中島隆博の作品一覧
「中島隆博」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「悪の哲学 ──中国哲学の想像力」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中島隆博」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「悪の哲学 ──中国哲学の想像力」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
何時の時代にも「考えてみるべきであろう」というテーマは在る。そんなことに関する話題を提供してくれるのが本書である。豊富な話題を提供してくれる一冊であると思う。
本書は識者達へのインタビューや鼎談、対談を色々と集めて纏めたモノである。幾つもの読み応え在る内容を纏めている。新聞の特集、その下敷きになるフォーラムというのが下敷きになっているようである。
幅広い話題が取上げられているが、敢えて一口で纏めるのであれば「揺らぐ世界の中で進む技術革新という様相が導く先は?」というようなことになるのだと思った。
ロシア・ウクライナ戦争のような大規模な軍事衝突が展開している他方、各国で民主主義体制が揺らいでいる
Posted by ブクログ
「人類の終着点」とはエグいタイトル。終着点と言いつつ、副題で「戦争、AI、ヒューマニティの未来」と。未来、それが明るいのか暗いのかはわからないけど、歴史が続くのであれば、決して終着ではない。一方、今の不透明・混乱な時代に生きる我々からすると、今後どうなるのか=終着ということだろう。
民主主義の問題、資本主義の問題、リベラルの問題、、、、今の世界を覆う問題を解説するものは多い。しかし論点が複雑で、自分の理解が大雑把でも正しいのかどうか自信がなかった。この本は、インタビュー・対談方式の構成で、体系立ってはいないけれど、わかりやすく解説されている。
グローバリゼーションとテクノロジーが、急速に世界
Posted by ブクログ
本書は副題の「諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで」通り、中国3000年の哲学史を叙述したものであるが、単に各思想家の思想や哲学を紹介するにとどまらず、それら思想を世界史的な連環のなかに位置付けて読み解くことを試みた「新しい哲学史」と言えるだろう。
たとえば第2章で取り上げられるおなじみの孔子も司馬遷が描いた「異様な異邦人」として捉えられ、歴史のヘテロトピア(異質性、異邦性)の重要性が強調され、中国<哲学史>のスタートして措定される。まさに「はじめに」の「グローバル・ヒストリー」の部分(p.16)で問題提起されている歴史学が前提としている諸概念の「哲学史的」見直しの可能性、「普遍化すること」
Posted by ブクログ
本書は、世界哲学史シリーズのふりかえりと、シリーズで語られなかった漏れを補完することが目的である。
見た目、各章の流れや、並べ方については、どうして、そうなっているのは、理解できませんでした。読むの長い時間がかかってしまいました。
<ふりかえり>
古代Ⅰ 世界と魂がテーマであった。世界哲学の始点をどこにおくか、それはギリシアである。哲学とは、ギリシアから始まる大系であることを始点におく。
古代Ⅱ ギリシアからローマへの流れとキリスト教の成立が軸となる。この時期に世界宗教が成立したことを捉えて、その成立には、聖なるテクストの整備が必要であったことを論じる。
中世Ⅰ 中世のはじまりと、古代が