【感想・ネタバレ】月は無慈悲な夜の女王のレビュー

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感情タグBEST3

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匿名 2023年10月07日

SF小説であり、革命小説だった。戦争が始まってから怒涛の展開に夢中になって読んでしまった。
マイクの喪失感がすごい。

#深い

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K
2023年02月13日

とんでもなく面白かった。月世界に関する設定が止めどなく次々に展開されていくさまは、情報の嵐とでも言えるほどで、本当に月世界があってもおかしくないと思えた。重厚感ある世界観だけでなく、ある一人の計算技師がどんどん革命に近づいていくストーリーは、単純に娯楽小説としても面白さが極まっていた。情報密度が高く...続きを読む、頁数が多く、読むのに時間がかかるため、娯楽に対しては非常に生き急いでいる、日常的に本を読まない層に流行ることはないだろうことが本当に惜しいが、間違いなく人生で一度は読んでおくべき本の一つだ。お薦めする。

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名作中の名作

2021年07月26日

いかにもな月世界の描写で、まずどっぷりSF世界に入り込める。この作品の真の主人公との軽妙なやりとりにクスッと笑った後は、シリアスな革命運動が始まる。哀切なラストシーンまで、ストーリーとして十分以上に面白いのは当然だが、「常識」「正しい」はそれだけで終わらせていいのか、と自分の価値観をあらためて考え直...続きを読むすきっかけを与えてくれる。一読と言わず、何度も読み返してエンターテイメントとしての完成度と哲学的な深みをぜひ味わっていただきたい。

#カッコいい #感動する #深い

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Posted by ブクログ 2021年01月29日

『夏への扉』に続き、ハインライン二作目。私はこっちの方が断然好きだったな....!設定も、登場人物たちも、プロットもどれを取ってもワクワクさせてくれた。そして見え隠れする政治や体制へのスタンスの取り方について、宇宙空間でわちゃわちゃするだけではないのが好きだった。最後はある意味大団円なのだろうけど、...続きを読む寂しかった。
この作品が1965-6年に執筆されたのは本当にすごいな....マイクのマイクロフトがマイクロソフトに見えて調べたんだけれど、マイクロフトは1975年創業だからね...ハインラインすごい...
そして邦題の『月は無慈悲な夜の女王』も素敵...ぴったり.....

TANSTAAFL!

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Posted by ブクログ 2019年03月28日

読みごたえ十分。読み味良し。
文句なしに面白かった。

本当に「人工知能」という言葉すらなかった時代に書かれたのか?と思えるくらいリアリティがあって、現代の私たちにも受け入れられる設定だった。

そして革命の中心メンバーの3人がまた魅力的なキャラクターを持っている。
強い信念、大胆な行動力、忍耐、仲...続きを読む間を思いやる心。
古臭いかもしれないけど、私はこういうの好きです。

しかし長かった。
読み終えて結末にホッとしたけど、読みきったことにも安心してしまった。

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風化しない名作!

2013年11月11日

ハインラインの代表作と言われるものの一つ。流刑地であり搾取される生産地である月世界の革命の物語です。
半世紀前の作品ですが、まったく風化していない!間違いなく名作です。

3章構成になっていて、盛り上がるのは最終章ですが、そこまでがちょっと長いかも。
でもいろいろな要素が詰まっていて面白いで...続きを読むす。
革命の組織論が延々語られるのはアレなんだけど、
月の中央コンピュータ「マイク」の万能ぶりは、当時のコンピュータへの夢が詰まっている感じです。

そして定番だけどやっぱり邦訳タイトルがかっこいい。
原題[The Moon Is a Harsh Mistress]
のMistressを「夜の女王」って訳したところに感服。

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Posted by ブクログ 2024年04月03日

犯罪者を月に追放するようになった未来
刑期を終えた犯罪者は、地球の1/6の重力で体が弱るため、月に留まり地球との不平等な貿易をするしかなかった。
そんな月の人々が、月の社会全体を管制するAIを味方につけて、地球に反旗を翻す的な物語。
AIがユーモラスなキャラクターで魅力的で、ChatGPTもこのくら...続きを読むい気の利いた受け答えが出来ればと思わずにはいられなかった

