【感想・ネタバレ】天使と悪魔(中)のレビュー

あらすじ

折しもヴァチカンは新ローマ教皇選挙会の当日。だが、次期教皇候補四人が揃って失踪していた。そこへイルミナティを名乗る人物から電話がかかる。かつて科学者を迫害した教会への復讐のため、教皇候補を一時間に一人ずつ殺していくというのだ。殺人はどこで行われるのか。反物質の隠し場所は。その鍵が17世紀に書かれた詩に隠されていることに気付いたラングドンは、知力と体力を尽くして、殺人ゲームに挑むが──。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

上は、ちょっとイライラするシーンもありましたが、中はサスペンス感が増して展開が早く、面白かったです。
作品はフィクションですが、芸術作品に興味を持つきっかけになるかもしれません。
ものすごく良いところで終わるので、中を読んだら下は必読ですね。

0
2024年02月28日

Posted by ブクログ

 中巻は火の教会に突入したところまで。初読時はあまりに面白すぎて夜中夢中で読んでおり、朝一で近所の書店へ下巻を買いに走った思い出がある。実際に現代でも啓示の道を辿って行けるなんて俄かには信じがたいが、現存するベルニーニの彫刻の数々や歴史的建造物の写真が巻頭にふんだんに掲載されていることからも、よくぞこんな面白謎解き作品に仕上げられた、と著者に敬服する。ヴァチカンへ行ったのは本書を読む前だったので、是非読んでから訪れたかった。

0
2023年10月04日

Posted by ブクログ

疾走感が出てきました。ローマやバチカンには行ったことがあるので、思い出しながら読んでいます。ガリレオ、ラファエロ、ベルニーニ、ミケランジェロ、ゆっくり美術館に行って見てみたい

0
2021年12月12日

Posted by ブクログ

「コンクラーベ」は「根競べ」と誰かが言いましたが、危機に直面しても右往左往するだけで、果たして本当に神に祈りを捧げているのかわからない聖職者の無能ぶりに、のちに明らかになる犯人の動機にも説得力があると感じます。

0
2017年08月15日

Posted by ブクログ

残酷なシーンは、小説であるからまだ耐えられる。そういった映像は避けてきた人生だから、私の想像力では具体性に欠けたものしか浮かんでこない。浮かんできたとしても反射的にモザイクをかける。怖い、怖いと思いながらも、ここまできたらもう最後まで読まなきゃ怖いまま終わってしまう。

0
2025年11月17日

Posted by ブクログ

ラングドンの閃きと推理が素晴らしい。メディアの関係者って本当に救いようがない。現状カメルレンゴが一番好きです。自身の責務に向き合い、逃げることなく立ち向かう姿勢に憧れます。それにしてもあまりに続きの気になる終わり方をしましたね。早く下巻も読もうと思います!

0
2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

残忍なハサシンを前に、もはや絶望しかない。感想を書くのももどかしいほど、続きが気になって仕方ありません……!

それにしても、一体作者の頭の中はどうなっているのでしょうか。
ここに書かれているのはほんとうのこと?と調べたらうっかり重大なネタバレを踏みかけてしまい、もうこうなったらダン・ブラウンを信じて最後までついていきたいと思います。
枢機卿の最期はどれも凄惨極まるものですが、私が「フィクションでよかった!!」と思ったのは保管庫のシーン。
書棚をドミノ倒しにしてガラスの壁をぶち破るなんて、映像化されたらさぞ映えるでしょうが、どれだけの貴重な図書が失われたかと思うと……((;゚Д゚))ガクブル

残る枢機卿は、広場に集まった群衆の命は、そしてイルミナティの首謀者は。いざ下巻!

0
2025年06月12日

Posted by ブクログ

この中巻を読んでいると、ローマに心惹かれ、巻頭の写真にあるパンテオンやキージ礼拝堂といったところに行きたくなりました!そして本の内容は、4つの場所を探す探索の過程が、すごくおもしろかったです。主人公たちがどうなるのか気になりながら、最終巻へ!

0
2025年06月08日

Posted by ブクログ

暗殺者の魔手が次々と枢機卿たちを襲う。ラングドンの推理は冴え、次々にイルミナティの影を暴くが、最後の時は刻一刻と迫っている。スリルと興奮が怒涛のごとく押し寄せる一巻。

0
2024年07月08日

Posted by ブクログ

個人的にはダヴィンチコードよりも物語としてのまとまりやテーマがしっかりしていて面白い。特に宗教と科学の対立に焦点を当て、問題意識を読者に投げかけつつも、タイムリミットサスペンスとしてのハラハラドキドキ要素、ミステリーとしての謎解きなど娯楽小説としてもハイレベルでクオリティの高い作品だと感じた。このような、社会問題と小説としての娯楽、という二つの要素を高い水準で兼ね備えているものはそうそうないと思う。

0
2024年01月27日

Posted by ブクログ

海外の小説にはいまだに苦手意識があるんだけど、面白くてグイグイ読んじゃう。
早く下巻を読まなきゃ!!

