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いずれ最強の錬金術師?
「第10回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞の、圧倒的人気作!勇者でもないのに勇者召喚に巻き込まれ、剣と魔法の異世界に転生してきた僕、タクミ。あまりに不憫すぎる……というので、女神様が特別なスキルをくれることになったんだけど、喧嘩したこともない僕が、戦闘系スキルなんて選ぶわけないよね。それで、地味な生産系スキルをお願いしたところ、錬金術という珍しい力を与えられた。まだよくわからないけど、このスキル、すごい可能性を秘めている気がする……!? 最強錬金術師を目指す僕の旅が、いま始まる! -
屁理屈と哲学
精選した123個のパンチライン・格言(アフォリズム)・寓話・断片などから構成される、反=自己啓発の書。 大ヒット『言語化するための小説思考』に続き、手に取りやすい新書サイズで刊行! 【収録内容】 ■東京大学理科一類から文転・博士課程中退を経て直木賞作家になった著者が、二十代で得た知見と思想 ■東大大学院の修士論文で、最新AIの課題にも通じる「チューリング論」の一部抜粋 ■直木賞受賞作にあえて収録しなかった幻の未発表原稿 ■SNSで凄まじいバズを起こし、ネットミームにまでなった一節《「東京」というゲームが存在する》と、その炎上への考え ■様々な賞を受賞した大作&傑作のエッセンスを堪能できる、パンチラインの抜粋・・・・・・etc. デビュー前から現在まで、小川哲が書いてきたあらゆる文章を、リミックス/マッシュアップした、前代未聞の哲学的断片集。 【目次】 一、「東京」というゲームが存在する。 (=ゲームに関する23の断片) 二、現代は「メンタル神経」の時代である。 (=屁理屈に関する19の断片) 三、哲学者は三つの旅をする。 (=哲学に関する16の断片) 四、嘘はナイフだ。 (=嘘と神に関する18の断片) 五、いつか君たちは大人になる。大人になれば私のことは忘れる。 (=記憶と時間に関する22の断片) 六、どうしてSF作家は未来を予測できないのか。 (=SFと作家に関する25の断片 ○あとがき 本書は言わば、「小川哲、切り抜き集」「小川哲、名場面集」「小川哲、最高の瞬間」「小川哲、神回集」みたいなものだ。(・・・) たかだか数百キロバイトの文字情報から、読者が豊かな世界を感じとり、およそ言語では表現できないような感動をする。そんなことが可能になるのは、読者がそれぞれの豊かな人生を歩んできたからだ。有限な文字の並びの中に自分の人生を投影し、無限の世界を誤読する――それこそが文章を読む喜びであるとも言える。 (「あとがき」より) 【プロフィール】 小川哲(おがわ・さとし) 1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。2017年『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。2022年『地図と拳』で第13回山田風太郎賞、翌年同作で第168回直木三十五賞を受賞。同年『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞。他の著作に『嘘と正典』、『君が手にするはずだった黄金について』、『スメラミシング』などがある。 -
可燃物
ランキング3冠! 警察×本格ミステリ傑作 【ミステリーランキング3冠】 米澤穂信、初の警察×本格ミステリーがついに文庫化! 【内容紹介】 群馬県警捜査第一課の葛警部は、上司にも部下にも煙たがられる存在だ。 だが、葛の捜査能力を疑う者は一人もいない。 連続放火、見つからぬ凶器、遺棄されたバラバラ死体、不可解な立てこもり―― 難事件の奥に潜む真実を、葛警部だけが見抜く。 ミステリランキング三冠に輝いた、警察×本格ミステリの金字塔。 解説=有栖川有栖 単行本 2023年7月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
夜明けのはざま
人生で間に合ったことと、 間に合わなかったこと、どちらが多いだろう。 大切な人との別れと自分自身の心の解放を描いた 本屋大賞受賞作家の感動作! 寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。大切な人を亡くし後悔や痛みを抱えながらも、「いつか」がいつ来てもよいように、「今」を生きようとする人々を力強く描き出した希望の物語。 -
サツ飯
『銀座「四宝堂」文房具店』著者の異色作! 「もうガマンできませんっ。いただきます!!」 満腹度120%、「銀座「四宝堂」文房具店」シリーズが大人気の著者による、異色グルメ小説。 PR会社に勤める桜花(さくら・はな)・30歳は、大食いで食べっぷりがいいところを認められ、Y県警の職員向け広報誌「桜花(おうか)」の人気連載〈サツ飯! 拝見〉を担当することに。サツ飯を作る人・食べる人に話を聞き、その料理に絡んだ出来事や思い出を聞くコーナーだ。 取材初日、県警総務部の長山修二と、町のそば屋・長寿庵を訪ねる。 丼のふちまで盛られた、ふんわり甘じょっぱい香りのカツ丼を、笑顔で噛みしめる「食べる人」警部補・西田。その光景を嬉しそうに見つめる店主夫婦。 警察についてステレオタイプ的な知識しかなかった桜花が、そこで見て聞いて食べて、呟いた意外な一言とは――。 事件は起こらずとも、腹はすく。“警察のごはん”を食べて驚きの“内部事情”を知る、どこにもないグルメ小説! 文庫書き下ろし。 カバーイラストはイシヤマアズサさん。 -
ニューヨークで考え中
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 異国で暮らす驚きや戸惑い、そして喜び…つれづれニューヨークライフ 漫画をはじめ、絵画やアニメーション、エッセイなど幅広いジャンルで活動するアーティスト・近藤聡乃。2008年の秋に単身ニューヨークへわたり、初の海外一人暮らしをスタートさせました。 エネルギッシュな大都市の中でもまれながらも、少しずつ自分の居場所を築いてきた6年間。アパートでの暮らし、恋人や友人たちとの会話、レストランやカフェのメニュー、道行く人々のファッション……書き留めておかなければ、いずれ忘れてしまうふとした日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描きます。現在進行形のニューヨークがここに! たんたんと、だんだんと、これが私のニューヨーク -
今更後悔しても追放したのはあなたです 冤罪で離縁された元王太子妃は辺境で溺愛される
聖女であり王太子妃のフェリシアは、ある日もう一人の聖女と結託した王太子に無実の罪で追放されてしまう。襲ってくる追手をしのぎながら国外に向かう途中、フェリシアは辺境の村で瘴気に悩まされる騎士団長クリストフと出会った。困った人を見捨てられない彼女は、聖女の力で瘴気を浄化するも、体調を崩しクリストフの家で休むことに。また表舞台に立つのは避けたいと聖女の身分を明かさないフェリシアと、そんな彼女を思いやるクリストフは、次第に距離を縮めていく。一方王都では浄化しきれない瘴気の被害が相次いでいた。あ まりの惨状に、王太子はフェリシアを連れ戻そうと命令するが…… ※電子版は単行本をもとに編集しています -
先生が終わらない
週6日の練習で、目指せ全国大会! ――部活動って、そんなに頑張らないとダメですか? 部活動の顧問≒タダ働き、にもかかわらず、 学校の先生は「子供達のために」今日も残業地獄。 中高生とその親世代から、いま最も信頼される著者が、 教育現場の理想と現実に迫る、学校変革小説! 都内の公立中学校で、ひとりの音楽教師が過労死した。 働き方改革の命を受け、教育庁から赴任した新校長が掲げたのは、 「定時帰り」「部活動廃止」「完全週休二日制」。 同僚の訃報に「次は私かも」と怯える、英語教師の亜梨子。 勉強で負けても、部活では私立中に勝ちたいバレー部部長の一花。 子供達の青春の場を守ろうと、使命感に駆られる保護者会会長の優佳。 それぞれの立場から「学校」のあるべき姿を見つめ直す、再生の物語。 【著者略歴】 額賀澪(ぬかが・みお) 1990年茨城県生れ。2015年に『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。「タスキメシ」シリーズ、「転職の魔王様」シリーズ、『天才望遠鏡』『さよならの保険金』『恋するブタハナ』『1冊目に読みたい小説の書き方の教科書』など著書多数。 -
あなただけに許す距離
満たされない恋と人生。珠玉の恋愛短篇集。 「きょう、いま、わたしは愛する人にやさしくされたいのだ」 満たされない恋とままならぬ人生を情感豊かに綴った、珠玉の恋愛短篇集。 はじめはただの推しだった。ファストフード店の飄々とした店員。非常識だけれど情緒はある男に、振り回されながらも、わたしは恋を愉しんでいる。愛されているかどうかってそんなに重要なんだろうか。自分が相手を好きかどうかよりも?(「パーソナルスペース-9.8cm」) 日菜は24年生きてきてはじめて知った。空白ができると好きと言いたくなること。セックス後の彼氏はセックス前の彼氏より百倍恰好よく見えること。なのに彼氏は言う。「俺の優先順位を、もう少し下げてくれない?」。なぜそんなことを言われなければならないのか。(「恋と厚顔」) あのとき彼と結婚していたら、もっと違う現在があったのだろうか。「そんな結婚、変」。5年前はそうとしか思えなかった。ふっと、彼の香りが蘇る。あの不思議な二人はいま、幸せに暮らしているだろうか。(「卵とキウイ、あるいは跨線橋」) -
対怪異アンドロイド開発研究室
