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はたして、「神は死んだ」のか。言葉はどこまで「経験」を語りうるか──デカルト以降の西洋哲学は、自然科学的世界観の生成と交錯しつつ、思考の可能性と限界を見さだめながら展開してゆく。前著『西洋哲学史 古代から中世へ』に続き、テクストの集積の中に「考えること」を経験させる、新鮮な哲学史入門。
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Posted by ブクログ
個人的にフレーゲの数概念がとても興味深かった。ウィトゲンシュタインとの関係も含めてもっと勉強したいと思った。また、ドイツ観念論において、カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルという一連の流れとそれぞれの思想をもっと具体的に勉強していこうと思う。
それぞれの時代の哲学者のそれぞれの思想を紹介するのではなく、ある事柄に関して、それぞれの時代の哲学者は、どのように考えたかを軸に紹介している。 従って、それぞれの哲学者の違いは理解できるにしても、各哲学者の思想を知れる訳ではない。 また、代表的な著作が紹介されている訳でもない。 読み進めるのには、...続きを読む結構、難解である。
最後、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、レヴィナスはあまりにも記述が少なすぎて、説明が不足している。が、新書である限り仕方がないだろう。
中世から近代までの哲学の変遷を歴史順に書きた本。当然と言えば当然ですが、この本の厚さだけで全てを解説できるはずのない歴史なので、各々の予備知識がないと読解は難しく感じます。 まだまだ自分の勉強不足を感じたので、もっと勉強したら再読したい所存。
上巻に続きテクスト自体は難解だったが,各哲学者の思想については噛み砕いて説明してあると思う。 特に後半について,例えばウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」にほとんど触れていないなど,哲学者の思想の展開よりは存在論など特定のテーマからの記述が目立つ。しかし,哲学それ自体の流れや,各哲学者のスタンスな...続きを読むどは読み取ることができ,網羅的な理解と読者(自分自身)の関心の特定に優れた一冊だと思う。
上下巻を合わせて久しぶりに体系だった哲学史を読んだ。ただし著者も書いているとおり、限りある紙数から著者の重要だと思われるポイントだけに絞って書いているので、全哲学的思想を網羅しているわけではなく、一部分の切り出しなので完全な理解は到底無理。また、哲学者同志の人間関係に関する記述が頻出したり、後世哲学...続きを読む者による評価が出てきたりと、重要なのかどうかわからないようなトリビア的な記述が出てきて少々無駄なような気がする。ただし、なんとなく古代からの哲学の流れを知るためには良い本だと思う。ヘーゲルが何を言っているのかがは全くわからないということがよく分かっただけでも収穫。著者の「ヘーゲルはおそらく間違っていた」というような個人的意見には思わず苦笑した。
本書は西洋哲学史を体系的に説明するものではなく、西洋哲学史の基本的な知識を持つ人を対象にしてより一歩踏み込んだところについて書いたものである。そういう意味では、少しわかりづらい面は正直あるが、より一歩踏み込んだ考察は、それはそれで勉強になるし面白いので、読んで損はないと思う。 本書と前編を通じで、物...続きを読む事を哲学的に考えるということと、哲学的に考えることの重要性が何となくではあるか多少は理解できたつもりである。社会変容の多い現代社会においては、一つ一つの物事を多角的に捉え評価することは重要であると思うので、このような哲学的思考はより意味を為してくると思う。
デカルトに始まる近現代西洋哲学を一書にまとめた高水準の哲学史の著作。デカルト、カント、ヘーゲルといった哲学の大御所を取り上げるのはもちろんだが、ヘルダーや新カント学派など高校の倫理などではさほど取り上げられない哲学者・思想家も取り上げられており、実に読み応えのある通史本に仕上がっている。
前編と同じく、ザッと哲学史を知りたい人にはおすすめ。 哲学者間の思想の関連などもわかりますので、いいと思います。
分からないことを分からないまま読むことに一種の楽しみを見出していることに気づいた。 過去の扱い方、時間の流れとはについて知れた時、嬉しかった。
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