カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

935円 (税込)

4pt

マルクスの理論はさまざまな悪罵を投げつけられてきた。だが、カール・マルクスその人の理論は、今なお社会変革の最強の武器であり続けている。本書は最新の文献研究からカール・マルクスの実像に迫り、その思想の核心を明らかにする。これまで知られてこなかった晩期マルクスの経済学批判のアクチュアリティが、今ここに甦る!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マルクスの一生のうちの思考の流れ、解釈、実践について

    マルクスの思想や資本論についての知識は皆無だったが概要の理解にとても役立った
    理解しきれていない部分もあるだろうが共感してるつもりになれるのはマルクスのバックグラウンドあってこその人を思いやれる心があったからなのかなと思った

    どうして自分に「

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

    資本論を勘違いしていた
    『資本主義は良いよ』と言っているものかと思っていた
    資本主義の正体をさらし、
    労働者が自由を獲得するためにどう行動すべきかということを問うているのだ。

    さて、どう生きていけばいいかしら。
    結局行き着くところは、ヒッピー生活??

    0
    2021年03月19日

    Posted by ブクログ

    マルクス→法、文学、哲学ときて経済へ。

    資本論は労働者の搾取をただ語る本ではなく、資本主義経済がなんたるものか、その解釈を与える本。
    共産主義のユートピアを目指すか、資本の蓄積こそ攻略法と見出すかはその応用に過ぎない。

    物の価値→使用価値と抽象的人間的労働価値

    労働とは、貨幣とは、労働とは、労

    0
    2020年10月08日

    Posted by ブクログ

    マルクスについての力のこもった論考。昨今、」マルクスとジェンダー」とか「マルクスとエコロジー」といったタイトルを目にすることがあったが、本書を読んでそれがよく分かった。

    0
    2018年07月23日

    Posted by ブクログ

    良い意味で新書らしい新書。マルクスの生涯および思想の変遷を追いながら、本丸たる『資本論』について多くの紙数を費やして解説している。その解説も実に懇切丁寧なもので、具体例をいろいろ引きながらうまく噛み砕いている(それでもやっぱり難しいのだが)。とくに著者の注目する物質代謝論から共同体研究に至る晩期マル

    0
    2018年06月09日

    Posted by ブクログ

    マルクスと聞くとイデオロギー色が強かったのかと思っていたが、精緻な歴史・社会分析に基づいたリアリストであった。イメージが一変した。

    資本主義の本質である物象化に抵抗する思想家。人間疎外を克服する実践への志向。

    なかでも労働力のみ利潤を生むとの指摘、その奥底には労働力の再生産の維持(最低限の生活費

    0
    2016年06月07日

    Posted by ブクログ

    マルクスの思想をていねいに解説している入門書です。

    マルクスの生涯にもある程度説明がされているものの、思想についての解説が中心です。まずは、初期マルクスがヘーゲル左派のなかで疎外についての思索を深めていき、フォイエルバッハを批判するにいたった経緯に触れられています。つづいて、『資本論』において基礎

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    とてもわかりやすくてありがたい。少なくともいまの社会においては価値という言葉を使うと交換の予感がしてしまうなと思った。

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    マルクスの入門書として最適。
    「資本論」「物質代謝論」等マルクスの生涯を語りつつ思考を理解する為に不可欠な要素が全て含まれている。

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    マルクス初学者であり色んなことを無知すぎる自分でも楽しめた
    かなり難解な資本論の、マルクスの興味関心の、全貌とは言わないけど輪郭がぼんやり捉えられたような気になれる
    この入門書ですらいろんな言葉が出てきて、定義をその都度思い出しながら読まなければ理解が難しい
    コテンラジオで紹介されていたので読んだけ

    0
    2024年04月03日

カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

佐々木隆治 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す