あらすじ
折しもヴァチカンは新ローマ教皇選挙会の当日。だが、次期教皇候補四人が揃って失踪していた。そこへイルミナティを名乗る人物から電話がかかる。かつて科学者を迫害した教会への復讐のため、教皇候補を一時間に一人ずつ殺していくというのだ。殺人はどこで行われるのか。反物質の隠し場所は。その鍵が17世紀に書かれた詩に隠されていることに気付いたラングドンは、知力と体力を尽くして、殺人ゲームに挑むが──。
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Posted by ブクログ
残忍なハサシンを前に、もはや絶望しかない。感想を書くのももどかしいほど、続きが気になって仕方ありません……!
それにしても、一体作者の頭の中はどうなっているのでしょうか。
ここに書かれているのはほんとうのこと?と調べたらうっかり重大なネタバレを踏みかけてしまい、もうこうなったらダン・ブラウンを信じて最後までついていきたいと思います。
枢機卿の最期はどれも凄惨極まるものですが、私が「フィクションでよかった!!」と思ったのは保管庫のシーン。
書棚をドミノ倒しにしてガラスの壁をぶち破るなんて、映像化されたらさぞ映えるでしょうが、どれだけの貴重な図書が失われたかと思うと……((;゚Д゚))ガクブル
残る枢機卿は、広場に集まった群衆の命は、そしてイルミナティの首謀者は。いざ下巻!
ローマ、ギリシャ、太陽、ミトラ…様々な神を取り込んだキリスト教の歴史は、仏教や神道の歴史に通じるものがあるんだなぁ、面白いなぁ。
そして無名な彫刻家の正体がまさかベルニーニとは。土・空気・火・水、四つの彫刻、四つのアンビグラム、そして四人のプリフェリーティ。行く先々には楕円のマーク。こういう符合にはわくわくするけど、話が進むにつれ、ロバートって学者…なの?ってなる。
Posted by ブクログ
先に映画を見ていたので、『あ、ここでヴィットリアがさらわれるの?』とか、違うところをチェックしてしまった。
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折しもヴァチカンは新ローマ教皇選挙会の当日。だが、次期教皇候補四人が揃って失踪していた。そこへイルミナティを名乗る人物から電話がかかる。かつて科学者を迫害した協会への復讐のため、教皇候補を一時間に一人ずつ殺していくというのだ。殺人はどこで行われるのか。反物質の隠し場所は。その鍵が17世紀に書かれた詩に隠されていることに気付いたラングドンは、知力と体力を尽くして、殺人ゲームに挑むが―――。(裏表紙より)
Posted by ブクログ
二人がヴァチカンで新婚のふりをしてうろうろしているところあたりや資料を薄い酸素の中で読み取っているところは、映像が浮かぶ場面でした。
Posted by ブクログ
あれ、ヴィットリアってこんな目に遭ってたっけ・・・。色々映画を思い出しながら読んでいたのですが、このシーンだけは思い出せなかった。カルロの演説はすごいけれど、オチを知ってるので、ちょっと斜めから目線(笑)殺されていく枢機卿達があまりに残酷な方法で苦しみぬくので、悲しくなります。神よなぜ見捨てたのですが・・・そう言いたくなるでしょうね。イエスではないならなおさら。ふと、違う作者の作品を思い出してしまいました。