• 猫と私の金曜日 2
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    この作者さんで、こんな普通の(?)ラブコメっぽいのを読むのが久々な気がする。
    可愛くてイケメンな猫太くんを存分に堪能しました。

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    2021年01月24日
  • 猫と私の金曜日 3
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    始発で帰るイケメンな先輩と、その意味を察しない小学生猫太くんの図が面白かった。モス子がとってもいいこ。

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    2021年01月24日
  • ロスト・シンボル(中)
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    立方体の箱は十字に、そしてその真ん中には薔薇を表す丸中黒。おまけにエオウァ・サンクトゥス・ウヌスの意味もわかって、俄然謎解きが面白くなってきた。
    前作ダ・ヴィンチ・コードともつながりそうな感じだけど、次のヒントが出る絶妙なタイミングで続きはお預け。相変わらず誰が敵か味方か分からんのはいいとして、ヴィットリアどころかヌヴーも全然出ないのなぁ。暗号解読官なんて便利なキャラだと思ったんだが。

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    2021年01月24日
  • 天使と悪魔(下)
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    種としての人類が自分たちより偉大な力への信頼を放棄するときは、おのれの行為への責任感をも放棄する。
    宗教とは縁遠い私だけど、災害の話とかでも通じるよなぁと思ったり、演説の力強さは圧倒的だった。
    カメルレンゴは結果的に間違えてしまったけれど、その思想は一つの真理だった。やはりイルミナティもただの幻だったけど、彼の最期は光に包まれていた。

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    2021年01月24日
  • 天使と悪魔(中)
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    ローマ、ギリシャ、太陽、ミトラ…様々な神を取り込んだキリスト教の歴史は、仏教や神道の歴史に通じるものがあるんだなぁ、面白いなぁ。
    そして無名な彫刻家の正体がまさかベルニーニとは。土・空気・火・水、四つの彫刻、四つのアンビグラム、そして四人のプリフェリーティ。行く先々には楕円のマーク。こういう符合にはわくわくするけど、話が進むにつれ、ロバートって学者…なの?ってなる。

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    2021年01月24日
  • 天使と悪魔(上)
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    コンクラーベの日に失踪した四人の枢機卿、盗まれた反物質、起きるはずのない事件の裏で報復を目論む謎の集団イルミナティ。イルミナティをかたる犯人は真に昔から続く組織の者なのか、内通者は誰なのか、なぜ反物質は盗まれたのか。
    読みやすいけど、反物質の話が理解しきれない。ディラックとかの話に近いのかなぁと思いつつ、とりあえず今はポロックの例えが分かったのでよしということで。

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    2021年01月24日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸
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    クビシメロマンチストっぽいなぁと思ったけど、語り部が事件についてちゃんと話してくれるから、こっちの方が親切かな。
    ネタ満載で、タイムラグを感じさせない流れるような会話劇に思わずうふふふふふって声が出る。みーくんの訳分からん独り言みたいなの割と好き。

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    2021年01月24日
  • 王国物語 1
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    カラーが多くてとても贅沢な一冊。
    短編集かと思いきや、どこかで話がつながりそう。
    側近の彼、夢にうなされ、右手を押さえていたこと、左手を使えと言われていたことから察するに、シャオの方なのかな。

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    2021年01月23日
  • 夜の写本師
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    『オーリエラントの魔道師たち』を読んでて、イスルイールってどんな人だっけと思い、再読。
    テイクオク、プアダンの呪法、それに指なしカッシまで出てきて、思わず声を上げそうになる。最初に読んだときには気にも止めてなかったことが、ちゃんと別の物語の中でも活きてて、それを踏まえて読むのも面白い。

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    2021年01月23日
  • 進撃の巨人 悔いなき選択 リマスター版(1)
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    イケメンリヴァイを堪能する漫画。発売中の原作13巻といい感じでリンクしてるのがうれしい。お掃除リヴァイはこの頃からご健在(笑)
    すごく悪い顔してる策士エルヴィンとリヴァイ、反りが合わなそうな感じだけど、その辺はファーランの件が関わってくるのかな?

