マルクスの検索結果

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  • 自省録
    4.4
    あたかも一万年も生きるかのように行動するな。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180)。多端な公務に東奔西走しつつ、透徹した目で自らを内省した記録は、古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた。神谷美恵子の清冽な訳文に、新たな補注を加えた。(改版)

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  • ボリンジャーバンドとMACDによるデイトレード ──世界一シンプルな売買戦略
    3.0
    「シンプル戦略」とは、だれでもできる非常に強力なトレンドフォローによるデイトレード戦略である。 この「シンプル戦略」で必要なのは、日中に現れる超短期のトレンドだけである。ただ、トレンドは市場全体の20%くらいしか形成されない。その1日に数回しか現れないトレード機会を、ボリンジャーバンドとMACDで確実にとらえようとするものだ。 シンプル戦略の特長とは、以下のとおりである。 ・裁量が一切入る余地のない明確な仕掛けルール ・裁量が一切入る余地のない明確な手仕舞いルール ・日中に形成される超短期のトレンドの利用 ・高級なトレードソフトは一切不要 つまり、「シンプル戦略」はあなたのトレードをシンプルにしてくれるのである。もしあなたがいろんなオシレーターを見ながら、うまく機能しないと、すぐに次から次へと新しいオシレーターを追加したり、変えたりする「分析まひ」症候群に陥っているとしたら、シンプル戦略こそ、あなたにブレイクスルーをもたらしてくれるものとなるだろう。 「シンプル戦略」・イズ・ベスト! 「分析まひ」や「オシレーター・オタク」よ、サヨナラ! それでは始めよう。
  • 資本主義とお金のしくみがゼロからわかる! マルクスの資本論 見るだけノート
    値引きあり
    3.8
    1巻858円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 商品とは何か? 貨幣とは何か? 会社の利益はどうやって生まれるのか? 資本主義の仕組みとは? 富の再分配が提案され、今あらためて注目されているマルクスの「資本論」。現代社会をとりまく資本主義の構造を解き明かし、世界の多くの指導者・思想家に影響を与えた「資本論」をイラストで解説。
  • まんが!100分de名著 ハイデガー 存在と時間
    3.8
    二十世紀最大の哲学書『存在と時間』がまんがでわかる! 古今東西の名著をわかりやすく紹介する NHKの人気番組「100分de名著」のコミック版です。 難解で知られるハイデガーの『存在と時間』をテーマにした放送回を、 まんがにするとこでよりわかりやすくした一冊。 <<第1章>>私たちは同調しながら生きている <<第2章>>いつの間にか加害者に…… <<第3章>>「本来的な生き方」を取り戻す! <<第4章>>「責任の本質」とは? ハイデガーの『存在と時間』を通じて成長する主人公たちとともに、 ぜひ「みんなに同調しない“本来の生き方”」を考えてください! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • なぜ働いても豊かになれないのか マルクスと考える資本と労働の経済学
    4.0
    パワハラ、職場うつ、過労死などが取りざたされる中でも、人は過酷な労働をやめられない。私たちの暮らしが楽になる日はやってくるのか? マルクスの著作を読み解きながら、資本主義システムの核心に迫る。
  • 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義
    4.4
    資本主義が地球を包み込み、圧迫させ、ついには人間を窒息させてしまう現代社会。「包摂」という概念からマルクスの思想を読む決定版!
  • カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家
    4.3
    マルクスの理論はさまざまな悪罵を投げつけられてきた。だが、カール・マルクスその人の理論は、今なお社会変革の最強の武器であり続けている。本書は最新の文献研究からカール・マルクスの実像に迫り、その思想の核心を明らかにする。これまで知られてこなかった晩期マルクスの経済学批判のアクチュアリティが、今ここに甦る!
  • 資本論(まんがで読破)
    3.8
    ※本書はTeamバンミカスより配信されていた『資本論(まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。 金が何でできているか知ってるか? 19世紀前後の産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる…。資本主義社会に生涯をかけて立ち向かった革命家・マルクスの代表作を漫画化。 まんがで読破シリーズ 第24巻 ※解説編としてより具体的な、まんがで読破『続・資本論』もあわせてご覧ください
  • 八月のマルクス
    3.4
    レイプ・スキャンダルで引退したお笑い芸人・笠原雄二。今は孤独に生きる彼を、元相方の立川誠が5年ぶりに訪ねてくる。だが直後、立川は失踪、かつてスキャンダルを書き立てた記者が殺された。いわれなき殺人容疑を晴らすため、笠原は自分の過去に立ち向かう。TV・芸能界を舞台に描く、第45回江戸川乱歩賞受賞作。
  • 共産党宣言 (まんがで読破)
    値引きあり
    3.6
    ※本書はTeamバンミカスより配信されていた『共産党宣言 (まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。 資本家に社会のリーダーになる資格はない! 古代…中世…近代…と、繰り返される階級闘争の歴史。支配する者と支配される者はどういう経緯で生まれたのか、そして現代の資本主義社会に蔓延する問題とその解決策とは…?歴史の流れを科学的に検証する「唯物史観」の視点から、人類がたどるべき道を解明したマルクスとエンゲルスによる革命の書を漫画化。 <i>まんがで読破シリーズ 第34巻</i> <i>※まんがで読破『資本論』『続・資本論』と併せてご覧ください</i>
  • NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か
    3.9
    自らの戒めと内省こそが、共生への道となる。 名君と名高いローマ皇帝が、自己の内面と徹底的に向き合って思索を掘り下げ、野営のテントで蝋燭を頼りに書き留めたという異色の哲学書。困難に立ち向かう人を勇気づけ、対人関係に悩む人へのヒントに満ちた不朽の名著を、『嫌われる勇気』で知られる岸見氏がやさしく解説する。書下ろしとなるブックス特別章も収載!
  • 超訳 自省録 よりよく生きる
    4.1
    マンデラ元南アフリカ大統領ほか各国のリーダーが愛読し、シリコンバレーの起業家たちからも注目されている「哲人皇帝」として名高いマルクス・アウレリウスによる人生訓。
  • 続・資本論(まんがで読破)
    3.9
    ※本書はTeamバンミカスより配信されていた『続・資本論(まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。 資本主義社会のカラクリとは? さまざまな商品であふれかえる現代社会。経済のバランスが崩れても、なお利益を追求する資本主義社会が抱える矛盾とは?なぜ不況が起こるのか?なぜ失業者が増え、貧富の格差はなくらないのか?革命家・マルクスと盟友・エンゲルスによる名著を漫画化。 まんがで読破シリーズ 第25巻 ※まんがで読破『資本論』と併せてご覧ください
  • ナニワ金融道 ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学
    完結
    -
    金持ちばかりが得する経済理論に振り回されるな! ゼニの本質『マルクスの経済学』を知れば、経済状況はガラリと変わる。 漫画『ナニワ金融道』の作者・青木雄二が、独自の切り口でゼニの真実を解説。 これで賢くなって、そこらの資本家どもをギャフンといわしたれ。 【目次】 序文 第1章 なぜ人はゼニに服従するのか!? 第2章 マルクスとはどんな人間やったのか!? 第3章 資本主義のなにがダメなのか!? 第4章 そもそもゼニを稼ぐとはなんなのか!? 第5章 いったいだれがゼニを搾取しているのか!? 第6章 人間が真の主人公になる社会とは!?
  • マルクスの審判
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • アートの力 美的実在論
    -
    私たちはいかに作品に向き合うべきなのか? 特定のジャンルを越え、すべての作品に通じる鑑賞態度を拓く。 美術の見方が変わる!天才哲学者、マルクス・ガブリエルによる初の芸術論。 「私たちがアート作品を生み出すのではない。アート作品こそが、自分を存在させるために、私たちを参加者として創造するのだ。」 知識、背景を教える本ではありません! 特定のジャンルや作品ではなく、アート全般に通用する鑑賞態度や思考を掘り下げる本です。知識や経験が豊富でなくても、アートの世界に分け入ることができます。 『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ)等のベストセラーで知られる哲学者が、アートの持つ力の根源に迫る。 【目次】 序文 ベルナール・ジェニエス アートの力 アートの価値 美学と知覚 パフォーマンスとしての解釈 自律性、ラディカルな自律性、オリジナリティ アートと(権)力 補論 懐疑のアート、アートの懐疑 訳者解説 大池 惣太郎 【著者】 マルクス・ガブリエル 1980年生まれ。哲学者。29歳で、史上最年少のボン大学哲学科教授に就任。 「意味の場」をキーワードに自身の新しい実在論を展開するほか、シェリングやヴィトゲンシュタイン、ハイデガー等、ドイツ哲学を中心に著作を執筆し、世界的な注目を浴びている。本書のほか、『神話・狂気・哄笑』(堀之内出版、2015年)や、『なぜ世界は存在しないのか』(講談社、2018年)等の訳書多数。
  • 1分間資本論 差がつく実学教養(5)
    4.0
    現代の実業家も大いに参考になる! 革命家・マルクスの代表作のエッセンスが1分でわかる。 19世紀前後に起こった産業革命以降、工業化により商品の大量供給が可能になりましたが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり……。 労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステム……。 資本主義社会に生涯を賭けて立ち向かった革命家・マルクスの代表作のエッセンスを、1分間シリーズとして、わかりやすく解説した1冊です。
  • 今こそマルクスを読み返す
    3.5
    マルクスは人間や社会や歴史をどうとらえ、『資本論』で何を語り、近代資本主義の未来をどのように予見したのか? 今やマルクス主義は本当にもう無効になってしまったのだろうか? 20世紀世界の根幹的思想を、独自の視点と平明な言葉で掘り返し、脱近代への発展的継承を試みる。(講談社現代新書)
  • 馬カレ~逃走不可能、種付けS●X~  【分冊版】 1
    完結
    -
    全6巻110円 (税込)
    【この作品は、同タイトルの分冊版です】平凡な人生を歩んでいくんだと思ってた。――今日まで。倒れんばかりのハイスペックイケメンと噂の社長の正体は、なんと馬だったのです?? さらに秘密を守り、日々の性欲を満たす秘密の契約を持ちかけられて…。処女なのに馬並みのアレで責められたら、こわれちゃうよっ!!
  • 彼女が性被害に遭うなんて
    5.0
    1巻1,188円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僕の彼女はある日突然、「性被害者」になってしまった。 その日から彼女の笑顔が消えた。身なりをあまり整えなくなった。 一緒にテレビなどを見ていても、些細な描写でフラッシュバックを起こすようになった。 警察庁の犯罪統計資料によると、平成29年の刑法犯「強制性交等」は認知されている件数だけでも1111件。 同じ年の刑法犯「強制わいせつ」にいたっては、認知数5808件にものぼる。 つまり、1年間で換算すると毎日どこかで20人弱もの人が涙を流していることになる。 もう一度言うが、認知されているだけでこの数なのだ。 強姦、セクハラ、痴漢…… 許すまじき性犯罪は我々の半径5メートルで“日常的”に起こっている。 そして、「性犯罪」は被害者本人だけでなく、その家族・パートナーにも想像を絶する傷跡を残すものだ。 だから僕は、 「こうした悲しい出来事をなくしたい」 「同じような境遇の人にも、そうでない人にも性被害の現実を知ってほしい」 そんな思いで、この本を描いた。 「僕の彼女が性被害に遭うなんて」―― そう。本当にまさかだった。だから、この本に描いたことは、決して僕たち2人に関する物語ではない。 あなた自身の物語でもあるのだ。
  • 家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平
    4.4
    女性への抑圧はいったい何に由来するのか.著者は主婦・家事労働に着目しつつ,階級闘争でも性解放運動でも突破しえなかった,近代資本制社会に特有の女性抑圧構造を,理論的,歴史的に明快に論じてみせた.マルクス主義フェミニズムの立場を打ち出し,研究の新たな地平を拓いた記念碑的著作.

