【感想・ネタバレ】氷菓のレビュー

あらすじ

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ、登場! <古典部>シリーズ第1弾!! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。

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感情タグBEST3

匿名

購入済み

アニメから

初めて観たのはアニメの氷菓です。雰囲気やストーリー、キャラクターが気に入り原作を購入しました。
アニメと比較して登場人物同士の掛け合いにややドライな部分を感じつつも、そのドライさにキャラクターの感性・性格が滲み出ているように思います。
また、アニメでは描き切れない心情描写も主人公折木主観で垣間見る事が出来たのも良かったと思います。
文章も読みやすくサクサク読めます。
続巻読破が楽しみです。

#切ない #深い

2
2023年09月08日

購入済み

氷菓面白いね

これは面白い。登場人物の価値観や微妙な関係性などが魅力的。ファンになった!
リディオで読んでいるが、読みやすい。通勤時間に読むのが格好良く感じる。

0
2013年03月10日

Posted by 読むコレ

氏のデビュー作にして古典部シリーズの第一作目。
実は読むまで、古典部って人の名前だと思ってました(笑)。

実際にこういう灰色の高校生がいるかどうかは別にして
落ち着いたトーンで、ユーモアに満ちた青春ライトミステリーで
凄く読みやすいですね。ページ数もちょうどいい感じ。
テンポよく、微笑ましい会話中心で、それぞれのキャラ設定も
最初の今作で固まった感じで続編も楽しみです。

でも...このデビュー作とここ最近のダークな作風が結び付かないんですけどー。

1
2013年02月16日

購入済み

小市民シリーズのにメージがあって、氷菓ってかわいいタイトルだなぁと思ってたら、真相とのギャップに驚かされる。
えると関谷の過去、33年前の出来事、カンヤ祭の由来、氷菓の意味。一見無関係な日常の謎が、結果的に手がかりとなって真実にたどり着く。
他人からどのように見られていたとしても、それが真実とはかぎらない。事件後、関谷は一体どういう思いでいたのだろう。インドで失踪した件と、供恵がベナレスから手紙を出してきたことと関係があるのか。
大出先生のことも、私、気になります。

0
2021年01月18日

Posted by 読むコレ

再読。言わばミステリって、論理的かつ現実的であることが成立の肝な訳ですが、そこには殺人なりの非現実を被せねばならない苦悩があるのだと思うんです。
しかし本作では真っ向からそれを否定し、ミステリを向こう岸の「お話」から一歩手繰り寄せるという剛腕を披露しています。
それでいて長短織り交ぜた伏線を駆使し、間延びのない物語を抜け目なく築き上げる辺りは素晴らしいの一言。当然、登場人物もその流れを妨げない程度に現実的で、かつ魅力的な個性でもって読み手を物語に惹きつける辺りも流石です。
なんか作家の凄味を見せつけられました。

0
2014年03月12日

購入済み

これラノベだね

ラノベっぽい装丁にしてくれていたら買わなかったのに
続巻が出ているから、普通に人気のミステリーだと思ってしまった
文章が説明的過ぎて回りくどくて冗長に過ぎる

1
2020年01月04日

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