「おばけは怖くありません。機械ですから」 彼女にはいくつかの優れた機能がある。話題が無限分岐し堆積していく雑談でも自然言語による受け答えができる。ZMPを見極めながら階段や斜面の昇り降りができる。補給なしに六時間以上の連続稼働ができる。ドアノブを掴んで回すことができる。――おばけが見える。 白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械の彼女は、呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もない――。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して、さまざまな異常を検知する。白川教授の研究テーマに興味を惹かれ、初めて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると……。 恐怖を感知しない美麗アンドロイドVS.予測不能な「怪異」。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞を受賞した新感覚ホラー・エンターテインメント! -
さとこはいつも【特別掌編付】
【電子書籍版は、特別掌編「さとしはいつも」収録!】 監督デビュー20周年!本格書き下ろし小説 「誰でも一冊なら、自分の本が書けるんだって」 中井聡子、中学2年生。じりじりと迫りくる高校受験を薄目で見ながら、昼休みには屋上で友人たちと恋バナに花を咲かせ、放課後になれば、渋々入ったソフトボール部で嫌々ライトを守る(※ボールが飛んでくると逃げる)日々だ。 西田沙都子、35歳。韓国カルチャーと姪っ子をこよなく愛し、映画配給会社でしゃにむに働く。隠れた名作を世に広めたい! という初心はどこへやら、山積みの仕事に忙殺され、現実を知るうち、無難でより広くウケそうなコピーばかりひねり出すようになってしまった。 飯島里子、55歳。毎朝3人の息子のお弁当作りに精を出し、あっという間に20年が経った。三男の最後のお弁当の日、家族は誰もそのことに気が付かない。ふと顔を上げれば、読書好きだった学生時代に抱いていた小説家の夢もはるか遠くに。 塩辛への愛に初恋、不倫、家族。 彼女たちには、書かずにはいられない物語があった――。 ☆ ☆ ☆ 『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』など数々の名作を生み出してきた沖田修一監督がデビュー20周年の節目に贈る、初の本格書き下ろし小説! 忘れてしまった瑞々しい日々や葛藤、切なさ……。 すべてがここに詰まっています。 ☆ ☆ ☆ 映画『さとこはいつも』2026年9月18日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開 有村架純 石田ひかり 姫野花春 黒田大輔 青木柚 細田佳央太 吉田羊 オダギリジョー 筒井道隆 監督・脚本 沖田修一 音楽 柴田聡子 主題歌 折坂悠太 「シミレ(feat.柴田聡子)」 製作幹事 アミューズクリエイティブスタジオ 配給 ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション オフィス・シロウズ (C)2026「さとこはいつも」製作委員会 -
給料だけでは、お金持ちになれないから 32歳会社員が資産1億円にする、ほったらかし王道投資
物価は上がる。税金や社会保険料の負担も重い。将来の年金にも不安がある。 それなのに、毎月の給料は思ったほど増えない。まじめに働いているはずなのに、なぜかお金の不安だけが消えない――。 本書は、そんな会社員に向けた、給料だけに頼らず、資産1億円を目指すための「お金と人生の入門書」です。 働いて収入を得ることは、自分の時間、つまり寿命をお金に変えること。けれど、人生の時間には限りがあります。 だからこそ大切なのは、ただ長く働くことではなく、限られた時間から得られるお金の効率を上げることです。 本書では、会社員が持つ人的資本=自分が働いて稼ぐ力を、金融資産=お金がお金を生む仕組みへどう変えていくかをわかりやすく解説します。 出世すれば収入は増える。でも、責任や支出も増える。副業には可能性がある。でも、時間と体力を削る。デイトレや流行の投資は魅力的に見える。でも、実態はただの生存者バイアス。 では、会社員が無理なく資産1億円を目指していくには、結局何をすればいいのか? 本書では、S&P500やオルカンなどのインデックス投資、長期・分散・積立の考え方、収入・支出・貯蓄率の見直し、インフレに負けない資産形成の基本を、初心者にもわかりやすくストーリー形式で解説します。 給料を待つだけの人生から、お金が育つ仕組みを持つ人生へ。会社に頼りきらず、将来の不安に備えながら資産1億円を目指したい人のための、ほったらかし王道投資のはじめ方がわかる一冊です。 -
海月の骨
小説現代長編新人賞から鮮烈デビュー 注目の新鋭・待望の第二作! 損壊遺体を直す納棺師を描いた『アフターブルー』で読書界隈騒然 次なる舞台は「特殊遺品整理課」 看取られなかった人生に、最後に寄り添う人がいる――。 特殊清掃の最前線。 二人の遺品整理士は部屋を片づけ、「生きた証」を見届ける。 「部屋には、そこで生きた人の人生が詰まってる」 異臭を放つ孤独死の現場を清掃し、遺された物を処分する【特殊遺品整理課】。 床を覆う無数のゴミ、家族との写真、子どもの工作品、謝罪を綴ったノート、お揃いの食器――。 清掃が終われば、そこで生きた人の痕跡は一つ残らず消えてしまう。 現場を担う水生と鳴海は、遺された部屋を手掛かりに、誰にも看取られず逝った見知らぬ他人の人生を想像する。 なぜ孤独な最期を迎えたのか。 遺された品々は何を語るのか。 故人の生きた証と向き合う日々はやがて、傷を抱えた孤独な二人の「今」をも変えていく。 -
セカンドハーフ戦略 人生後半戦、何を捨て、何を始めるか
『レバレッジ・リーディング』から20年、日本人の生き方をアップデートし続ける著者が本音で書き下ろし! 著者累計77冊、300万部突破! 6つの再設計で人生後半戦のライフスタイル・仕事を見直せば、 幸福で豊かな生き方が手に入る―― プロローグ 57歳、初めてタップした日 僕のセカンドハーフ(後半戦)は、ここから始まった 第1章 人生後半は、戦い方を組み直す――後半戦の再設計(1)戦い方 第2章 面白がれなくなったら、老いは始まる――後半戦の再設計(2)感情 第3章 身体のOSを入れ替える――後半戦の再設計(3)身体 第4章 新しいことは、実験でいい――後半戦の再設計(4)始め方 第5章 「とりあえずビール」はやめた――後半戦の再設計(5)配置 第6章 55歳、料理ゼロから鮨を握る――再設計を、実際にやってみる(1)鮨 第7章 乗せられる側から、操る側へ――再設計を、実際にやってみる(2)ヨット 第8章 後半戦は、仲間と広げる――後半戦の再設計(6)つながり方 終章 後半戦は、もう始まっている――セカンドハーフ戦略を、いま動かす 「20年前、僕は人生の前半を加速させる本を書いた。 今度は、人生の後半を更新する本を書きたい」 -
生成AIが変える世界を紐解くINFRA MECHANISM 時代を生き残るための7つの戦略
人類史上初めて登場した「知能」を提供するインフラで我々の世界はどう変わるのか? 歴史上のあらゆるインフラの事例から導かれる共通法則《インフラメカニズム》で、これからの社会の変化を紐解きます。 今後、生成AIが世の中の有様を大きく変えていくことは間違いありません。では、具体的にその変革はどのように起こるのか? そのヒントを求め、「過去に新しいインフラやビジネスプラットフォームが整備されたことで世の中がどう変わったか」に関して、水道・電気などのライフライン、道路や鉄道といった交通インフラはもちろん、活版印刷技術やGPSなどの技術インフラ、アマゾンやYouTubeといったビジネス・エンタメのプラットフォームも含めたあらゆる事例を収集して分析しました。その結果、「インフラによる世の中の変わり方」には一定の共通法則が存在することがわかったのです。 こうしてたどり着いたのが、《インフラメカニズム》という考え方です。 -
なのに、どうして君は―婚約者に放置された令嬢と護衛騎士の話―
待望の完全書き下ろし新作がついに刊行! 読み終えたあとも、また開きたくなる珠玉の感動作。 伯爵令嬢エーファは、呼び出された四阿で今日も婚約者を待ち続ける。約束の場に現れたことのない婚約者。顔ももう忘れてしまった。 そんなエーファの傍らに無言で立ち続ける、この屋敷の護衛騎士ギルベルト。 ある日、彼は知ってしまう。エーファの肌に残る痛ましい鞭の痕。そして彼女の正体が、攫われて令嬢に仕立て上げられた村娘であることを。 虐げられる日々の中、彼女の願いは―― “お母さんに会いたい” 星に祈る横顔に、護衛の赤銅の瞳が揺れる。 「俺があなたをお護りします、必ず」 結ばれないはずの二人が辿り着く先は?万感のラストを見届けて―― -
物語の種