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  • 考えるという感覚/思考の意味
    4.3
    「考える」というのは人間だけに可能な営みなのか? そもそも「考える」とは、いったい何をすることなのか?――本書は、そんな根本的な問いに正面から取り組みます。 『考えるという感覚/思考の意味』というタイトルを見て、おや? と思うかたもいらっしゃることでしょう。本書の原題Der Sinn des Denkensには二つの意味がかけられている、と著者マルクス・ガブリエルは明言しています。一つは、「考えること(Denken)」とは、見ること、聞くこと、触ること、味わうことなどとまったく同じように「感覚(Sinn)」である、という意味。例えば、私たちは見ることでしか色には到達できませんし、聞くことでしか音には到達できません。それとまったく同じように、考えることでしか到達できないものがある――それが本書のタイトルに込められたもう一つの意味である「意味(Sinn)」にほかなりません。  「考える」とは「自然的現実と心理的現実のあいだのインターフェース」だと著者は言います。もっとくだいて言えば、私たちが現実と触れ合う、その接点に生まれるもの、と言い換えてもよいでしょう。その意味で、ガブリエルが「三部作」として構想した三冊のうちの第一作『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ)で扱われた「世界」と、第二作『「私」は脳ではない』(同)で扱われた「私」との接点に生まれるのが、「考えること」そのものなのです。私たちは、考えることで「かけ離れたいくつもの現実を結びつけ、それによって新たな現実を作り上げる」と著者は言います。つまり、考えるとは「結びつき」を作り、その「結びつき」を認識することです。 「ポストトゥルース」と呼ばれる現実が席捲する一方で、AIによって人間の知的な営みが奪われ、いつかは「考えること」そのものさえ人間には必要なくなるのではないかと考えさせられる今日、もう一度、原点に立ち返って考えること。本書をもって完結する三部作で、著者マルクス・ガブリエルは、人間にしか可能でない未来への希望を語っています。 [本書の内容] 序 論 第1章 考えるということの真実 第2章 考えるという技術 第3章 社会のデジタル化 第4章 なぜ生き物だけが考えるのか 第5章 現実とシミュレーション 本書のおわりに
  • カーセ●クスを楽しむための4つの条件【分冊版】1
    完結
    -
    【この作品は、同タイトルの分冊版です】カーセックスを楽しむための条件。その1“車”、その2“相手”、その3“場所”、その4“のぞき”!? 有名デートスポットにドライブデートをしに来た私達だけど、そこはカーセックスを楽しむための場所だったのです!? 周りのことなんか気にせず乱れるカップル達に影響され、エッチな気分になっていたところに車の交換を持ち掛けられ…。他人の車でのセックスは、背徳感でいつもより興奮しちゃう♪
  • カール・マルクス
    3.8
    かつて混迷の政治の季節、虚飾にまみれたマルクスを救出するべく、その人物と思想の核心を根柢から浮き彫りにした吉本隆明。その営為は、敗戦体験を出発点に掘り下げられた思考の行程のひとつの達成を意味した。そして今、迷走する21世紀の〈現在〉、日本史上最大の思想家の手になる世界史上最大の思想家の実像が、再び立ち上がる。

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  • カール・マルクスとその夫人
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 99%のためのマルクス入門
    3.7
    1対99の格差、ワーキングプア、ブルシット・ジョブ、気候変動……。 現代社会の難問に対しては、いまこそマルクスを使え! 資本主義の限界は見えた! あらかじめ疎外された99%に向けた、画期的マルクス入門 1対99の格差、ワーキングプア、ブルシット・ジョブ、地球環境破壊……現代社会が直面する難問に対する答えは、マルクスの著書のなかにすでにそのヒントが埋め込まれている。『資本論』『経済学・哲学草稿』『ドイツ・イデオロギー』などの読解を通じて、「現代社会でいますぐ使えるマルクス」を提示する入門書。 社会の主役であるべき労働者が、「資本」により手段として使われる主客転倒が、マルクスの言う疎外。この主客転倒をただすことが、社会の矛盾を解消し、ひいては持続可能な社会への道につながる。生涯の研究テーマとしてマルクスに取り組んできた著者ならではの視点が光る、「疎外論」を軸にした画期的なテキスト。 我々の社会は、本来社会の主人公であるはずの労働者はむしろ客体化され、資本家に利用される側になっている/転倒した経済である資本主義の最も根底にある転倒とはまさに、経済運営の主体であるべき労働者がむしろ資本によって使われる客体になっていることである/これまでの人類は常に自分自身が作り出したものによって自分自身が支配されるという疎外状況の只中にあったということだ/いわば今の若者は、あらかじめ疎外されているのである/本書が行なおうとするのは、持続可能な地球規模での新たな文明を想像するためのヒントをマルクスの著作から求めようとすることである/言うならば、「現代社会ですぐ使えるマルクス」を提示することを通して、読者をマルクスに誘おうとするのが本書だということになる/(本文より) 【目次】 序章 あらかじめ疎外された若者たち 1章 ブルシット・ジョブ──なぜ労働と資本の主客転倒が起きるのか 2章 ワーキングプア──現代の奴隷制と階級の視点 3章 社会主義はまだ実現されていない──歴史の喜劇を繰り返さないために 4章 ポスト資本主義への想像力──ゲノッセンシャフトの概念 5章 マルクスから見る環境問題──SDGsから定常社会へ あとがき 付録 マルクスを読むために
  • きゅんきゅんヴォイス♪ イケメン声優の調教S○X 1巻
    完結
    -
    新人声優が2人のイケメン声優に犯されちゃう! 宇瀬ゆい(うせゆい)は新人駆け出しの声優。初めてのレギュラーアニメ番組で、共演した人気声優柊ソラ(ひいらぎそら)の声にアソコはジンジン。もう一人の人気声優神堂翔(しんどうしょう)の顔にはメロメロ。 そんな2人が演技指導と称して彼女を襲っちゃう! でもそれは彼女にとっては逆に快感! 恥ずかしいけど大胆に体を開いていく彼女! ついには念願の柊の、ささやき声で感じまくる!そんな彼女が2人の男にいいように犯されて!?
  • Q&A いま『資本論』がおもしろい マルクスとともに現代と未来を科学する
    4.5
    1巻1,210円 (税込)
    貧困と格差、気候危機……。 資本主義の矛盾が噴き出しているいま、この社会システムの運動法則を解明した『資本論』への注目が国内外で広がる。 若者とのQ&Aで、『資本論』第一部のあらましを、現代の熱い問題を縦横にまじえて新鮮に語った画期的な試み。 この一冊でマルクス畢生の大著――『資本論』の真髄がよくわかる! <目次> はじめに ゼミナールを始めるにあたって 1、『資本論』とはどのような本なのか? Q1 新入生歓迎運動で対話をしていると、「『資本論』を読んでみたい」という声が、けっこう返ってきます。海外ではどんなふうなのでしょうか? Q2 『資本論』はどのような本なのか。その特徴についてお話しください。 Q3 マルクスは、『資本論』をどうやって書いていったのですか? Q4 今回のゼミナールの進め方についてお話しください。 2、どうやって搾取が行われているのか? Q5 まずお聞きしたいのは搾取の問題です。この問題を考える前提として、いまの日本で本当に「搾取」ということが行われているのかどうか。ここからお話しください。 Q6 どうやって搾取が行われているのかについて、お話しください。 Q7 マルクスが『資本論』で行った搾取の秘密の「謎解き」とはどんなものですか? Q8 そもそも労働者とはどういう人たちを指すのですか? いまの日本では、労働者はどのくらいの搾取がされているのですか? 3、労働時間を短くするたたかい(「自由な時間」を拡大するたたかい)の意味は? Q9 資本家は、どうやって搾取を拡大していくのですか。『資本論』ではどのような解明がされているのですか? Q10 そもそも労働時間はどのようにして決まるのですか? Q11 「資本の魂」という話がありましたが、マルクスが『資本論』を書いた19世紀のイギリスでは、資本はどういう「吸血鬼」ぶりを発揮したのですか? Q12 いまの日本でも過労死や「サービス残業」―「ただ働き」はひどいですね。 Q13 労働時間短縮=「自由な時間」を増やすことは、みんなの願いです。その大切さについて『資本論』でマルクスが訴えたことをお話しください Q14 労働時間短縮は、まさにいまの日本の課題でもありますね。 4、生産力の発展が労働者にもたらすものは何か? Q15 資本家が搾取を拡大していく方法として、「労働時間を長くする」という方法をお話しされましたが、それ以外にはどういう方法があるのですか? Q16 「生産力」の拡大ということが言われました。そもそも「生産力」とはどういうものでしょうか? 「生産力」の拡大というと、環境破壊という悪いイメージもありますが。 Q17 資本主義のもとでの生産力の拡大が、労働者にもたらす害悪について、『資本論』ではどういう解明がされているのですか? Q18 いま言われた多くの問題は、そのままいまの日本の大問題ですね。 Q19 資本主義の発展のなかで未来社会の要素がつくられてくると言われましたが、どういうことでしょうか? Q20 『資本論』では、環境問題についても突っ込んだ言及があると聞きましたが? 5、貧困と格差拡大のメカニズムは? Q21 21世紀のいま、貧困と格差の拡大は、どこまできているのでしょうか? Q22 『資本論』では、貧困と格差が拡大するメカニズムをどのように解明しているのでしょうか。 Q23 「産業予備軍」という話は、いまの日本にもつながる話ですね? 6、社会の変革はどうやっておこるのか? Q24 社会の変革はどうやっておこるのですか? 『資本論』でマルクスが出した結論について、お話しください。 Q25 社会を変えるには、客観的な条件とともに、主体的な条件が大切ということですね? Q26 『資本論』では、ここで、未来社会がどんな社会になるとのべているのですか? 7、社会主義・共産主義で人間の自由はどうなるか? Q27 昨年のゼミは、『Q&A 共産主義と自由―「資本論」を導きに』にまとめられ、みんなで学習してきました。どういう点に力を入れてまとめたのか。ポイントを説明してください。  8、『資本論』をどう学び、人生にどう生かしていくか? Q28 今日は、『資本論』第一部のあらましをお話ししていただきましたが、『資本論』をどうやって学んでいったらいいでしょうか? Q29 『資本論』を人生にどう生かすかについて、最後に一言お願いします
  • 共産主義者宣言
    4.0
    「妖怪がヨーロッパに出没する。共産主義という妖怪が」──妖怪は再び召喚されるのか? その真髄にあらためて分け入るために〈今〉の日本語で読む。付論・柄谷行人「なぜ『共産主義者宣言』か」。
  • 共産党宣言
    3.5
    マルクスとエンゲルスが共同執筆して1848年の二月革命直前に発表し、その後のプロレタリア運動の指針となり世界を大きく変えることになった、わずか23頁の文書。いわゆる“党派”的な檄文ではなく、労働者がなぜ虐げられているのか、なぜ搾取されるのかなど、資本主義の弊害、そのからくりを解く。労働者の団結こそが社会を変える力であるという、働く人びとの味方マルクスの主著の一つ。
  • 共産党宣言
    3.8
    「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は、階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献。マルクス(一八一八―八三)とエンゲルス(一八二〇―九五)が起草、一八四八年の二月革命直前に発表以来、プロレタリア運動の指針となった歴史的文書である。

