夏への扉〔新版〕

夏への扉〔新版〕

小説・文芸
1,078円 (税込)

5pt

ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平

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夏への扉〔新版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SFの最高傑作だ!
    設定モリモリな主人公が堕ちていく、ゴールドスリープでいった30年先の世界でも成果らしい成果もなく、展開が読めず、でも引き込まれる文章に連れられた先は最高の未来だった!

    0
    2026年07月31日

    Posted by ブクログ

    ハインラインの傑作とも謳われる本作、SF好きとしてなぜ今まで読まなかったのか。

    かなり読みやすいです。SF(ハードSFを読みがちだからかもしれませんが)って中盤で技術的な(しかも架空の)話で置き去りにされて、後半でやっと本筋の伏線回収でアッとなるのが多いんですが,本作は置いてけぼりにされることもなく最初から最後まで丁寧な伏線を回収して行って理解して読めたので楽しかったです。
    書いてたこと全部に意味があるって理解させてもらえる展開が多くて読んでいて楽しかったです。意味のないことは書かないんですかね、ハインラインはまだこれしか読んでないので、以降色々読みます。
    本当に面白いです。

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    冷凍睡眠で未来へ跳ぶ技術者のダン。
    時代は1970年から2000年へ。
    こういう話、大好きです。
    ハッピーエンドですから安心して読めます。
    久しぶりに大好きと言える本に出会えました。

    以下ネタバレ感想、読み終えた方どうぞ

    半分まで読んだ頃
    ダンが冷凍睡眠に入ったまでの流れはわかったけど、動物好きの自分としては、ビートはどうなっちゃったんだろう、もう出てこないのかな?
    いやいや、世のすべての猫好きに捧げる本、なんだから
    そんなはずない、、とかピートの心配をしながら読み進めましたよ。
    なんとまあ、嬉しい驚きの展開で、
    タイムマシーンでまた、過去へ飛び直すところなんか、すごくワクワク。
    冷凍睡眠に入る前にマイルズの家へ乗っていった車がどこに行ってしまったのかなあと、物語の展開の雑さが気になっていたのですが、これは、単なる伏線で、ちゃんと話が回収されていて、嬉しい凄すぎ。
    11歳のリッキーにカレッジリングを与えて約束をするとこ最高!
    再び未来に戻ったとき世界線がどうなっているのか。
    冷凍睡眠から目覚めたリッキーを連れていったのは2回目ののダンだったということ?そのとき世界線は、ずれた?
    うーん、もし、世界線がずれたなら、それは悩ましい。
    元の世界線で辛い思いをしている、リッキーやピートや自分がいることになるのだから、、
    幸せなのはこの世界線だけ?それを考えはじめたらキリがないし悲しすぎるよね。。
    しかし
    これについて自問自答するダンの考えに救われた。
    野良猫に戻ったピートがいる世界はないはず、ベルにイジメられるリッキーがいる世界もないはず。
    タイムマシーンから再び冷凍睡眠に入り蘇生した、2回目のときの蘇生者の新聞記事を見つける事がないのと同様に、最初からどうなるかは決まっていて、違う行動を、とることは本来からあり得ないのだと結論づけていた。
    わたしとしては、多元宇宙はあり得るとは思いつつも、今回はダンの考えに乗っかりたい。ここにいま在るこの世界だけしかない。ハッピーエンドだけしかなくて良かった。

    まあ深く考えると頭こんがらがる。
    タイムマシーンで戻ってからピートと一緒に2回目の冷凍睡眠をしたダンがいて、でその後に、ベルから解放されて、ピートなしで1回目の冷凍睡眠をするダンが来たってことだよね?
    保険会社は、2人のダンを同日に冷凍睡眠させていたってこと?
    ダンは、メリーゴーランドに乗って回転数を数えてるみたいにどこかでポイントがはずれてくる、という言い方をしている。
    ここでバグが発生してやっぱり世界線がズレたのか?と
    一瞬思うけど、いやいや、最初のダンが冷凍睡眠に入ることは最初から決まっているはず。。。。だからやっぱりこれ以外の流れはあり得ない