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Posted by ブクログ 2024年01月14日

長い作品だった。具体的に地球との交渉や戦争が始まるまでは中だるみしてしまったので1か月くらい読み終わるまでかかってしまった。。

最後は思いのほかあっさりですが、1960年代にこの世界観を元に物語を書くっていうのがまずすごいと改めて思う。マイクはまさにAIで高速計算や情報整理で人間の判断をサポートす...続きを読むるだけでなく、次第に自意識を持ち始めて、性格?みたいなのを持ち始めるあたりから、主人公がパートナーというような人間と近しい存在になっている心情を読み取る事もできた。

代償なにし得られるものはないんだなぁ、とこの物語の一つの大きな著者の主張は印象に残った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月24日

『夏への扉』でその名を知ったロバート・A・ハインラインの代表作。月が罪人の流刑地となり、食料を地球に送り続ける植民地となった時代、ついに圧政に耐えかねた月で革命の機運が高まっていきます。

月には宇宙船もミサイルもなく、どうやって戦うのでしょうか。月にあるアドバンテージは唯一、地球の重力場において「...続きを読む上」にいることでした。そこから導かれる月の攻撃手段は、「下に向かって石を投げつける」こと。
物語序盤でこのフレーズが出てきたときは冗談かと笑ってしまいましたが、結局月は実質的にほぼこの武器だけで戦うことになります。

この物語の面白さは、画期的な技術でもアッと驚く隠し玉でもありません。「まともに戦ったら絶対に勝てない相手に対して、その事実を隠しつつ相手に降参させるための戦略を立てること」です。
いかに効果的に「石を投げつける」か。巻き込まれ主人公のマヌエルと、意思を持ち始めたスーパーコンピュータのマイクを中心に、ワイオミングや、デ・ラ・パス教授、地球の協力者スチューなど、人間味あふれる人物たちが、様々な手段で地道に奮闘していきます。

翻訳のせいか読みにくく、通読するのが厳しかったです。こういうあからさまな翻訳調が雰囲気を盛り上げる場合もあるとは思いますが、もう少し読みやすくなると良いですね。

―もしかれらがそんなことをするなら、それをとめられるような方法はまったく見つけられない。だから心配することはやめにした。その代わりにおれは自分が扱える問題に時間を使うことにした。

―世界連邦がどうしてもおれたちを負かせられないということではない。問題はやつらがどれほどの代償を支払うつもりなのかということだ。そこでおれたちは、やつらが十分な兵力を注ぎこむ時間を持つ以前に、その代償が極めて高くつくことを確信させなければならなかったのだ。

無料の昼食はない。There ain't no such thing as a free lunch! タンスターフル!

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Posted by ブクログ 2023年12月16日

1965年、掲載当時の読者はどんな風に受け止めたのだろう。人工知能を相棒に、月世界が地球からの独立を目指す物語。設定は現代からでも馴染みやすく、登場人物も覚えやすい。ビックリするような技術は出てこない一方、政治的な物語として骨太な印象。約60年経った今でも、人工知能が遜色ない描かれ方で驚いた。

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Posted by ブクログ 2023年10月23日

無料の昼飯はない! タンスターフル!!!

今回、私は初めてsf小説というものを読んだ。私が今まで好んでいた社会派小説や歴史小説と違って、sfは読む人の想像力がかなり必要になると感じた。
 しかし、sf小説に触れることで、先程述べた想像力が掻き立てられ、私自身の今現在の頭の中に引き出しを一つ増やして...続きを読むもらったような感覚にさせてもらったように思う。

 そんななかで、この「月は無慈悲な夜の女王」は私のsf小説の記念すべき1冊目にぴったりの小説だったと思う。詳しい内容はネタバレになるので、述べないが、強いて述べると、月明かりが美しい夜にこの本を読むと、その日は何だか良い眠りにつけそうな感じにさせてくれた。

