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ユーザーレビュー

  • カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

    Posted by ブクログ

    マルクスの一生のうちの思考の流れ、解釈、実践について

    マルクスの思想や資本論についての知識は皆無だったが概要の理解にとても役立った
    理解しきれていない部分もあるだろうが共感してるつもりになれるのはマルクスのバックグラウンドあってこその人を思いやれる心があったからなのかなと思った

    どうして自分に「頑張らなきゃいけない」ことが根付いているのかが言語化されている部分があった
    最大限の価値増殖を追求することをやめてしまえば競争に負けてしまうから労働時間が減らないということ
    そしてそのように資本に振り回されるうにち人の心や自然が破壊されていくこと
    日本では三六協定の抜け穴があるため労働時間規制は事実

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    2024年12月29日
  • カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

    Posted by ブクログ

    資本論を勘違いしていた
    『資本主義は良いよ』と言っているものかと思っていた
    資本主義の正体をさらし、
    労働者が自由を獲得するためにどう行動すべきかということを問うているのだ。

    さて、どう生きていけばいいかしら。
    結局行き着くところは、ヒッピー生活??

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    2021年03月19日
  • カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

    Posted by ブクログ

    マルクス→法、文学、哲学ときて経済へ。

    資本論は労働者の搾取をただ語る本ではなく、資本主義経済がなんたるものか、その解釈を与える本。
    共産主義のユートピアを目指すか、資本の蓄積こそ攻略法と見出すかはその応用に過ぎない。

    物の価値→使用価値と抽象的人間的労働価値

    労働とは、貨幣とは、労働とは、労働力とは、勤め人とは、資本とは、資本家とは。

    ああこれは資本持たないといけませんはと背中を押してくれる。

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    2020年10月08日
  • カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カール・マルクスの生涯を辿りながら、彼の思想を変遷を描いている。マルクスの思想はマルクス主義とは異なる。マルクスはより大きな展望を持ちつつ社会の問題に具体的な解決を求めて取り組み、社会変革のために生涯探究を続けていた。資本主義が進み、グローバリゼーションが広がる現代においてこそ、マルクスの問題提起が生きることを示し、新しいマルクス像を提示しようとしている。
    入門書としてもとてもわかりやすい。特に「資本論」については紙幅を割いて説明しているが、現代の日本の問題、ブラック企業や社会的基礎サービス領域の市場化なども例として挙げ、「資本論」が今日の問題とつながっていることを示している。さらに最終章は「

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    2019年01月01日
  • カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

    Posted by ブクログ

    マルクスについての力のこもった論考。昨今、」マルクスとジェンダー」とか「マルクスとエコロジー」といったタイトルを目にすることがあったが、本書を読んでそれがよく分かった。

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    2018年07月23日

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