短篇五芒星

短篇五芒星

638円 (税込)

3pt

4.1

「許せないんだよ」「りゅ、ふう、……っぐ、りゅう、流産が」。二十七歳の春、突然流産のことが気になりだした僕。理不尽な赤ちゃんの死が高頻度で起きることに怒り、妄執する男を描いた「美しい馬の地」。他「アユの嫁」「四点リレー怪談」「バーベル・ザ・バーバリアン」「あうだうだう」収録の奇跡の短篇集!

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短篇五芒星 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年06月03日

    超非日常だけれども、それが日常に溶け込んでいる異常さが読んでてハラハラドキドキわくわくする笑
    姉が鮎と結婚する話の、最後の何故なら何も決まってないからだ、本当に。みたいなさらっとしたまとめや、悪はこの世の一部で存在していいけど放っておくと増長するから叩くとか、そして悪も感情だしみたいな切れ味の良さ、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月25日

    何かを読んで心を動かされるのにも2種類あって、ひとつは作品と自分の中身がマッチした心地よい心動かされ方、もうひとつは心なんか動かされたくないのに無理やりに、強制的に、ほとんど暴力的にその辺を引きずり回されるような、そんな凶暴な感動だと思っているんですけど、私の中で舞城作品は完全に後者。小説と云うより...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月07日

    舞城王太郎は舞城王太郎でしかない。
    舞城王太郎の文体とリズム感、世界観が心地いい
    物語や台詞によってフォントを変える所なども好き。
    小説という名の作品だなぁ。と感じる

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    Posted by ブクログ 2016年11月24日

    文庫化したので再読。こんなんだっけかと微妙に記憶が曖昧だった。美しい馬の地、あうだうだうが好きです。話があっちこっち行くのにどこか芯みたいなのを感じて、そういうところが好きなのかもしれない。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月19日

    美しい馬の地 3
    アユの嫁 2
    四点リレー怪談 2
    バーベル・ザ・バーバリアン 3
    あうだうだう 3

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    Posted by ブクログ 2016年12月20日

    舞城王太郎という人の作品には、いつも
    甘えとかわがままとかいった、エゴの発達途中に生ずる必要悪
    みたいなものを肯定しなければならないとする思想が
    根底に置かれていて
    それはたしかに大事なことだなあ、と言いたいのはやはり
    それがきちんと自覚されなければ
    きちんと乗り越えることができないものだからであろ...続きを読む

    0

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