熊野純彦の一覧

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作品一覧

2023/01/12更新

ユーザーレビュー

  • 極限の思想 ハイデガー 世界内存在を生きる
    自分がいまだに通読したことのない『存在と時間』についての読みをこの一冊で包括的に提供してくれた、(単行本ではあるが)新書的アプローチの本。注釈を中心に国内外の最新のハイデガー研究の成果が書かれており、読者としては信用がおける。

    要約の仕方については論争的な部分もあることも含めて著者自身が丁寧に紹介...続きを読む
  • 精神現象学 下
    面白かったですね。
    (数年前に一度読んでいて、今、再読中)

    もちろん哲学書の御多分に洩れず難解なのだけれど、この難しさの質は「何とかなりそうな」難しさです。私たちにも馴染みのある合理や理性の射程範囲にあるような。まあそれでも私のような凡人には難解極まりないのですが。

    私個人としては哲学のテクスト...続きを読む
  • 日本哲学小史 近代100年の20篇
    前半は西田幾多郎に始まる日本哲学の系譜をまとめたもので,軽く確認するには良い。

    後半は代表的な著書の紹介で,各テーマからピックアップしている。
  • 極限の思想 ハイデガー 世界内存在を生きる
    本書は「私たちがそれぞれ『私』の生を生きているとはどのようなことか』という問題に対する取り組みとして『存在と時間』を解釈する。
    実存主義にも存在論にも還元できない、そうした『存在と時間』に固有とも言える哲学的洞察を評価する試みであることを個々に明記しておく。
  • レヴィナス入門
    とても丁寧で親切な解釈が提示されている。入門と呼ぶに相応しい。倫理を究極の形で探究したレヴィナスの鼓動を感じた。

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