳の男がいくらコールドスリープがあるとはいえ、11歳の子(しかもよく知ってる子)と結婚の約束をするところです。
昔の作品だから仕方ないのかもしれませんが、流石にちょっと気持ち悪いと思いました。

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2025年11月27日

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途中ヒントになる描写がありつつ、意外な展開もありワクワクしながら読めた。
SF作家が想像した30年後(2001年)は今よりずっと進んでる。というか、55年経っても生活はそんなに変わってないよ。
医療やロボット工学は進んでるのに、固定電話や現金決済は変わらずで、社会の情報化は想像外だったのね。

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2025年11月17日

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主人公のキャラクターが、失敗もするし、開発愛に溢れているし、とてもいい。愛猫ピートも猫の愛おしさに溢れていてとても好き。

万能(フレキシブル)フランク、ハイヤーガール、護民官ピート、窓拭きウィリーなどの機械たちが生き生きと感じられる(人格的なものは備わっていない機械にそう感じるのはおかしな感覚だが、主人公の機械への愛がそうさせているのかもしれない)。

話もよく練られていて面白い。
語り口も面白い。

コールドスリープに入った人間が二重になってしまうのでは…?と思うのですが、何かしらのパラドックス的なものが働いたのかもしれない。

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2025年11月10日

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こういうSF大好き。主人公のへこたれなさ、技術者としての矜恃と発明家としての才、そして愛猫ピートへの愛と信頼。応援したくなる物語であり、こいつならなんとかするだろうという安心感もある。

コールドスリープとタイムトラベルを用いた前後両方への時間移動が登場する世界。とはいえそこまで超未来的な描写はなく、あくまで2000年代のアメリカなんだなあと思う部分もあったりして、不思議なバランス。それもそのはずでこの小説は70年ほど前に書かれているから、全て想像上の世界。作者が思い描いた程は科学技術は進歩していないような気がする2025年現在。あと100年後の未来はどんな感じなんだろう。

現実の2002年はまったくこんなふうでは無かったし、タイムトラベルができるようにはならないんじゃないかなとは思っているけれど、コールドスリープはそのうち、もしかしたら、もしかするのかも。

仕事への姿勢、みたいなところでもはっとさせられた。やりたい仕事をやる、やりたい仕事をやるためには何をすれば最短なのかを計算する。自分の技術を正確に見積もりながらも、学び追いつく姿勢を忘れない。人間のための科学の発展を誰よりも信じ期待する。こうありたいな…と思う。
ディヴィスは調子が良くて人の言うことをあまり聞かない人物ではあるけれど、それも含めてすごく魅力的だった。

中盤ピートが不在になるが、
‘’世のすべての猫好きにこの本を捧げる‘’
と扉に書いてあるこの本でまさかそのまま終わるわけもなく。
猫が主人公の物語ではないけれど、いなくてはならない存在だった。猫を飼っていないとこの描写は書けないだろうという表現がいくつもあって、とても楽しかった。猫が苦しむ世界線などあってはいけないのだ。

わたしの家の室内飼いの猫も、夏への扉を信じているのだろうか。

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2025年11月04日

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冷凍睡眠やらガレージ起業やら、発明したロボットのネーミングやら、猫のピートやら。登場するキャラクターを介して当時まだそう呼ばれ始めたばかりのシリコンバレーの雰囲気が肌に感じ取れる。どこかなじみのある設定はなぜだろうとふと考えた時、あ、日本にはドラえもんがいるじゃないか。夏への扉はどこでもドアだ。やっぱり好きだな、古典SF。