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    2021年01月23日
  • カブキブ! 2
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    クロの代わりに和尚吉三を演じた阿久津。外郎売対決も無事終わって、いよいよ本番。霧湖はじめ皆いい子たちばかりで、展開は予想できすぎるくらいだけど、その分逆に歌舞伎シーンをじっくり楽しめる。
    生真面目な蛯原くんもそのうち仲間になるのかな?それとまだ決まってない阿久津の屋号、この辺で彼の秘密も分かりそう。んー気になる。全くどうでもいいけど、ごんぎつねを撃った赤鬼の魔法が解けた後が知りたい。

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    2021年01月23日
  • カブキブ! 1
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    高校生が、というか素人が歌舞伎を一からやるなんて難しいわなぁと思ったら、キャラが皆ハイスペックだった(笑)でもそんなことは関係なくて、それぞれの特技を生かして自分たちの歌舞伎を作っていく、それを同世代の子たちに観てもらうなんて、考えただけでわくわくしてくる。
    歌舞伎の何が面白いのっていうのは私もよく聞かれるけど、まさに「知らざぁ言って聞かせやしょう!」だ。理屈抜きにかっこいいんだ、これが。
    まずは無事同好会設立で、迎えた初公演、三人吉三。意外と早く助っ人が登場して、前のめりになったとこで続きは次巻。

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    2021年01月23日
  • 極限世界のいきものたち
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    ニッチを占有するために驚きの進化を遂げた中には、割と身近な生物も含まれてて、面白い発見だった。体のつくりを変え、宿主まで変化させて、種の存続を図る彼らからすれば、人間のなんと異様なことか。
    イラストが白黒だったので気になったのは検索。単為生殖の仕組とか、もう少し説明があったらよかった。

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    2021年01月23日
  • 7SEEDS 4
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    春と嵐、ついにニアミス? それぞれ目覚めたタイミングに年単位のズレがあってもおかしくなさそうと思ってたので、そこはひとまず安心かな。
    でも花の言うとおり、ただ生きるために生きることはできない。自分が彼らの家族だったら、今までの生活を全て捨てさせても生き延びてほしいと思うだろうか。何もかも失って、それでも生きる理由を見つけられるか。
    吹雪には生きててほしかったけど、鼻がきくようになったと言った時点で気付くべきだったな。

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    2021年01月23日
  • 7SEEDS 5
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    前巻で目覚めた時間に年単位のズレがあったら…なんて思ってたら案の定。眠ったときは同じくらいの高校生だったはずなのに、15年ズレてたら一回り以上年が離れてしまう。
    鷹と夏Bとの出会いは、もっと違ったものになったかもしれないなのに、再開を信じているか否かで花と嵐の選択肢は別れ、二人はすれ違うばかり。
    秋チームの人が言ってた、生きる力のあるなしっていうのは、こういうことなのかもしれない。

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    2021年01月20日
  • 7SEEDS 3
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    プロジェクトがどんなものなのか、ひとまず何を目指せばいいのか、ざっくりと分かってきた。社会に適応できない、いわゆる落ちこぼれを集めたと言われる夏Bにおいて、やはり百舌の存在は異質だ。牡丹にも知らされていない監視役みたいなものか?
    必要な物資が手に入ったのは良かったけれど、プロジェクトの目的は正直よく分からない。大事なものを失って生きる目的すら見失いそうな彼らに、一体何を託そうとしたのか。

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    2021年01月19日
  • 7SEEDS 2
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    百舌と言われて、1巻の仕掛けってはやにえみたいだもんなぁと思ったり。調べたら1羽で越冬するそうで意味深だ。
    そして花ちゃん、春のチームではと思ってたけど、予想外に登場が早かった。なんだか装備もすごいし、本格的にサバイバルしてるけど、柳にははっきりとした目標があるというか、助かる方法を知ってる様子。
    ただその方法があったとしても、あの環境で何日も過ごすって考えただけで耐えがたい。蝿の王を思い出した。

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    2021年01月19日
  • 7SEEDS 1
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    最初なにも自分で考えない、行動できないナツにモヤモヤしてたけど、自分だってそもそも自己主張するタイプではないし、子どもだから分からないフリで誤魔化してきたこともあったから、過去の自分と重ねてたのかも。
    今までとは全く違う世界、いもしない親や先生は助けてくれない。そのとおりだけど、たとえ日々の生活の中でだって自分で考えて自分の言葉で伝えなくちゃ、何もできないままなんだよね。

