岡野原大輔の作品一覧
「岡野原大輔」の「ヒトとAI」「ディープラーニングを支える技術——「正解」を導くメカニズム[技術基礎]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
AIについて語るとき、話は二つに分かれがちです。「仕事も暮らしも楽になる」という期待と、「人間の仕事が奪われる」という不安です。しかし本書が投げかけるのは、もう一段深い問いです。AIが何をできるかではなく、AIが出した答えを使った結果を、最後に誰が引き受けるのか。本書はこの問いを軸に、機械学習の仕組みから、人間の感情や自由、仕事、教育、研究、経済までを一本の線でつないでいきます。
中心にある考えは明快です。AIに判断を任せることはできても、責任まで消してしまうことはできない、ということです。たとえば、カーナビが道を示しても、それを選んで走るのは運転者で、そこで起きたことも運転者の現実になりま
Posted by ブクログ
AIの進歩を「後戻りのできない変化」と捉え、これまでの判断・意思決定・責任などに関する捉え方が揺らぎ始めていると説いています。
例えば、「第Ⅲ部 ポストAIの社会――制度・経済・責任」の「第15章 責任は誰のものか」において、Aiが関与するシステムでは「設計責任」「運用責任」「介入責任」の複数の層に責任が分配されると説明しており、まさに企業においてAIを導入し活用していく際の課題が具体的に指摘されていると思いました。
また、「第17章 ポストAI時代の業務(1)――指揮と統合」では「指揮」「統合」が、「第18章 ポストAI時代の業務(2)――監査・変更・停止」では「監査」「変更」「停止
Posted by ブクログ
Preferred Networks、Matlantis CEOの岡野原大輔さんが、これからのヒトとAIの関係性について語る本。
本書で一貫するのは、AIには当事者性がなく、判断を委ねることはできても責任を委ねることはできない、という立場である。ただ、「主体」「有限性」「自分のものとして引き受ける」とは一体何なのか。身体を持つロボットが体感的に世界を学習したら主体になれるのか。読みながらいろんな疑問が浮かんだ。
特に面白かったのは、引き返せない時間の中で無数の選択肢から一つを選び続け、その履歴によって人間がそれぞれ違う「尖り方」をしていくことが、社会全体の安定性につながるという話。人間の集
Posted by ブクログ
整理された議論が展開され、とても読みやすい一冊でした。夏休みに読む本としてお勧めしたいです。
AIについてある程度ご存じの方は「第Ⅲ部 ポストAIの社会」から読まれてもよいでしょうが、そうでない私は「第Ⅰ部 ヒト以外の知能」「第Ⅱ部 ヒトの知能」も興味深く読みました。むしろこれらがあったからこそ、本書を最後まで読み進められたと思います。
「第Ⅲ部 ポストAIの社会」では、「第15章 責任は誰のものか」「第18章 ポストAI時代の業務(2)ー監査・変更・停止」が、責任の設計という避けられない課題を強く意識させてくれました。一方、「第17章 ポストAI時代の業務(1)ー指揮と統合」は、ものづく