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Posted by ブクログ
最近改めてマルクスの「資本論」が話題になっているのはなぜだろうかと気になり手にした一冊。
資本主義とは、その課題は
資本主義の根底には収奪と侵略の正当化がある
利潤の追求においては互恵はあり得ない
=win winはない
資本主義は私的所有を前提としているため労働によって生み出される富が私的分配されてしまう
=格差が生まれ、拡がる
マルクスの資本論の本質は
資本主義が追求する目的や発展過程の運動法則を網羅したもの
資本主義の矛盾を指摘しいずれ限界がくることを示す
=共産主義、社会主義を推奨した訳ではない
有名な「共産党宣言」は資本の性質から労働者にもグローバル化への覚悟を示したもの
今後どこへ向かうのか
貨幣のあり方により米ドルを基軸通貨とする世界が終わり米中露のパワーバランスが崩れる
SDGsはじめ環境保護へ取組むのであれば経済成長は諦め脱成長へ
生産手段を私有から社会化することで慈しみを持って自分事と捉えて足るを知る社会へ
景気が悪くなる、社会不安が高まると資本論は多く読まれる傾向にあるらしい。
マルクスの資本論は実は資本主義の目的や法則、そして矛盾を示したもので共産主義、社会主義を賞賛するものではない。
資本主義は資源に乏しいヨーロッパで収奪と侵略を是として発展した。あくなき利潤追求が世界規模まで侵食しいよいよ飽和状態となり様々な不都合が出てきたのが現在であろう。
その一つがSDGs。一つの解決策が脱成長。
私的所有から公共財の社会化により慈しむ気持ちと足るを知る社会が新しい資本主義となるのではないか。
知り合いの中国の方からデジタル人民元について教えてもらったが、大いにゲームチェンジする要素を持っているようだった。ウクライナ問題よりもイスラエル問題が深刻で、正に資本主義の転換点にいるのではないかと感じている。
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