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  • 共産党宣言
    -
    カール・ハインリッヒ・マルクスによる作品。
  • 共産党宣言・共産主義の諸原理
    -
    世の不均衡・不平等に抗するための不朽の書 人類全体の解放をめざした共産主義思想のエッセンス。二月革命に端を発したプロレタリアートの闘争を支え続けたマニフェストを、斯界の泰斗による全訳注で読む。
  • 近代哲学の名著 デカルトからマルクスまでの24冊
    4.0
    デカルト、カント、ヘーゲルなど、近代に活躍した哲学者は枚挙に暇がない。だが、この時代の哲学では何が問題だったのだろうか。「私」の発見や知識の確実性、道徳の起源など、さまざまな議論が重層的に連なる西洋近代哲学。この沃野を一望して、本質をつかむのは容易ではないが、そのための最良の手がかりは哲学者の残した書物にあるのだろう。本書では、24篇の古典の論点を丁寧に整理し、近代哲学の全体を展望する。
  • 近代の復権 : マルクスの近代観から見た現代資本主義とアソシエーション
    5.0
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マルクスの全体系が「疎外論」はじめ極少数の図式から構成されていることを明らかにし、そこから、近年の世界的市場化がマルクスの展望の百年ぶりの復活を意味するという、左翼的常識をくつがえす世界像を導く。そして現代における協同的代案の道を根拠づける。
  • ギリシア・ローマ ストア派の哲人たち セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウス
    4.3
    犬の哲学者とは? 樽の中で暮らす。。。 ネズミに学ぶ 奴隷から哲学者に! 「ストイックに生きる」ことは、自分に厳しいだけの生き方なのだろうか?キュニコス派のディオゲネスから、ゼノンらの初期ストア派、パナイティオスらの中期ストア派、ローマ時代の後期ストア派、すなわちセネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスの思想を紹介。初期、中期、後期の特徴を分析し比較し、「ストイックに生きる」という意味を探る 第一章 自然にしたがって生きよ――キュニコス派 第二章 時代が求める新しい哲学――ストア哲学の誕生 第三章 沸き立つローマの市民――ストア哲学の伝承 第四章 不遇の政治家――セネカ 第五章 奴隷の出自をもつ哲人――エピクテトス 第六章 哲人皇帝――マルクス・アウレリウス 終 章 ストイックに生きるために
  • グラフィック版 ソフィーの世界[分冊] 第1章 「あなたはだれ?」
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界でいちばんやさしい哲学をコミックで読む! ある日、少女ソフィーのもとに届いた差出人不明の1通の手紙。そこにはたったひとこと「あなたはだれ?」とだけ書かれていた。それは「哲学」への招待状だった。世界的ベストセラーの哲学ファンタジーがフランスの人気作家によるコミック、バンドデシネになってオールカラーで登場! ※『グラフィック版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙』の分冊版です。 ※第1章 「あなたはだれ?」を収載。
  • 経済学・哲学草稿
    3.8
    働くほど、なぜ人は貧しくなるのか? 勃興する資本主義を鋭く分析・批判し、のちに『資本論』に結実する経済学的思考。そしてヘーゲル批判から発し、労働の意味を肯定的に捉え直そうとする哲学的思考。この二つの思考が交わるところで、26歳のマルクス青年は革新的な思想を打ち立てた。輝くような、そして生き生きと躍動する思考の瑞々しさが、明晰な訳文で鮮やかに再現される。
  • 刑事ザック 夜の顎 上
    3.5
    タイ人の売春婦が四人、自分たちの住む部屋で無残に射殺された。街の売春をめぐる犯罪組織の抗争か、人種差別主義者の暴走か、あるいは単独のシリアルキラーが跋扈しているのか? 事件を追う特捜部の若き刑事ザックの焦燥は深まる。ストックホルムの裏側にひろがる闇を追う刑事たちを描く、新シリーズ第1弾!
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき
    3.3
    「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」自ら“自由主義的保守主義者”を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。
  • これからの社会のために哲学ができること~新道徳実在論とWEターン~
    3.5
    先の見えない時代にこそ、“われわれ”には哲学が必要だ。今世紀を代表する頭脳であるマルクス・ガブリエルと、彼がいまもっとも共鳴する哲学者・出口康夫による「未来のための哲学」対話。「わたし」一人でできる行為は何一つないと主張し、「われわれ」として生きることを提案する出口の「WEターン」を、ガブリエルの「新道徳実在論」が補完。古今東西の哲学に精通する二人が、普通の“われわれ”が生きる意味を教えてくれる。
  • これからのマルクス経済学入門
    -
    搾取と貧困が深刻化する今、「階級」「疎外」「労働価値説」「唯物史観」といった、マルクス経済学の基礎概念を再検討し、現代的な意義を明らかにする、画期的な書!
  • こんな時はマルクスに聞け 『資本論』から世界を見る
    -
    1巻770円 (税込)
    資本主義社会は発展すればするほど、社会の存続を脅かしかねないほどの巨大な格差を必然的に作り出し、下手をすると自滅の道をたどりかねない。一〇〇年に一度の金融危機とグローバル恐慌の後に、どんな経済システムが現れるのか。

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  • 強欲「奴隷国家」からの脱却 非正規労働時代をマルクスが読み解いたら
    3.5
    強いものがより強く、大きいものがより大きく――。 アホノミクスはこの国を21世紀版「大日本帝国会社」という名の国策会社にしようとし、その野望は完成しつつある。 庶民にあふれるあきらめと絶望に勇気を与え、安易なファッショに流されないための提言! もはや近代経済学では危機の予見が不可能な暴走する新資本主義社会において、マルクスの視点を読み込み、アップデートすることで私たちがなすべき答えを導き出す野心作!!
  • 齋藤孝のざっくり!日本史――「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる
    4.0
    学生時代に誰もが学んだ日本史だが、外国人に教えてくれと言われるとなかなか難しい。それは、学生時代の勉強が、年号や用語の暗記に終始し、歴史の流れを理解できていないせい。歴史の理解に本当に必要なのは、「暗記力」ではなく、流れをザックリと理解する「文脈力」だ。どんな出来事にも「すごい!」と思えるポイントが3つある。それさえ見つければ、無味乾燥な歴史の見方が変わって、本当の面白さが見えてくる!
  • 佐藤優の資本主義講座【3冊 合本版】『「資本論」の核心』『帝国の時代をどう生きるか』『国家と神とマルクス』
    -
    『「資本論」の核心』 カネによる、支配の手口を見抜く!私たちは、いまも搾取されている階級なのだ。 世界を識るには、マルクスが必要だ。 資本主義は強い。いま、これに変わるシステムもない。 嫌々ながらもつき合わざるを得ない魔物、その見えない怪物の姿を暴いたのが『資本論』である。 資本主義は階級関係を隠蔽している。私たちは搾取され、支配されている。 この「事実」から、私たちは出発しなければならない。 『資本論』の肝をつかむことで、私たちは資本に、国家に潰されない生き方を獲得することが出来るのだ。 『帝国の時代をどう生きるか』 現下、世界は新・帝国主義体制である!米露中はじめ、経済では保護主義的傾向が増し、権益のブロック化が志向される。では、国家機能を強化するにはどうすれば良いのか?我々は、厳しいこの世界をどう生きればよいのか?―“現場で腕をふるえる知識人”となる道を示す。 『国家と神とマルクス』 「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」自ら“自由主義的保守主義者”を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。 ※本電子書籍は、2016年9月刊行の『「資本論」の核心』、2008年11月刊行の『国家と神とマルクス』、2012年4月刊行の『帝国の時代をどう生きるか』の3冊を収録した合本形式での配信となります。
  • 在野と独学の近代 ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで
    4.0
    近代に入り、大学をはじめ研究機関が整備される中、在野で独学に打ちこむ道を歩んだひとびともいた――。本書は、柳田国男に「日本人の可能性の極限」と評された南方熊楠を軸に、ダーウィン、マルクスから福来友吉、牧野富太郎、三田村鳶魚ら、英日の独学者たちの姿を活写する。さらに郵便、辞書、雑誌、図書館といった「知」のインフラやシステムにも着目。彼らの営為と、変化する環境を通し、学問の意味や可能性を探る。
  • 知っておきたいマルクス「資本論」
    3.0
    金融危機と世界不況。今日の世界経済は破綻の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。経済の仕組みが手にとるようにわかるマルクス「資本論」入門。
  • 資本主義の正体 マルクスで読み解くグローバル経済の歴史
    3.6
    1巻1,699円 (税込)
    今、マルクスが新たな脚光を浴びつつある。なぜか。それはフランスの経済学者、トマ・ピケティが書いたベストセラー『21世紀の資本』が描く現代の「格差」の姿が、「資本主義がグローバル化するにつれて、富は一部の資本家に集中し、残りの人々は窮乏化する」としたマルクスの予言と重なるものであったからだ。マルクスが思想が、再び説得力をもって甦ってきたのである。実は、マルクスが分配の平等を主張したことも、グローバル化に反対したこともなかった。それどころかマルクスは、国家が分配の平等を実現しようとする温情主義を否定し、グローバル資本主義が伝統的社会を破壊するダイナミズムを賞賛したのだ。マルクスが未来社会として構想したのは「平等社会」ではなく「自由の国」だった――そう著者は喝破する。では、彼が見通した資本主義とはいかなるものだったのか。そしてその現代的意味とは…?新たなマルクス像に光を当て、現代の諸問題を斬る意欲作!

