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腕利きの救命外科医・奈津川四郎に凶報が届く。連続主婦殴打生き埋め事件の被害者におふくろが? ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー! 故郷に戻った四郎を待つ血と暴力に彩られた凄絶なドラマ。破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
舞城王太郎面白すぎる…!なんだこの文体、痛いし怖いし共感できなさすぎる家族像なのに、面白くてやめられない!四郎視点の家族像がよく理解できるし、終わり方もよかった。シローイズファッキンアメージング!
すげーすげー。何がすげーって文体がすげえ。もう止まることなく留まることなくずっと思考が走り続けているようなこの文章なに読んだことないんだけどって本当にどこで読書を切り上げていいのか分からなくなって気づいたら読み終わっていたからビックリ。 人は死んだら煙か土か食い物。 とんでもない事件にとんでもない謎...続きを読む解きなんだけど、その中に家族とか暴力とか仕事とか親子とか色んなことが綯い交ぜになっていて今何の話してるんだっけと思いながら読後感はなんか爽やかでちょっと気持ちいい。 ほんと、不思議な本だった。
テーマは暴力と家族愛。ミステリーを期待して読んだら全然ミステリーではなかったけど、これはこれで面白かった。圧倒的なスピード感で最後まで一気に読めてしまった。こういう文章を書ける人に憧れる。
これは新種の文学だろうかと思う程面白い。 ミステリーが霞む程、遠慮の無い四郎の一人称。私は爽快感すら感じました。 これぐらいイカれてても大丈夫だよね。取り繕うから綻ぶんだよ。でも取り繕わなければ、色々と面倒なのよ。 あぁ、面白かった。 「インザプール」も適度な脱力感があって、違った面白さがあります...続きを読む。気になった方はぜひ。
かっこいい小説でした。 文章なのに速度があって、文章なのに音量が大きい。舞城王太郎さんの文章が癖になります。 どんどん物語が加速していくのも痛快で、最後は自分の手元に返ってきて終わるような話の運びも好みでした。 最後の一文の切り上げ方まで、ぱんと手を叩いて終わるようなキリの良さがあって本当にかっこよ...続きを読むかったです。 好きな小説です。
密度の濃い文章で、スピード感ある展開。 タイトルは、祖母の死に際の言葉 「人間死んだら、煙か土か食い物や」から。 とても印象的で収まりの良いフレーズなので、どこか古典に出所があるのかと思いましたが、舞城さんの創作のようですね。 アメリカで働く腕利の外科医四郎。本人は、神の一人とまで言う。そこへ、日本...続きを読むの実家から母親が事件に巻き込まれた連絡が入る。急遽、帰国。 久しぶりの実家で、母親も含めた5人の女性の殴打生埋め事件の犯人探し。 事件解決への見事な推理を展開しつつも、振り切った暴力描写に何故か溢れる家族愛。 時折、ハイテンションな軽めの会話が入るけど、作者の頭の良さが滲んでいるから認めましょう。 細かいストーリーは、もう考慮しないで良いです。 全体的に面白いって感じで、どこへ向かうかわからなかったラストも不眠症も治りそうでハッピーエンドかな? 動物占いは、すぐ気がつきましたが、あれは、算命学の一術式からの発想らしいですよ。算命も占星術と言われれば、そうなのだけど。
東西ミステリ72位。自意識の垂れ流しをミステリーの仕掛けの中に取り込むと言う意欲作です。ミステリーの体裁を取っているけど、私小説、それも家族の物語ですね。 途中の回想シーンも、含めて作品全体だと理解すると楽しめると思います(読んで不快とかそうじゃなくて圧が凄いです)。 "これが噂のMa...続きを読むijoだ"のキャッチコピーに偽りは無いですね。圧倒的な読後感でした。20代の多感な時期にこの本に出会えた人は幸福ですね。 蛇足ですが、舞城王太郎は"清涼院チルドレン"らしいです。清涼院流水さんが後世に残した功績って途方もないんでしょうね。☆4.4
語り口は軽い感じなのにハラハラでドロドロでグログロだった笑。あ、真犯人、割りとあっさり怪しく出てきちゃいます??って思ったけど、期待は裏切らない。
面白かった
舞城王太郎作品を初めて読んだが、言葉の使い回しがすごく好きだった。 速度の振り切れた文体がすごく良くて、読みやすかった。
暴力、性欲、狂気、生と死、そして家族愛! 疾走感とリズミカルな文章に浸れる傑作 #煙か土か食い物 海外で外科医をやっている主人公は、母が事件に巻き込まれたと連絡を受ける。急いで日本に戻って事件解決のために尽力するが、彼の家庭環境は壮絶だったことが明るみになっていく。猟奇的な殺人と家族のゆがんだ関係...続きを読む性は解決に至るのか… 猛烈なバイオレンス、スピード感で迫る本作。これがうわさの舞城節ですか。 改行がほとんどなく、文章が襲い掛かってくる感じ。まるでスラッシュメタルやメロコアパンクの音楽を聴いているような感覚に陥りますね。これは癖になる、読む手が止まらない。なんだこれは! しかも猟奇性あるあふれる言葉、冗談めいた言葉、死に関する言葉が次々出てきても、嫌な気分にならない。不思議な感覚。 登場人物も強烈な人たちばかりで、気がふれた変態やおかしな人が次々登場。まともな人がいねーよ。 お話としては、なんとか起承転結が追えるという感じで、一応はエンタメ小説ですね。ミステリーとしても不可思議で、正直凡人には意味が分からないです。 本作の一番の魅力は、なによりテーマ性ですね。哲学や純文学に近い。 何が言いたいのか、分かるようで全然分からないのですが、ただ「愛」と「死」だけは強烈に伝わってきました。 日々つまんないなーとぼやいている人は、是非一度このドライブ感を体験してみてほしい。おすすめです!
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舞城王太郎
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