パオロ・ジョルダーノの一覧
「パオロ・ジョルダーノ」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧
2021/11/17更新
ユーザーレビュー
-
イタリアベストセラーというのが半分驚き。
というのも中身がけっこう暗めで、マイノリティの話なので、そんな大勢に読まれるのか、と・・・。
しかしながら読書好きは東西問わず、重さ、孤独が好きなのかもしれない。
感情移入しながら読んでしまう。kin3pun -
静謐な文章だ。しかし、訳者あとがきであるように著者あとがきの「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」にはかなりの熱量が込められている。コロナウイルスが過ぎ去った後には、「いったい何に元どおりになってほしくないのか」を考えている。元どおりになってほしいことではない。元どおりになってほしく...続きを読むPosted by ブクログ
-
感染症とは僕らの様々な関係を侵す病だ…
この災いに立ち向かう為に
僕らは何をすべきだったのだろう
何をしてはいけなかったのだろう
そしてこれから何をしたらよいのだろう
コロナ時代を生きる人々へ
イタリアを代表る小説家が送る
痛切で、誠実なエッセイ集
何を守り 何を捨て 僕らはどう生きてい...続きを読むPosted by ブクログ -
ウイルスは変異するもの。ウイルスが変異した責任を問える相手はどこにもいない。ウイルスはただ変異するものなんだから。
ただ……科学が万能だと信じられていた時代は過去のものだとわかってたけど、どう対応したらいいか、どの情報が正確なのか、どの意見が妥当なのか、そもそも耳を貸すべき専門家が誰なのかもわから...続きを読むPosted by ブクログ -
なんの話か?と思うような断片的なエピソードが重なり、人物像があらわれてくる。
エピソードの中にはかなり生理的に受け付け難いものもあり、主人公たちが受ける心の傷を理解できる。
理解はできるけれど、なんで、もう、そんなにも不器用なの?なんでそんなに、あちこちつまづくの?さらっと流して行けないの???
と...続きを読むPosted by ブクログ