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  • 資本論
    完結
    3.0
    全1巻748円 (税込)
    「いつまでも一緒にいようね」19世紀。イギリス。牧歌的な風景の広がる片田舎の町の三人の若者ロイ、オスカー、クレアの恋模様。ロイの作った小さな工場が、資本主義の発展と軌を一にして、大きな嵐を巻き起こしていく。相対剰余価値、絶対剰余価値、労働者の疎外、搾取、資本論の基本的なテクニカルタームの意味を、胸を打つ恋物語とともにわかりやすく描きます。資本家は神なのか? 現代まで続くマルクスの問題提起。
  • 資本論 経済学批判 第1巻 I
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日経BPクラシックス 第11弾 世界史を変えた本として『聖書』と並び称される古典中の古典が、ビジネス書を読むようにやさしく読めるようになった。 リーマン・ショックを契機とした世界金融危機、ギリシア、イタリアを襲った国家債務危機の連鎖の最中、われわれは何を 手がかりに物事を判断すればいいのだろうか。 そうだ、あの人がいた! カール・マルクス(1818~1883)。アジア的、古典古代的、封建的、資本制生産様式(資本主義)から 社会主義、共産主義へと発展する歴史的必然(唯物史観)の視点によって、資本主義の内部矛盾を分析した人。 労働価値説、労働力の商品化、利潤率の低下といった学説史的理解はともかく、19世紀半ばに大英博物館に通い、矛盾多き資本主義を 膨大な資料を読み込んで徹底的に考え抜いたマルクスの情熱、これこそ学ぶべきもの。 『資本論』は3巻構成。日経BPクラシックスでは、マルクスの生前の1867年4月に刊行された第1巻を4分冊に分けて刊行する。 第1分冊は、アルチュセールなど名うての『資本論』読みのプロが「最初は飛ばしたほうがいい」とアドバイスしている超難解な価値形態論を説明した第1章を含む。 訳者の中山元さんは独仏英の3ヶ国語に堪能なこともあり、ディーツ社のドイツ語版をベースに、ところによって分かりやすい仏語版を採用してもいる。 編集面では、小見出しや改行、傍点を適宜加え、これまで剰余価値と訳されてきたMehrwertを「増殖価値」と改訳している。 ともあれ、1920年に出た高畠素之の初訳以降の『資本論』翻訳史上に画期となる作品。
  • 資本論 第一部草稿~直接的生産過程の諸結果~
    -
    マルクスは当初、『資本論』を「商品」から始まり「商品」で終わらせる予定だった。資本主義的生産過程の結果としての「商品」は単なる商品ではなく、剰余価値を含み資本関係をも再生産する。この「生産物が生産者を支配する」という転倒した姿を克明に分析することで見えてくる資本主義の全貌。『資本論』では十分に語られなかった独自の論点が展開される、『資本論』のもう一つの結末がここにある。
  • 資本論 第一巻 上
    5.0
    剰余価値追求の終わりなき運動、資本主義。本書はそのメカニズムを精密に分析し、社会科学史に聳え立つ。『マルクス・コレクション』版を全面改訳。 貨幣の増殖を自己目的とする終わりなき運動、資本主義。なぜ等価交換に見える商品流通のなかから、富裕化する階級と貧困化する階級との絶対的対立が生じるのか。この矛盾に満ちた資本主義社会の運動法則全体を、マルクスは19世紀イギリスの産業社会を素材に解明しようとした。全4巻を構想しながら、生前に刊行されたのはこの第1巻だけだった。しかしそれは独立性の高い著作として、以後の知的・政治的世界に巨大な影響を与え続けた。上巻には、「第1篇 商品と貨幣」から「第4篇 相対的剰余価値の生産」の「第12章 分業とマニュファクチュア」までを収録。全2巻。
  • 資本論 分冊版(1)
    完結
    4.0
    「いつまでも一緒にいようね」19世紀。イギリス。牧歌的な風景の広がる片田舎の町の三人の若者ロイ、オスカー、クレアの恋模様。ロイの作った小さな工場が、資本主義の発展と軌を一にして、大きな嵐を巻き起こしていくーーー。相対剰余価値、絶対剰余価値、労働者の疎外、搾取、、、資本論の基本的なテクニカルタームの意味を、胸を打つ恋物語とともにわかりやすく描きます。第一章 「交換で成り立つ人間社会」を収録。
  • 社会科学の方法 ヴェーバーとマルクス
    4.1
    自然現象とちがい、生きた人間の日々の営みを対象とする社会科学において、科学的認識は果して成り立つものだろうか。もし成り立つとすれば、どのような意味においてか。この問題に正面から取り組んだ典型的な事例としてマルクスとヴェーバーを取りあげ、両者の方法の比較検討の上に立って社会科学の今後の方向を問う。

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  • マルクス 資本論 シリーズ世界の思想
    4.0
    経済の停滞、政治の空洞化……資本主義が大きな転換点を迎えている今、マルクスの本文に立ち返りこの世界の仕組みを解き明かす。本文の抜粋と丁寧な解説で読む、画期的な『資本論』解説書。
  • 新実存主義
    3.5
    心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか――。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義と心の哲学をつなげ、21世紀のための新たな存在テーゼを提示する。

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  • 新版 資本論 第1分冊
    4.0
    1980年代にほぼ10年の歳月をかけて刊行し、高い評価を受けた社会科学研究所監修の『資本論』。その完結から30年──『資本論』諸草稿の刊行と研究を踏まえ、訳文、訳語、訳注の全体にわたる改訂を行なった画期的な出版。マルクスの研究を歴史的に探究する角度から大きな前進を遂げた『資本論』研究の成果をあますところなく反映した注目の新版です! <目次> 序言[初版への]…マルクス あと書き[第二版への]…マルクス [フランス語版への序言とあと書き]…マルクス 第三版へ…エンゲルス 編集者の序言[英語版への]…エンゲルス 第三版へ…エンゲルス 第一部 資本の生産過程 第一篇 商品と貨幣  第一章 商品  第一節 商品の二つの要因ー使用価値と価値(価値の実体、大きさ)  第二節 商品に表される労働の二重性格  第三節 価値形態または交換価値  第二章 交換過程  第三章 貨幣または商品流通  第一節 価値の尺度  第二節 流通手段  第三節 貨幣

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  • 新版 資本論 第3分冊
    -
    第3分冊では、「第四篇」で、資本主義的生産の発展と労働者が生産を担う集団的な主体として成長してゆく過程が、協業、マニュファクチュア、機械制大工業と段階的に追跡される。訳文、訳注も改訂され、「ルールある経済社会」の基礎となる諸命題が鮮やかに示される。未来社会への言及をふくむ「第五篇」、新たな構想で執筆された「第六篇労賃」まで収録。 <目次> 第一部 資本の生産過程 第4篇 相対的剰余価値の生産 第10章 相対的剰余価値の概念 第11章 協 業 第12章 分業とマニュファクチュア 第13章 機械と大工業 第5篇 絶対的および相対的剰余価値の生産 第14章 絶対的および相対的剰余価値 第15章 労働力の価格と剰余価値との大きさの変動 第16章 剰余価値率を表わす種々の定式 第6篇 労 賃 第17章 労働力の価値または価格の労賃への転化 第18章 時間賃銀 第19章 出来高賃銀 第20章 労賃の国民的相違

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  • 新版 資本論 第2分冊
    -
    マルクスが到達した理論的立場の全体像が、奥行きをもって立体的につかめるようになったと評価される『新版資本論』。マルクス自身の研究の発展史を反映させて、第一部ではマルクスによる改訂個所を重視し、初版以降、第四版までどのように『資本論』に磨きをかけていったかが分かる編集。第2分冊では第二篇「貨幣の資本への転化」第三篇「絶対的剰余価値の生産」を収録。 <目次> 第二篇 貨幣の資本への転化  第四章 貨幣の資本への転化  第一節 資本の一般的定式  第二節 一般的定式の諸矛盾  第三節 労働力の購買と販売 第三篇 絶対的剰余価値の生産  第五章 労働過程と価値増殖過程  第一節 労働過程  第二節 価値増殖過程  第六章 不変資本と可変資本  第七章 剰余価値率  第一節 労働力の搾取度  第二節 生産物の比率的諸部分での生産物価値の表現  第三節 シーニアの「最後の一時間」  第四節 剰余生産物  第八章 労働日  第一節 労働日の諸限界  第二節 剰余労働にたいする渇望。工場主とボヤール  第三節 搾取の法的制限のないイギリスの産業諸部門  第四節 昼間労働と夜間労働。交替制  第五節 標準労働日獲得のための闘争。一四世紀なかばから一七世紀末までの労働日延長のための強制法  第六節 標準労働日獲得のための闘争。法律による労働時間の強制的制限。一八三三ー一八六四年のイギリスの工場立法  第七節 標準労働日獲得のための闘争。イギリスの工場立法が他国におよぼした反作用  第九章 剰余価値の率と総量

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  • 新版 資本論 第4分冊
    4.0
    第4分冊には、第7篇「資本の蓄積過程」(第21章~第25章)の全体を収める。フランス語版との異同、改訂点を示す訳注も充実し、新しい訳文とともに、完成稿で書き下ろされた第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」の特徴、第24章第7節での資本主義体制の「必然的没落」論の新たな定式化など、マルクスの到達した理論的立場がより鮮明となる。 <目次> 第一部 資本の生産過程 第7篇 資本の蓄積過程 第21章 単純再生産 第22章 剰余価値の資本への転化 第23章 資本主義的蓄積の一般的法則 第24章 いわゆる本源的蓄積 第25章 近代的植民理論