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2025年10月19日

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ネタバレ

ピートという可愛い猫が登場する、タイムリープ系のSF小説。中盤以降、ピートが物語から離れてしまってからは、「ピートはどうなったんだろう」と気になって仕方がなかったが、最後には綺麗に伏線が回収されていて胸がすっとした。時間軸がぐるりぐるりと回りながら、一筆書きのように繋がっていく展開が読んでいて心地よかった。
SF小説を読むのは初めてだったが、「SF×動物(猫)」という組み合わせはあまり見ない気がした。ふとドラえもんを思い出したが、猫的な存在がいると、どこか人間味が増して、科学の世界にも温かみが生まれるように感じた。
また、作中で未来の機械として登場するものの中には、現代で実際に実現しているものもあり、SF作家の想像力の高さに改めて驚かされた。

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2025年10月06日

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古典SFということでみがまえてましたが、
猫ちゃん!!!
猫が出てくる小説はあたりです。
失ったものを取り戻すために現在未来過去へと
行ったり来たりするダンの冒険物語でした。
すでに描かれている未来よりも遠くに私たちはいますが、こんなロボットがいたら便利だよな~と思いながら読んでしまいました。とてもおもしろかったです。

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2025年09月04日

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夏への扉
2025.09.04

猫のピートが夏へ続いている扉を見つけるまで何回も繰り返し扉を開け続ける姿と、冷凍睡眠やタイムスリップを通して行動を積極的に起こし、変化を求める主人公の姿が重なった。
どんなことでも決してあきらめないことの大切さが抽象的な表現からも伝わってきた。親友と恋人を失った男の反逆物語である。

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2025年09月04日

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SF読みたい!海外文学読んでみたい!
と思った今年の夏です。

人生で初めての海外SF作品。

愛猫のピートが可愛くて。
友人、恋人に裏切られ、
全てを奪われた主人公のダン。

望まぬ形でコールドスリープ(冷凍睡眠)し、
寝覚めたのは2000年。

最後に色々な伏線を回収してくれ、
読後は良かったです!

そして訳が読みやすくなっているからか、
全く古さを感じませんでした!

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ライブハウスでバイトをしていた当時、お客さんに薦めてもらった本。10年以上経ってしまったが、今さらながら読み終えた。SF小説=ディストピア作品、という私の固定観念を壊してくれた。

夏への扉。タイトル通りのさわやかな読後感を味わうことができた。
ジャンル的には確かにSFなんだけど、ヒューマンドラマ性が強くて日本人には比較的親しみやすいんじゃないだろうか。

SF小説かつ和訳本ということで読みづらいのではないかと当時は避けてしまっていたが、とても読みやすかった。
私が海外の本が苦手な理由の一つに、カタカナの固有名詞が多くて何が何なのかが一致しなくなる問題が発生することが挙げられる。その一点においてはこの本も例に漏れず。特にジョンとジェニーが同時に登場して困った。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

古典SFをこの夏に読む。

後半怒涛の伏線回収が気持ちよく爽やかだった。
主人公がちょっと間抜けで少しだけイラってしてしまったのはここだけでの秘密だけど、でも次第に愛おしくなった。
1950年代に書かれた小説ということで、その時代の21世紀未来予想図として読むのも面白い。愛され続けているのに納得の作品。

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2025年07月31日

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ネタバレ

これでもか!ってくらい踏んだり蹴ったりなダンの状況。
これが後から、オセロがひっくり返るみたいに
パタンパタンと逆転していく気持ちよさ。
いきなりのSF的要素てんこ盛り。
ピートの存在も大きいですね。「あっピート!」と嬉しくなりました。

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2025年07月25日

購入済み

気持ちの良い後半

シュタインズゲートに似てるかなと思ったが、共通してるのはタイムマシンの部分で、話の本質的には別かな。
未来へ行って、想い人を探すシーン未来で発展した技術や変化した社会体制、経済体制に興味を惹かれた。

SFを選んだのは初めてだが、中々良い作品だと思う。
21世紀に入った現代において、色褪せることのない魅力があると感じた。

#ハッピー #エモい

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイムトラベルやコールドスリープをテーマとしたSF小説の金字塔と言われる作品。
SFの古典的名作と言われるだけあって、なかなか面白くはあったのだが、初出が1956年ということで致し方ない部分はあるものの、2000年の未来予測的な描写が全然当たっていないこともあり(ロボットなどが実際以上にきわめて高度に発展しているのに、インターネットや携帯電話はまったく想定されていないなど)、個人的には期待したほどではなかったかなという印象。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

