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膨大な情報が飛び交い、過剰な量のコンテンツであふれる現代。私たちはついつい受け身のまま、惰性に流された日々を送ってしまいます。
・スマホを眺めているだけで、長い時間が経っていた。
・SNSでのやり取りだけで、一日が終わってしまった。
・サブスクで面白い映画を探していたら、何も観ないまま過ごしていた。
もっと活き活きとした、能動的な生活を送るためにはどうすればよいのでしょうか。
著者の齋藤孝先生は、「知的生活」とは、黙々と読書し続けるようなクールなイメージとは違うと言います。もっと能動的で、日々ワクワクドキドキして過ごすような、自らのクリエイティビティが発揮できるような、ホットな生活です。
・生まれ持った遺伝子や環境を恨むのではなく、成長の喜びで満たされる生活
・得た知識が次の知識を呼び込み、好奇心の高まりが加速されていくような生活
・不遇な時期も、孤独な時間も、将来に飛躍する糧となる生活
教育者として30年にわたって学生と向き合ってきた著者が、今の20代に向け、また自分の20歳を振り返りながら、「知的生活」を送る意義と技法を説きます。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
教養を身につけることの本質的な価値について考えさせられた。
教養を知れば、自分が頭でっかちになることはない。
一見矛盾しているように思えるが、本当の教養とは知識を蓄積することではなく、自分の無知を自覚することなのだと理解した。少しだけ何かを知っているからこそ、相手から教えてもらえる余地が生まれる。この謙虚さこそが学びを深める鍵なのだろう。
また、「そうだったのか」という驚きや発見を「タウマゼイン」と表現する。知識が増えるほど、世界の見え方が変わり、予想外の展開に出会う機会が増える。この感動の連続が人生を充実させる。
毎日一つでも新しいことを学ぶこと。それを自分の仕事に関連付ければ、収入にもつながる。しかし、金銭は二の次だ。あくまで人生の充実が目的であり、お金はその結果としてついてくるものである。
SNSでの無駄な時間の浪費はなるだけしない。歴史の偉人から学ぶことの方がいい。他人の近況を眺めるよりも、時代を超えて残る知恵に触れる方が、自分の人生を変える可能性は高いだろう。
本一冊がどれだけの価値を持っているかはその人次第である。同じ本を読んでも、受け取る価値は人それぞれ異なる。結局、教養とは外から与えられるものではなく、自分の中で育てていくものなのである。
Posted by ブクログ
◎要点
① 知性とワクワク感は本来切っても切れない関係にある。
② 既知と未知の知識がつながる瞬間、人は最大の幸福を感じる。
③ 知性を持つ幸せとは、成長を実感できること。
◎印象に残った言葉
「知性が『よく生きる』ための能力そのもの」
「勉強したのに暗くなるのは本末転倒」
知的な営みとは、上機嫌で自分を高めること。
◎今後への活用
・“学び”を義務ではなく、好奇心からのワクワクとして楽しむ
・気になったことはすぐに調べる
・カフェでの作業時は2時間を限度とし、時間を圧力として活用する
知性とは、楽しみながら成長する力。
学ぶことを「喜び」に変えてくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
この本は、「もっと本を読んで知性を磨こう」と強く思わせてくれる一冊だった。
もともと私は、本を読むことは良いことだと思っていたが、「なぜ良いのか」と問われると、うまく言葉にできなかった。しかし、この本を読んでその理由がはっきりした。本には動画にはない良さがある。動画はすべてが視覚的に提示されるが、本は足りない部分を自分の想像力で補う必要がある。その「想像する余地」こそが、知性や教養を育てる土台になるのだと気づいた。また、物語の中で、自分と重なる部分に出会えば共感や慰めを得られ、逆に自分にはない感覚に触れれば、世界を広く捉える視野が養われる。そのことを実感できたのが、この本を読んだ一番の収穫だった。
もう一つ、深く考えさせられたのは「理解しようとする姿勢」の大切さだ。
特に印象に残ったのは、「『愛する』は愛せない相手には憎しみしか生まないが、『理解しようとする』は、愛せない相手に対しても別の向き合い方ができる」という言葉である。理解は相性や趣味、思想、信条をも超える。この考え方に強く共感した。人は皆、自分と違う価値観の人と出会うが、そのときに排除ではなく理解で向き合うことができたら、どれほど生きやすくなるだろう。
そして、視野を広げるためには、「興味の対象外のものでも斜に構えず、素直に良い部分を探し、それが支持される理由を考えること」が大切だという言葉にも心を打たれた。自分の世界を狭めず、未知のものに対しても開かれた心を持っていたい。そう思わせてくれる一冊だった。
Posted by ブクログ
めっちゃ刺さる本だった。
最初は、具体例の説明や著者本人が触れたコンテンツに対する感想が過剰に書かれているように感じられて鬱陶しいなと思ったが、読み進めると、心を動かされることがたくさん書いてあったので読み終える頃にはすごく満足感、充実感を感じられた。こう、自分の人生もっと良くなるぞという期待感みたいなものが生まれた。
「世界は広い、それに気づくためのアクションとしてこういうものがあるよ」とか「こういうことをするとより輝く人生になるよ」とかポジティブな示唆はもちろんたくさんありワクワクさせられた。
同時に、コンテンツの選択肢が無限にある現代において、動画ばかり見てずっと受身でいることやネット検索で得た情報だけで満足してしまうことの危険性なども示されていて、ドキッと焦るようなものもあった。
でもそれは嫌だということではなく、どちらの項目も、これから自分がどう生活していくか、ということを意識し、背筋を伸ばす材料になった。
Posted by ブクログ
特に印象に残ったのは現代、遺伝至上主義が強くなる中で教養をもつ知性を身につけ、教養文化があることを魅力的と捉えることで若者たちの容姿の悩みから抜け出せるのではないかという点は腑に落ちた。
知性というのは後天的であり、誰もが平等に学ぶことができる。また平安時代では顔ではなく教養や歌のうまさによってモテが決まってた点を考えると現代はあまりにも容姿に重きを置きすぎてると感じた。そしてそれが容姿によって自分は結婚できないと思い込み少子高齢化が助長されてるのではないかと推論できる。
他にも非常に面白い観点から知性を扱っていてこれからも読書を続けたいとつくづく思わせてくれた本だった。
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ビジネス・実用
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