プロフィール
- 作者名:矢野徹(ヤノテツ)
- 性別:男性
- 生年月日:1923年10月05日
- 出身地:日本 / 愛媛県
- 職業:作家
中央大学法学部卒。『カムイの剣』はアニメ映画化された。『ウィザードリィ日記』で星雲賞受賞。その他、柴野拓美賞やチャペック賞(カレル賞)など数々の賞を受賞。『月は無慈悲な夜の女王』や『デューン砂漠の神皇帝』などの作品を手がける。
値引き作品
作品一覧
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3.8【人気声優、小林親弘さん絶賛】 自分にとって馴染みのある言葉が沢山出てきて、ワクワクしながら読み進めました! たまらないスピード感!! 是非お手に取って読んでみてください! 17世紀末、海賊王キャプテン・キッドが遺した莫大な財宝── 在り処を探る鍵はアイヌと和人の間に生まれた孤児・次郎が握っていた。 義母殺しの汚名を着せられ、怪僧・天海の許、忍者修行を積んだ次郎は、父の遺品カムイの剣を手に、世界を股にかけた放浪の旅へ。 刊行以来半世紀、多くのエンタメ作品に影響を与えた伝説の幕末冒険ロマンが令和に蘇る! トクマの特選! イラスト たけもとあかる 解説 マライ・メントライン
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-21世紀後半、人類は太陽系全体に版図を広げ、宇宙の治安を守る軍隊として「惑星間パトロール隊」が活躍している。あこがれのパトロール隊士官を夢見て、マットは士官学校に入学した。厳粛な宣誓式のあと、士官候補生たちは厳しい訓練に放り込まれた。マットはなんとか二次試験を突破し、地球軌道上の練習船ランドルフ号へと向かう。脱落者が相次ぐなか、マットは親しくなった他の3人とともに、苛酷な訓練を突破して栄光をつかむ。マットたちはパトロール艦アイス・トリプレックス号へと配属され、実務に就いた……宇宙に乗り出した若者の友情と冒険の日々を鮮やかに描く傑作宇宙SF。
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-僕は英雄コブテン船長だ! ――えっ? なんでコブテンというかって? それはだな、女の子の前でできもしない大回転やら大車輪やらやってみたとたん、ドシンと墜落。おでこにコブができたのさ。それがコブテンと呼ばれるもとなんだ。さて読者諸君、僕はこれから廃物利用で作ったヨットで大航海に出かけようとしている。お化けイカが出てくる、タコ星人と話をする、ロボットの国に入り込む、お化けの戦争も見る……。どうだい、君もいっしょに出かけないかね――? 君の決心がついたら出発だ。僕から離れないように、しっかりついて来てくれよ。それ、行くぞ、ヨーソローッ! 矢野徹が痛快なギャグとユーモアで描く、奇々怪々の冒険小説。
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-西暦2026年、トウキョウのギンザ。そこに、ちょっと馬鹿正直で、意外に優秀な、ゴンドー・ゴロー弁護士事務所があった。秘書は、なんと、美人で魅力いっぱいのヤーナ。さて、わが、ゴンドー・ゴローは、ある殺人事件に巻き込まれた。コールガールの調査に行って誘惑されそうになり、その上ブン殴られて気絶してしまったのだ。しかも、身に覚えのない裸の写真まで撮られて――。憧れのヤーナには何と言い訳をしたらいいのだ……。しかしこれが、あの「月世界生首事件」であった。第2話「トウキョウの黒い靄」、第3話「裁くのはだれか」と難問をペリイ・メイスンばりに解決する、SFタッチの弁護士シリーズ! その他「決戦・ムー大陸」と「妄想の戦士」を同時収録。
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2.5還暦もとうに過ぎたある日、それは突然やってきた。「それ」とは泣く子も黙るパソコンである。以来、パソコン用ゲーム「ウィザードリィ」にのめりこみ、ディスプレイの前に毎日10時間座って3カ月。ついに大魔法使いワードナーをやっつけた! だが、本当の冒険はその時から始まったのだ――! ゲームはもちろん、ワープロ・ソフト、様々なハードウェア、さらにはコンピュータ業界の内幕まで、「秒進分歩」のパソコン世界を自由自在に飛びまわる。パソコン嫌いもたちどころに治り、パソコン好きは胸がすく、痛快エッセイ。1987年、NECの88の購入からはじまるパソコン生活がユーモラスに綴られ、当時の息吹がリアルに感じられる、今、改めて読みたいパソコン・アドベンチャー!
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-「ぼくは酒場のマスターだ」。ひょんなことから、この酒場はオープンした。老若男女、北から南から、開店の噂を聞きつけて、お酒大好きのおしゃべり達がこの店に集まってきた。酒場の名は『矢野徹の狂乱酒場』。パソコンと電話回線を利用して楽しむパソコン通信。その新しいコミュニケーション・ツールの魅力にとりつかれた人達が、この店の常連さん。政治談議で白熱したり、シモネタで赤面したり……。顔も素性も国籍も(?)、そして、名前さえ分からぬ人々が、マスター・矢野徹を囲んで語り合う……。月刊「コンプティーク」が運営するパソコンネット「コンプティークBBS」の、超人気ボードでの打打発止のやりとりを、ここに再現! 「いらっしゃいまし~」
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
アーサー・ジョージ・スミス軍曹に捧げる
兵士、市民、科学者のあなたに
――そして、いつの時代であろうと
子供たちを真の男に鍛え上げてくれた
すべての軍曹に(前文より)
はい、R.A.ハインラインの名作にして問題作『宇宙の戦士』です
思想的なところは一旦置いておいてSFとしてまず面白かったです
SF的なところ少なくない?って意見もあるでしょうけど
とりあえず1個確実に言えることは『夏への扉』が大好き!でハインラインに興味を持ったって人は迂闊に足を踏み入れない方が良いです
間違いなく同姓同名の別人が書いてます(嘘しか言わない)
わいはどっちも好きだけどね
はい、じゃあどのへんが問題作なのか -
Posted by ブクログ
ネタバレやっと、読みました。ロバート・A・ハインラインさんの代表作の一つです。『夏への扉』が彼の作品中一番すきなものですが、大好きな作品の趣とは違ったものでした。
本作は、『宇宙の戦士』で語られたノブリスオブリージュ的な思想とは、逆の思想が語られています。2076年では、月は罪を犯した人たちが暮らす巨大な刑務所としての利用が始まり、それなりの月日がたった世界です。月を地球の植民地的な状態から、独立を図る物語です。現在の社会システムを壊し、闘争により新たな社会基盤を構築する「革命」の話です。政府なんて必要ないし、税金を納める仕組みもいらないという思想のもと、着々と革命を起こしていく物語です。自由主義的な -
Posted by ブクログ
地球の植民地として搾取されていた月の人々が革命を起こす、という物語の大枠はよく知られているが、本作の魅力は月社会の細密な描写にこそある、というのが率直な感想であった。人類が月に住むことができるほどにテクノロジーが進化した社会では、経済活動や結婚などに関する人々の価値観・意識がどのように変わるのか、ということが克明に描写されており、まさにSFの王道を体験させてもらったと感じている。
多くの人が指摘しているとおり翻訳に難があると思われるため、物語に没入するのが少々手間ではあるが、マヌエルやマイクをはじめとした魅力的なキャラクターたちの立ち回りや、革命を実行するために必要な準備段階を緻密に描写し