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  • 新編輯版 ドイツ・イデオロギー
    4.0
    本書は、ヘーゲル左派運動の総括として、マルクスとエンゲルスが自己批判をも込めて共同で執筆した未完の遺稿で、「唯物史観誕生の書」とも呼ばれている。本書は遺稿ゆえに種々のテキスト問題を抱えているが、今回厳密なテキストクリティークをし、信頼に足る邦訳の完成を目指した。文庫版ということも鑑み、読みやすさも追求した決定版。※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

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  • 時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い
    3.6
    「新実在論」の旗手、マルクス・ガブリエル氏は、本書の中でこう語っている。私の存在論は、ある意味両者(編集部注:西洋哲学と東洋哲学)の統合を目指しています。私の思想は14歳のときから東西双方の伝統に影響を受けてきました。両方が常に私の頭の中にあるのです。(中略)西洋思想と東洋思想の大きな違いは、西洋哲学が不変のものを探求している点だと思います。(中略)他方、日本人が問うのは、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」です。東洋思想の立場からすると、西洋の形而上学は、初期からずっと幻想なのです。本書は、まさにマルクス・ガブリエル氏による「西洋哲学と東洋哲学の統合」の試みの一端を示したものになったといえる。我々(インタビュアーの大野和基氏と編集部)がガブリエル氏に、東洋哲学をテーマとしたインタビューを敢行した理由は二つある。一つは、ガブリエル氏が東洋哲学に大きな関心を抱いていること。ガブリエル氏は、3世紀の中国の思想家王弼が著した『老子』の注釈『老子注』をかなり熱心に読み込み、老子が無常を説いていることに重要な気づきを得たという。さらに、コロナ以降たびたび来日しており、日本の思想についても高い関心を寄せている。もう一つは、現代における東洋哲学の可能性である。現代は「入れ子構造の危機」の時代だ、とはガブリエル氏の言だが、一つの危機が別の危機に組み込まれ、拠って立つべき価値が見えづらくなっている時代において、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」という問いを抱える東洋哲学の価値を、現代ドイツ哲学の第一人者が語ることには意義があるはずだ。幸いガブリエル氏に快諾していただき、実現したインタビューは、予想以上にエキサイティングなものであった。ガブリエル氏によると、ヒンドゥー教は「時間は幻である」と見なしている。また中国古典の『荘子』には、時空を越えた無限の宇宙に遊ぶ存在が登場する。仏教の「禅」には、座禅とは自我を消していくための訓練であるという捉え方があるが、ガブリエル氏はその志向に疑義を唱える。そして先ほど述べたように、東洋哲学は西洋の形而上学を「幻想」と見なしている。本書の議論により、西洋哲学に関心のある方も東洋哲学に関心のある方も、上記のような哲学の主要テーマについて、従来の枠組みを超えた捉え方を得られるのではないかと期待する。巻末には武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授である松本紹圭氏との対談を収録。
  • 一八世紀の秘密外交史:ロシア専制の起源
    -
    「ロシアが欲しいのは水である」 資本主義の理論的解明に生涯を捧げたマルクス。彼はこの『資本論』に結実する探究の傍ら、1850年代、資本の文明化作用を阻むアジア的社会の研究から、東洋的専制を発見する。 他方、クリミア戦争下に構想された本書で、マルクスはロシア的専制の起源に東洋的専制を見た。ロシア社会の専制化は、モンゴル来襲と諸公国の従属、いわゆる「タタールの軛」(1237-1462)によってもたらされたと分析したのである。 このため、マルクスの娘、エリノアの手になる本書は歴史の闇に葬られ、とりわけ社会主義圏では一切刊行されなかったという。 とはいえ、東洋的専制という問題意識は、その後、本書の序文を書いたウィットフォーゲルによって深められた。 フランクフルトの社会研究所で頭角を現した彼は、『オリエンタル・デスポティズム』(1957年)に収斂していく研究で、専制の基底に大規模灌漑を要する「水力世界」を見出し、さらに、ソ連・中国の社会主義を東洋的専制の復活を見た。 ウクライナ戦争が長期化する中、ロシアの強権体質への関心が高まっている。本書収録「近代ロシアの根源について」は今こそ読まれるべきだ。
  • 人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来
    4.1
    ウクライナで、パレスチナで命が失われ、世界大戦はすぐそこにある。ビッグデータを餌に進化するAIは専制者と結びついて自由社会を脅かし、人間の価値や自律性すら侵食しかねない。テクノロジーが進むほど破壊的で不確実になる未来──世界最高の知性が全方位から見通す。
  • 全てと無 ――世界の存在をめぐる哲学
    -
    あらゆる対象を丸ごと含む全体としての「世界」なるものは存在しない。存在するのは「意味の場」に現れる何者かだけである――新しい実在論を展開するマルクス・ガブリエルと、これを真っ向から退けるグレアム・プリースト。「世界は存在しない」とはどういうことか。当代一の哲学者が、「全て(everything)」と「無(nothing)」をめぐって交わした論考と討議を収めたスリリングなドキュメント。大陸哲学と分析哲学の垣根を越え、現代思想の新地平を切り拓く、最高レベルの知の格闘を目撃せよ。
  • スミス・マルクス・ケインズ――よみがえる危機の処方箋
    4.5
    経済危機はなぜ起こるのか? 貧富の差はなぜ固定するのか? 豊かさはどこから生まれるのか? お金の役割とは? こうした間いを理解するために、経済学の最重要人物スミス、マルクス、ケインズに立ち返ってみよう。彼らが出した答えから、経済学の核心を見ることができる。資本主義はたえざる流動的なプロセスである。彼らはそれぞれの時代において資本主義の本質をつかみ、経済学を刷新した。スミス『国富論』、マルクス『資本論』、ケインズ『一般理論』のポイントと彼らの生きた時代を記述し、資本主義という逆説に満ちた社会システムを明らかにする。いま新たな段階に進み、危機を孕み持つ資本主義への処方箋。
  • 政治的価値と芸術的価値 マルクス主義文学理論の再吟味
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 政治的価値と芸術的価値 マルクス主義文学理論の再吟味
    無料あり
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  • 青年マルクス論
    5.0
    若き廣松vs.若きマルクス。幼少期、学生時代を経て共産主義運動に参画するマルクスの思想形成を辿り、物象化論への展開直前、『経済学・哲学手稿』の思考を精緻に解読。解説=小林昌人
  • 西洋中世奇譚集成 聖パトリックの煉獄
    5.0
    12世紀、ヨーロッパを席巻した冥界巡り譚「聖パトリキウスの煉獄」「トゥヌクダルスの幻視」を収録。2人の騎士は臨死体験を通して、異界を訪問する。無数の悪霊の襲来から始まり、灼熱、悪臭、寒冷、虫、蛇、猛獣が跋扈する煉獄で、執拗な拷問と懲罰を受けた後、甘美にして至福の天国を見学し、現世へと帰還する。中世人の死生観を熟読玩味する。
  • 世界経済危機とマルクス経済学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 08年金融危機で破綻した主流派経済学に対して、資本主義の危機打開を展望するマルクス経済学の優位性を示す。
  • 世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか
    4.0
    「新しい哲学の旗手」「天才哲学者」と称され、世界中から注目を集めているマルクス・ガブリエル。200年以上の歴史を誇るドイツ・ボン大学の哲学科・正教授に史上最年少で抜擢された、気鋭の哲学者だ。彼が提唱する「新しい実在論」は、「ポスト真実」の言葉が広がり、ポピュリズムの嵐が吹き荒れる現代において、「真実だけが存在する」ことを示す、画期的な論考とされる。本書は、今世界に起こりつつある「5つの危機」を取り上げる。価値の危機、民主主義の危機、資本主義の危機、テクノロジーの危機、そして表象の危機……激変する世界に起きつつある5つの危機とは? そして、時計の針が巻き戻り始めた世界、「古き良き19世紀に戻ってきている」世界を、「新しい実在論」はどう読み解き、どのような解決策を導き出すのか。さらに、2章と補講では「新しい実在論」についての、ガブリエル本人による詳細な解説を収録。特に補講では、ガブリエルが「私の研究の最も深部にある」と述べる論理哲学の核心を図解し、なぜ「世界は存在しない」のか、そしてなぜ「真実だけが存在する」のかに関する鮮やかな論理が展開される。若き知性が日本の読者のために語り下ろした、スリリングな対話と提言を堪能できる1冊。 【目次より】●第1章 世界史の針が巻き戻るとき ●第2章 なぜ今、新しい実在論なのか ●第3章 価値の危機――非人間化、普遍の価値、ニヒリズム ●第4章 民主主義の危機――コモンセンス、文化的多元性、多様性のパラドックス ●第5章 資本主義の危機――コ・イミュニズム、自己グローバル化、モラル企業 ●第6章 テクノロジーの危機――「人工的な」知能、GAFAへの対抗策、優しい独裁国家日本 ●第7章 表象の危機――ファクト、フェイクニュース、アメリカの病 ●補講 新しい実在論が我々にもたらすもの
  • 全体主義の克服
    3.9
    【東西哲学界の雄が、全体主義から世界を救い出す!】全体主義の渦に、再び世界は巻き込まれようとしているのではないか。日独ともに哲学は、二〇世紀の全体主義に加担してしまったが、では次なる全体主義の台頭をいかに阻止すればよいのか。その答えを出そうとしているのが、マルクス・ガブリエルだ。彼の「新実在論」は、全体主義の礎を築いたドイツ哲学を克服するために打ち立てられたものだったのだ。克服にむけてのヒントは東アジア哲学の中にあるという。本書は、東西哲学の雄が対話を重ねて生み出した危機の時代のための「精神のワクチン」である。○「上から」の力によって、民主主義が攻撃されているわけではありません。民主主義を破壊しているのは私たち自身なのです。市民的服従が、あらたな全体主義の本質です。――マルクス・ガブリエル
  • 大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝
    4.0
    温暖化、新型コロナウイルスの流行、異常気象……世界が危機に瀕する今、私たちは誰も取り残すことなく、この問題を解決するための道筋を探さなくてはならない。資本主義の暴力性や破壊性を正確に認識し、その上で、資本主義とは異なる社会システムを構築すること――。『資本論』を記したカール・マルクスの、主に未刊行のノートから、エコロジーの思想を汲み取り分析する。ドイッチャー記念賞受賞作。 【目次】 第一部 経済学批判とエコロジー  第一章 労働の疎外から自然の疎外へ  第二章 物質代謝論の系譜学 第二部 『資本論』と物質代謝の亀裂  第三章 物質代謝論としての『資本論』  第四章 近代農業批判と抜粋ノート 第三部 晩期マルクスの物質代謝論へ  第五章 エコロジーノートと物質代謝論の新地平  第六章 利潤、弾力性、自然  第七章 マルクスとエンゲルスの知的関係とエコロジー
  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
    -
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • 超訳 自省録 エッセンシャル版 ニュアンスカバー
    値引きあり
    4.0
    2000年読み継がれる、哲人ローマ皇帝「内省」の記録。 5万部突破のベストセラー『超訳 自省録 エッセンシャル版』が美しいプレミアムカバーで登場! 1ページ1項目で、いちばん読みやすい『自省録』 『自省録』は、哲学者でもあるローマ皇帝マルクス・アウレリウスによる人生訓。シリコンバレーの起業家たちが注目し、マンデラ元南アフリカ大統領、ビル・クリントン元アメリカ大統領など、各国のリーダーたちに2000年もの間愛読されてきた名著です。 本書は手に取りやすい文庫版で、1ページに1項目ずつ解説する「超訳」なので、とても読みやすいのが特徴です。 書籍購入者限定特典つき! 本書購入者だけの特典「よきリーダーになるために知っておきたいマルクス・アウレリウスの名言」が、書籍内のQRコードからダウンロードできます。 ■「はじめに」より マルクス・アウレリウスは、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝だ。そして『自省録』は、彼が激務のかたわら就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。彼はまた、古代ギリシアにはじまるストア派最後の哲学者とされている。 ~~中略~~ 就寝前の瞑想で一日の振り返りを行い、胸中の思いに対して自問自答し、最後に結論として自分を戒め、自分を叱咤激励することばを書く。このプロセスがセルフセラピー(=自己治癒)にもなっていることが、本文を熟読していると理解されることだろう。 おしゃべりであれ、日記に書くのであれ、なんらかの形で内面の思いを吐き出すことはデトックスであり、精神衛生上よいことは言うまでもない。そして自問自答と決意表明の内容を書き終えたあとは安心して就寝し、翌朝に目が覚めたら再び活力に満ちた状態で仕事に専念する。マルクス・アウレリウスもまた、そんな日々を繰り返し送っていた生身の人間であった。 この本は聖人の教えとして読むべきではない。生身の人間であったマルクス・アウレリウスの肉声を聞き取ってほしいと思う。約2000年の時空間を超えて、現代に生きる人間にも響くものがあるはずだ。 ※本書は2021年11月に小社より出版された「超訳 自省録 エッセンシャル版」のプレミアムカバー版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。 ■目次 はじめに ローマ皇帝マルクス・アウレリウスと『自省録』について I 「いま」を生きよ 001 時は過ぎ去り二度と戻ってこない 002 人生最後の仕事であるかのように取り組め 003 失われるのは現在のこの一瞬だけだ…他 Ⅱ 運命を愛せ 019 運命がもたらすものを歓迎せよ 020 すべては織り込みずみだ 021 運命は処方されている…他 Ⅲ 精神を強く保て 036 魂が自らをおとしめるとき 037 「内なる精神」より重要なものはない 038 知的能力が衰える前によく考えよ…他 Ⅳ 思い込みを捨てよ 051 欠点がある人も自分の同族なのだ 052 限度を超えてまで休息する必要はない 053 死と生は善でも悪でもない…他 Ⅴ 人の助けを求めよ 073 親切の見返りは期待しない 074 失敗したら戻ってくればいい 075 無知とうぬぼれは強い…他 Ⅵ 他人に振り回されるな 094 他人に振り回されるな 095 自分で考えよ 096 他人のことで思いわずらうな…他 Ⅶ 毎日を人生最後の日として過ごせ 117 毅然として立ち続けよ 118 不運を気高く耐え抜くことは幸運だ 119 最短コースを走れ…他 Ⅷ 自分の道をまっすぐに進め 136 自分の人生を築くのに邪魔者はいない 137 執着せず思い切りよく手放す 138 人がいやがることは自分にもするな…他 Ⅸ 死を想え 161 名声はむなしい 162 死後の名声など無意味だ 163 死んだら名前ですらなくなる…他
  • 超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版
    値引きあり
    4.0
    『超訳 自省録 よりよく生きる』が さらに読みやすく、手にとりやすく文庫版になりました! 全身全霊で「今」を生きよ! 哲人ローマ皇帝の「内省」の記録。 ※エッセンシャル版購入者の特典「よきリーダーになるために知っておきたいマルクス・アウレリウスの名言」が、書籍内のQRコードからダウンロードできます。 2000年間読み継がれてきた名著。 シリコンバレーの起業家たちが注目し、マンデラ元南アフリカ大統領、ビル・クリントン元アメリカ大統領など各国のリーダーが愛読してきた『自省録』。 哲学者でもあるローマ皇帝マルクス・アウレリウスによる人生訓が「超訳」となって読みやすくなりました。 (本文より抜粋) 027 自然にしたがって生きよ 自分のことをすでに死んだ者 、 現在この瞬間までに人生を生きつくした者として考えること。 そして残りの人生を、自然にしたがって適切に生きること。(7-56) 124 目を覚まして現実を見よ 正気に戻って、自分を呼び戻せ。 眠りから目を覚まし、 君を悩ませていたのは夢にすぎないと気づいたら、 まどろむ前に見ていたように、 いま目の前にある現実をさめた目で見つめることだ。(6-31) (「はじめに」より一部抜粋して掲載) マルクス・アウレリウスは、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝だ。そして『自省録』は、彼が激務のかたわら就寝前につけていた「瞑想記録ノート」である。彼はまた、古代ギリシアにはじまるストア派最後の哲学者とされている。 就寝前の瞑想で一日の振り返りを行い、胸中の思いに対して自問自答し、最後に結論として自分を戒め、自分を叱咤激励することばを書く。 このプロセスがセルフセラピー(=自己治癒)にもなっていることが、本文を熟読していると理解されることだろう。 この本は聖人の教えとして読むべきではない。生身の人間であったマルクス・アウレリウスの肉声を聞き取ってほしいと思う。 約2000年の時空間を超えて、現代に生きる人間にも響くものがあるはずだ。 エッセンシャル版では、全体で487章ある長短さまざまな文章から、現代に生きる人にとって意味をもつと思われる180章を厳選して翻訳した。 意味がよく伝わるように、原文にはない表現を補い、逆に削除している箇所もある。翻訳にあたっては、参考文献にあげた日本語訳と英訳には、たいへんお世話になった。 セレクトした文章にかんしては、可能な限り全文を収録するようにした。 すでに見てきたように、『自省録』のスタイルは、結論が先にあるわけではないからだ。 そのかわり、原文にはない「小見出し」を内容要約としてつけ、内容別に配列し直している。 「人生は短く、いつ死ぬかわからない」。だからこそ、過去でも未来でもない、「いま現在」を生きる気持ちが湧いてくるはずだ。それが本書全体を貫くメッセージでもある。
  • 賃労働と資本/賃金・価格・利潤
    3.3
    「新しい社会秩序は可能だ(エンゲルス)」。青年マルクスは「賃金」「資本」「利潤」について根源的に考察し、古典派経済学と格闘しつつ独自の経済学を確立していった。本書は、彼の出発点と成熟期の二大基本文献と、理解に欠かせない「賃金」草稿と「代議員への指針」を付録にし、詳細な解説を加えて独自に編集した。『資本論』を読み解くための最良の入門書。
  • つながり過ぎた世界の先に
    3.8
    「COVID-19の蔓延により、おそらく人類史上初めて、世界中で人間の行動の完全な同期がみられた」と哲学者マルクス・ガブリエルはいう。人々が一斉に倫理的な行動をとったことは、資本主義の行方にどのような影響を与えるのか。本書ではさらに、「国と国とのつながり」「個人間のつながり」「経済活動のつながり」を読み解き、終章で改めて個人の生のあり方を見つめ直す。「新実在論」「新実存主義」「新しい啓蒙」と次々に現代思想を刷新する旗手が、新しい時代のビジョンを示す一冊。哲学者は、徹底した抽象的思考を行うことで、総合的で普遍的なビジョンを提示することができる存在である。ならば、ガブリエルは本書で、哲学者がなすべき仕事をしっかりと果たしたといえるだろう。 【目次より】・ロックダウンと『リヴァイアサン』/・危機は倫理的進歩をもたらす/・統計的世界観による幻想/・政治家が正しい判断を下すためには、何が必要か/・日本人はなぜ先進国の中で最も孤立している人が多いのか
  • トランスクリティーク カントとマルクス
    4.5
    カントによってマルクスを読み,マルクスによってカントを読む.社会主義の倫理的根源を明らかにし,来るべき社会への実践を構想する本書は,絶えざる「移動」による視差の獲得とそこからなされる批評作業(トランスクリティーク)の見事な実践であり,各界に大きな衝撃を与えた.2003年英語版に基づき改訂.

