古賀及子の作品一覧 「古賀及子」の「巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある」「好きな食べ物がみつからない」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている 3.8 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,870円 (税込) 人気の日記エッセイ作家が明かす、みんなに読まれる日記の秘密。これからの日記作家を目指す人に捧ぐメタ日記エッセイ。 「文学フリマ」が毎回入場者数を更新し、日記本がブームになり、自分でも日記を書きたい・noteで公開したい・ZINEにまとめたい……という人が増えているなか、日記エッセイストの第一人者が、日記を書く際の独自の経験知と秘密を大公開。その実践例としての日記もあわせて収録。日記を読みたい人にも、書きたい人にも、いますぐ役立つアイデアと実例が満載の、これからの日記作家に捧ぐメタ日記エッセイ。 「これから私は日記について書きます。これまであちこちに書いたり、お話ししたりしてきた、日記について私なりに思うことを、ほんの少しですが、ここにまとめます。/日記は人それぞれに方法があって、方針があって、ロマンがあるものです。ここに書いたことは、すべて、単なる私の考えでありやり方ですから、どうかその点ご了承ください。てんで勝手に書けるのが、日記のよさのひとつです。」(本文より) 【目次】 1 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている おばけは怖いけど、私はこれから、日記について書きます/文ではなく、日記を書こうと決めた/かけがえなさというのは、思いがけなさのなかにあるんじゃないか/前日の景色を観察するためのメモ/日記は、書くだけ、あとは何もいらない/日記と秘密/毎日の日記、よりぬく日記、編集する日記/日記で世界を作る/生きた昨日を、ただ思い出す 2 私が愛するあなたの凡庸のすべて 私が愛するあなたの凡庸のすべて/互いにとっての静けさとなれ/明日が誕生日でないのが信じられない/あずかり知らぬ無限/見るべきは屋根/コツは地上に出ないこと/元気な体の私の隠喩/押すと実現するボタン/人間の味方/欲しいものは無い、有るものが欲しい 3 じゃがりこを買う人だけが私にとってかわいい、なんだこの感情は 餅をみちぎる威力を応用し/まだ出す力を持っている/なんだかいつも、これ以上着るものがないし脱ぐものもない気持ちだ/服の似合わなさの絶望をすくう/50メートルって「走」じゃないか/世界が変わる、ここが地点だ/うどんにおなり/地金は売らずにまた会おう/遠くの楽しさはいつもすこし悲しい/てっきりそれが終わりの合図だと/時間の種類の豊富さを味わう/じゃがりこを買う人だけが私にとってかわいい、なんだこの感情は 点と点が線でつながっただけで脱出──あとがきにかえて 試し読み フォロー よくわからないまま輝き続ける世界と~気がつくための日記集 3.8 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,870円 (税込) 岸政彦さん・花田菜々子さん推薦! ZINE発!日記文学の新星が綴る小さな試み“やってみた” いつもの日常に小さな試みを取り入れてみたら――? *** 2024年の6月から10月のあいだ、週に3日から4日、“暇をふせぐ”ための簡単なトピックを生活に組み入れてみることにした。その日々の日記をまとめたのがこの本だ。 ポリシーを破ってめぐりめぐって日記を書くために何かし続けた。そこには非日常ではない、日常がかすかにふるえるような手応えがあった。 *** 23年ごしでハーゲンダッツのクリスピーサンドを食べる / 喫茶店で回数券を買う / 朝のラジオを外で聴く / かつてのバイト先に行く / 小学生の頃に読んでいた少女漫画雑誌を買う / 資格を取ろうと思い立つ / 駅にあるワーキングブースを使う 等々…! やったことないけど、ちょっと気になる…日常にあふれている小さな試み。 よくわからないまま輝き続ける世界に飛び込んで、得た気づきを集めた日記本です。 ■目次 はじめに 1章 身近な未体験にふれる 2章 過去を振り返って思い出すように気づく 3章 アナログの質感に気づく 4章 あたらしい暮らしに気づく 5章 自分がやってこなかったことをやる 6章 家事に気づく 7章 身近な未体験にふれる おかわり おわりに 試し読み フォロー 値引きあり 巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある 3.7 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,003円 (税込) ノスタルジーと、可笑しみと。 池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。 自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。 気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。 『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。 幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢! 【目次より】 下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす 日本橋、来年も買ってやるからな 元加治、真昼の暴走族 所沢店、売れ!私たちの福袋 田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た 諏訪、祖父と間欠泉 田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む 恐山、会えないイタコと工藤パン 小岩、知らない街が、どんどん私の街になる 盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム 曙橋、看護師の格好で登った木をさがす 大森、もう会うこともないだろうけどさ 他 試し読み フォロー 好きな食べ物がみつからない 4.2 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,760円 (税込) “やっぱりみつけたい。「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。”「好きな食べ物」ほんとうにそれでいいですか? 自分のことは、いちばん自分が、わからない。「好き」をさぐるさまざまな脳内の逡巡を、つぶさに描いた自分観察冒険エッセイ。著者の「好きな食べ物」は何になったのか? そしてあなたの好きな食べ物は、何ですか? 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 古賀及子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 好きな食べ物がみつからない エッセイ・紀行 / エッセイ 4.2 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ まるで自分のことのよう。書いてあること全て「わかる!」と思ってしまった。ユーモアがあってとっても読みやすい。久しぶりに本を読みながら声を出して笑った。 0 2025年12月02日 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている エッセイ・紀行 / エッセイ 3.8 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 私には悲しいほど文才がない。古賀及子さんの文章に触れるたび「くっ…」と悔しさが込み上げる。 言葉ってこんなにも自由なんだ、と見せつけられるようで、勝手にダメージを受けている。 古賀さんの日記は、笑顔の素敵な人と向き合っているみたいだ。 花が咲いたような笑顔で周りを明るくし、まっすぐ素直で、気がつくとこちらもその光の中に立っている。 その場所から、なんてことはない自分の毎日を見つめると、不思議と少し輝いて見えるのだ。 0 2025年11月18日 好きな食べ物がみつからない エッセイ・紀行 / エッセイ 4.2 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 好きな食べ物はなんですか?の問いの答えを真剣にさがす筆者。その答えは確かに、その人のパーソナリティがでる。 自分は人からどう見られたいのか。 そして最後に書いてあった、 これだと決めることが大事だと。そうすることで 世界が広がったり、パーソナリティを確立することができる。勉強になった 0 2025年09月18日 好きな食べ物がみつからない エッセイ・紀行 / エッセイ 4.2 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 大きな出来事は何もない、ただただ好きな食べ物を考えるというごく近い範囲を見まわしているだけの内容ながら、それぞれの食品に愛をもって、真面目に向き合っている姿にくすりとさせられた。側からみて特別なことは何もない日常にも、これだけ楽しんで過ごすことはできるのかもしれないと明るい気持ちになれる作品だった。 0 2025年09月13日 よくわからないまま輝き続ける世界と~気がつくための日記集 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.8 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ ちょっとしたことに目を向けると、毎日がこんなにも鮮やかで彩りのある1日になるのか。 『気がつくための日記集』というテーマと、表紙に惹かれて買ったが正解だった。 1冊終わるのがこんなに寂しいとは。 0 2025年08月13日