無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
時系列に日本史を追いかけて解説するスタイルではなく、いくつかの歴史的なポイントと現代の日本人への繋がりを意識させる構成になっていると思われる。
日本史って、そんなに興味がなくて、、 それは、高校生のときに読んだ日本の私小説があまりに個人の内面ばかりにフォーカスしていたので、私小説が嫌いになって、、 中国の三国志やヨーロッパの歴史物・小説に入っていったこともあって、ある意味、日本史についてはじめて読んだ本と言ってもいいかも。
歴史物というと、戦争と統治システムの話であり、権力を持った者、勝者の話が多くなりがちだが、この本では、統治システムについての変革については、大化の改新、三世一身の法、鎖国、廃藩置県から明治維新、GHQの間接統治等が触れられているが、勝者の理論的な形ではなく、なぜ、そういうことが起きたのかという点についての著者の洞察が語られている。
日本人の特性として、お上のいいなり、ゆるさの他、良い物を他国から取り入れる(ビジネス・システム等)、みんなが一気にその流れに乗る(はしかのような物にかかりやすい)等を指摘しつつも、たとえば、漢字は中国から渡ってきたものだが、文法などのシステムは独自だったり、鎖国によって、独自の文化を開かせたことなどの話が提示されている。
感銘を受けたのは、GHQの圧倒的仕事力の最後に書かれた「日本は中国にひどいことをしたとよく言われます。言い訳や弁護をするつもりはありませんが、その罪を問うならば、アメリカが行った、一瞬にして20万人以上の非戦闘民を殺した原爆投下の罪も、問われるべきなのではないでしょうか。」と言う箇所です。
これは、アメリカによる対ソ連ストーリーがあってのことであれば、なおさら。
当時と比べれば、各国のたち位置、世界情勢は大きく変わっていると思いますが、日本は周到に練られた戦略に負けたと言う事実。そして、今の日本がどういう方向に進むべきなのかなどを考えるきっかけになりました。
Posted by ブクログ
すっかりメジャー化した齋藤孝先生の日本史観。教科書のようにすべてを網羅しているわけではないが、独自の視点で歴史を解釈している点はマクニール教授の世界史のコンセプトと共通している。その視点も、社会、制度、外交、国語、宗教、芸術そして身体論。さらにそれぞれの分野とその周辺領域を有機的に絡めているので、誰でも何箇所かは食いつくポイントがあるはず。
思考には何かしらのガイドラインが必要であるが、解釈を通さない広く普及した歴史物語はとても優れた指標となりうる。それにそって自らの歴史観や思想を論じるのはとても意義深い。とはいえ、その「解釈を通さない歴史」がまずありえないのではあるが。
あらゆる分野へと興味の矛先を誘ってくれる齋藤先生の特徴がよく表れている一冊。最近はすっかりおとなしくなっているが、ここらへんでそろそろ本格的な身体論も読んでみたい。著書が多いのでこちらが見逃してるだけかもしれないけど。
Posted by ブクログ
齋藤先生の日本史の歴史観がうかがえます。だからといって別に批判をするつもりはありませんが。これを読めば外国に行ったときに自分の国のことを話せるのではないでしょうか?
この本を読んでいると齋藤孝先生の歴史観がよくわかりますね。だからってどこがどうだとか批判する気は毛頭ありませんよ。ただそうなんだなって言うだけで。読み物としてはいい本ですよ。さらりと読めますし、大体のところはカバーしていますから。
この本によると諸外国、特にヨーロッパのほうでは、自分の国の歴史をきちんと語れない人間というのはどこか信用が置けないというのだそうですが、僕が前に諸外国を渡り歩いてきた人間のから聞いた話を統合して、本書と照らし合わせた限りではどうもそれは本当のことのようです。
肝心要の内容については、個人的には知っていることばかっかりだったんで、さらっとは読めましたよね。もっとも、「ざっくり」ですからそれでいいんですけれど。特に読んでいて感動したりとかそういうことはなかったんですが、海外に行って自分の国のルーツを語ることがあるときにはこの本に書かれていることが何かの役に立つのかもしれない。そんなことを考えていました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用