あらすじ
ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは16世紀に創設された科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼き印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに反物質の大量生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持ち込まれていた──。
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ダン・ブラウン氏の小説は肌に合っているのかもしれない…。 ダ・ヴィンチ・コードを読んで、同作の映画を見て過去作も読んでみようとこの本を手に取りました。どんどん先へ先へと読み進めてしまいます。ストーリーの展開が上手い!情景描写も過去の回想シーンも丁度いい塩梅、かつちゃんと感情を揺さぶられる組み立てをしているのでダレずに読めました。
こうした小説に出てくる専門知識や豆知識はあまり鵜呑みにしないようにしているのですが、ブラウン氏とラングドンの知識には脱帽します。冒頭に事実がどうのという一文がありますが、そういう解釈もできなくはないか…?という姿勢で楽しんでます!中巻も続けて読んていきたいと思いますー。
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大好きなラングドンシリーズ第1作。何度読んでもスリル満点で面白い。情報量も莫大で視点も次々と変わるので目まぐるしく思えるが、非常に読みやすい。著者はもちろん、訳者の方もいいお仕事されているのだろう。コンクラーベのニュースを見ると本書を思い出すようになり、虚実入り交じるが知識が増えて楽しい。
上巻は啓示の道の手がかりを得るため、記録保管所へ向かうところで終了。初読時はすっかり翻弄され、最新コンピューターでも作成できないアンビグラムできてるじゃないか!と興奮し、何度も上下逆さにして確認してたな。
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ラングドンシリーズで個人的には一番好き。伏線の回収が素晴らしいし、ドラマチックでスピード感のある展開は、読むのを中断できずに夜更かしして読んだ。映画版も上手いことまとめていて、素晴らしかった。
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面白い!最初は専門的な用語も多く読みにくいが話が進むとドキドキハラハラして続きがすごく気になる。
謎が解かれていく所も驚きで個人的にはこのシリーズで1番好き。長いけれどあっと言う間に読んでしまう面白さ。
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一日で一気に読んでしまった。
作中の杏びグラムもさながら、とにかくすごい。
一気に読まないと勿体ない。
宗教象徴を研究する人が主人公なのに、最初から科学の最先端が舞台。
科学と宗教が胴交わり、物語が進むのかとてもワクワクする。
主人公ロバート・ラングドンの名は、アンビグラムを制作したジョン・ラングドンから取られている(by wikipedia)というのもとても良い。
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翻訳された小説には苦手意識あり
キリスト教には無縁
ヨーロッパに特に興味なし
科学に興味はあるが無縁
そんな私でも、今のところもの凄く楽しめている。
縁や興味のない分野や土地の話でも、こんなにもすんなりとイメージができるのは何でだろうか。
むしろ、これをご縁に興味も持ち始めている私もいる。
登場人物の語る言葉に、最近読んだ哲学関連の本の内容と共通する箇所がいくつもあり、そこにも不思議なご縁を感じた。
まだまだ序盤、さあ続きを読み進めよう。
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そっちかと思いきや、え、そっちー?!
バチカンとローマのあれこれが見たいので映画も見たいけど、酷いとこはあんまり忠実じゃありませんように…
いやしかし、こんなミッションインポッシブルばりのスペクタクルだとは思ってなかった
ラングドン教授の体力パない
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突然ですが、皆さまは今話題の映画『教皇選挙』ご覧になりましたか?
口コミの評価の高さを聞いて事前知識なしで鑑賞したのですが、明快なストーリー、神秘的な舞台裏、荘厳な舞台美術……いやはや、圧倒されました。好評につき現在も上映中ですので、機会がある方はぜひぜひ。
さて。そんな『教皇選挙』のレビューを眺めていると、この『天使と悪魔』を思い出している方がちらほらおりまして。
以前読んだ『ダ・ヴィンチ・コード』もかなり面白かったので、この機会に!と上中下3冊ぽちったわけです。
開幕からシュタゲで知った「セルン」が出てきてテンションが上がっていたら、そこから核弾頭の何倍もの威力を持つ反物質が盗まれ、まさにコンクラーベ真っ只中のヴァチカンが狙われる大ピンチ。
専門用語がたくさん出てくるのに読みやすく、気になる引きの連続にページを繰る手が止まりません!