前々から何かと目にする事の多かったタイトル。どこで見たのかはあんまり覚えてないけど、海外の有名な作品、という事だけは知っていた。

いざ読む段になり、70年以上も前に書かれた作品ということに知った。日本で言えば筒井康隆以前の時代だ。翻訳が新しいからだろうか、文調はなんだか古臭い感じはしなかった。

物語の密度が高い。回想も現実も、目まぐるしく、場面が入れ替わる。故に何がどうなるのか予想つかない。

読み終えて思ったのは、「なるほど」という感想。というのは確かに何十年経った今でも時折目にすることがあるように、普遍的な面白さがあったから。いや、この当時には今の世界がこのように思われていたのか、という本の世界と現実世界のギャップを探るような楽しささえあった。

細部の設定には気になる点があったけれども、全体的に納得感のある本でした。

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2025年10月15日

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もう70年近く前に書かれたSF小説。

現代、つまり21世紀を未来の話として描写しており、やはり技術の進化は思い通りにはいかないなと感じます。この分だと22世紀もそこまで変わり映えはしないのかも。

ストーリー自体は時間旅行がテーマであり、細かいことを気にしない自分にとっては気持ちのいい繋がり方で、終わり方もハッピーで良かったです。現在ではありふれた筋書きかもしれませんが、70年前の作品をこうして楽しめるのは時間旅行に通ずるものがあって面白いですね。

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2025年10月12日

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翻訳版なのでやはり私は少し読みにくさを感じた。

友人と恋人に裏切られた何もかも失った男のタイムリープ反逆物語、少し東京リベンジャーズに似ているような設定。
主人公は技術者で、どの時代でもどんな場所でもお金がなくても機械を設計することを考えていて、技術者として生きている。興味のあることを追い求める気持ちが彼のぶれない軸となってどこでもやっていけるのだ。すごいなと思う。
最後はハッピーエンドでホッとした。

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2025年09月07日

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ネタバレ

冷凍睡眠、タイムマシンが出てくるSF小説。発明家のダニエル・ブーン・デイヴィス(通称ダニー)が友人の裏切りで自ら興した会社を追われ、復讐を試みるも返り討ちに遭って意識を失い、30年間の冷凍睡眠に入れられる。目覚めた未来(2000年)でタイムマシンを使って30年前に戻り、過去を変えていく。よくわからなかったことが徐々に明らかになり、色々丸く収まったなと思いつつも後半は読むペースが早かった。1956年に描かれた作品だが古さを感じずに違和感なく読めた。SFはほぼ読んでこなかったけど、これを機に読んでみようかな。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

機械の説明などエンジニア的な部分はちっとも面白く読めず、またSF要素に薄い前半は苦戦した。読んでいて眠くなる本は個人的に珍しい。逆に後半はぐいぐい一気読み。物足りなさが残った。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

自分が生まれた年よりも前に書かれた本なのに、ワクワクしながら読んだ。確かに気になる箇所もあるけれども、それ以上に「今」を感じさせてくれた。50年以上も前に「タイムトラベル」や「コールドスリープ」を思いつくという発想力がうらやましい…。ただ、それは手塚さんや石森さんたち、小松さんや星さんたちもなのですね。欲を言うならばピートの出番がもう少し欲しかったかなあ。
そして、私は、もう、70に近いのに、未だに、夏への扉を探しています…。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

不朽の名作といわれるだけに面白かった。
古典的なSF作品。
タイトルとは裏腹に夏っぽさは全くなかった。

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2025年08月10日

Posted by ブクログ

今となっては70年も2001年も遠い昔。56年に読めたら新鮮な驚きもあったろうなと思う。
読後感は楽しい。

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2025年07月31日

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