小川さやかの作品一覧
「小川さやか」の「自由に生きるための知性とはなにか」「「その日暮らし」の人類学~もう一つの資本主義経済~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小川さやか」の「自由に生きるための知性とはなにか」「「その日暮らし」の人類学~もう一つの資本主義経済~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
貯金とか退職金とか社会保障とか、本邦の現代人なら将来を見越した生き方をしないと漫然と不安で、未来なんか無いみたいに短期的視野で暮らす生き方なんて想像つかないし、安定してなくてなんかかわいそう。
と、見下している読者に新たな世界を教えてくれる面白い本でした。
作者は想定してないと思いますが、その日暮らしの類型によく似た存在を最近読んだ本で見ていました。
安定した職がない、行き当たりばったりで仕事する、貯金もしない、それなのに客人にパッと気前よく振る舞ってしまい知り合いにたかりに行く、人間関係で金を回してしのぐ。
それはヤクザと言います。
(ただし、ヤクザは作中の類型と大きく異なる部分、道義的な
Posted by ブクログ
自由に生きるための知性
これはいってしまえば=教養なのかなと思った
第一部が特に心に残った
教養を学ぶ意義
教養と社会の関係について整理できた
いま、教養が大事だと改めていわれている理由
→教養から専門知に傾いて
専門家と一般人のコミュニケーション
が上手くいかず、さらには
非対称な垂直な関係になり
専門家と一般人の間の信頼が崩れた
→終身雇用制度が崩壊しており
学び続ける力が必要になってきている
=エンプロイアビリティ
一方で、教養・リベラルアーツとは、
それがある人とない人を隔てる垣根であり
いま社会から求められている教養との間に
ジレンマが