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「いつまでも一緒にいようね」19世紀。イギリス。牧歌的な風景の広がる片田舎の町の三人の若者ロイ、オスカー、クレアの恋模様。ロイの作った小さな工場が、資本主義の発展と軌を一にして、大きな嵐を巻き起こしていく。相対剰余価値、絶対剰余価値、労働者の疎外、搾取、資本論の基本的なテクニカルタームの意味を、胸を打つ恋物語とともにわかりやすく描きます。資本家は神なのか? 現代まで続くマルクスの問題提起。
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Posted by ブクログ
資本論は読んだことないけど、資本論の中身の一部を分かりやすく読みやすくまんがとなっているなと思った。労働の価値を見いだし、その価値から利益を得るようにすることで搾取していく。対価として支払う賃金以上に労働させること。そこにある本当の価値を見極めらるかどうか。
社会主義の父として知られるマルクスの”資本論”の要点をマンガでわかりやすく解説してくれる本。 マルクスというと唯物史観や社会主義のイメージが強いけれど、ここで言っているのは絶対的/相対的余剰価値を明確化することで"資本主義"を定義したところまで。ここで止まっていれば歴史も違ったろ...続きを読むうに。とも思う。 マンガは主人公がパン屋から身を起こしてスーパーマーケットの経営に乗り出す姿をとおして、資本主義のある意味、極端・純粋なあり方、また前述の余剰価値の考え方を説明していく。 そしてもう一つの物語の軸は"胸を打つ恋物語"と銘打たれているけれど、個人的にはなんでこんな展開にしたのか疑問。資本主義に引き裂かれる人々の悲劇というアピールをしたかったのかもしれないけれど。 それにしても本書の例は極端にしても、似たような姿が今あちこちにみられるのでは。我々に利益をもたらすと盛んに謳う企業・経営者、投資家、活動家etcついても、本当の姿を見極める努力が我々には必要だと思う。
資本主義では全てのものが商品になるという 交換の大原則は等価交換である しかし現実には得をする人間と失う人間がいる 労働力の圧縮 絶対的余剰価値は労働時間を増やすの 相対的余剰価値は必要労働時間を縮小して同時間働かせる(生活費、労働力の再生産費、を下げる)
100分de名著に取り上げられていたので、概要だけでも…と。 本体を読む根性が無かっただけだけれど^^; 内容は分かり易い。 資本主義の悪ばかりを強調すると現実逃避になるだけ。理想論に拘って現在を破壊して立て直すのではなく、現在を受け入れて軌道修正しつつ良い方向に向かえれば。と思う。
『資本論』を漫画化したものではない。 100年前の英国を舞台にした劇画のなかで、資本論の重要な用語の解説しながら社会の仕組みを考えさせる。
物語としてはマアマア。資本論の漫画は何冊か呼んだけど、スーパーマーケットの闇が説明されていたのは新発見。
資本主義を全く理解していなかったので入門として読みましたが読みやすかった この漫画で少し興味が持てたので少しずつ細かい本をこれから読んでいこうと思いました
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