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Posted by ブクログ 2022年09月19日

 ハインラインといえば「夏への扉」が代表作と思うが、海外では本書のほうが代表作という。

 内容を簡単にまとめると、圧制の下にあった月面都市が地球からの支配構造に対抗し、地球に対して独立を宣言する革命のストーリーだ。

 2000年代、地球から囚人を月に送り開発に従事させていた。
 そして月で収穫さ...続きを読むれる食糧は地球に搾取され、月での食糧問題発生は秒読みだった。
 主人公は、月の都市のあらゆる制御を司るスーパーコンピュータの管理技術者マヌエル。
 彼は月政府の委託業務を受けていたが、ある日に反政府活動の集会に参加する。
 彼は冷笑して抗議行動を見ていたが、そこに月政府長官の親衛隊がなだれ込んでくる。
 スーパーコンピュータのマイクは、月政府を転覆するための計画をはじき出す。
 反政府活動で知り合ったリーダーの教授、女性活動家ワイオとマヌエルの三人は月面都市全体で反政府の機運を盛り上げる。
 そして、地球の連邦政府に対して独立を突き付けることになっていく。
 
 第二章から段々と話が進んでいが、前半が長い。
 ここを乗り切らないと読み通すのが困難な長編だった。

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Posted by ブクログ 2022年08月06日

地球から一方的に搾取されてきた月世界植民地が地球政府から独立する闘争を描いたSF小説。

月世界に住む技術者・マニーと自意識を持った巨大コンピュータ・マイクたちが革命の先頭に立ち、宇宙船もミサイルもない中で月世界独立を求めて強大な地球政府に立ち向かいます。

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Posted by ブクログ 2022年05月24日

月面特有の社会問題と文化、月世界の歴史と成り立ち、革命の組織論、冷酷な政治世界、理系の専門用語、特徴のある人物描写、これほど幅広い要素を一つの小説に収めて描写しきった作者には尊敬の念しかない。

 純粋に「月世界があったらどうなるだろう」という妄想を博識な作者が華麗に重層的に描いてみせたところは、こ...続きを読むの本最大の魅力である。そもそもSFのif小説はそういうものなのだが、この本は物質的な科学的な想像にとどまらず、ありうるであろう月世界人の価値観と文化までも描写したところに私は強く惹かれた。

 正直、後半は疲れもあいまってとばしとばしな読み方をしてしまった。前半のvs長官の革命は疾走感があり、徐々に成功を積み重ねていたので私のような俗物はそこだけでも楽しめた。

 文章面で言えば少し分かりにくかったし、後半にさしかかるとくどく感じてしまった。「かれ」「あれ」「その」という語を多用しているのでどれがどれだか分からなくなってしまう。

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Posted by ブクログ 2022年04月15日

月が流刑地で、地球から搾取されていて、独立戦争を起こすというあらすじは、アメリカの独立など似ていて面白かった。前半の、コンピューターが月世界をどんどん掌握していく過程は読んでいてワクワクするが、実際に現代の生活がGAFAなどに管理されているのを考えるとこんな世界になるのもそう遠くはないなと思う。本作...続きを読むでは無欲なエンジニアの主人公が正義のためにコンピューターによって月を支配しているが、これが悪人だったらたまったもんではない。

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Posted by ブクログ 2021年06月13日

ロバート.A.ハインライン 長編SF
オールタイムベストではいつも上位にランクイン
原題the moon is a harsh mistress
(月は厳しい愛人) 2076年地球の植民地だった月が
自意識を持ったコンピューターと教授、女活動家者、ノンポリ技術者が兵器を持たない月で革命を目指す
...続きを読む壮大な679頁の作品。独立戦争、政府、政治、貨幣、外交、戦略などについて勉強になりました。



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2021年01月16日

表紙とタイトルに惹かれて読み始めたものの、訳に馴染めなくて再挑戦。
教授やマヌエルが繰り広げる政治的な駆け引き、宇宙船も水爆も持たない月世界が如何にして地球と戦うか、最後までドキドキしながら楽しめた。
特にマイクが何でもこなしちゃうのに驚き、それにもまして根っこは子どものままのマイクであるのが頗...続きを読むる魅力的。ラストがあまりあっさりしてるのが拍子抜けだけど、このゆるい感じがマヌエルらしい。タンスターフル。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

やはりこの時代のSFはSFらしくて楽しい。そしてSFとして語られていることの半分くらいは現実化されていて、分野によっては現実がSFを超えているようなものもあって、そのアンバランスな世界を楽しむこともできる。

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Posted by ブクログ 2019年05月31日

AIとのやり取りにニヤニヤが止まらない。しかも革命サクセスストーリー、ワクワクしないわけがない!続きが気になって現実が疎かになる。注意!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月18日

革命が起こったらどうなるのか
当時の(近未来だけど)革命の仕方、仲間集めなどのディティールが細かくて面白い!