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  • ドゥルーズとマルクス――近傍のコミュニズム
    -
    「『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』はマルクスに、マルクス主義に完璧に貫かれた作品です。現在、私は自分のことを完全にマルクス主義者だと考えています」(ジル・ドゥルーズ)「〈もし資本と労働が出会ったのであれば〉という条件法のカタパルトなくして産業資本主義は現実に成立しなかった。両者の結合は必然ではないし、因果関係にもない。だとすれば〈もし資本と労働が出会わなかったのであれば〉をカタパルトとして描きだされる軌道を〈私たち〉には構想することができるし、その構想を実現することもできるのではないか。資本主義が私たちの脳に投影する私有制ユートピアとは異なる世界、封建制による拘束からの逃走が資本主義による労働力商品の捕獲と順接せず、ねじれて遠ざかりつづけていく世界を描出できるのではないか」資本主義を歴史化し、物語を終わらせること。ドゥルーズ哲学と「歴史家」マルクスとの遭遇から垣間見るコミュニズムという近傍ゾーン。
  • 奴隷のしつけ方
    3.7
    『テルマエ・ロマエ』『プリニウス』のヤマザキマリ推薦!! 「古代の大帝国を支えた奴隷越しに 我々の生きる現代社会が見えてくる」 古代ローマ貴族が教える、究極の“人を使う技術” ◆奴隷の買い方  →若いやつにかぎる ◆やる気を出させるには  →目標を持たせ、成果報酬を採用しろ ◆管理職にするなら  →顔の良い男は避けろ ◆拷問の行い方  →奴隷は資産。適度な鞭打ち、鉤吊りを ◆性と奴隷  →家族を持たせて人質に ◆反乱を防ぐには  →互いに話をさせるな 他、古代ローマ社会を知り、立派な主人になるためのヒントが満載!!
  • なぜ世界は存在しないのか
    4.0
    世界の最先端を牽引する「新しい実在論」のマニフェスト、ついに電子版登場! 1980年ドイツ生まれのマルクス・ガブリエルは、今、最も注目されている哲学者です。その名を一挙に知らしめた『なぜ世界は存在しないのか』は、さまざまな領域に波紋を生み続けています。日本でも多くの読者を獲得している本書とともに、AIの飛躍的進化が象徴する先の読めない状況の中で、改めて「世界」と「人間」について考えてみましょう!
  • 20歳の自分に教えたい資本論 現代社会の問題をマルクスと考える
    3.8
    新自由主義が跋扈し、格差社会が進展するなど、資本主義の問題点が浮き彫りになっている。そんな現代社会の歪みを150年前に予言していたのがマルクスである。本書では難解な資本論を、現代社会の問題にからめてわかりやすく読み解いていく。資本主義社会の何が問題で、ポスト資本主義はどうなるのかなど。予測不能な時代を生き抜くために必須の知識が得られる一冊。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 20世紀の思想 マルクスからデリダへ
    3.6
    マルクスからハイデガー、デリダまで、20世紀を代表する20人のエッセンスを解説。一冊で現代思想の全体像が見えてくる絶好の入門書。論理実証主義からプラグマティズムへ、現象学から解釈学へ、マルクス主義からコミュニケーション理論へ、という三つの流れから、今世紀を代表する哲学者の思想を取り上げ、方法論なき時代の見取り図を描く。
  • 2035年の世界地図 失われる民主主義 破裂する資本主義
    3.7
    戦争、疫病、貧困と分断、テクノロジーと資本の暴走――歴史はかつてなく不確実性を増している。「転換点」を迎えた世界をどうとらえるのか。縮みゆく日本で、私たちがなしうることは何か。人類最高の知性の目が見据える「2035年」の未来予想図。
  • ニュートンとマルクス 文理融合をめざして
    -
    1巻704円 (税込)
    中学2年生の夏、突然「典型歴」文科系から理科系へと入れ替わった著者。その日から、文理の溝を埋めるべく奮闘する日々が始まった。そんな彼に導きの糸をくれたのは二人の偉人・ニュートンとマルクスだった。・文理の選択に悩む学生・歴史の面白さが分かるようになりたい理系出身者・科学に強くなりたい文系出身者など、「文系」「理系」の狭間で揺れるすべての人へ。二つの世界の相克に悩みぬいた著者が贈る、複眼思考のヒントが煮詰まった一冊。