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    2021年01月18日
  • クドリャフカの順番
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    刷りすぎてしまった文集、意図の見えない十文字事件、『夕べには骸に』が作者不明な訳…文化祭のごちゃごちゃの中、全く無関係な問題が果報を寝て待つわらしべプロトコルの末に一気に解決しちゃうの、無茶苦茶ですごくおもしろかった。
    今回は古典部員それぞれの語りで話が進み、各々一長一短あり、古典部内外で思うところあり、それでも卑屈にならず真っ直ぐで見てて気持ちいい。

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    2021年01月18日
  • 愚者のエンドロール
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    脚本家が病気とは言え、犯人もトリックも一切教えてもらえないのはおかしいのでは?という疑問を抱きつつ始まった推理合戦。
    こういう次々と推理を披露していく形式って最後まで正解出ないよねと思った通り、女帝入須の「『探偵役』をそのまま務めてくれとはいわない」が真実だったわけだ。
    結局真実ではなくても奉太郎が出した答えが、皆の望む正解であったことが大切なんぢゃないかな。それが奉太郎にしか出せない答えなら尚更。

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    2021年01月18日
  • 氷菓
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    小市民シリーズのにメージがあって、氷菓ってかわいいタイトルだなぁと思ってたら、真相とのギャップに驚かされる。
    えると関谷の過去、33年前の出来事、カンヤ祭の由来、氷菓の意味。一見無関係な日常の謎が、結果的に手がかりとなって真実にたどり着く。
    他人からどのように見られていたとしても、それが真実とはかぎらない。事件後、関谷は一体どういう思いでいたのだろう。インドで失踪した件と、供恵がベナレスから手紙を出してきたことと関係があるのか。
    大出先生のことも、私、気になります。

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    2021年01月18日
  • ラヴクラフト全集1
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    狂気と怪奇と狂言の狭間、どう捉えるかは読み手次第。「壁の中の鼠」「闇に囁くもの」は特にその傾向が強くて面白い。
    「インスマウスの影」は特に形容しがたい気持ち悪さがあった。主人公があからさまなバッドエンドフラグを進む様をこれでもかって丁寧に描くくせに、肝心な謎の生物の正体であったり、話のオチであったりがぼかしてあって、嫌な方にばかり想像が膨らむ。この考える余地が恐さの肝かも。
    読みながら、「伝奇集」のウクバールを思い出した。語り、騙られることで非実在のものが形を得る。幻想と現実の境界が曖昧になっていく。

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    2021年01月18日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院
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    全体的に女性向けな感じがして、耽美な雰囲気漂う美少年の自作自演とかで終わったらどうしようと途中まで思ってたので、謎解き部分は意外に楽しめた。
    どちらかというとラングドンシリーズに近いものがあるけど、敵・味方とも不用心すぎるんぢゃないかと思うくらい、ゆるゆると話が進むので、変にアクションがあるよりはこっちの方が好きかな。特に奇跡を本気で信じるが故に、どこまでも合理的な平賀神父がいい。こんな美人なのに、悪魔祓いのやり方が不穏当すぎる(笑)

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    2021年01月18日
  • 月は無慈悲な夜の女王
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    表紙とタイトルに惹かれて読み始めたものの、訳に馴染めなくて再挑戦。
    教授やマヌエルが繰り広げる政治的な駆け引き、宇宙船も水爆も持たない月世界が如何にして地球と戦うか、最後までドキドキしながら楽しめた。
    特にマイクが何でもこなしちゃうのに驚き、それにもまして根っこは子どものままのマイクであるのが頗る魅力的。ラストがあまりあっさりしてるのが拍子抜けだけど、このゆるい感じがマヌエルらしい。タンスターフル。

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    2021年01月16日
  • 鬼滅の刃 13
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    不死川玄弥、あんだけ刀、刀言うてたくせに銃使うんかい!! というツッコミはさておき。
    玄弥の兄 実弥と言えば、自らを傷付けてまで禰豆子を挑発してたのが印象的だけど、実母に弟妹を殺されたからこそ、人間は皆家族だから襲わないなんて信じられなかったんだな。そして守るべき家族を手にかけなきゃならない辛さを誰よりも知っている。それがあの行動につながるのなら、案外実弥はいいやつなのかもなぁ。

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    2021年01月16日
  • 新装版 虚無への供物(下)
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    地図を見ながら、氷沼家はこの辺で、アラビクがここでと確認しつつ読む。地図が悪いのか、そーゆーもんなのか、残念ながら五色不動を結んだ線は西荻窪には至らなかった。ただ辿り着いた近くが、牟礼という地名なのが気になったけども。
    二回読んで、あらためて「そう、たぶん同じつもりなのであろう」というフレーズにしみじみとさみしくなった。いつか向島の桜を見に行きたいなぁ。

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    2021年01月16日
  • 新装版 虚無への供物(上)
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    冷静に読むと随所に伏線があり、この本を奇書たらしめる準備は既に序章で完成していて、思わず感嘆。普通のミステリー感覚でいた初読時にモヤモヤさせられた推理くらべも、今読むと別のフラストレーションを生まずにはおらぬ。
    ところで、真名子肇って十蘭の『魔都』の登場人物と関係あるのかな?