読めば心が躍り出す! どこから読んでも面白い、ほっこり&胸キュンの物語たちが生まれました!! 読者からの投稿=蒔かれた種を元に、著者が芽吹かせた十篇の小説! 解説・帯は、元宝塚歌劇団の俳優・七海ひろきさん! 「好きなところから読んでいい。でも途中ではやめられない! 10粒の種は、有川先生の水やりで芽吹き花開く。本当に面白い!」 第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。 第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……? 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う? 第四話 我らを救い給いしもの 中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。 第五話 ぷっくりおてて 小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。 第六話 Mr.ブルー ある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。 第七話 百万本の赤い薔薇 ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。 第八話 清く正しく美しく エステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。 第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。 第十話 恥ずかしくて見れない ある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。 -
だから、私言ったわよね? ~没落令嬢の案外楽しい領地改革~
「今晩、夜逃げするぞ!」 ヴィオレット・グランベールは、父の言葉で日本人だった前世を思い出した。 さらに、ここは前世で読んだ小説の世界で、ここで夜逃げしたら死んでしまうということも。 「ダメ! 夜逃げなんて絶対ダメ!」 ヴィオレットは強く反対し、夜逃げの原因となった金貨5万枚の借金はなんとか返済するが、 一家に残されたのはひどく寂れたオリバー村と銀貨1枚だけ……。 「この銀貨1枚で、この村を豊かにしてみせる」 ヴィオレットは前世知識で名産品を次々と生み出し、資産を増やしていく。 さらに、それを元手にラベンダー畑を開拓したことで、村は大きく変貌す!? 没落令嬢ヴィオレットの、案外楽しい領地改革の幕が上がる――!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
ソードアート・オンライン マテリアル
《アインクラッド》七十五層の攻略が始まった頃。キリトとアスナは、互いの気持ちを確かめ合い、ついに結婚した。 「……したいことして、いいんだよ……キリトくんだけの、わたしなんだから」 キリトとアスナの新婚生活を描く『SAO』史上最甘のエピソードが、ついに白日の下に晒される――! だが、物語はそれだけでは終わらない。 「あのね……揺り椅子をオーダーメイドしたいなーって」 若奥様アスナの願いを叶えるべく、腕利きの木工職人プレイヤー・マホークルのもとを訪れたキリトたちだが、それは二人を思わぬ事態へと導いていき……。 -
きれはし
2018年8月27日、私はとんでもなく金がなかった。 はっきり言って、6円しかなかった。――「まる子」より ★はじめての小説『黙って喋って』で島清恋愛文学賞受賞し、 文章力には定評のある著者の、 下積み時代の日々の「きれはし」をまとめたエッセイ集、文庫化!★ 小銭になるかもと望みをかけネットで日記を書きだした日。 ナンパを期待したコリドー街を8往復したのち、 「あだ名はポン、職場ではロンと呼ばれる」 と名乗って始まった28歳のときの恋愛。 芸人を辞めた彼女たちについて。 ようやく自分への褒美に香水を買えたときのこと……。 どこか可笑しくて、なぜか優しくて、ときどき切ない――。 下積みの日々を、独特でどこか可笑しみもある筆致で綴った、 著者初のエッセイ集! 【目次】 文庫版によせて はじめに まる子 宇宙 方言 タイムリープ 岐阜営業 コリドー サマージャム 彼女たちについて バイト ドンキのジーパン 電子書籍 春はスピッツ お客 2020 香水 チェックリスト おわりに 文庫版あとがき 解説・つる(太陽の小町) -
よるのはくあき
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 とっぷりと日がくれて、“はくあき”の夜がやってきた。1匹のちいさなケモノが目をさます。「夜はおはよう。ぼくだけおはよう」恐竜たちが寝ている間、たべもの探しに森の中。真っ暗な世界、おそろしい恐竜たちは、寝息を立てながら夢の中。おやすみ、トリケラトプス。おやすみ、ティラノサウルス。おやすみで、いいんだよね……? 講談社絵本賞などを受賞した『クジラがしんだら』(文:江口絵理、童心社)や『ゆびでたどる進化の絵本』(文・監修:三上智之、KADOKAWA)、国立科学博物館「大絶滅展」のキービジュアルなどで注目の、かわさきしゅんいち氏による渾身の一作。 ●国立科学博物館・木村由莉先生監修! 「夜に目を覚ましたケモノがいる。あれは私たちのご先祖様。小さいながらもたくましく生き抜いたケモノの姿を通じて、白亜紀の夜の世界を一緒に探検しよう。ずしん、ずしん! ヴォオオオ、ガチンっ!! さあ、恐竜たちの声を響かせて!」 ●「どうして動物はねむるの?」「よふかしの動物たち」「ケモノの見ていた2色型の世界」など、本書にまつわる解説も収録。楽しく知識を深められること間違いなし! ●ボリューミーな40ページ! プレゼントにもぴったりの1冊です。 -
八月の御所グラウンド
京都を舞台に忘れえぬ時を描く直木賞受賞作 万城目学、ホルモー・シリーズ以来の青春京都小説にして、 第170回直木賞受賞作!! 八月の京都の暑さに勝てる者などいない。 すべての者は平等に、ただ敗者となるのみ――。 四回生の夏休み。 彼女にフラれて京都に取り残された大学生がひとり。 京都の暑い暑い夏。絶望的なほどに粘っこい空気のなか、朽木が自転車を漕いでいるのは、五回生の友人・多聞に焼き肉を奢ってもらうためだ。 ようやくありついた焼肉。 しかし多聞は、なぜかおもむろに野球の話をはじめる。 話が妙なほうへ転がり出したのを感じていると、 多聞は、朽木に貸した三万円のことを持ち出した。 「タダより高いものはないのだよ、朽木君」 送り火の季節、こうして謎の草野球大会「たまひで杯」に巻き込まれることになり……。 (「八月の御所グラウンド」) 十二月に開催される全国高校女子駅伝。 今回は走ることはないと思っていた一年生の坂東だったが、先輩の体調不良で急遽アンカーを走ることに。 しかし、坂東は絶望的なまでの方向音痴なのだった。 (「十二月の都大路上下(カケ)ル」) 京都で起きた幻のような出会いは、じんわり優しく、少し切ない。 心の奥底に火をともす、奇跡のような二編の青春小説。 単行本 2023年8月 文藝春秋刊 文庫版 2026年8月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
陰で国を支えていたのは私ですが、王家の皆さんお忘れですか?~追放された隠れ才女の辺境スローライフ計画~
王太子の婚約者として国に尽くしてきた侯爵令嬢・セフィリア。突然の婚約破棄&追放宣言に気を失うも、次に目が覚めた時には晴れやかな気分だった! 「これからは好きに生きるわ!」さっそく追放先の未発展な辺境領の環境改善や改革を進め、念願の快適ライフを満喫! 次第にセフィリアを頼って多くの人が流れ込んできて…? 一方王家では、王都から人が離れていくことに焦りを覚えていた。彼らは忘れていたのだ、国の実務を担っていたのはセフィリアだったことを――。役立たずの無能令嬢はお役御免ですよね? 隠れ才女の痛快セカンドライフ、開幕! -
おふろにいれて
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 りゅうちゃんがおふろにはいっていると、「ぼくもいれてくださいな」とどうぶつたちがやってきた。みんながはいっているときに、おやおやまただれかきたらしい。それはね……。 -
ねこふんじゃった
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『おばけなんてないさ』に続く、せなけいこの歌絵本、第2弾! 誰もが歌ったり弾いたりしたことのある「ねこふんじゃった」が、ユーモア溢れる貼り絵で絵本になります。さあ、みんなで歌いましょう! -
ヒトとAI
AIと共に生きるうえで,私たちは自己の再定義と社会の再設計を迫られている.AIが知の領域に組み込まれるなかで,仕事や教育のあり方はどのように変化し,経済や文化の枠組みはいかに再編されるのか.そしてヒトという存在の何が変わり,何が変わらないのか.ポストAI時代の見取り図を第一人者が提示する. -
夜行堂奇譚
帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮な事故ではなく、事件だったーー。入院中、失った筈の右手に縋りつく女性の手の感触……。「みつけて」と結露した窓に描かれたメッセージ。千早は自分が事故に遭った日に殺されたという女性のことを思い出す。一方、県庁に勤める堅物でまじめな大野木は、急遽、特別対策室の室長を任命される。そこは行方不明者や怪異現象などの曰く付きの案件を専門とする部署で、組織でも秘密裡の部門だった。特別な対策を必要とする案件を解決するべく、大野木は紹介された霊能者、桜千早と出逢う。オカルトホラーバディここに開幕。 -
動物哲学物語
どんぐりの落下と発芽から「ここに在る」ことを自問するリスの青年。衰弱した弟との「間柄」のためにニワトリを襲うキツネのお姉さん。暗闇から光の世界へ飛び出し、「存在の本質」を探すコウモリの男の子。日本・南米の生き物たちが見た「世界」とは? 映画化された世界的ベストセラー『あん』著者による構想50年の渾身作は、動物の生態に哲学のひとさじを加えた21のストーリー。スピノザから老子まで哲学の入門書よりやさしく学べて、明日を「生きる」意味が見えてくる。 -
世の中、顔か?
