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“やっぱりみつけたい。「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。”「好きな食べ物」ほんとうにそれでいいですか? 自分のことは、いちばん自分が、わからない。「好き」をさぐるさまざまな脳内の逡巡を、つぶさに描いた自分観察冒険エッセイ。著者の「好きな食べ物」は何になったのか? そしてあなたの好きな食べ物は、何ですか?
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Posted by ブクログ
ずっと気になってた古賀及子さんの本。 タイトルから、共感しかなかったけど、開いてみて最初のページから笑が溢れてにやにや。 「つまりこれはいかんともしがたく愛の話なんだろう。」 読み終わってまず、こんなにも自分と照らし合わせてどんどん思い出が込み上がってかたり、あぁわかる…と一人で声を漏らしたり、...続きを読む思わず吹き出しそうになるのをひとり喫茶店で押し込めたりする、エンターテイメントな一冊があるだろうか。まだ7月だけど今年一楽しく読んだ一冊かも知れない。 毎回読みながら気になったフレーズや共感した表現をメモするけど、こんなにメモが大量になったことはない。 読みながら私も、私の好きな食べ物を思い浮かべた。 からあげ、餃子、あんまん、ホットック、ティラミス、チョコレートケーキ…それぞれエピソードと一緒に語れる… 古賀さんが好きな食べ物を追求する姿を眺めながら、食べたいものを食べながら、自分の好きな食べ物をぐるぐる考える時間。あー楽しかった。 「毎日食べたいものと、好きな食べ物との違い。死ぬ前に食べたいものすら好きな食べ物とは違う。 好きな食べ物と、実際に食べ物を食べることのあいだには、なんだか妙な溝がある。 もしかして私、恋愛と結婚の話してますかね?」 「「好きな食べ物」は、自分に言い聞かせることで自分の人生を豊かにもするものであり、大勢の人の前で発表したり、ごく個人的なコミュニケーションをするためにも機能する「ことば」だ。 自分にかける、これは魔法だ。自分がどうありたいか、それが問いの本質なんだ。」 「好きな食べ物として選ぶのに適した選びとったらしい狭さとおおらかな広さがある」 好きな食べ物の回答として悩むのは、そのバランスが取れてないように感じるものが多いからなのかも知れない。古賀さんの、16の食べ物を好きと言った時の自分に対する感想が素直すぎて、共感しすぎて、目から鱗。 萌音ちゃんの解説も、とっても面白かった。 「古賀及子さんの文章に私が感じるのは、母のような安心感と、親友のような愉快さと、恋人のような刺激である。」 本書で私もすっかり古賀さんのファンになった。
食べ物にあまり興味関心がない自分が読んでいても面白かったです!! 好きな食べ物探しの旅たのしかったなあ そして私のほんとうに好きな食べ物も発見できました!!
人生の本棚に入ってしまあた〜! この本を手に取ったのは、まさにちょうど今、「私の本当に好きな食べ物ってなんなんだろう」「食べ物の総当たり戦でもやってみようかな」と考えていた時、本屋で出会ったからである!!! ドンピシャ、運命的な出会い、それも、表紙めくると「いつだって私たちは言い切れなさのなかにいる...続きを読む」という、ただの食のエッセイじゃないぞ感漂う言葉が、わくわくをもっと大きくした。 そしてその期待を裏切らず遥かに超える自己観察、こだわり、言語表現力…!!!解説にもあったように、古賀さんは各方面に尊敬の気持ちを持ちながら、自分の言葉や心の向き方に正直に、最後まで考え抜いた人であり、それが真似できないしかっこいい。ぜひ一生手元に置いておきたいし、また読みたいし、他のエッセイも絶対に読みたい。 あと途中で出てきた食のプロフィールよかった!やりたい!友達に書いてもらいたい!
