月は無慈悲な夜の女王

月は無慈悲な夜の女王

1,320円 (税込)

6pt

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2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……ヒューゴー賞受賞に輝くハインライン渾身の傑作SF巨篇。

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月は無慈悲な夜の女王 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

     

    匿名 2023年10月07日

    SF小説であり、革命小説だった。戦争が始まってから怒涛の展開に夢中になって読んでしまった。
    マイクの喪失感がすごい。

    #深い

    0
    購入済み

    K
    2023年02月13日

    とんでもなく面白かった。月世界に関する設定が止めどなく次々に展開されていくさまは、情報の嵐とでも言えるほどで、本当に月世界があってもおかしくないと思えた。重厚感ある世界観だけでなく、ある一人の計算技師がどんどん革命に近づいていくストーリーは、単純に娯楽小説としても面白さが極まっていた。情報密度が高く...続きを読む

    0
    購入済み

    名作中の名作

    2021年07月26日

    いかにもな月世界の描写で、まずどっぷりSF世界に入り込める。この作品の真の主人公との軽妙なやりとりにクスッと笑った後は、シリアスな革命運動が始まる。哀切なラストシーンまで、ストーリーとして十分以上に面白いのは当然だが、「常識」「正しい」はそれだけで終わらせていいのか、と自分の価値観をあらためて考え直...続きを読む

    #カッコいい #感動する #深い

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月29日

    『夏への扉』に続き、ハインライン二作目。私はこっちの方が断然好きだったな....!設定も、登場人物たちも、プロットもどれを取ってもワクワクさせてくれた。そして見え隠れする政治や体制へのスタンスの取り方について、宇宙空間でわちゃわちゃするだけではないのが好きだった。最後はある意味大団円なのだろうけど、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月28日

    読みごたえ十分。読み味良し。
    文句なしに面白かった。

    本当に「人工知能」という言葉すらなかった時代に書かれたのか?と思えるくらいリアリティがあって、現代の私たちにも受け入れられる設定だった。

    そして革命の中心メンバーの3人がまた魅力的なキャラクターを持っている。
    強い信念、大胆な行動力、忍耐、仲...続きを読む

    0
    購入済み

    風化しない名作!

    2013年11月11日

    ハインラインの代表作と言われるものの一つ。流刑地であり搾取される生産地である月世界の革命の物語です。
    半世紀前の作品ですが、まったく風化していない!間違いなく名作です。

    3章構成になっていて、盛り上がるのは最終章ですが、そこまでがちょっと長いかも。
    でもいろいろな要素が詰まっていて面白いで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    犯罪者を月に追放するようになった未来
    刑期を終えた犯罪者は、地球の1/6の重力で体が弱るため、月に留まり地球との不平等な貿易をするしかなかった。
    そんな月の人々が、月の社会全体を管制するAIを味方につけて、地球に反旗を翻す的な物語。
    AIがユーモラスなキャラクターで魅力的で、ChatGPTもこのくら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    長い作品だった。具体的に地球との交渉や戦争が始まるまでは中だるみしてしまったので1か月くらい読み終わるまでかかってしまった。。

    最後は思いのほかあっさりですが、1960年代にこの世界観を元に物語を書くっていうのがまずすごいと改めて思う。マイクはまさにAIで高速計算や情報整理で人間の判断をサポートす...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月16日

    1965年、掲載当時の読者はどんな風に受け止めたのだろう。人工知能を相棒に、月世界が地球からの独立を目指す物語。設定は現代からでも馴染みやすく、登場人物も覚えやすい。ビックリするような技術は出てこない一方、政治的な物語として骨太な印象。約60年経った今でも、人工知能が遜色ない描かれ方で驚いた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    無料の昼飯はない! タンスターフル!!!

    今回、私は初めてsf小説というものを読んだ。私が今まで好んでいた社会派小説や歴史小説と違って、sfは読む人の想像力がかなり必要になると感じた。
     しかし、sf小説に触れることで、先程述べた想像力が掻き立てられ、私自身の今現在の頭の中に引き出しを一つ増やして...続きを読む

    0

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