SNSの普及により、誰もが安易に他人と比較できるようになった。投稿した画像は「いいね」の数やフォロワー数など目に見える形で評価されるため、それらの数を増やすために「見栄えのいい自分にならなければ」と感じる人が増えている。しかし、本当に世の中は顔が全てなのか? 見た目が原因で何度も炎上してきた著者が、学生時代の話から仕事の話、恋愛の話、誹謗中傷についてや周りの視線の捉え方、メンタルの保ち方、社会が作り出す「可愛い」の定義について、日本の服のサイズ問題、傷跡の話など、様々な観点からまとめる。 自分の考え方や捉え方が変わることで「容姿」という呪縛から解放され、「このままの私で大丈夫だ」と思えるようになる。本書には、自分の人生を肯定できるようなヒントが詰まっている。 第1章:可愛くなれなかった日のこと 第2章:そのままの私を生きさせて 第3章:ブスって言うのをやめて変わったこと 第4章:最近の私が思うこと 第5章:日頃から意識していること 第6章:自分らしさって何だろう 第7章:見た目と恋愛 第8章:傷跡と未来 -
楽園
殺人犯にならなければ脱出できない。 『方舟』『十戒』の著者が仕掛ける“禁忌の驚き” 亡き両親から不動産を譲り受けた康之は、失踪した賃借人・海原の遺留品整理の際に、群馬の山奥の謎の物件の存在を知る。そこは、切り立った岩壁に囲まれた、「楽園」と呼ばれる奇妙な場所だった。恋人の沙織と一緒にそこを訪ね、探索をはじめた康之たちは、すぐに六人の“住人”に拿捕された。脱出のための条件はーー 「誰か一人を殺さなければならない」 『方舟』 第19回オリコン上半期”本”ランキング 文庫ランキングTOP10 第1位 週刊文春ミステリーベスト10 第1位 (「週刊文春」2022年12月8日号)国内部門 MRC大賞2022 第1位 『方舟』+『十戒』の累計発行部数が100万部突破。 ――夕木春央が描く、極限のクローズド・サークル。 -
「夫婦」不在社会
忙しい現代、「仕事」と「家庭」を両立するにはどうすればいい? 昭和から令和にかけてヒットした小説、ドラマ、映画を分析して見えてきたのは、ディスコミュニケーションにあえぐ「夫婦」の姿だった――。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『「好き」を言語化する技術』『考察する若者たち』 今最も注目の文芸評論家が「物語」を通して「家族の形」に切り込む! これからのパートナーシップのあり方を見直すための夫婦論。 ・【推しの子】、『THE FIRST SLAM DUNK』『汝、星のごとく』の共通点とは? ・月9ドラマ『海のはじまり』が描こうとしたものとは? ・なぜ村上春樹が描く「夫」は沈黙するのか? ・坂元裕二が『ファーストキス』でたどり着いた「夫婦」の形とは? ……etc. 日本を席巻した物語が浮き彫りにする問題ーー「夫婦」の不在。 どうすればパートナーシップのディスコミュニケーションは解消されるのか? それでもやはり思うのだ。「日本の物語に、もっと、夫婦がいてほしい」と。 なぜなら文芸は現実の欲望をうつすものだが、同時に、文芸は現実の欲望に影響を与えるものだから。 ーー三宅香帆 -
ハウスメイド
全米を恐怖と驚きで包み込んだ衝撃の一冊がついに邦訳! ミリーが手にしたハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。妻の奇妙な言動。牢屋のような部屋。恐怖と驚きの結末とは -
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。
最強魔導士ラックたちのパーティーは、激戦の末、魔神王を次元の向こうに追い返すことに成功した。 ――だが、魔神の残党たちの追撃は止まない。 「ここは俺に任せて先に行け!!」 このままでは全滅すると危惧したラックは、仲間二人を先に帰し、一人残って戦い抜くことを決意する。 ひたすら戦い続け、ついには再臨した魔神王まで倒したラック。 帰還した彼を待っていたのは、いつの間にか10年の歳月が過ぎた世界だった。 共に戦った勇者が王に、また、戦士がギルドのグランドマスターになったその世界で、二人と再会したラックは、今度こそ平和で穏やかな人生を歩もうとする――…が! 命を賭して魔神王を倒した英雄ということで、めちゃくちゃ特別扱いされて称えられたり。 かと思えばゴブリン退治の際に出会った狼少女とヴァンパイアを討伐することになったり。 さらには自分より若い少女に、突然「隠し子」扱いされたりと、毎日さまざまなイベントがラックを襲う!! ――「小説家になろう」で150,000ポイントオーバー!! 10年の時を経て元の世界に帰ってきた元・勇者パーティーの最強魔導士ラックが、時にのんびり、時に無双してにぎやかな毎日を過ごす大人気ストーリー、開幕!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
作文
「ぼくのおじいちゃんは戦争で兵隊になって南方に行きました。」 家族に戦争体験を聞きまとめる宿題を夏休みに課された、1983年生まれ、小学6年生の千本慶輔は祖父の経験を提出した。慶輔が大学4年の時にその祖父も亡くなり、家族の間であの作文のことが話題に上がる。曰く、祖父は終生大事にしていて、祖父から直接聞いた記憶のない家族は「よくぞ書き残してくれた」と感極まっているのだが、書いた本人には落ち着かない背景があった。 一方、慶輔の同級生、夏目苑子は祖母の体験をまとめ、平和への祈念で締めた作文は先生やクラスから高く評価されたのだが、慶輔に「ウソなろうが」と糾弾される。 時は移り2024年。前年秋にイスラエルのガザ侵攻が起こり、苑子は元夫の妹のSNSと同僚の活動からパレスチナ問題に興味を持っていくのだが…。 -
虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽
創られた英雄、偽りの名将。 隠蔽された失敗、糊塗された責任。 戦後、陸海軍は歴史修正(メイキング)を如何にしたのか? 現代史家を代表する三人が事実だけでなく、虚構を生む土壌まで考察する。 珠玉の昭和史検証。 石原莞爾の戦場経験は乏しく、指揮能力は疑わしい。 山本五十六は「戦争に反対」ではなく「負ける戦争に反対」だっただけ。 海軍善玉論に石原莞爾名将論。否定されて久しいが、未だに根強くイメージが残っているものだ。 それらはなぜ誤っているのか?また、なぜ生まれ、流布され、信奉者を生み出し続けるのか? さらに瀬島隆三、源田実、奥宮正武、黒島亀人など、事実の隠蔽や改竄を行った人物を俎上にあげ、 『山本五十六』『坂の上の雲』が触れなかった事柄から虚構を生んだ土壌までも考察する。 旧軍人の証言を直に聞いてきた三人が秘話を語りつくす! ■石原の戦争観や戦争論も留学時代の知識の受け売りだった ■瀬島龍三は保阪正康に買収を仕掛けてきた ■阿川弘之『山本五十六』旧版の絶版は、「事件」と呼ぶのがふさわしい ■「その後の秋山真之」を司馬遼太郎が書かなかった理由 ■特攻の作戦計画を練ったのは源田実と黒島亀人だった ■最初の特攻要員を志願だったことにしたい海軍軍令部が行った詐術 ■辻政信の著作は研究者の参考にならない ■『トラトラトラ』を書いたプランゲも黒島に騙された ■敗北に学んだように見せかけて、敗戦原因をぼかした源田実 【目次】 まえがき 第一章 怪しげな戦史の作者たち 第二章 真相の暴露を恐れる人々 第三章 創られた英雄・山本五十六 第四章 戦史はこうして上書きされる 第五章 「海軍善玉論」 が覆い隠したこと 第六章 平和国家の忘れもの あとがき -
おむこさんは殺人鬼
この謎は、私を強くする。 『此の世の果ての殺人』で江戸川乱歩賞を最年少受賞しデビュー、 第2作『ちぎれた鎖と光の切れ端』で吉川英治文学新人賞候補、 “Z世代のアガサ・クリスティ”の異名を持つミステリー界の新鋭・荒木あかねの待望の単著第3作は、 “人生の謎”に同志と共に立ち向かう、痛快なミステリー作品集! ◆収録作(全5編) ・同好のSHE 憎いあいつを殺すために乗り込んだ夜行バスで財布盗難が発生。疑われた私を嬉々として庇う女性の正体は? ・震える箱 「隣の女の貧乏ゆすりに腹を立てた」映画館で起きた傷害事件の真相に、“妙な被疑者”専門の取調官が挑む。 ・置き去りイヤリング 東海道新幹線のパーサーが見つけた片方だけのイヤリング。不可解な落とし物はある犯罪に繋がっていて…… ・答え合わせ 雪の上で血を流していた継父。彼の最後の言葉は、僕へのメッセージなのか、犯人を示すヒントなのか。 ・おむこさんは殺人鬼 婚約者は連続殺人鬼? ただの浮気者?「困ってるなら話を聞くよ」元探偵のおばあさんとの隠密調査の結末は。 -