とても面白かったです。古賀さんの共感する微妙なニュアンスの違いの表現や自分を見つめ直し、好きな食べ物に対して真摯に向き合っているところがすごいと思いました。好きな食べ物=その人雰囲気を表していてその好きなものが好きな私を好きでいれるかどうかが大事だということに感嘆しました。
エッセイを読んで声を出して笑ったのは初めてです。本当におもしろかった。古賀さんの他の作品も読んでいきたいです。解説の上白石萌音さんでも笑いました。
表紙に一目惚れして読んでみた。 エッセイが好きだから好みでした。 最初は好きな食べ物なんてその都度変わってもいいんじゃないかと思ってたけど、なんだかアイデンティティを確立する大切なピースのような気がしてきた。 私の好きな食べ物ってなんだろう、、、 茶碗蒸し、、、かな。
好きなエッセイを書く文筆家と出会ってしまった、 そう思った本です。 好きな食べ物はなんですか? そう聞かれて、 いつもりんごです、グラタンですと答えていました。 でも本当にそうなのか、私が好きな食べ物はもしかするともっと他にあるのでは?とふと思いながら読み進めました。 あまりにも真剣に考えてい...続きを読むるので、 こちらも真剣に耳を澄ませて読み進め、 しかしながらその真剣さについ笑ってしまうような そんな本です。 推しである萌音ちゃんのコメントを読んで尚更 私が古賀さんに魅力を感じたことが言語化されました。(ぜひ、解説も読んでいただきたいです。) 古賀さんの他の作品も読ませていただきたい、 その言語化力、表現力、視点の見方を覗き見させて欲しい、そう思いました
「好きな食べ物」を考えて奔走する古賀さんの姿が面白く、最終的に何にたどり着くのか気になって一気読み。 食べることは好きだけど、“人に伝える好きな食べ物”にどう見られたいかという気持ちがあるとは、考えたことがなかった。 「自分がどうありたいか、それが問いの本質」という言葉が、なんだか哲学的だなと感じ...続きを読むた。 私も改めて「好きな食べ物」を考えてみたが、まだ人に発表する機会は訪れていない。
「あなたの好きな食べ物はなんですか?」 人に聞かれたときに答える自分のベストな「好きな食べ物」はなんだろう。 答えを見つけたいと思った著者が、様々な角度から「好きな食べ物」について真剣に考えていくエッセイ。 著者の古賀さんが「好きな食べ物」についてあらゆる視点から1つ1つ真剣に検討していく様子に、...続きを読む最初はそこまでして1つに決めなくても、と疑問を感じた。 けれども読み終えてみると、これは単に質問に答えることによる自己紹介、という話ではなくて、自分自身の行動や他者とのコミュニケーションを広げるための準備であり、決意であるのだと思えた。 そして最初に感じた疑問について改めて考えてみると、自分は「好きな食べ物はなんですか?」と聞かれた場合、その時の状況や相手によって答えは変わると思っていることに気づいた。だからこそ、質問に対する答えは1つでなくて良いのではないかと。 大人数いて目立ちたくないときや慣れない関係性であれば王道のものを言うだろうし、場を和ませたいときや相手と関係性を築いていきたいと思えば、話を広げられるこだわりのあるものや変わったものを挙げると思う。 自分がリラックスしているときや気心知れた相手なら、背伸びせず子どもっぽいものを挙げるかもしれない。 夏に聞かれたときと冬に聞かれたとき。 季節によって変わる可能性だってある…。 こんな風に考えてみると、自分でも思った以上に「好きな食べ物」について考えられるんだ、と驚きがあった。 「好きな食べ物」というテーマが奥深いものであり、自分自身を知ることや他者とのコミュニケーションにも大きく関係する話であるということを実感する。 また、著者の古賀さんが触れているような、自分の好きな食べ物を宣言していることで周りの人たちから情報やお土産が集まってくるという話は自分にもあるなと思った。 自分の好きなもののことを覚えていてアクションを起こしてくれる人がいる。 改めて、そんな人たちが周りにいることの温かさとありがたさも感じた。 自分も改めて「好きな食べ物は?」という問いに対する答えについて考え、周りの人たちの好きな食べ物についても興味を持って聞いていきたいと思った。
最近は生活が変わり、本を読む時間が取れなくなりつつある。3月に旅行先で行ってみたいと思っていたお店で手に入れたこちら。 読みたかった作品×行ってみたかった書店=ちょっと思い出深い作品 となった。 テーマはありそうでなかった、とてもシンプル「好きな食べ物」 簡単、シンプル、定番ゆえの難しさがある。 こ...続きを読むの作品を読んで、自分を表す好きな食べ物を見つけるべきかもしれないし、それと同時にみつけない、探さないという選択もありだなあと思ったり。 ちなみにいつも私が答えているのは「和菓子屋さんのわらびもち」である。 またいつか、ゆっくりと考えることとしよう。 解説でもあるように、こんな簡単、シンプルなテーマなのに、まるで論文であるかのように、仮説、実証、考察が続いている。好きな食べ物は相手との、自分との、食べ物との対話なのだ。 初めて古賀さんの作品を手に取ったが、すっかり虜だ。新作が出たら、きっとまた手に取るだろうと思う。
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好きな食べ物がみつからない
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古賀及子
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