2019年版(携帯電話の普及やメールなどを加味した)があればさらに面白くなりそう

最後の最後で、ほぼ主人公のいる会議室?がメインなため、なかなか前線の厳しさや状況が伝わって来なかったが、...続きを読むそういうところもリアリティ路線で楽しめた。

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Posted by ブクログ 2024年01月30日

無駄に長い気がしたけど、昔と今SFに対しての考え方そんなに変わってない気がする。
今2024年読んでもそれほど違和感はなかった。
1960年代からあまり進歩してないってことかな?

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Posted by ブクログ 2023年11月15日

SF界ビッグスリーの1人、ハイラインの代表作として、アメリカでは読者投票で1位に挙がる本書。ちなみに日本では、映画化もされた「夏ヘの扉」が1位。

月に住む主人公を含む3名と1台のAIがメインとなって腐敗した政府への反体制運動から革命を起し、自治政府を立ち上げ、月を支配していた地球の政府からの独立ま...続きを読むでを描く壮大なストーリー。よく革命を起こし現体制を倒してチャンチャンというハッピーエンドな展開はよくお目に掛かるが、本書は革命の後の苦労もしっかり描かれていて新鮮であった。

ただ翻訳が読み難い。英語に忠実に、アメリカ独特のウィットもちゃんと訳そうとする努力が見られたが、あまりの読み難さに何度か挫折しそうになった。アメリカと日本の読者投票の結果の違いは文化の違いと解説にあったが、確かに本書の内容はアメリカ建国の歴史と通じる事は大いに納得するが、そもそも翻訳の読み難さのために日本での評判が低めなのでは、と思ってしまった。

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

月に追放された人類やその子孫が意思を持ったコンピュータを活用して、地球へ革命を仕掛けるストーリー。古い小説らしいので、設定が微妙なところはあるものの、チャットGPTが出てきた今説得力のある部分もあり。ただ翻訳のせいか日本語が分かりづらく、読みにくい。

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

翻訳の問題なのか、とにかく読み進めるのに苦労した。
なんにせよ60年代にこの発想をした著者に驚きだし、現在でもそれを超える発想は無いんじゃないかと思う。

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Posted by ブクログ 2023年03月07日

今で言うところのまさしくシンギュラリティを超えたAIが主要なキャラクターとして登場するのだが、1960年代に既にこの発想が物語に活かされているということにまず驚いた。
その一方で、例えば未だに個人間の通信手段なんかは2023年時点の現実に遥か及ばず、必死で電話を探してコンタクトを試みたりするのはご愛...続きを読む嬌。

日本で言えば60年安保闘争の後、大学紛争が各地で勃発する直前あたり、ご当地アメリカでは長期化の兆しを見せ始めたヴェトナム戦争を背景に厭世観が高まり、ヒッピームーヴメントが隆盛を迎える頃に書かれた小説。
近未来の月世界を舞台にしながら、そんな時代の息吹が間近で感じられるような物語に仕上がっている。
著者が登場人物に代弁させている政治観や選挙に対する考察等は非常に興味深い。
もちろんそういった"見立て"を抜きにして、純粋にSF小説としても名作古典であることは間違いない。

ここまで版を重ねながら、なお本来であれば"キロカロリー"と書くべきところ、すべて"カロリー"と誤記されている点は甚だ残念である。

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Posted by ブクログ 2022年04月01日

だいぶ前に書かれたものとは思えないほど機械が自我を持つことへの懸念が描かれながら、同時に友として描かれることが不気味ですらあって不思議な感じがしました。
少し間延びして感じられたのは残念です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月06日

『夏への扉』と並ぶハインラインの代表作だということで読んでみたが冗長で盛り上がりにかけ面白いと思わなかった。ラストの部分のマイクとの別れは長い間読んだだけあって少し感動したが…