小川洋子が読みとく『アンネの日記』 NHK「100分de名著」ブックス編
作家になった原点は『アンネの日記』だった 「作家としての原点に『アンネの日記』があるからこそ、わたしは書き続けられるのだと確信している」--小川洋子 「一生の間に、『アンネの日記』と出会えたことは、本当に幸せ」と語る著者が、この本の魅力をあますところなく紹介する。 【文庫版書き下ろし、オリジナルのフォト多数追加! 図解がたっぷり。】 \世界中の学校で必読図書/ 「これほどリアルな少女の声が胸に響く文学を他に知らない」(著者) 第二次世界大戦下、ユダヤ人の少女アンネが隠れ家で書いた『アンネの日記』は戦後、大ベストセラーとなり「世界記憶遺産」にも認定。 将来への夢、大人への不満、性への憧れなどが綴られたこの本が、なぜ人々の心をそこまで掴むのか。アンネとの出会いが作家になった原点と語る著者が、その魅力に迫る。 文庫版オリジナルページを大幅追加! -
ぼくたちの告白
第24回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品は どんでん返しが止まらない! 怒濤の推理戦に選考委員も驚愕! 「冒頭から仕掛けられていた罠が見事に決まっている」――千街晶之(ミステリ評論家) 「複数のフェイズを通して多彩な要素を盛り込み、意外性に拘ったエンタテインメント精神は注目に値する」――福井健太(書評家) 「構成が上手いし、構成要素のそれぞれも魅力的」――村上貴史(ミステリ書評家) (あらすじ) 小学校の卒業式前に起きた女子生徒転落死事件。殺人の仕掛けがあったことから、警察は学校関係者のなかに犯人がいると推測し捜査を進めるが、生徒への聞き込みが難航し事件は迷宮入りに。15年後、当時の事件に酷似した内容の小説が投稿サイトで発表され話題を呼ぶ。事件で転落死した女子生徒の妹・杏月(あづき)は小説に不審な点を抱き、事件の調査を始める。その矢先、さらなる事件が起き……。 【著者について】 高森泉(たかもり いずみ) 東京都生まれ、宮城県仙台市育ち。第24回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作でデビュー。 -
キン肉マン 四次元殺法殺人事件
【小説版登場!】『キン肉マン』がミステリ小説になって登場! キン肉マンが失踪した! 重臣・ミートはキン肉マンへのリベンジに燃えるキン骨マンを相棒に捜索へ繰り出す。しかし、二人は行く先々で超人による殺人事件――すなわち“超人殺人”――に遭遇するのであった! 変形、分身できるのは当たり前で、身体が機械の者、顔面がブラックホールに繋がっている者、時間を止めることができる者、体に付いたトイレに全てを流し込める者……! 様々な異能力を持つ容疑者たちに、物理法則を無視したトリック……! 犯人は誰だ!? そして、キン肉マンはどこだ!? 【目次】プロローグ/事件I 四次元殺法殺人事件/事件II 蘇った被害者/事件III 1000万の鍵/事件IV 呪肉館殺人事件/エピローグ -
自由気ままな精霊姫
サイファード家の一人娘であるオリビアは、感情を表に出さない一言でいうと大層奇妙な少女だった。 実の父親にすら気味悪がられ、唯一可愛がってくれていた母親も彼女が10歳の時にこの世を去ってしまう。 その後、義母と義妹に虐げられ、屋根裏に軟禁されるが、ひょんなことから前世の記憶を取り戻し、とっとと家を出ようと思い立つ。 その際、小さい頃に可愛がってもらったお兄さん的存在のシリウスにSOSを出してしまったことにより、国を巻き込んだ大事となってしまう。――これは一人の少女が失踪から始まり、一つの国が滅びゆく中、とんでもないお金持ちが一人の少女を溺愛する物語である。 ※電子書籍には特典として、めざし先生書き下ろしSSが収録されています。 -
案山子の村の殺人
楠谷佑のペンネームで活動する僕ら合作推理作家の、次の新作は山奥の寒村を舞台にした本格ミステリになる予定だ。しかし真舟のプロットは仕上がったものの、執筆担当の僕の作業が捗らない。田舎の村に行ったことがないからだ。だったら、と大学の友人に勧められ、旅館を営む彼の実家がある宵待村に、僕と真舟は旅行に出掛けたが、そこで本物の事件に巻き込まれることになるとは、僕たちはまったく想像していなかった。案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。現場はいわゆる雪の密室の様相を呈していた。推理作家の大学生コンビ、篠倉真舟と宇月理久が謎解きに挑む。 -
身代わり毒婦は敵国公爵様の最愛だったようです
戦に負けたアロガント王国の第二王女コーデリアは、わがままな姉ナディアの身代わりに敵国であるレーゲン帝国に捕虜として連行されてしまう。 終戦の証として、皇帝より帝国貴族との婚姻を命じられる。正体がバレれば、皇帝を欺いた罪で王国の民が犠牲になるかもしれない。 そう考えた彼女はその結婚を承諾するが……引き合わされた結婚相手は帝国公爵のラルフ。彼はかつて王国の捕虜となり、コーデリアに召使いとして働かされていた人物だった。 「お前を愛することはない。幸せな結婚生活を送れるなどとおもうな」と、彼から冷たく告げられ、【ナディア】として冷遇生活を覚悟したコーデリアだったが――。 結婚した途端、何故かラルフはコーデリアを溺愛してきて……!? -
【電子特典付】『機動警察パトレイバー』 寿司屋の後藤
【電子特典 掌編付き!】 後藤隊長が寿司屋に――!? 「機動警察パトレイバー」正統(?)続編 あの日から30年、元・特車二課第二小隊隊長・後藤喜一は、寿司屋になっていた!? 後藤が、熱海で営む小さな寿司屋。 店にたむろする愛すべき常連たちと、そこを訪れる旧・特車二課の面々。 遊馬、野明、太田、進士、山崎、香貫花……そしてあの人も―― 彼らは何を語るのか――? ―――――― 熱海の路地の先にある小さな寿司屋。 日本有数の温泉地――熱海駅から徒歩3分ほどの路地裏の店だ。 ネットにも情報はほとんど載っていない。 駅近くの場所とはいえ、かなりわかりにくい。目印となる店の看板はない。 店の前に出された、さほど大きくもない黒板に店名が記されているだけで、 その情報からここが寿司屋である、とかろうじてわかるだけである。 ――店主は半眼に閉じたような眠たげな目を向けた。70を少しすぎたくらいだろうか。 ふんだんにある頭髪は見事に白く、やや猫背で威勢のよさは微塵もない。 「うちはマグロもサーモンもありません。どっちもこのあたりでは揚がらない魚なんで、地のものしか扱ってないんですよ。すみませんね」 言いながら、客を見ることもなくまな板を拭いている。 (第一話 「店の名は」 より ) 電子特典掌編「ウサミミさんの場合」収録 -
緋弾のアリア
東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。「あるきっかけ」で頭脳が活性化するという体質を持つ遠山キンジは、そのことを周囲に秘密にしつつ、平穏を求めて日々を送る探偵科所属の高校二年生。しかし、通学途中に爆弾事件に巻き込まれ、強襲科の超エリートである神崎・H・アリアと出会ってしまったことにより、キンジの日常は平穏とは程遠いものへと変わっていくのだった――。Sランクの最強武偵・アリアと、(普段は)ただの一般人・キンジの凸凹コンビが凶悪犯に立ち向かう、大スケールアクション&ラブコメディー!! -
7つの激変―いかがわしい者たちが主役の「インターネット産業」30年史
