夏への扉〔新版〕

夏への扉〔新版〕

ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平

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夏への扉〔新版〕 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月08日

    序盤では大事な人にだまされたダニーだったが、最後には、いい人達と巡り会えて、さらに好きな人と一緒になれて良かったと感じた。やっぱり人を信じる心は大切だと思った。私も、だまされる事などこわがらずに素直に人を信じられる素敵な人になりたい。

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    この作品が1956年発表されてる驚き、現代とは違うけどこれだけ未来が明るいと思える作品はない。
    前半の主人公の状況と、後半から大きく進展していく展開が面白い

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    Posted by ブクログ 2023年09月19日

    すっきりしたー!!読後の爽快感がたまらない!

    1970年を生きるエンジニアのダンは親友と恋人に裏切られ、飼い猫のピートも発明品も何もかも奪われた挙句、冷凍睡眠で30年後の2000年へ送り込まれてしまう。失ったものを取り戻すため、ダンはある決心をする、、、

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    Posted by ブクログ 2023年08月19日

    とても読みやすく、物語に一気に引き込まれて読み切った。

    技術的な考え方が書いてあったが、とても共感できる考えだった。調べたら本人は技術者だったとのことで、納得した。

    これが1956年に初版が出版されたとのことで、この方の想像力に驚かされるばかり。

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    Posted by ブクログ 2023年07月31日

    前半フラストレーションが溜まり、後半につれて、ずれた時間軸が合っていく感覚はタイムリープものの醍醐味ですね。これも例外ではなくとても楽しめました。

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    購入済み

    素晴らしく爽やかな物語です

    2022年11月30日

    雪嫌いの相棒猫は夏への扉が開くまで、家中のドアを試す。誰がなんと言おう世界は日に日に良くなりつつあるはずだと、飼い主の僕も夏への扉を諦めない。一気に読んでしまう素晴らしく爽やかな物語です。お勧めします。

    #ハッピー

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    購入済み

    SF好きなら必読の一冊

    2022年11月16日

    「サイエンスフィックションなんて、娯楽小説。文学作品を読みなさい。」なんて、頭の硬い教師への強烈な反論がここにある。年若き日の私に確信させた一冊。

    #胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

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    購入済み

    何時でも何回でも

    匿名 2021年07月26日

    昔から好きで何度読み返したかわからない作品です。読むと言うこと自体が時間を超えてしまうかの様に、しばらくするとまた読みたくなる作品です。今回は実写映画化されたのと新版になった事で、確認の為?なのかな??

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    Posted by ブクログ 2024年02月06日

    通学中の電車で隣の人が読んでいたから気になって読んでみた。なのでSFの名作であることを知らずに読んだ。
    不遇な人生をコールドスリープとタイムマシンでやり直すのはありきたりだと感じたが、王道な展開はやはり面白いと思った。
    機械系のエンジニアを目指す身として、主人公のような技術者としての素養がほしいと思...続きを読む

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    購入済み

    気持ちの良い後半

    2024年01月27日

    シュタインズゲートに似てるかなと思ったが、共通してるのはタイムマシンの部分で、話の本質的には別かな。
    未来へ行って、想い人を探すシーン未来で発展した技術や変化した社会体制、経済体制に興味を惹かれた。

    SFを選んだのは初めてだが、中々良い作品だと思う。
    21世紀に入った現代において、色褪せることのな...続きを読む

    #ハッピー #エモい

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