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    2021年01月16日
  • 月光ゲーム
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    それぞれが異なる犯人を思い描きつつ、なかなか判明しない真犯人と暗号の謎、事件にも影響しつつ皆を追いつめるクローズド・サークルなど、思った以上に読み応えあり。

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    2021年01月16日
  • 海のある奈良に死す
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    小浜って重文たくさんあるし、八百比丘尼伝説もあるのに行ったことないなぁと、アリスに倣って少し調べながら歴史ミステリー要素にわくわくしてた私も、赤星氏に翻弄された一人というわけか。あっちこっち飛び回る二人についていくのに必死で、完全に見落としてたなぁ。
    トリックであったはずの「海のある奈良」が最終的に小浜に行き着いて、お水送りの話が活きてくるのはお見事。火村とアリスのじゃれあいも何となく勢いがあって楽しかった。穴吹と霧野の間に何があったのかは分からないけど、それがいいのかも。火村先生の秘密は気になるけどね!

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    2021年01月16日
  • ダリの繭
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    錯乱した現場、混乱した被害者・加害者・第三者の立場。前作よりさらに、人の内面にウェイトをおいた謎解きが面白い。秀一のフロートカプセル、優子のライトハウス、相馬の女装癖etc. 例え共感されずとも、その人にとって特別な繭というのはある。守られた世界、あるいは子宮内の楽園。それが動機となっているのが悲しく、冒頭を読み返すと一層哀れだ。
    それにしてもアリスが小説を書くのも、意外に重い理由があるんだなぁ。知らないだけで皆いろんなものを背負ってるもんなと暗くなりかけたところで、絶妙に新婚ごっこをやる二人。いいコンビ。

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    2021年01月16日
  • 朱色の研究
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    罪と罰の話が面白かった。全ての殺人者はこの世で裁いてやるのが慈悲というのと、あの世はないから犯罪者は人間の手で裁かれるべきというのは似てるようで違う気がする。裁かれる者と裁く者…いや罪人を許す者と許せない者の差か。越えてはならない境界線上を歩きながら、彼はずっと夢を見るのだろうか。

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    2021年01月16日
  • 火村英生に捧げる犯罪
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    いい感じの表紙に、このタイトル、そりゃ一体どんな犯人が出てくるのかとドキドキしちゃう。あとがきでも触れてあって思わず笑ってしまった。確かにママやら妻やらに捧げる犯罪だったら、犯罪者不在のいわゆる人が死なないミステリーっぽさがあるな。今度読んでみようかしらん。
    鸚鵡返しや殺風景な部屋とかも変わりネタだったけど、ネタより火村の安楽椅子探偵ぶりに驚嘆。今回は二人で出掛けていって謎解きっていうの少なかったけど、「くるか、アリス?」「付き合えということやな」から受けるコンビの安定感に和む。

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    2021年01月16日
  • 高原のフーダニット
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    オノコロ島はトリックがなかなか突飛だったけど、それよりも見所は相手の立場をいかに正しく見抜いて尋問するか、だな。
    表題作といい、火村の頭脳の冴えと、繊細な駆け引きの巧さに嘆息するばかり。それに、頑迷固陋だと思ってた野上さんの以外な一面も知ることができて、ちょっと好感が持てるようになったのもうれしい。
    ミステリ夢十夜は、ミステリかどうかはさておき、これは西宮神社かしらと思いつつ、福男をかけてめっちゃ頑張る火村の姿を想像して笑ってしまった。

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    2021年01月16日
  • 少年陰陽師 かなしき日々に咲き遺れ
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    晴明に頼らず昌浩が一人でやりきったことも、そのことで抱える秘密も、一人前になった証拠だと思うけど、いまいち不安が拭いきれない。祀桜が穢れて尸櫻に変わっても、決して枯らしてはいけないというばば様の言葉が気になる。件の予言にある「櫻の封じ」も関係ありそう。
    「愛する者の手にかかり」っていうのも結局屍たちのことだったのか、腑に落ちないなぁ。
    現代パラレルは、転生した昌浩たちと紅蓮がまた巡り会った設定なのかと思ったけど、そうでもないのね。この紅蓮はエプロンがすごく似合いそう(笑)