『教皇選挙』を観たからこそ、ハラハラ感もいや増して、誘拐された4人の有力枢機卿はどうなってしまうのか。
不謹慎とわかりつつも、謎を解いて手がかりを追っていく展開はゲームのようでワクワクしてしまいますね〜。中巻に続く!
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序盤はところどころ宗教的な話や科学的な話がわからないながらも、読み進めるうちに、反物質が紛失していることが発覚したところから、面白くなり始めました。この反物質、核爆弾並みに危険な代物。そして舞台は、まさに少し前にニュースでも話題になっていたコンクラーベが始まろうとしているヴァチカンへ!ここまでのところは、ダヴィンチコードと変わらぬ面白さです。
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映画を何十回と見ているので、読みながら映像がくっきりはっきり浮かんでくる。本作の舞台を訪れた経験もあるので、改めて、イタリアに旅をする感覚で読めた。中に続く。
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科学と宗教は相反するものではない、と個人的には思っているので、共感できるシーンが結構ありました。
面白いSF・サスペンス小説ですが、フィクションとはいえバチカンとしては嫌だろうなと思います。
フィクションをフィクションとして楽しめる人にはオススメです。
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科学と宗教は対立させるべきものなのか。古くから議論のテーマとされてきたこの問題にダンブラウンが歴史から紐解く。
科学に解き明かせない神秘を宗教が埋めてきた。だからといって科学が宗教を塗り潰すことは決してないだろう。
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個人的にはダヴィンチコードよりも物語としてのまとまりやテーマがしっかりしていて面白い。特に宗教と科学の対立に焦点を当て、問題意識を読者に投げかけつつも、タイムリミットサスペンスとしてのハラハラドキドキ要素、ミステリーとしての謎解きなど娯楽小説としてもハイレベルでクオリティの高い作品だと感じた。このような、社会問題と小説としての娯楽、という二つの要素を高い水準で兼ね備えているものはそうそうないと思う。
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色々と目新しい話はあったけど
バチカン市国について、これまで自分はなにも知らなかったことがよく分かった。
その位置さえも。
一気読みせざるを得ない作品。
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映画は観たけどきっと絶対に詳しくは描かれてないからしっかり読み込んでいきたい
神と科学はいつまでも混じり合わないのよな〜
イルミナティ面白すぎ
やっぱり好きだよダンブラウン
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好きです、このシリーズ。
内容としてはダヴィンチコードよりも面白いような気がするけど、ラストらへんが無理矢理感あって、ちょっと苦手。
それにしても教授、巻き込まれすぎじゃないですか?
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久々のダンブラウン。ダヴィンチコード面白かった記憶はあるけど覚えてないな・・・もっかい読もうかな?
猿円幻視行以来この手の謎解き系は大好きやから、続きが楽しみすぎる。
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イルミナティの話。
お客様との会話でその存在を知った。
話の展開が読めなくて面白いのと、バチカンという国の様子やしきたりが学べるのも見どころです。
早く次のやつも読みたいです
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実際に存在する教会や史実を基に展開されており、今までに読んだことが無い分野でしたが大変面白かったです。
途中、インディージョーンズを連想させました。
映画も見ましたが、原作の方が断然面白いです。
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場所はスイス、フランス、イタリアかな
ハシシに仕える者、ハサシン、アサシン暗殺者『神がつくった究極の素粒子』『タオ自然学』『神、その証』
真の科学は神を見つけ出す。あらゆる扉の陰に神が待ち受けていたかのように。
科学と宗教は反目し合っているわけではない。科学が若すぎるせいで、宗教を理解できないだけだ。