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  • 非西欧からみたマルクス マルクスからみた非西欧
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ジャーナリスト、マルクスは非西欧をどのようにみていたか。 非西欧の理解が、これからの世界秩序を知るためのカギとなる! 「序文」より  本書は、『マルクスで読み解く世界史』の第2弾です。前著は、2022年に刊行されたのですが、おもにマルクスとアジア、第一インターナショナル、植民地、南北戦争、ナポレオン3世、マルクスの時代の日本を取り扱っていました。  本書は、マルクスと非西欧に焦点を当て、マルクスとスラブ、マルクス主義と中国、日本、そしてアジア的生産様式、マルクス主義とラテンアメリカを取り扱います。もちろん、問題の中心は、非西欧とマルクスとの関係です。  マルクスの思想は、彼が生まれた西欧社会ではなく、むしろ非西欧社会で好んで取り入れられました。マルクスがもともと意図していた地域と違って、資本主義が未発展の地域で流布していきます。もちろん、マルクスも、なぜ『資本論』が西欧ではなく、ロシアで売れているのかという点に興味をもっていました。  だからこそ、あれほど憎しみを抱いていたロシアに対して、『資本論』執筆以後大きく考えが変化し、ロシアのナロードニキ主義者の研究に関心をもっていきます。ロシアの思想家、チェルヌイシェフスキーやフレロフスキーなどを読むためにロシア語を学び、ロシアのミール共同体に関心をもち、やがては非西欧の共同体に関心をもちます。  マルクスは、共同体をアジア的、ローマ的、そしてゲルマン的と分け、最後のゲルマン的共同体の崩壊が私的所有を生み出し、そこから資本主義が発展するという見解をとっていました。 『資本論』を書き上げたときまでこうした歴史的発展に関しては、確信をもっていたものと思われます。しかし、決定的に変わるのが、『資本論』のロシア語訳の登場、そして翻訳したロシアのナロードニキとの接触でした。こうしてマルクスは、『資本論』の予定した続刊の仕上げよりも、非西欧の共同体の問題、そして非西欧的資本主義の発展の問題に関心をもちはじめます。  その後書かれるノートの多くが、この問題に割かれます。  資本主義発展は、西欧を範として、一直線上に歴史は発展していくという考えに、大きな疑問を抱き始めたからです。こうして自らが提起した史的唯物論というドグマに疑問をもつことになります。歴史は一つの普遍史として、あたかも機械のようにそこに当てはめていけば、世界の歴史的発展はただちに解けるといったような単純なドグマに疑義を感じたからです。  それは、マルクス自身の長い歴史的研究過程の結果から生まれた疑問だったのです。マルクスが調べたのは、主としてイギリスや西欧、西欧以外については類推はできても、確信をもって語ることができない。せいぜいフランスやドイツについてでした。しかし、それ以外の非西欧についてはあまり研究しておらず、確信をもって語ることができなかったのです。(後略)
  • 開かれた社会とその敵 第一巻 プラトンの呪縛(上)
    4.3
    ナチズムの虎口を脱したポパー(一九〇二―九四)は,亡命先のニュージーランドで,左右の全体主義と対決し,その思想的根源をえぐり出す大著の執筆に着手した.その第一巻では,プラトンを徹底的に弾劾,大哲学者を玉座から引きずりおろすとともに,民主主義の理論的基礎を解き明かしていく.政治哲学上の主著の全面新訳.全四冊.