◆孫正義、三木谷浩史、藤田晋――IT界の3大巨頭が推薦!◆ ◆前LINEヤフー会長 川邊健太郎 初の著書!◆ 「熱狂と、混沌と、革命の30年を語ろう」 「いかがわしい」とみなされていた技術がいかに巨大市場へと化け、 異端視されていた若者たちがいかに世界を変えていったのか。 インターネット産業における「熱狂」と「混沌」と「革命」の30年を、 その最前線で目撃し続けた当事者がいま語る、7つの“激変”の物語。 ◆AI時代への、挑戦的かつ実践的な戦略書◆ ~「はじめに」より抜粋~ これからのAIの進化を想像するにつけ、否応なく思わされます。 インターネットの30年の歴史など、 これから本格的に始まる「AI物語」の序章にすぎなかったのではないか。 インターネットの世界でイノベーションを興してきた先人たちは、 AIという真の主役が舞台に立つための「地ならし」を 一生懸命していただけなのではないか、と。 私がこの世にいなくなる頃には、 スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、マーク・ザッカーバーグの名前すら、 誰も覚えていないかもしれません。 でも──いや、だからこそ、そんな「地ならし」の歴史を、 ここに集まったみなさんに聴いてもらいたいのです。 なぜか。それは、決して私がノスタルジーに浸りたいからでもなければ、 自慢話をひけらかしたいからでもありません。 じつは、本格的なAI時代がはじまろうとしている今の状況は、 「あの頃」とすごく重なってみえるからです。 ◆世界を変えた、「7つの激変」とは◆ 第1の激変 検索 誰もカネになると思わなかった「検索」が、 生成AIを生み出すまで 第2の激変 SNS 友達の昼飯を見るだけだった「SNS」が、 私たちの可処分時間社会を支配するまで 第3の激変 動画 無法地帯だった「動画プラットフォーム」が、 新たな職業をつくり出すまで 第4の激変 通販 割に合わないはずだった「ネット通販」が、 生活インフラに変貌を遂げるまで 第5の激変 広告 センスと勘だよりだった「WEB広告」が、 データと数学に取って代わるまで 第6の激変 文化 世界一になり損ねたネット敗戦国の日本で、 「世界一のユーザー」が生まれるまで 第7の激変 起業 いかがわしい若者たちが、 「世界のあり方」を変えるようになるまで -
8歳から始める魔法学
悪名高い公爵の孫ロイ・アヴェイラム、8歳。その不遜さで周囲から恐れられている彼はある日、クラスメイトの少年ヴァン・スペルビアと出会いがしらに衝突したことで「前世の記憶」を取り戻した。それと同時に思い出した、「一つのことを極めたい」という今際の際の願い。第二の生をそのチャンスと考えたロイは、魔法を極めること、そして悪役から脱却することを目指すことに。しかし思慮深さ、整った容姿――そのすべてが悪役っぷりに拍車をかけることになってしまうのだった。 そんな事態にもめげることなくロイは、魔法の研究を続けるのだが、ある日、とある事前に巻き込まれることになる。ヴァンの助力もあり窮地を脱したロイだが、彼はまだ知らなかった。これを機に自身を取り巻く運命が大きく変わることに……? ついに書籍化を果たした大人気WEB小説作品。 ここに開幕! -
インテリジェンス関ヶ原
「天下分け目の戦い」の定説、新説を徹底考察! 本郷戦国史の決定版 ●徳川家康は合戦前から天下人だった? ●“エリート官僚”石田三成の勘違い ●西軍最大の裏切り者は小早川秀秋なのか? わずか半日で決着がついた、日本史上稀な決戦「関ヶ原の戦い」。 実は合戦以前に繰り広げられた外交戦、情報戦こそが天下を動かす上で大きな意味を持っていた。 天下分け目の戦いにおける「失敗の本質」を人気教授が徹底考察。 勝負は決戦前についていた ・「朝鮮出兵の恨み」だけが石田三成襲撃事件の原因か? ・家康は、秀吉子飼いの古参家臣を「婚姻外交」で取り込んだ ・前田利長は加賀征伐の発端「家康暗殺計画」に関与したのか? ・「無血」という政治的な解決は、結果的に高くつく ・家康は“プリンス”宇喜多秀家と小早川秀秋の弱みにつけ込んだ ・ケチな家康が、決戦前に伊達政宗や細川忠興へ大盤振る舞い ・宇喜多家、前田家、上杉家の中枢に居座ったスパイ「本多政重」 ・安国寺恵瓊は家康を討つために毛利輝元を担いだ? ・「東西二分」を狙った三成vs「豊臣家の屈服」を目指した家康 目次 第一話 天下人の死 第二話 秀吉政権の光と影 第三話 亀裂 第四話 利家vs家康 第五話 三成失脚 第六話 「加賀征伐」の謎 第七話 プリンスたちへの工作 第八話 「無血」というコスト 第九話 会津征伐へ 第十話 三成のクーデター 第十一話 内府ちがいの条々 第十二話 三成の「東西二分の計」 第十三話 家康、逆襲体制を整える 第十四話 本気の西軍、消極的な西軍 第十六話 九月十五日 第十七話 敗者たちの運命 第十八話 東北の「関ヶ原」 第十九話 九州の「関ヶ原」 第二十話 「論功行賞」の論理 最終話 新しい天下のかたち -
自分の言葉で話せるようになりましょう。
「あの人、頭はいいけどさぁ……」には何が続く? 書店のビジネス書コーナーやネット上の記事には、「頭のいい人」という言葉が溢れている。思考術、習慣、読書術からノートの取り方まで、誰もが「頭がいい」と思われたいと願っている。 一方で、「あの人、頭はいいけどさぁ……」と言ったり、言われたりしたことはないだろうか。 この「……」に続く言葉を正確に言語化するのは難しい。しかし、ただ頭が良いだけでは社会で通用しないことに、多くの人が薄々気づき始めている。 そこに追い打ちをかけるのがAI(人工知能)の台頭だ。AIの登場により、単なる知識としての「賢さ」の価値は失われつつある。弁護士の仕事ですらAIに代替されると言われる時代なのだ。 頭の良さの価値が暴落した時代において、何よりも大切なこと。それは「自分の言葉で話す」ということだ。 昨日「いいね」した記事の内容を、どれだけの人が覚えているだろうか。SNSとAIの影響で、記憶に残らない借り物の“それっぽい言葉”が世の中に溢れかえっている。しかし、そんな言葉では誰も動かせず、誰の記憶にも残らない。 多くのコミュニケーション本は「どう伝えるか」「何を語るか」を説くが、真に重要なのは「誰が言うか」である。同じ言葉でも、発する人によって意味は変わる。それはファッションと同じだ。服も、誰が着るかでその価値が決まる。 本書は、アパレル企業で最年少・最短上場を果たし、アーティストとしても活動する「ゆとりくん」こと片石貴展による、言葉を武器に変え、混沌とした世の中で自らの人生を歩むための自己啓発書である。 -
怪物の祈り
牧師である保阪宗佑の娘が暴漢に殺害された。妊娠中だった娘を含む四人を惨殺し、死刑判決に「サンキュー」と高笑いした犯人。宗佑は自身の牧師という職業から、受刑者の精神的救済をする教誨師として犯人と対面できないかと模索する。今までは人を救うために祈ってきたのに、犯人を地獄へ突き落としたい。煩悶する宗佑と、罪の意識のかけらもない犯人。死刑執行の日が迫るなか、二人の対話が始まる。重厚な人間ドラマの書き手・薬丸岳の新たな到達点。 本書は、2023年4月に小社より刊行された単行本『最後の祈り』を加筆修正のうえ、改題し文庫化したものです。 -
過ぎる十七の春
運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹。そこは木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。桃源郷のような場所にも関わらず、心優しい隆の目は昏く、なぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとってしまう。母子に一体何があったのか――。「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!! 解説・朝宮運河(書評家・ライター) -
緑の我が家 Home,Green Home
その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。どういうこともない書店街の一郭。一見見落としそうな路地の突き当りに緑の扉、ハイツ・グリーンホームはあった。父親の再婚を機に、高校生の荒川浩志はひとり暮らしをすることになった。ハイツ・グリーンホーム、九号室──それは、近隣でも有名な幽霊アパートだった。引っ越した当日、からっぽのはずの郵便受けには、小さい丸い白いものがひとつ、入っていた。プラプラした手触りの、人形の首だった――。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は? 幽霊を信じない浩志ですら感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは? ラストまで一気読み必至の小野不由美の家ホラーの原点とも言える本格ホラー&ミステリー小説。解説・杉江松恋(ミステリー評論家・書評家) -
このホラーがすごい! 2026年版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『このミス』編集部が贈るホラー小説のランキングブック! 2025年4月~2026年3月に発売されたホラー小説から、国内・海外ベスト20の作品を紹介します。 巻頭では、令和を代表する青春×ホラー漫画『光が死んだ夏』を特集。 モクモクれんさんにインタビューをさせていただきました。 そして、刊行35周年を記念した『リング』特集も掲載。 鈴木光司さんへのインタビュー他、“貞子”の記録をまとめた年表も必見です。 三津田信三ほか、人気作家13名による特別エッセイ「私の怖い話」など、豪華企画も盛りだくさんの充実した一冊です。 -