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    2021年01月16日
  • 少年陰陽師 朽木のひずみに群れ集え
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    都の木枯れを祓った代償。本来起きることはない、起きてはならないことを、別の世界に起こすことも、やりようによっては可能って、まさかそれが智鋪の祭司の狙いか。
    今回の異界や異郷で起きた異変のように気付けたら対処の仕様もあるけど、昔の尸櫻の界のような全く知らない地まで影響が及んでも対処できないんぢゃなかろうか。父を助けてほしいと言った脩子だって、誰かを身代わりにしようと思ったわけではないはず。どこかにしわ寄せがいくやり方は、昌浩も本意ではないと思うけど、さて。それも全部含めて、清濁併せ呑むのが陰陽師、か。

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    2021年01月16日
  • 鬼滅の刃 12
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    鬼も鬼殺隊も変人ばっかりで、たくさん出てくると訳わからなくなるな。
    記憶の遺伝に出てくる日の呼吸の使い手、それと瓜二つな黒死牟。この二人、炭次郎と禰豆子同様に兄弟で鬼狩りと鬼という関係なのかな。さらにその子孫である時透無一郎。
    情報量の多い巻だったけど、それぞれどんな戦い方をするのか次巻のお楽しみ。

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    2021年01月16日
  • 鬼滅の刃 11
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    炭次郎も伊之助も善逸も強くなったなぁ。黙って見守ることしかできなかった時とは違う、戦うべきときに動けるよう、着実に成長している。
    炭次郎は日の呼吸の力を継承?してるようで、竈門家が襲われたのも禰豆子が鬼にされたのも、無惨がその力を恐れてやった、ということだろうか。そういえば耳飾りも太陽がモチーフだったな。

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    2021年01月16日
  • 鬼滅の刃 10
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    上弦の陸は兄妹か。
    鬼として強くなるものは、人間の頃他者に抱いた羨望や妬みを、鬼になって人を食らい傷つけることで必死に満たそうとしているようで、見ていて哀れだ。或いは自分の力で超えられない無力感に鬼がつけ込んでいるのか。
    鬼になって永遠を手に入れたとて、人間だった自分を忘れてしまうなら、自殺と何ら変わりない。それを阻めるのは、家族や支えてくれる周囲の人間の存在なんだな。

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    2021年01月16日
  • 鬼滅の刃 9
    ネタバレ 購入済み

    音柱 宇髄天元。三人も奥さんがいるという噂のみ知ってて、きっと渋い男前に違いない 知らんけど、と読み始めたらすごく変わった男前だった。
    宇髄さんと炭次郎、伊之助の会話について行けなくて、善逸のツッコミにすごく安心するのに、戦闘シーンでは鼻ちょうちんにちんちくりんな女装のままなの、本当ひどいな(笑)
    3人の女装、これもしや宇髄さんがド派手にやってくれちゃったのか…?

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    2021年01月16日
  • BEASTARS 3
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    アジアゾウとぶつかったシマリス、校外で起こった食殺事件。表面上なごやかに見えるレゴシとハルの食事シーンのように、表向き共存・共栄による平和が実現しているようで、水面下では本能的な欲求や恐怖が渦巻いていて、ぎりぎりのところで均衡が保たれている。
    そんな中、隕石祭の準備でレゴシは学外へ。やっぱりというか、闇市のような場所がなければ、成り立たないよなぁと納得。
    小動物への特殊性癖って少し笑いそうになったけど、小児性愛みたいなもんかと思うと複雑だ。

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    2021年01月16日
  • BEASTARS 2
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    ハルのこと、1巻の発言からして分かってたけど、実際絵で見るとインパクトが強い。求められる役割を演じることに慣れすぎて、ハル自身、個としての承認欲求を諦めてしまって、自分を蔑ろにしているようで悲しい。
    一方、ルイの代役で舞台に立ったビルとレゴシ。持って生まれた力を誇示するのも、本能を抑え他者の為に力を使うのも、それぞれの自由。草食相手に手加減していたビルの本気を、怪我をものともせずに圧倒するルイの気迫にのまれた。舞台上で見事に自分の生き様を見せた彼は、なぜビースターを目指すようになったんだろう。