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  • 復権するマルクス 戦争と恐慌の時代に
    -
    「社会主義は死んだ」――そう言われて25年が経過した。しかし、国家と人間の危機を徹底分析したマルクスの言葉は、色あせるどころか、色鮮やかに現代を映している。戦争か恐慌か? 過剰資本は国家に選択を迫る。私たちの眼前にある危機の正体も、それを超える理想も、共にマルクスから見えて来る。 ※本書は二〇一一年六月にKKベストセラーズから刊行された『国家の危機』を改題の上、再編集し、書き下ろしを加えたものが底本です。
  • ホロコーストを知るための101の質問
    -
    最新の知見や解釈を盛り込んだ恰好の入門書 「ホロコースト」とは、ナチ政権とその同盟国や協力者によるヨーロッパのユダヤ人およそ六〇〇万人に対する組織的迫害と大量殺戮を指し、その半数以上が絶滅収容所で命を落とした。それは人類に対する犯罪であり、今日に至るまで極めて深刻な問いを投げかけ、戦後ドイツでは、その記憶を風化させないための政治教育が重要な地位を占めている。本書はそのような教育のために、現在のホロコースト研究の成果を踏まえ、反ユダヤ主義の前史とイデオロギーから、ユダヤ人の迫害・排除の諸段階、絶滅政策と大量殺戮の実態、加害者と組織の役割、抵抗運動と支援、他の集団犯罪、戦後の裁判と記憶の問題までを網羅し、101の質問に回答する形式で概説している。簡潔ながら要所を押さえた内容で、ホロコーストの全体像を的確に学ぶことができ、日本でも高校生から一般読者まで幅広い読者を対象とする教養書。 著者はフリッツ・バウアー研究所の研究員。ナチズムとホロコーストの歴史、ナチスのポーランド占領政策、反ユダヤ主義などを研究分野とする歴史学者。訳者は『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』の共著者。 [目次] 序文 前史とイデオロギー 1 ホロコーストとは何を意味するのか? 2 反ユダヤ主義はナチスの発明か? 3 ナチスは誰をユダヤ人と見なしたのか? 4 人種衛生学とは何か? 5 ホロコーストは「ユダヤ人問題」に対する答えだったのか? 6 ユダヤ人の世界陰謀は入念に記録されたのか? 7 ヒトラーの『わが闘争』はホロコーストの運行計画だったのか? 8 ウィントフックからアウシュヴィッツへは一本道だったのか? 迫害と排除 9 「アーリア人条項」は何を規制したのか? 10 一九三三年四月一日にユダヤ人商店がボイコットされたのはなぜか? 11 非ユダヤ系ドイツ人女性が反ユダヤ法によって職を失ったのはなぜか? 12 「人種恥辱」とは何を意味していたのか? 13 ポグロムの夜とは何だったのか? 14 なぜすべてのユダヤ人がドイツを脱出しなかったのか? 15 「半ユダヤ人」とは誰か? 16 ヒトラーは一九三九年一月三〇日にホロコーストを予告したのか? 17 「アーリア化」とは何だったのか? 18 すべてのユダヤ人は黄色い星を付けなければならなかったのか? 19 マダガスカルはホロコーストとどんな関係があるのか? 20 ユダヤ人住宅に住んでいたのは誰か? 21 セントルイスはどの程度ユダヤ人にとって希望の光だったのか? 22 パスポートに「J」のスタンプが付いたのはなぜか? 23 ドイツのユダヤ人はすべてザラかイスラエルという名前でないといけなかったのか? 24 ゲットーとは何だったのか? 25 ゲットーで多くのユダヤ人がチフスにかかったのはなぜか? 26 ナチスのプロパガンダは「永遠のユダヤ人」という言葉で何を言おうとしたのか? 絶滅 27 本当に六〇〇万人のユダヤ人が殺されたのか? 28 ツィクロンBとは何だったのか? 29 ガストラックはどのように機能したのか? 30 親衛隊はユダヤ人を殺し、国防軍は前線で戦ったのか? 31 「作戦」とは何だったのか? 32 なぜ加害者たちはユダヤ人の殺害を「特別措置」と呼んだのか? 33 ナチスは「ユダヤ人問題の最終解決」という言葉で何を言おうとしたのか? 34 ゾンダーコマンドとは何だったのか? 35 カナダはアウシュヴィッツとどんな関係があるのか? 36 手の動き一つで生死が決まることはどの程度あったのか? 37 荷積場とは何だったのか? 38 「ラインハルト作戦」とは何だったのか? またその名前の由来は何か? 39 絶滅収容所とは何だったのか? 40 なぜ絶滅収容所は占領下のポーランドに設立されたのか? 41 「労働による絶滅」とは何を意味していたのか? 42 鉄道はユダヤ人に自分たちの強制移送の切符を売ったのか? 43 ドイツ人は本当にホロコーストのことを何も知らなかったのか? 44 なぜアウシュヴィッツは爆撃されなかったのか? 45 ゾンダーコマンド1005とは何だったのか? 46 殺人を望まない者は自分も殺されたのか? 47 ホロコーストは工業的な大量殺戮だったのか? 48 ナチスはユダヤ人の財産を奪うために彼らを殺害したのか? 49 「銃弾によるホロコースト」とは何だったのか? 50 ヤヌシュ・コルチャックは進んで死に向かったのか? 51 「交換ユダヤ人」は誰と交換されることになっていたのか? 52 「総統はユダヤ人に街を与えた」のか? 53 強制収容所の収容者たちはどういう意味で「ムーゼルマン」という言葉を使っていたのか? 54 なぜ終戦間際のドイツで多くの「シマウマ」が「ウサギ狩り」の犠牲になったのか? 関係者 55 机上の犯罪者は何をしたのか? 56 加害者たちはなぜホロコーストを「良き時代」として回想したのか? 57 加害者はどれくらいいたのか? 58 ヒトラーがいなければホロコーストはなかったのか? 59 加害者たちは「普通の男たち」だったのか? それとも「普通のドイツ人」だったのか? 60 ホロコーストは男性のプロジェクトだったのか? 61 プリーモ・レーヴィは一九八七年にホロコーストの「遅れた犠牲者」になったのか? 62 ドイツのユダヤ人がみなユリウス・シュトライヒャーを知っていたのはなぜか? 63 トラヴニキとは何だったのか? 64 なぜローマ教皇はホロコーストについて沈黙を守ったのか? 65 IGファルベンとは何だったのか? 組織と事件 66 ホロコーストを組織した本部は存在したのか? 67 親衛隊は「国民のアリバイ」にすぎなかったのか? それとも大量殺戮の精鋭部隊だったのか? 68 ユダヤ人評議会とは何だったのか? 69 ユダヤ人警察は存在したのか? 70 アインザッツグルッペンの任務とは何だったのか? 71 ユダヤ人の殺害は会議で決定されたのか? 抵抗と支援 72 ワルシャワ・ゲットーの蜂起とは何だったのか? 73 「シンドラーのリスト」とは何のリストだったのか? 74 トゥヴィア・ビエルスキはどのように命令を拒否して何百人もの命を救ったのか? 75 ユダヤ人は「羊のように屠殺場に」向かったのか? 76 なぜハイカ・グロスマンの髪の色はユダヤ人の抵抗運動にとって重要だったのか? 77 リンゲルブルム・アーカイブとは何だったのか? 78 ベルリンの中心部で潜水艦が航行していたのはなぜか? 79 盲目の人が出来事をはっきりと見ることのできる少数者の一人だったのはなぜか? 80 「諸国民の中の正義の人」とは何だったのか? 81 抗議の声を上げた女性たちは夫たちの強制移送を回避することができたのか? 他の集団犯罪 82 「T4作戦」という偽装された略称の裏には何が隠れていたのか? 83 患者の殺害はユダヤ人の殺害のリハーサルだったのか? 84 フォン・ガーレン枢機卿は安楽死殺人を止めたのか? 85 シンティとロマはユダヤ人のように扱われたのか? 86 国防軍は戦死したソ連の兵士の四人に一人を捕虜収容所で殺害したのか? 87 まずユダヤ人、次にスラブ人を殺害するつもりだったのか? 余波と記憶 88 どれくらいの人々が生き残ったのか? 89 ユダヤ人が解放後も収容所に住んでいたのはなぜか? 90 終戦後もユダヤ人が殺されたのはなぜか? 91 多くのナチ犯罪者が一九四五年以降にバチカンに行こうとしたのはなぜか? 92 ルートヴィヒスブルクが多くの加害者に嫌われ恐れられたのはなぜか? 93 なぜアドルフ・アイヒマンはエルサレムで裁判にかけられたのか? 94 アウシュヴィッツ裁判とは何だったのか? 95 ホロコーストの被害はどのように「補償」されるべきとされたのか? 96 ホロコーストは大きな嘘なのか? 97 ホロコーストは再び起こりうるのか? 98 追悼の場とは何か? 99 一月二七日が追悼の日とされているのはなぜか? 100 「ホロコースト記念碑」とは何か? 101 アンネ・フランクの日記はなぜこれほど有名なのか?  訳者あとがき/参考・引用文献(抜粋)
  • 本当に、マルクスは書いたのか
    -
    1巻2,420円 (税込)
    (マルクスが『資本論』第二部で扱った「再生産論」にかかわる)不破哲三氏の「再生産過程の攪乱」に関する見解に対して本書では、「流通過程の短縮」という既定は再生産論(社会的総資本の再生産)にはそもそもなじまないこと、「再生産過程の攪乱」の内容は「再生産論上の生産と消費との矛盾」の展開であろうこと等等について述べ、不破氏の主張に含まれる疑義を指摘しました。
  • マルクス・アウレリウス「自省録」
    4.2
    2世紀後半ローマ皇帝となったマルクス・アウレリウスはまたストア派の哲学者でもあった。万有は神的理性(ロゴス)に統率されるという合理的存在論に与する精神構造を持つ一方で、文章全体に漂う硬質の無常観はどこから来るのか。自身の心に向かって思念し、心内の軋み・分裂・矛盾をごまかすことなく真摯に生きた哲人皇帝の魂の声。碩学による待望の新訳。(講談社学術文庫)
  • マルクス・アウレリウス 『自省録』のローマ帝国
    3.9
    マルクス・アウレリウスの生涯は,「哲人皇帝」にふさわしいものであったのか.終わらない疫病と戦争というローマ帝国の実態のなかに浮かび上がるのは,心労を重ねながらも,皇帝の職務をひたむきに遂行しようとする人間の姿であった.歴史学の手法と観点から,『自省録』の時代背景を明らかにすることで,賢帝の実像に迫る.

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  • マルクス・アウレリウス「自省録」を読む
    3.9
    「人生は短い。熟慮と正義を備え、今を無駄にしてはならない」「お前の内を掘れ。掘り続ければ、そこには常に迸り出ることができる善の泉がある」「お前が何か自分の外にあるもののために苦しんでいるのであれば、お前を悩ますのは、その外なるものそれ自体ではなく、それについてのお前の判断なのだ」――古代ローマ帝国の哲人皇帝による不朽の名著『自省録』をベストセラー『嫌われる勇気』の著者が訳・解説。不確実な時代の道標となる珠玉の言葉の数々がここに。
  • マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?
    3.6
    自己責任論を超える思想 いまこそマルクスを読み直せ! 私的所有という考えに仮借なき批判を加え、他者との分かち合いにもとづく政治体=コミュニズムを構想したマルクス。浅薄な自己責任論が強調される今こそ、そのポジティブなメッセージを汲み取るべきではないか? 個人主義を超える〈生の技法〉=コミュニズムの現代的可能性をさぐる。 [内容] はじめに 第一章 「私的所有」の感覚を疑う 第二章 〈労働者身体〉はいかにつくられるのか むすびに──「集合的身体」のほうへ マルクス小伝 読書案内 あとがき
  • マルクス・エンゲルス小伝
    -
    マルクスはすでに古いという声を聞く。しかし、ほんとうにマルクスは古くなったのであろうか。著者はこう設問した上で、豊かな知見と闊達な筆とをもってマルクスとエンゲルスの生涯を描き、その思想の本質を紹介しながら、この声をきびしく批判する。マルキシズムへの案内書であると同時に、すぐれた人生論の書でもある。

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  • マルクス解体 プロメテウスの夢とその先
    3.8
    資本主義をこえていく、新時代のグランドセオリー!  人新世から希望の未来へ向かうための理論。 英国で出版された話題書Marx in the Anthropocene(ケンブリッジ大学出版、2023年)、待望の日本語版! いまや多くの問題を引き起こしている資本主義への処方箋として、斎藤幸平はマルクスという古典からこれからの社会に必要な理論を提示してきた。本書は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論から、プロメテウス主義の批判、未来の希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語るこれまでの研究の集大成であり、「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。 目次 第一部 マルクスの環境思想とその忘却 第一章 マルクスの物質代謝論 第二章 マルクスとエンゲルスと環境思想 第三章 ルカーチの物質代謝論と人新世の一元論批判 第二部 人新世の生産力批判 第四章 一元論と自然の非同一性 第五章 ユートピア社会主義の再来と資本の生産力 第三部 脱成長コミュニズムへ 第六章 マルクスと脱成長コミュニズム MEGAと1868年以降の大転換 第七章 脱成長コミュニズムと富の潤沢さ   【原書への賛辞】 自然科学に関するマルクスの手稿への詳細な検証を通じて斎藤幸平が私たちに想起させるのは、マルクスがなぜ自然と資本主義の関係が根本的に持続不可能と主張したのか、ということだ。本書は、忘れ去られていたマルクスを私たちのもとに復活させる。長らく顧みられることのなかったマルクスを手がかりに、斎藤は、「脱成長コミュニズム」を力強く主張する。この理論的なアプローチは、「豪奢なコミュニズム」という抽象的な概念を対象にするのではなく、むしろ〈コモン〉の幸福を対象にして「豊かさ」という概念そのものを再編成しようとしている。 ティティ・バタチャーリャ(共著書『99%のためのフェミニズム宣言』) 傑作。これこそわれわれが待っていた本だ。斎藤は、マルクスに基づいて「脱成長」と「エコ社会主義」のワクワクするような統合を成し遂げている。ここにポスト資本主義への転換の秘密が隠されている。 ジェイソン・ヒッケル(著書『資本主義の次に来る世界』) 斎藤幸平はマルクス思想を完結したシステムではなく、運動のなかにある思想としてとらえている。彼の「脱成長コミュニズム」という果敢な表明は、現代のエコロジカルなマルクス思想、すなわち「人新世のためのコミュニズム」への決定的な貢献である。 ミシェル・レヴィー(著書『エコロジー社会主義』)
  • マルクスが苦笑いする日々
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    1巻220円 (税込)
    2017年1月27日更新 日記の日付にあたる部分の見出しを削除した。一部序章部分を加筆した。 ………………………… 学生運動にも顔を出し、体制側との闘争にも加わり始めた時期でもあるが、青年時代の華ともいえる異性との出会いと辛さなどについても悩むことになった小田に新たな明るい兆しは見えたのだろうか。一九七二年代を生きた小田の青春の葛藤と人生との闘いを描いた第二作目の実録小説。

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