不死探偵・冷堂紅葉
七月■日。謎の美少女・冷堂紅葉(れいどうもみじ)が転校してきた夏の日、 クラスメイトが殺された。密室殺人だった。 「私達で事件を解決しましょう、天内くん」 「まるでミステリ小説の名探偵みたいだな」 廃部寸前の文学研究会に所属する俺・天内晴麻(あまないはるま)は、なぜか転校生に事件の調査を依頼される。 そして冷堂も殺された――はずだった。誰にも解かれることのない究極の密室で。 「私を殺した犯人を見つけて下さいね――探偵さん」 不死探偵と“普通”の相棒。再現不可能な殺人事件に挑む学園ミステリー、堂々開幕! 事件の真相に迫る時、君と最後の××をする。 電子版には特典として美和野らぐ先生の「冷堂紅葉のキャラクターデザイン集」やふーみ先生の「応援イラスト」を収録! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
のうりん
県立田茂農林高校――通称『のうりん』。そこは、農業に青春をかけた少年少女の集う、人類最後の楽え―― 「牛が逃げたぞおおおぉぉぉぉ!!」 うるさい! あらすじくらい静かに言わせてよ!! あー、おほん。ぼくの名前は畑耕作(はた・こうさく)。ここ『のうりん』に通う、ちょっぴりアイドルオタクな高校生だ。そんなぼくの通う学校に転校してきたのは、憧れの超人気アイドル草壁ゆかたん……!? 方言幼馴染、メガネ美少年、ラブリー小動物、巨乳少女! 妄想系女教師! パンツ! 足フェチ! そして、謎の転校生……ここには青春の全てがあるッ!! 奇才・白鳥士郎が送る農業学園ラブコメディー! 今、収穫の秋(とき)!! Book☆Walker版は見開きイラストがスクロールする特別仕様!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
やらなくてもいい宿題
【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 謎の転校生と算数の天才少年が繰り広げる算数問題対決。予想を裏切る展開の連続にぐんぐん引き込まれ、算数が好きになる! いまもっとも注目を集める新進気鋭のミステリ作家・結城真一郎の、初めての“子どものためのミステリ小説”。 あなたは、この問題がとけますか? ―謎だらけの転校生が出題する、5つの算数問題。 あっと驚くどんでん返しの連続に、本が好きな子もそうでもない子も夢中になること間違いなし。 楽しく読みながら算数力も読解力も鍛えられる、子どもも大人もとりこにするミステリー! 【あらすじ】 舞台は小学校。5年1組にかわいいけど謎めいた女の子・ナイトウさんが転校してきた。自分のことを何も語らない彼女について、“ある疑惑”が持ち上がる……彼女の秘密を探る数斗に、ナイトウさんが「この問題が解けたら質問に答えてあげる」と出題してきた。それは一見ふつうの算数問題。算数が大得意な数斗は余裕で解いてみせる。ところが問題には実は“ワナ”が仕込まれており、数斗はまんまと裏をかかれてしまう! 数斗は果たして彼女の秘密を明かせるのか? そして彼女の正体は……!? ナイトウさんの出す問題は、公式や解法に当てはめただけでは正解は出せない。最後まで読んで「そうだったのか……!!」とゾッとしたり、びっくりしたり。謎を解く鍵は「よく読む」こと。頭を柔らかくしてしっかり読めば、むずかしい公式なんて必要なし。あなたはナイトウさんの問題が解けるか? そして彼女の秘密を明かすことができるか? 【目次】 1問目 奴隷とライオンのつるかめ算 2問目 逃亡者と警察の旅人算 3問目 老婆と少年の年齢算 4問目 列車とボートの流水算 5問目 別れと思い出のニュートン算 6問目 最後の暗号 結城 真一郎(ユウキシンイチロウ):1991年生まれ。神奈川県出身。開成中学・高校を経て東京大学法学部を卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し2019年デビュー。2021年「#拡散希望」が日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、同作を収めた短編集『#真相をお話しします』(2022年)は20万部を越えるヒット作となる。ほかに『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』など。 -
〈刑事トム・バビロン〉シリーズ
ロックスター、ブラッド・ギャロウェイのライブがベルリンで開催された。2万人以上の観客が熱狂するなか、女性がステージでブラッドに謎の封筒を手渡した。その中のアルミケースには、凝固した血の上に載せた白い羽根が入っていた……。翌日、警察のゲストハウスで、ブラッドの血だらけの死体が発見される。死体は損壊され、胸には黒いペンで“愛する者の命は大事か?”というメッセージが残されていた。刑事トム・バビロンは、臨床心理士のジータ・ヨハンスと共に捜査を始めるが……。トップスピードで駆け抜ける、ドイツミステリ4部作第3弾!/解説=村上貴史 -
科学否定論はなぜ人をひきつけるのか ――地球平面説から反ワクチンまで
「地球は平らだ」と言う人を説得できますか? 地球平面説、気候変動否定論、ホロコースト否定論、反ワクチン運動など、科学や歴史の通説を真っ向から退け、専門家を疑う陰謀論が世界中に広がっている。「真理」や「正しさ」を下支えする制度を根底から突き崩す科学否定論。荒唐無稽に思えるが、その主張には「エビデンス」があり、反駁するのは意外にも難しい。真実を求める人々がなぜ否定論にのめり込んでしまうのか。現代社会に渦巻く不安や不信感の正体とは何か。その背景を読み解き、いま大きく揺らぐ私たちの知の土台を考える。 ▸「真実」を求める人ほどハマりやすい ▸陰謀論にも数値やデータなどの「エビデンス」がある ▸荒唐無稽にみえても反駁するのはかなり難しい ▸陰謀論にも「正しい」ものがある === 【目次】 はじめに 富士山は日本で一番高い山?/科学はなぜ陰謀論の問題になるのか/本書の内容 序章 「真実」を求める社会 地球平面説という謎/ポストトゥルースの時代?/科学否定論とは何か/武器としての陰謀論/「エビデンス」が問われるとき/データベース化する社会/専門家をうまく疑う/方法としての相対主義――科学知識の社会学 第一章 生き残る地球平面説 二一世紀の大航海/コロンブス神話/地球平面説の再発明/ロウボサムの子どもたち/異端な「知」のバトン/オンライン化する「啓蒙」/平らな大地と歪んだ社会/地球が球体でないことの一〇〇の証明/専門家の証言vs.自分の経験/「民主的」なコミュニティ 第二章 科学否定論とは何か 「科学否定論」という新語/疑似科学としての「科学否定論」/論破のテクニック/四つの事例/①創造論――「進化論は正しくない」/②ホロコースト否定論――「ホロコーストは存在しない」/③タバコ戦略――「タバコは有害ではない」/④反ワクチン運動――「ワクチンは安全ではない」/通説はなぜ否定されるのか/批判と否定――ジャーナル共同体の内と外/マスメディアと「偽の等価性」/近代社会のジレンマ 第三章 科学と疑似科学のあいだ 科学否定の心理学/単純な二分法を超えて/創造科学裁判――「科学」を賭けた判決/ラウダンの反論――「科学」は定義できない/ルースの再反論――それでも「非科学」は存在する/科学と非科学の線引き問題/線引き問題の逝去/マッキンタイアの「科学的態度」/疑似科学の哲学/新しい回答方針/「科学否定論」を定義する/線引き問題の社会化――「本物の科学」と「フェイク科学」/システムとしての科学/残された問題――「正しい陰謀論」を考える 第四章 陰謀論の何が問題か クライメートゲート事件/地球温暖化の発見/気候変動否定論――「気候変動は人間のせいではない」/合意を証明する/鏡の中の陰謀論/陰謀論と社会科学――もう一つの線引き問題/陰謀論の哲学/陰謀論とは何か/社会学的想像力は陰謀論でないのか/意図とメカニズム/科学社会学と無知学――二つの選択/科学否定論から反科学政策へ 第五章 エビデンスと陰謀論 「エビデンス」とは何か/エビデンスの序列化/分裂する「エビデンス」/専門家からデータベースへ/「マスクの効果」騒動――コクラン・レビュー/方法論的フェティシズム――RCT至上主義/客観性と「訓練された判断」/初心者と二人の専門家問題/顔の見える専門家/信頼と不信のあいだ/エビデンスと陰謀の証拠/陰謀論にとって「証拠」とは何か/認識論的権威――背中合わせの証拠と信頼/疑似科学と陰謀論の組み合わせ 終章 内なる否定論と向き合う 通説とは何か/論争中と論争後/陰謀を発見する/抗議運動としての否定/データベースと情報の民主化/反権威主義のユートピア/内なる否定論と向き合うには 注 あとがき 参考文献 図版出典一覧 === -
