感情タグBEST3
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2回 みんな 捕まっちゃったけど2回とも逃げられてよかったと思った
一回目はお城みたいなところで、2回目が縄で 縛られて捕まって 急いで逃げられてよかった
2024/02/19 6歳
想像できたけど
想像の範疇の物語展開ではあったが、細かい設定や、登場人物たちの感情の動きが魅力的で、面白かった。こういう人間ドラマが現代ドラマには足りないよなあと思った。書ける人がいないから仕方ないのだけれど。
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大長編ドラえもんの4作目・海底鬼岩城。
なんといってもこのお話はバギーに尽きる。
なんでも叶えてくれそうなドラえもんですが、悲しいかな資金繰りは火の車らしい。今回に限らず、いろんな所でお金に困っているというシーンがありますね。
のび太がすぐに「助けて助けて」言うからか。
ただ、苦しい懐事情で買ったバギーだからこそ、人間味あふれるキャラクターを持ちあわせていました。
偏屈で惚れっぽいけど、大切な人を守るために自らを犠牲にすることをためらわない。
映画やドラマにマンガ・小説と数多くの物語ある中で、自分が涙するのは、誰かの決意と覚悟。
その発露に涙します。
今思うと、海底鬼岩城のバギーが最初かもしれないなぁ。
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大昔、小学生のころにファミコンでやったということぐらいしか記憶が残っていなかったが、あらためて読んでみると、どきどきわくわく感あり、ほろりと感動場面ありと、大人になった今でも楽しんで読むことができた。
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衝撃の問題作、『海底鬼岩城』(1983)。
何が衝撃かといえば、その設定である。
海底の二大文明が戦争をした挙句、
片方が核実験の失敗で滅び、自動報復装置だけが暗い海底で、
ただ破滅のときを待っている、という背筋も凍るお話。
舞台がバミューダトライアングルつまりはキューバ周辺ということは、
これはもう露骨に米ソ冷戦を取り上げているのであり、
デタントの崩壊あるいは東西の軍事的不均衡が冷戦を緩慢に終結させるという楽観論に対し、それがむしろ全面核戦争の可能性をもう一度蘇らせるのではないか、という藤子某の強い危機意識を感じざるを得ないではないか。
自動報復装置で思い出されるのはS.キューブリックの映画『博士の異常な愛情』だが、ここで破滅のスイッチを押したのが将校の『狂気・狂信』つまりはヒューマンエラーであったのに対し、海底鬼岩城では驚くなかれ、機械(=バギーちゃん)が機械本来の性質に反して感情を持ったことでいわば誤算によって人類が救われるのである。
人間に不可能であるのならば機械にヒューマニズムを語らせる、
というこの痛烈な風刺はかのカート・ヴォネガットの『タイタンの幼女』にも一脈通じる驚きの一撃なのである。
もちろん、このバギーちゃんの「狂」気は、『2001年宇宙の旅』のHALと徹底的な対比をなしており、藤子某のキューブリックに対する強いライバル心というか負けん気というか、チャレンジスピリットにただひたすら息を飲むばかりなのである。
海底人エルが海底で気を失ったドラえもんたちに言い聞かせる言葉、
『僕たちは君たち人類の歴史を見てきた。血みどろの歴史をね』
てな台詞が、ひたすら、重い。
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この作品、『のび太と鉄人兵団』とともに、しずかちゃんの優しさが染み入る名作ですよね。しずかちゃんの涙に四次元ポケット内で反応するバギーの一言が泣けます。ムーとアトランティスの抗争という設定と、バミューダ・トライアングルをうまく絡み合わせた物語展開が秀逸。エルは原作では黒髪、映画では金髪。
子どものころ、幽霊船が漂うシーンや巨大イカに襲われるシーンが超怖かったです。
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辻村深月さんという方の
「凍りのくじら」という本に出てきて懐かしくなったので
遠い遠い昔以来の再読。
長男の愛読書を借りました。
ドラえもんって
こんなに社会科的要素が強かったっけ?って
何回も感心してしまいました。
小学館に愛されるワケが今になってよく解かります。
のび太の学校が夏休みになって
どこかへ行こうという話で盛り上がるお決まりの序章。
そこで海も山も堪能できる深海へ出発し
テキオー灯や深海用海草胞子、
海底クッキングマシーンや水中バギーなどのひみつ道具とともに
バミューダ三角海域に潜むアトランティス連邦の
自動報復システムと闘うことになります。
長男に
「どこが一番印象的だった?」と尋ねられ
「バギーちゃんとしずかちゃんの友情かなあ」と答えたら
「ぼくはのび太が山へ行きたいって言って
ジャイアンたちが海へ行きたいって言って
みんなが一度に喋ったらわからないよ!って
ドラえもんが言うところ」と返ってきました。
いろんな意味で
あたしは大人になっちゃったんだなあと気付かされた余談(笑)
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初めて読んだ大長編ドラえもんは読み応えがあり、短編とは別の魅力があって面白かった。
バギーちゃんのしずちゃんに対する健気さが泣ける。
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●あらすじ●今回の舞台は海底。海底へ遊びにきたドラえもんたち仲よし五人組は、チョモランマと富士山を足した長さの海溝を下ったり、口の悪い水中バギーに乗って、海底ドライブを楽しんだりと、大満足のキャンプになるはずだったのに、とつぜん、現れた海底人によって、ドラえもんたちは一瞬にして囚われの身に!! なんと海底には高い文明を持つ海底人の国、ムー連邦があったのだ! 海底人のやさしい少年、エルからくわしい話を聞いたドラえもんたちは、ただただ驚くばかり。ムー連邦の首相は、この国の存在を陸上人からかくそうと、ドラえもんたちを一生国内に閉じこめようと考える。そして、国境を無断で越えれば死刑になると知りながらも、脱出を試みるドラえもんたち。はたして、無事国境を越え、再び陸上にもどることができるのか!? 海底人の追っ手が猛スピードでやってくる!! にげきれるのか、ドラえもん!? 大長編ドラえもん激動の第4作!!
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冒険自体も勿論面白いのだが海に行く前にのび太にみんなが宿題を応援するシーンが良い。
しずかちゃんの言葉でやる気が出たというのび太にいきなりバット振り回し「ならさっさとやれ!」喝を入れるジャイアンに笑った。
Posted by ブクログ
バギーが鬼岩城に突っ込んでいくシーンは泣ける。
のび太たちの行動は勇気があるが無謀に近く、バギーこそが真の勇者。
海底でのキャンプがとても楽しそう。
バミューダトライアングルも謎めいてていい。
ラスボスはあっけない・・・