大川正彦の作品一覧

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作品一覧

2023/11/22更新

ユーザーレビュー

  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性
    前作『哲学と自然の鏡』において普遍性を目指す営みとしての哲学を批判的に解体したローティはその批判を突き詰め、表題にもなっている「偶然性」、「アイロニー」、「連帯」をキーにリベラルユートピアの実践の可能性を探索する。

    リベラルユートピアに必要なことは
    アイロニーによる私的な領域と
    残酷さへの意識とい...続きを読む
  • 継続する植民地主義 ジェンダー/民族/人種/階級
    ・尹京順「基地村の発生と展開―ユングミ事件が突きつけること」
    基地村の問題について、簡単な歴史。
    性売買特別法などの話も。(2010.6.23)
  • 偶然性・アイロニー・連帯 リベラル・ユートピアの可能性
    なんの因果か、原書は1989年に出版されたもの。
    ある意味で、ソシュール学者の丸山圭三郎やフロイト学者の岸田秀と、モチーフを同じくしているところもある。
    その意味で世界的な同時代性を彼らの思考に見ることもできよう。
    ローティーが突出しているのは、おおむね、丸山や岸田がモティーフの提示を中心にすえたの...続きを読む
  • マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?
    マルクスのコミュニズムの構想を、集合的身体、受苦的身体など、初期疎外論、フォイエルバッハの人間学の影響などから資本論まで射程にいれながら論じている。
    初期マルクスは、例えばアルチュセールによって認識論的切断をしたとされる。これは『ドイツイデオロギー』のテキストクリティック、後期マルクスから物象化論を...続きを読む
  • 正義
    ジューディス・N・シュクラー「恐怖の自由主義」という考えを中心に、マイケル・イグナティエフ、ジェレミー・ウォールドロン、マーサ・ミノウといった(少なくとも私にとっては)あまり馴染みのない思想家の議論を紹介しながら、現代的な正義論が見落としている問題を鋭く指摘している本です。

    著者はナンシー・フレイ...続きを読む

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