あらすじ
ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!地球に巨大隕石が衝突――!!人類を含め、地上の生物は破壊的な打撃を受けた。この異常事態を予測した政府は、「7SEEDS」プロジェクトを始動させていた。選ばれし若者たちが、冷凍保存され、未来へ放出された。受け入れ難い現実を前に、彼らが見つけ出すものは“光”か、それとも“闇”か…!?
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目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。
実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。
昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。
感情タグBEST3
匿名
生き抜くために
生きるために必要なことをしなくちゃいけないのに、状況がわからずにそれでもみんな頑張ってます。
夏のチームはついにシェルターならぬ物資倉庫を発見。地下に丸型とは、すごい。
人間が培ってきた情報全て詰め込まれても7人しかいないのに、無謀すぎる。
夏チームのナツと嵐は埼玉付近を目指すことに。
春チームの花たちは横浜にいるからきっと会えると信じてます。
怖いよ〜
もしかしたら、避難した家族とどこかで会えるかもしれない
そんな希望も打ち砕かれる、未来の横浜…
廃墟と化し、海に沈んでいた
いやだよ〜、こんな世界に行ったら生きていけないよぅ…
戦闘!?
世界が滅んでいて人がいないだけでなく、虫と戦わないといけないとは……!
話の展開が凄すぎて少女マンガの概念が壊されました!!!
2巻で何があったのか明かされ3巻では現在地のヒントが。少しずつ謎が解かれていきます。
破壊された文明の痕跡を見ての緊迫感、重苦しい表現に物語にぐっと引き込まれた巻でした。
虫苦手な人は、巻頭の春の章はものすご~く負担がくるので、覚悟しておくなりその後の夏チームから見るなりを推奨、虫でなくとも巻末はまたちょっと怖いですけど、そこでの「明日に架ける橋」は外せないシーンなんですよね。アニメでは曲が変えられちゃって残念だった。それとパイプオルガンはほんとは音出ないはず、なのは作者さんも後で言っておられました。
今回の7つの富士の目印の石仏とちまきさんのエピソード覚えておくとそれが外伝で活きて楽しめます。
面白い…面白すぎます…‼︎
虫や得体の知れない生き物たちの描写がすごい。見たことあるような虫たちがリアルに描かれてるのも恐怖だし、シーンによってはあえて細かく描写しないことで恐怖感が増すという…。
登場人物たちが、信じたくないことが徐々に現実になっていく中で、故郷を想い、家族や大切な人を想い、夢を想うシーンはじーんとなりますね。ハル…明日に架ける橋弾くなんてね。田村先生お好きなのかな^ ^ だったらうれしいな…。
春のチーム中心のお話です。
ちゃんと現実を受け入れてやっとスタートラインに立つまでが描かれていて、この先花と嵐が早く出会ってほしいなと思います。
絵
絵がかなり見えづらいのは電子書籍だからなのか、それともこの作家さんの独特な絵のタッチなのかな。話はとっても面白いのでカラーとかにならないかな。
花格好いい!
嵐のイメージする花と実際の花が全然違っていたけど、格好いいな~と思った。
二人が会える話しだと良いな~。
でもなんかそんなにうまくいかない気もする。
昨日までの現実が遠い過去に…
とうに滅び去っていた世界を目の当たりにして、打ちのめされる春と夏のチーム。それでも、何の確証も無いのに、必ず会えると信じあっている花と嵐。離れていても、何か通じ合うものあるんですね。
だんだん現実に
ここまで過ごしてきて、段々と未来にいるというのが実感してくる
そういうものなんでしょうね
でも氷川丸という文字は残って無いんじゃ無いかな…
走らせる事を考え無くていい船は防腐防水対策が十分にされてて残るのかな
そんな風に深読みしていくのも楽しいです
読み始めたときは、嵐とナツが恋に落ちるのかなって思ってたけど、マジサバイバルで恋愛とかそういう次元じゃない。
選ばれた人っての差し引いても、いくつもの絶望に立つ向かう姿に胸を打たれます。
全力
何がなんだかわからない世界に来て戸惑うみんな。
花と嵐はいつ会えるのかな?
ハルのオルガン、きっと荘厳だったんだろうなぁ。明日に架ける橋って曲は知らないけれど、気持ちはなんか伝わった。
みんないい人みたいだから、早く集合してハッピーになりますように。
脱出
夏Bチームも春チームも島を脱出し船出した。それぞれ自分達がどこにいるのかを探っていると見覚えのある物を発見する。
なんかわかるなこの絶望感。猿の惑星のラストみたい。
3
今回も夢中になって読みました。春チームのガイドの柳さん最後の最後いい人だった。本当に過酷なサバイバル…。
作者さん凄いです。
エンディングが秀逸!と思える作品のひとつです。5つのチームが合流して花&嵐が再会する、旅の終わりとしてのエンディング。さらに「外伝」では全員が共同生活をはじめ、そこから旅立つ安居(&涼)のエンディング。また倉庫シェルターの目印となる仏像を彫った人たちのストーリーでは未来へ向かう人類へ思いを馳せたエンディングと、3つのエンディングが楽しめるのがうれしいです。長いストーリーではありますが、読んで絶対に損はしない作品だと思います。絵の感じはめちゃくちゃ少女漫画なのに内容は骨太で濃密な田村先生の作品。男性や大人の方にもおすすめです。
凄い適応力じゃない?
つくづくトンでもない設定のマンガだけど、登場人物たちの適応力がやばい。普通、あっという間に全滅しちゃいそうなのに…彼らはやはり「選ばれた」だけのことはあるってことなのかしら、それとも、人間いざとなれば力が発揮されちゃうのかしら。
どっちか分からないけど、もう色々怖すぎて💦
でも、怖すぎるから幸せな結末を見届けないと…ってことで読み進めます~(>_<)怖いぃ
嵐、すごく鈍感だな。花に一途なのがいいところなんだろうなとは思います。柳さん、嫌な奴だと思っていたけれども、最後にはいい人でした。
プロジェクトがどんなものなのか、ひとまず何を目指せばいいのか、ざっくりと分かってきた。社会に適応できない、いわゆる落ちこぼれを集めたと言われる夏Bにおいて、やはり百舌の存在は異質だ。牡丹にも知らされていない監視役みたいなものか?
必要な物資が手に入ったのは良かったけれど、プロジェクトの目的は正直よく分からない。大事なものを失って生きる目的すら見失いそうな彼らに、一体何を託そうとしたのか。