    それはともかくも、、
    人を信じることが怖くなっていたダンが偶然出会ったジョン&ジェニー夫妻を信じて未来を賭けたところも胸が熱くなった。
    共同経営で騙されたダンは葛藤する、だけど、腹をくくる。
    なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなくては何もできないではないか!と

    そして、、最後に、、。
    2021年にこの作品を原作とした映画が公開されていたことを後で知りました。まあびっくり!しかも邦画。これは絶対みなくちゃ。

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    映画『バニラ・スカイ』を連想した。
    整合性が合わないところも有り、最後の方で言い訳をしているが、それを力押し出来るのも作品が面白い証拠なのだろう。
    猫派におすすめ。

    0
    2026年04月18日

    購入済み

    素晴らしく爽やかな物語です

    雪嫌いの相棒猫は夏への扉が開くまで、家中のドアを試す。誰がなんと言おう世界は日に日に良くなりつつあるはずだと、飼い主の僕も夏への扉を諦めない。一気に読んでしまう素晴らしく爽やかな物語です。お勧めします。

    #ハッピー

    0
    2022年11月30日

    購入済み

    SF好きなら必読の一冊

    「サイエンスフィックションなんて、娯楽小説。文学作品を読みなさい。」なんて、頭の硬い教師への強烈な反論がここにある。年若き日の私に確信させた一冊。

    #胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

    0
    2022年11月16日

    匿名

    購入済み

    何時でも何回でも

    昔から好きで何度読み返したかわからない作品です。読むと言うこと自体が時間を超えてしまうかの様に、しばらくするとまた読みたくなる作品です。今回は実写映画化されたのと新版になった事で、確認の為?なのかな??

    0
    2021年07月26日

    Posted by ブクログ

    古典SFって感じですが、とても読みやすく展開も分かりやすいため若い人でも楽しめると思います。

    今では珍しくない題材ですが、2つの手法を使っている点はなかなか珍しいのではないでしょうか??
    (だいたいどちらかの方法がテーマになることが多かったりしますよね)

    誰にでもおすすめできる作品だと思います。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    夏なので読んでみた。
    タイムトラベルものの古典の一つだが、今はこういうお話が溢れているのでおそらくあまり現代の読者には新鮮に感じられないかも?
    コールドスリープに入るまでの日常が痴話喧嘩などを含めて長く、SFなのを忘れそうになる。とはいえ文体のテンポやリズムは上手い。

    タイトルはシーズン的な夏ではなく、おそらく「人生の青春期」「人生の最も幸福な時期」への扉を探す旅…という意味だろうと思う。

    主人公はロボット制作の技術力がすごいんだけど、何故かそれを家事ロボット制作に全振りしていて、個人的にめちゃくちゃありがたい存在だなと思った笑(家事ロボットで会社運営しひと財産築くぐらい)

    一方で、恋人にこっぴどく振られた主人公の身近にいた女性がずっと自分を待ってくれていたロマン観あたりはやっぱり古いかな〜。
    お話的にはロマンチックなのだろうけど、女性の身としては都合良過ぎない?と思ってしまうのが正直なところ。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    愛する人を、そして自分を救う物語!
    私たちは自分たちの手によって、より良い未来を作っていく
    失敗したって、絶望的な状況になったって、よく目を凝らし考え時機を待ち行動することで希望に満ちた扉を開くことができるんだ
    しかし最初はまさかこんな展開になるとは思わなかったよ

    1956年から見た1970年、そして21世紀はこんな感じかあ
    便利なものはずいぶん増えたけど、これに出てくる発明品はビデオ通話くらいかな
    でもお手伝いロボットや無人化は進んでるよね

    今から15年後、30年後はどうなっているんだろうね?
    まだ車は空を飛んでいない気がするよ
    でもきっと変わらず人は猫を愛していると思うし、より良い世界、人類の幸福のために科学は進歩し続けるだろうな

    0
    2026年08月22日

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