今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義

今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義

825円 (税込)

4pt

資本主義が地球を包み込み、圧迫させ、ついには人間を窒息させてしまう現代社会。「包摂」という概念からマルクスの思想を読む決定版!

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今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月09日

    audible 。白井聡さんのマルクス入門書? 難しいけど大切なことだ。世の中では「包摂」という言葉がさも大事なこととして使われるが、働く者を取り込む資本の側が都合よく使うことには抵抗しなくてはならない。有名なトヨタのやり方がどれほど労働者を苦しめていることか。
    もっと勉強しよう。

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    Posted by ブクログ 2024年02月07日

    むずいぃぃ
    しかしなるべく分かりやすく書こうとしていることが伝わりました。

    資本の他者性
    資本とは人間にとって味方ではなく他者である
    つまり、人間が幸せになるために存在している訳ではないということ
    ただただ無限の価値増殖だけを目的にしている
    そして私達人間はいつのまにかその目的の手段となっている
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    Posted by ブクログ 2023年09月15日

    『資本論』を解説しつつ、マルクスの分析した「資本主義とはなんたるか」を解いた一書。もちろんマルクスの思想全体を網羅したものではないが、資本主義の本質をめちゃめちゃ分かりやすく伝えてくれている。終盤、資本主義への憤りと、資本主義に包摂されている(己れを含めた)地球があまりに哀れになり涙した。やはり資本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月25日

    講談社新書の100ページ+αで思想がわかる「今を生きる思想」シリーズのマルクス編。

    このシリーズは、最初、そんなページ数じゃあ無理だろうと思ったのだけど、これまで読んだフーコーとアーレントはどちらもなかなか秀逸だった。今、資本主義について考えているので、そんな関心からマルクスを読んでみる。

    本は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    めちゃくちゃ分かりやすい。本自体薄いのに内容はとても濃い。
    簡単すぎないので、斎藤幸平『ゼロからの『資本論』』や白井聡『武器としての「資本論」』のあとくらいに読むと、良い具合に脳みそが鍛えられそう。
    ラストの章は、ザ・白井聡。

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    マルクス難しいーーーー

    ・資本主義の崩壊を予言

    ・剰余価値を提唱

    ・労働価値説を展開 商品の価値が商品に費やされる労働時間によって決定されるという考え方

    ・政府の計画経済を提唱

    計画経済とは、資源を国有化し、中央政府の意思のもとであらかじめ策定した計画に基づき、資源配分をおこなう体制のこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月01日

    包摂、フォーディズム、自分にとって初めての言葉や概念が多く、面白かった。封建社会当時の働き方、仕事観と現代の違いが分かりやすく、現代の感覚からするとひどい労働環境が常識だったのだなあと思った。マルクス主義、資本論の原点。

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    Posted by ブクログ 2023年09月05日

    コテンラジオのマルクス回に続けて読んだけどやっぱりマルクスは難しいですね。商品、価値、資本…と一つ一つの定義や論理にはなんとか付いていけてる気がしつつも全体感はなかなか落とし込みにくい。まぁまだ入門の入門レベルだから仕方ないですが後半で紹介されていたマルクスの言う「包摂」の概念については本書で初めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月23日

    読む前からなんとなく言うことわかりそうな組み合わせなのですが、読んで良かった本でした。
    共産主義や革命のところに重点を置かず、資本主義の問題点の分析としての資本論の素晴らしさに重きを置いているように思えました。現代でも色褪せない、とても素晴らしい知見であると感じました。包括、阻害などキーワードを通し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月18日

    資本主義が行き詰まりを見せているのは周知の事実だが、本書はさらに一人ひとりが資本主義の包摂に取り込まれ、人間が自由に生きる判断力を失っていることを指摘する。そら恐ろしい状況である。早く抜け出なければ。

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