ラウリ・クースクを探して
第11回高校生直木賞&第4回加賀乙彦顕彰特別文学賞 受賞。 第170回直木賞&第40回織田作之助賞ノミネート。 1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピューター・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連の研究者として活躍する道を目指す。だがソ連は崩壊し……。時代に翻弄された人物を描き出す、かけがえのない物語。《解説・マライ・メントライン》 絶賛の声続々のロングセラーがついに文庫化 書評掲載一覧 ■「ダ・ヴィンチ」今月の絶対はずさない!プラチナ本(2023年10月6日発売、11月号) ■「女性自身」書評(2023年10月3日発売号) ■毎日新聞「エンタメ小説 今月の推し!」評者・内藤麻里子さん (2023年10月1日掲載) ■「朝日新聞」書評 評者・澤田瞳子さん ■「読書人」書評 評者・八木寧子さん(2023年9月29日発行号) ■「朝日中高生新聞」書評 書店員・江藤宏樹さん(2023年9月24日発行号) ■ 「小説現代」10月号(2023年9月22日発売) 評者・三宅香帆さん ■「好書好日」書評 「日出る処のニューヒット」(第6回) 評者・杉江松恋さん(2023年9月21日掲載) ■「週刊文春」書評 評者・米光一成さん(2023年9月21日発売号) ■「産経新聞」書評 評者・ホラン千秋さん(2023年9月9日掲載) ■「日経新聞」書評(2023年9月9日掲載) ■「週刊新潮」書評 評者・石井千湖さん(2023年9月9日発売号) ■Youtube『松井・杉江の「エンタメ丼」2023年9月号・その3』 杉江松恋さん紹介 ■「週刊ポスト」書評(2023年9月4日発売号) ■「毎日新聞」文芸月評 評者・渡辺祐真さん(2023年8月30日掲載) ■「共同通信」文芸月評 評者・渡邊英理さん(2023年8月28日配信) ■「読売新聞」書評 評者・小川哲さん(2023年8月27日配信) ■「週刊現代」書評 評者・木澤佐登志さん(2023年8月21日発売号) ■「毎日新聞」文芸月評 評者・大澤聡さん(2023年7月26日掲載) ■「読売新聞」文芸月評 記者・武田裕芸さん(2023年6月27日掲載) インタビュー掲載一覧 ■「an・an」 聞き手・瀧井朝世さん(2023年9月13日発売号) ■「AERA」 ライター・古谷ゆう子(9月14日発売号) -
日本人が移民だったころ
音楽家であり文筆家の著者が、 植民地パラオに渡った移民たちの「戦後」をたどる、 聞き書きルポルタージュの決定版! 日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。 そして戦後、日本に戻ってきた移民たちのなかには、故郷に居場所がなく、荒地の開拓を強いられたり、再び南米などに再移住を余儀なくされる者も多かった。 札幌、沖縄、パラグアイ。移民たちが戦後にたどり着いた場所を著者が自らの足で訪ね、それぞれの家族の激動の旅路を追う。 【本文より】 “現在ニュースで語られる「移民」は、一番にアジアやアフリカ、中東などから日本へやってくる人々がイメージされ、日本社会への移民受け入れの是非をめぐる意見や、いかに共生が可能か、といった議論が交わされている。時に無知や差別意識に満ちた意見もみられるが、こうした日本人の「移民」イメージをのぞいてみると、移民はどこまでも「他者」であり、まるで日本人は移民になることなどないような錯覚にとらわれる。しかし、明治から戦後のある時期まで、日本は確かに国策として移民を推奨する「移民送り出し国」であった。” 【目次】 まえがき 父のいない戦後 札幌・平尾富士子さん 台風と格闘した開拓 種子島・中川博司さん 遊水地に拓いた未来 我孫子・玉根康徳さん PTSDを呼び起こされる戦後 那覇・上原和彦さん 死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死 那覇・阿良光雄さん 靖国に祀られた母 札幌・野村武さん パラグアイからアルゼンチンへ 埼玉・鈴木光さん 除草剤入らなかったらつぶれてた パラグアイ・フラム 溝際孝市さん 二つの大和村を生きた夫 パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん 移民の子が大使になった パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん あとがき -
独身貴族は異世界を謳歌する~結婚しない男の優雅なおひとりさまライフ~
自らの意思で独身を貫き孤独死した男、独楽場(こまば)利徳(りとく)は、 その生き様を気に入った異世界の神「独神(ヒトリガミ)」によって、彼の管理する異世界へ転生することとなった。 数々のチート能力を持ったイケメン貴族ジルク=ルーレンとして生まれ変わった彼は、 冷蔵庫を始め現代日本の便利道具を異世界の技術で再現し、魔道具師としての名声を欲しいままにするのだが――? 目指せ、優雅な独身生活! 錬金王が贈る新感覚(?)スローライフ・ファンタジー開幕! -
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
アルス・ローベントは転生者だ。 卓越した身体能力も、圧倒的な魔法の力も持たないアルスだが、 「鑑定」という、人の能力を測るスキルを持っていた! ゆくゆくはローベント家の長男として家を継がねばならないアルスは、 鑑定スキルを使い、有能な人物を出自に関わらず取りたてていく。 「類い稀なる才能を感じたので、私の家臣になってほしい」 アルスが取りたてた有能な人材が活躍し、領地の発展という大志は燃え上がる――! -
水面の弔花
イングランド北東部、ノーサンバーランド州。ある夏の夜、楽しい外出から帰宅したジュリーが見つけたのは、死体となった息子ルークだった。絞殺された彼の亡骸は浴槽の中に沈められ、水面には野の花々が浮かべられていた。友人を水難事故で喪って心を病み、数週間前に退院したばかりの少年がなぜ? 頑固で偏屈だが有能な地元署の名物警部ヴェラ・スタンホープが捜査を進めるうち、海辺で新たな他殺死体が発見される――大人気ドラマ「ヴェラ~信念の女警部~」原作にして、著者クリーヴスの名を一躍高めた傑作ミステリ・シリーズ、ついに邦訳。/解説=三橋曉 -
最速で億を稼ぐ! 不動産投資[成功の原理原則]
~家賃収入5億円を超えるギガ大家への 最短最速王道ステップ~ サラリーマンの仕事を何年頑張っても、 所詮、億万長者なんて無理、無理!! *************************** 「ギガ大家への王道メソッド」 *************************** 6年で家賃年収6億円を実現した 噂の辣腕投資家の全貌、遂にそのベールを脱ぐ! ★成功を手にする人が実践する原理原則 ◎そんな物件を買っていたら儲かるはずがない! ◎「あの人だからできた」と考える人に成功の道は拓けない ◎原理原則1[金融機関を味方につける] ◎原理原則2[圧倒的に安く買う] ◎原理原則3[キャッシュフローを増やす] ◎「売却」でスピーディに資産を拡大するコツ -
あなたの知らない「世界の新常識」(インターナショナル新書)
「力こそ正義」の国際秩序、激化する気候変動、人間を疎外する科学技術。予測不能な時代を生き抜くため、私たちは従来の常識を捨て、現代に通用する「新常識」を手に入れる必要がある。思想界の奇才ジジェク、ノーベル経済学賞のスティグリッツをはじめ、「白人人口の縮小」を分析した人口学者カウフマン、「西洋人だけがもつ奇妙な心理」に着目した人類学者ヘンリックなど、巨視的な研究を続ける学者8人のインタビューを通し、現代社会システムの本質に迫り、未来への道を探る。
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