0
2023年12月25日

Posted by ブクログ

全体的な感想は下巻を読んでから。

いよいよ面白くなってきた。かなり伏線も回収されつつあるが、本題は下巻だろう。やはり、推理が入ってきたり危機が迫ると読むスピードは格段に上がる。そして面白さも。
最初の方に、写真があるのもいい。最初に見ないで、話の中で登場してから見るのがオススメだ。

0
2022年11月30日

Posted by ブクログ

さくさく読めるしヴァチカンの情景が思い浮かぶ
イルミナティが関与してるのも面白い
最後のページは眉間に皺寄せながら読んでた

0
2022年05月05日

Posted by ブクログ

おかしな質問をしてもよろしいでしょうか?おかしな返答をしてもかまわなければね。
これぞウィット!
他にも新しい衛兵にカメルレンゴが話す、神は全能で慈悲深いのになぜ人類の苦痛を未然に防いでくれないのか、という質問にたいして、自分の息子を慈しみ、すべての力を注いで苦痛から守る意志はあるが、スケボーに乗るのは許すか?という話は頭良いなー!役立ちそうな大まかな助言を与えたあとは子供の自由にさせて自ら失敗をさせるわけですね?→それを機に本人がもっと気を付けるようになるでしょう。→つまり、子供の苦痛を未然に防ぐ力をもっていても、愛すればこそ、子供に体験から学ばせることを選ぶのですね→苦痛は成長の一部です、私たちはそうやって学びます→その通り。
こういう説明の仕方ができるようになりたいなー。自分のことにちゃんと落とし込んで相手に気づかせる、というのはなかなかできん・・・
しかし、こういうの書ける人ってどれくらいの取材をしとんやろ・・・
いよいよ次は最終巻!現状謎はまったくわからん。

0
2022年01月11日

Posted by ブクログ

今回のストーリーも面白かった。
結末が読めないのと、毎回主人公達が裏をかかれるのと同じように、自分も恐怖や想像力が掻き立てられてて、早く先が読みたいと素直に思える作品です。

また、イルミナティという組織がどのようなものかが興味があります。

下巻も読んで、早くダヴィンチ・コードを読みたいです。

0
2021年09月02日

ネタバレ 購入済み

ローマ、ギリシャ、太陽、ミトラ…様々な神を取り込んだキリスト教の歴史は、仏教や神道の歴史に通じるものがあるんだなぁ、面白いなぁ。
そして無名な彫刻家の正体がまさかベルニーニとは。土・空気・火・水、四つの彫刻、四つのアンビグラム、そして四人のプリフェリーティ。行く先々には楕円のマーク。こういう符合にはわくわくするけど、話が進むにつれ、ロバートって学者…なの?ってなる。

0
2021年01月24日

Posted by ブクログ

おいおいー!やばいやばい!

宗教的な倫理が崩壊してゆく様が描かれる。
惨たらしい殺され方。宗教と科学の対立が生んだ空しい戦争は
どういう結末を迎えるのか。ラングドン達に残された時間はもう少ない。正義とか悪ではない。
彼らは一体、何のために戦うのか。

0
2020年06月11日

Posted by ブクログ

実際に存在する教会や史実を基に展開されており、今までに読んだことが無い分野でしたが大変面白かったです。
途中、インディージョーンズを連想させました。
映画も見ましたが、原作の方が断然面白いです。

0
2020年01月03日

Posted by ブクログ

五、ピタゴラス、五芒星、五角形、ペンタゴン
純粋な言語
ガリレオとジョン・ミルトンラファエロ・サンティジャンロレンツォ・ベルニーニ
悪魔の穴開くサンティの土の墓よりローマに縦横に現わる神秘の元素光の道が敷かれ、聖なる試練あり気高き探求に天使の導きあらん
土「アース」空気「エアー」火「ファイア」
カメルレンゴとシャルトランの会話が印象に残りました。
「少尉、お子さんは?」
「おりません、シニョーレ」
「八歳の息子さんがいると想像してごらんなさい。息子さんを慈しみますか?」
「もちろんです」
「自分の持てる力をすべて傾けて、息子さんが人生で感じるであろう苦痛を防ぐ意志がありますか?」
「もちろんです」
「スケートボードに乗るのを許しますか?」
「ええ、たぶん」
「許可すると思います。ただし、気をつけるようにと釘は刺すでしょうが」
「すると、あなたはその子の父親として、役立ちそうな大まかな助言を与えたあとは、子供の自由にさせてみずから失敗をさせるわけですね」
「後ろに付きまとって過保護に育てたりはしませんよ」
「それを機に、本人がもっと気をつけるようになるでしょう」
「つまり、口出しして子供の苦痛を未然に防ぐ力をたとえ持っていても、愛すればこそ、子供に体験から学ばせることを選ぶのですね」
「当然ですよ。苦痛は成長の一部です。わたしたちはそうやって学びます」
「そのとおりです」
深かった。そして全体的に「中」は面白かった。わくわくしながら、どきどきしながら、一気に読めた。

0
2019年08月29日

Posted by ブクログ

一歩及ばず、目の前で教皇候補が殺害されていくシーンに恐怖。
ラングドンの知識と知識が繋がっていき、答えが導き出されるのは気持ちがいい。
ページを繰る手が止まらない。

0
2019年02月11日

Posted by ブクログ

ハサシンのヴィットリアに対する欲情丸出しな描写が気持ち悪いことを除いては文句なし。実際にカメルレンゴに布教活動されてたら私もキリスト教の信者になってただろうな。そのくらい巧みな話術。映画見てるから結末は分かるけど、下巻も楽しみ!