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月16日

文章があまり頭に入ってこなかったのもあって、正確に読み取れているか分からないのですが(夏への扉はそんなことなかったのに、、)個人的にはマイクめちゃくちゃ怖いという感想になりました。
AIに命の選別のような問題は解かせるべきではないですね…。倫理観の学習は、機械が置かれている環境による影響が大きすぎる...続きを読むと思います。地球人も良くないところはあるのですが、マイクが地球に対する攻撃を楽しんでいるのは、かなり恐怖を感じました。詩を読んだりしていたのに、最後なんでこんな感性になったの…。
あと、月と地球の重力の違いの話や、資源の枯渇の問題の話はとても面白かったです。私達が月に気軽に行けるようになったら、そういうこと、本当に本当に起こりそうです。

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Posted by ブクログ 2021年05月20日

自意識を持つコンピュータの存在が最高。
月世界では常識とされている結婚制度やいろんな設定が面白かった。
初期のちょっと無邪気さがあるマイク大好き。マニーとマイクの会話はなんだか安心感がある。

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Posted by ブクログ 2020年08月19日

富野御大が公言されているように、ガンダムの元ネタの一つである古いSF。地球人と虐げられた月人が抗争するお話。Gのレコンギスタにある食用にされた人民クンタラの元ネタもここにあったのかと心が弾みました。

昔から想像された近未来であるので、多少の発展の方向性が違うのは仕方がありません。この本の中では携帯...続きを読む電話が出てきません。何なら公衆電話みたいな固定電話を使ってしまう。人類は宇宙進出にはある程度見切りをつけてしまい、地球上のネットワーク構築に精を出したのだなあと強く思います。
そして、読み終わった後に気がついたのですが、この本の発行、アポロ11号の月面到着前ですよ。気付いて震えました。よくも書いたものだと。

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Posted by ブクログ 2020年02月04日

日本語訳に問題があり、かなり読みにくい。
主語が誰なのか、誰(何)についての説明なのかわかりにくかった。

知ってるでしょ?と言わんばかりに出てくる呼称など、前のページをめくって確認しても判然としない場面もあった。

後半マヌエルらが月に戻ってからの攻防戦は面白く読み応えがあるので、前半わかりにくく...続きを読むても雰囲気だけで読み進める忍耐力は必要。

時期的に香港のデモと重なり、属国から独立する難しさを思った。

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Posted by ブクログ 2019年05月02日

本の内容が全く頭の中に入ってこない。
このまま読み進めても楽しめるとは思えない。
なので、途中でやめた。

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Posted by ブクログ 2019年03月10日

『宇宙の戦士』以来、ハインライン作品三作目。何だかなぁ…面白かったような気はするんだが…(^^;; 日本でのランキング通り、私も『夏への扉』の方が好きだなぁ。

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Posted by ブクログ 2018年10月27日

2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対して独立を宣言した!
流刑地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。
革命の先頭に立ったのはコンピューター技術者のマニーと、自意識を持つ巨大コンピューターのマイク。
だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が巨大な地球に...続きを読む立ち向かうためには

という話。

SF小説の中でも有名な作品を一通り読んでみようキャンペーンの11作目。

月を管理するためのコンピューターが人知れず、自我を持っていて、マニーと友情を育んでいる。
この人工知能(という表現は出てこないが)が味方してくれているおかげで成り立つ物語。

人工知能という言葉がようやく誕生した時代に書かれた作品だけど、高い知性、早い演算処理、並列同時処理能力など現在の人工知能の能力を的確に表現している点が素晴らしい。
唯一無いのはハッキングくらい。 『夏への扉』でもルンバみたいな機械が出てきてすごい先見性だなと思ったけど、この作品でも発揮されていた。

いやー、この人すごい!

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Posted by ブクログ 2018年11月25日

最後は清々しい気持ちになれた。

マイクは最後一体どうしたのだろう。
気になる。

コンピューターがマイクぐらいまでなるのには後どれぐらいかかるのだろうか。

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2013年12月11日

矢野徹のお粗末極まりない訳で読むのは苦痛でした。
拙い逐語訳は翻訳とは呼べません。
作品自体は文句ないので是非とも新訳で読みたいですね。

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