思い出して!この試練を乗り越える方法を思い出して!思い出す-それは仏教の哲人が用いる手法だ。とうてい答などなさそうな難問を前にして、その解決策を探すのではなく、ただ思い出すよう心に命じた。自分がすでに答を知っていると決めこめば、答がかならず存在すると信じる境地に達し、それゆえ失望というよけいな想念を捨て去れる。
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1月に読んだダヴィンチ・コードから興味を持ち、読み始めました。上巻だけ読んだ感想としてはダヴィンチ・コードよりも恐怖感があり面白く感じました。
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久々の翻訳本だし…と初めは入ってこないところもあったのだけど、ヴォットリアがレオナルドの養女になったあたりから読み進み、眼球が鍵になっていたあたりからは、一気に読んだ。
まだまだ全容がわからない。続きを読もう。
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宗教象徴学専門ハーバード大学教授が死体に焼き印されたイルミナティの文字を見て、スーパージェット機X-33で欧州原子核研究機構セルンへ向かうところからお話がはじまる。殺された科学者は科学と宗教の歴史における最も厳しい争いのひとつを解決、それは宇宙を創造するビックバンの再現だった。その過程で反物質を生成するのだが...時を同じくしてバチカンではコンクラーベ(教皇選挙)が行われる中で、有力候補の4人の枢機卿が誘拐される。上巻最後の方でやっと映画を見た記憶が思い出される始末、なさけない。
ちなみに反物質はあのUSSエンタープライズ号の燃料なんだって、P133。
Posted by ブクログ
店長がバカすぎての続編のふりに、この本が出てきたので、続編を読む前に手に取りました。
映画は以前、見たことがあるけれど、小説として読むと映画が思い出されます。ローマ、バチカンに行って見たくなる!早く次が読みたくなる!
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全体の感想は下巻を読んでから。
前回同様、中盤の説明的なところを乗り換えられるかがポイントだと思う。これ、ラングドンいる?と思ってたらやっと出番が回ってきて、中巻へ続くといったところ。たぶん、ラングドンもそう思っていたに違いない(笑)
私としてはここからが面白くなると期待している。専門分野が好きな人は、ここも楽しいのだろう。羨ましい。
コンクラーベの日に失踪した四人の枢機卿、盗まれた反物質、起きるはずのない事件の裏で報復を目論む謎の集団イルミナティ。イルミナティをかたる犯人は真に昔から続く組織の者なのか、内通者は誰なのか、なぜ反物質は盗まれたのか。
読みやすいけど、反物質の話が理解しきれない。ディラックとかの話に近いのかなぁと思いつつ、とりあえず今はポロックの例えが分かったのでよしということで。
Posted by ブクログ
「イルミナティ」と呼ばれる秘密結社によって、反物質のサンプルが盗まれた。
爆発すれば、ヴァチカンは崩壊してしまう。
そして、教皇の選挙会(コンクラーベ)が始まらんとするまさにそのとき、暗殺者(ハサシン)は教皇の有力候補(プレフェリーティ)を1時間に1人ずつ殺していくことを告げた。
ラングドンとヴィットリアはヴァチカンに隠された反物質を見つけ出すことができるのか
?
「宗教」(=天使)と「科学」(=悪魔)はどちらがより真理に近いのか?
『ダ・ヴィンチ・コード』に続くロバート・ラングドンシリーズの第1弾!
Posted by ブクログ
四人の枢機卿が殺されるのありきでなければ、この物語は続かないので、あー、助からないんだろうなって読むことになり、先がある程度解ってしまうことが興ざめだった。また、その他の部分でも予測がつく展開で、言われるほどどんでん返しでもなかったかな。
ものすごくお薦めするというほどでもない。
全二巻
Posted by ブクログ
ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズの第一作(ダ・ヴィンチ・コードは、映画化は逆になったが後に書かれている)。この物語にはCERN(欧州原子核研究機構)が登場する。ここで創られた反物質(普通の物質と出会うと爆発的エネルギーになる)が盗み出され、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院のどこかに隠される。4分の1グラムの反物質。通常物質と反応すると2分の1グラムの質量がエネルギーに変わる。広島の原爆の半分である。紆余曲折のあとヘリコプターで運ばれた反物質がサン・ピエトロ寺院の上空で爆発。地上に影響はなく、めでたしとなるわけだが、ヘリコプター高度で、広島原爆の半分のエネルギーが放出されて地上が無事であるか否かは疑問である。
ミスれリーであるから犯人がいるわけだが、ちょうどバチカンの新法王決定のコンクラーヴェと重なっているという設定。物語としては面白いが、物理学的には疑問多し。(野暮は承知)