0
2016年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先に映画を見ていたので、『あ、ここでヴィットリアがさらわれるの?』とか、違うところをチェックしてしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
折しもヴァチカンは新ローマ教皇選挙会の当日。だが、次期教皇候補四人が揃って失踪していた。そこへイルミナティを名乗る人物から電話がかかる。かつて科学者を迫害した協会への復讐のため、教皇候補を一時間に一人ずつ殺していくというのだ。殺人はどこで行われるのか。反物質の隠し場所は。その鍵が17世紀に書かれた詩に隠されていることに気付いたラングドンは、知力と体力を尽くして、殺人ゲームに挑むが―――。(裏表紙より)

0
2016年11月21日

Posted by ブクログ

中だるみするかなーと思ったけど、そんなことなかった。
イルミナティの陰謀だとか、人それぞれの思惑だとか、ラングドンの不運だとか、いろいろいっぱい詰まってる

0
2016年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二人がヴァチカンで新婚のふりをしてうろうろしているところあたりや資料を薄い酸素の中で読み取っているところは、映像が浮かぶ場面でした。

0
2025年11月16日

Posted by ブクログ

カトリック教会に迫害された秘密結社イルミナティは神より科学を信奉していたが、現在はその存在すら怪しいとされていた。実は彼らは迫害から逃れるため、友愛団体フリーメーソンを隠れ蓑に生き残っていたのだった。

危険な反物質をセルンから盗み出し、次の教皇候補の4名を誘拐する。中巻ではすでに2名の死亡確定...彼らの目的は遠い昔の恨み辛みなのか、己の力を世に見せつけるための行動なのか、バチカン市国大混乱で下巻につづく

0
2025年10月01日

Posted by ブクログ

ラングドン教授が、さらわれた四人の枢機卿をローマを探すハラハラドキドキの展開。その為には、何処に犯人が現れるか謎を解かなければならない。よくまあ、こんな謎を作ったと感心してしまう。知識をフル回転して謎を解け、急げ、ラングドン教授!

0
2024年08月09日

Posted by ブクログ

盛りだくさんの素材が豪華で素晴らしいからか、ストーリーのあり得なさ過ぎる感が目立つというかなんていうか…。あんまり煌びやかだと逆に胡散臭く感じて引いてしまうみたいな感じが少ししたけど。

でも好き。

引き続き読んで行きたい。下巻へ。

0
2023年03月30日

Posted by ブクログ

こ、これは…!
もしや『ダ・ヴィンチ・コード』の方がおもしろいんじゃないのか?
フィボナッチ数列を使ったりして暗号を解いていくのは興奮したんだけどな…。

記録保管所のシーンはとてもスリルがあったし、四大元素(土・空気・火・水)のアンビグラムなどもよくできているのだけれども、ページを捲る手はなかなか進まなかった。

0
2020年06月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あれ、ヴィットリアってこんな目に遭ってたっけ・・・。色々映画を思い出しながら読んでいたのですが、このシーンだけは思い出せなかった。カルロの演説はすごいけれど、オチを知ってるので、ちょっと斜めから目線(笑)殺されていく枢機卿達があまりに残酷な方法で苦しみぬくので、悲しくなります。神よなぜ見捨てたのですが・・・そう言いたくなるでしょうね。イエスではないならなおさら。ふと、違う作者の作品を思い出してしまいました。

0
2019年08月18日

Posted by ブクログ

ヴイットリアの格好よさが目立つ一方で、ラングドンのよく言えば慎重!悪く言えばチキンさが目立つ。ストーリーは先がどうなるのかと気になるものの、主人公が好きになれないので入り込めない。残念。カメルレンゴのお言葉はかなり熱い。
ひそかに応援していた隊長の冥福を祈る。

0
2016年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ダン・ブラウン作品で、舞台がヴァチカンなんて、おもしろくないはずがない。のっけからスリリングな展開で引き付けられる。宗教、科学、物理、教会、迫害、弾圧、異端、そして謎の秘密結社・・・。これらのキーワードが興味をそそる。ラングドンとヴィットリアが核心に迫っていく過程で遭遇する壮麗な教会や美術作品に想像力がかきたてられる。上・中・下巻通して見事な展開だったが、ダヴィンチ・コードほどの衝撃は受けなかった。これは期待し過ぎたせい?最後に、ラングドンがポケットに忍ばせたディアグラツマの紙葉がどうなってたのかが気になる・・・。

0
2020年01月04日

「小説」ランキング