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    2021年01月14日
  • BEASTARS 1
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    レゴシとハルは、食うもの・食われるものという点で強者と弱者の立場が明白であるがゆえに、それに縛られていて窮屈そう。
    ただ周囲の偏見よりも、生まれつきの性質を抑圧してまで共存を図ろうとする社会自体が歪にも思える。ジャックとマルクみたいに個々が親しく付き合う分にはいいけど、社会でとなるとなかなか難しい。
    ルイは運命に逆らうアドラーを演じることで、草食=弱者という固定観念を払拭しようとしているようだけど、果たして。

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    2021年01月11日
  • 黒執事 30巻
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    メイリンの過去編。
    両親が流行病で亡くなったってとこまでは本当だったのか。劉まで登場したのは驚き。素のメイリンもとても素敵なので、アニメでも見てみたい。

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    2021年01月10日
  • 黒執事 29巻
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    相手のライフラインを断つところから始める兄弟喧嘩とは…(笑)
    ヒースフィールド男爵が、亡くなった奥さんと魂のかたちが似ている人を探してたのが気にかかる。死者の蘇生はまだ完璧ではない。魂のかたちが血液型の比喩でなく文字通り魂のことを言ってるとして、もし奥さんを蘇生させるために、代わりの魂が必要になるんだとすれば、セバスチャンに食われてしまったシエルの魂の代わりは、ぼっちゃんの他には有り得ない。ブラバットはセバスチャンが人間でないことに気付いてたみたいだし、分からないことばかりの不利な状況をいかに切り抜けるか。
    次巻からは使用人大活躍の巻?

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    2021年01月10日
  • 黒執事 28巻
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    戻ってきたのがシエルじゃなかったら、自分はあんなに喜べなかったと認めることができるリジーはえらいな。そして3年もぼっちゃん頑張ってるのを傍で見てたはずなのに、何のためらいもなくシエルを選ぶのね…。
    ぼっちゃんはただ皆が望む、そしてシエル自身がなりたかったシエル・ファントムハイヴ伯爵を演じてきたのに、この仕打ち。
    兄弟喧嘩にしては随分大掛かりだし、何よりヤードやリジーたちにも蘇生したシエルを見られてるのに、どう片をつけるのか。

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    2021年01月09日
  • 黒執事 27巻
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    お腹の中のキャンディ…ぼっちゃんがあれだけ怯えていたのは、自ら望んだわけではなくともシエルの魂を犠牲にしてしまったことへの負い目があるからか。 結果的にシエルが受け継ぐはずだったもの全てを手に入れたわけだけど、自分の名前を捨て復讐のためだけに生きるなんて、失ったもののほうがはるかに大きい。
    まだ契約前のセバスチャン、顔がときどき下衆っぽくて、契約が済んでからはちゃんと執事やってるんだなと実感できたのが、ちょっとおもしろかった。

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    2021年01月09日
  • 黒執事 26巻
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    久しぶりに再読。
    幼い双子の天使っぷりに癒やされる反面、病弱な自分では番犬の役目を継ぐことはできないと思われていることが、ぼっちゃんが兄シエルになりすます決意をした原因の一端なのかと思うと悲しいな。

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    2021年01月09日
  • ミステリと言う勿れ 1
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    主人公の整はまるで一人芝居か、ミステリ小説に出てくる風変わりな探偵のように所構わず喋りまくる。
    けれどタイトルから察するに、彼の役どころは探偵ではなく、彼自身が言うところの「全く違う思考回路の別の種族」なのかな。
    今そんな話してる場合?と思うようなことに敢えて突っ込んでいくのが面白い。
    バスジャック事件、後半も楽しみです。

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    2021年01月06日
  • 鬼滅の刃 8
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    映画の続きを読みたくて購入。
    キャラがどんどん死ぬから辛いと聞いていたけど、思いの外読みやすかった。主人公である炭次郎が、例え相手が鬼であろうと、その最期に寄り添い、人間だった頃に救われなかった魂を看取ってくれるからだろう。
    どれだけ頑張って足掻いてどうにもならない時でも、それまでの努力を決して否定しない、どんなに悲しい結果になっても何度でも立ち上がる。そんな煉獄さんや炭次郎の心の強さが、これだけ人気が出た要因なんだろうな。

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    2021年01月06日