あらすじ
“やっぱりみつけたい。「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。”「好きな食べ物」ほんとうにそれでいいですか? 自分のことは、いちばん自分が、わからない。「好き」をさぐるさまざまな脳内の逡巡を、つぶさに描いた自分観察冒険エッセイ。著者の「好きな食べ物」は何になったのか? そしてあなたの好きな食べ物は、何ですか?
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Posted by ブクログ
表紙に一目惚れして読んでみた。
エッセイが好きだから好みでした。
最初は好きな食べ物なんてその都度変わってもいいんじゃないかと思ってたけど、なんだかアイデンティティを確立する大切なピースのような気がしてきた。
私の好きな食べ物ってなんだろう、、、
茶碗蒸し、、、かな。
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好きなエッセイを書く文筆家と出会ってしまった、
そう思った本です。
好きな食べ物はなんですか?
そう聞かれて、
いつもりんごです、グラタンですと答えていました。
でも本当にそうなのか、私が好きな食べ物はもしかするともっと他にあるのでは?とふと思いながら読み進めました。
あまりにも真剣に考えているので、
こちらも真剣に耳を澄ませて読み進め、
しかしながらその真剣さについ笑ってしまうような
そんな本です。
推しである萌音ちゃんのコメントを読んで尚更
私が古賀さんに魅力を感じたことが言語化されました。(ぜひ、解説も読んでいただきたいです。)
古賀さんの他の作品も読ませていただきたい、
その言語化力、表現力、視点の見方を覗き見させて欲しい、そう思いました
Posted by ブクログ
「好きな食べ物」を考えて奔走する古賀さんの姿が面白く、最終的に何にたどり着くのか気になって一気読み。
食べることは好きだけど、“人に伝える好きな食べ物”にどう見られたいかという気持ちがあるとは、考えたことがなかった。
「自分がどうありたいか、それが問いの本質」という言葉が、なんだか哲学的だなと感じた。
私も改めて「好きな食べ物」を考えてみたが、まだ人に発表する機会は訪れていない。
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まるで自分のことのよう。書いてあること全て「わかる!」と思ってしまった。ユーモアがあってとっても読みやすい。久しぶりに本を読みながら声を出して笑った。
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好きな食べ物はなんですか?の問いの答えを真剣にさがす筆者。その答えは確かに、その人のパーソナリティがでる。
自分は人からどう見られたいのか。
そして最後に書いてあった、
これだと決めることが大事だと。そうすることで
世界が広がったり、パーソナリティを確立することができる。勉強になった
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大きな出来事は何もない、ただただ好きな食べ物を考えるというごく近い範囲を見まわしているだけの内容ながら、それぞれの食品に愛をもって、真面目に向き合っている姿にくすりとさせられた。側からみて特別なことは何もない日常にも、これだけ楽しんで過ごすことはできるのかもしれないと明るい気持ちになれる作品だった。
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共感ばかり。
何でも好きだし選べない、ってのがよくあったので読みました。
この題材のみでこんなにも深ぼれるのが面白い。突き進んでは戻って、という苦闘がコメディさもある文章の中で繰り広げられてどんどん読み進めてしまう。
こんな教訓まで導き出せちゃう。
ポムポムプリンの好きな食べ物ですら知っておくとこうして後に効いてくるのだから、学校の勉強くらいになるとそんなものもう絶対にしておいた方がいいということが分かる。
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自分の好きな食べ物は何か?というシンプルな問いに徹底的に向き合っていく様子を記録したエッセイ。
古賀さんのエッセイ、初めて読みましたがとても良かった。共感を呼ぶ文体で、まるで自分のことみたいにスルスル頭に入っていきます。
好きな食べ物を様々な角度から考え、それと同時に自分を見つめ直す、誰にでもできるけどここまでしっかりやることは難しい。
最後にどんな答えに辿り着くかも楽しみながら読み進め、読み終えた後、上白石萌音さんの解説があるのですが、これがまたいい。憎い演出なので、読むなら是非最後の最後まで読んで頂きたい。
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「好きな食べ物はなにか」というシンプルな問いに対して古賀さんの思考を沿うように、その「好きな食べ物」を探す旅を一緒にしているような、とてもの楽しい一冊だった。自分もこの旅をしてみたい。
Posted by ブクログ
冒頭から面白すぎて最高の一冊。
好きな食べ物についてここまで深く真剣に向き合っていく古賀さん面白すぎる。
しかも単に食の好みを自身に問うているのではなくそこから垣間見える自分の本質や他者からの評価まで意識しているとは……。
あれ、そんなに深淵を覗くような行為だったっけ好きな食べ物を発表するって(白目)。
解説で上白石さんも言うようにこれはもう論文、論文と名乗っていいレベルの考察だと思う。
いや、違うけど対象に臨む姿勢は論文と同じ物を感じた。
まだ5月入りたてだけど今月のマイベストはこれで決まりそうな気がするー。
ちなみに古賀さんと一緒に自分も好きな食べ物検討していたからすんなり発表できる。
私の好きな食べ物はからあげとチョコレートです!
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わかる!!食べ物に限らず明確にこれが好きって断言できる人ってあんまりいないのでは。
おにぎり好きなわたしは「確かに具聞かれると迷うな」「なんか幅広くない?(ぶっちゃけおにぎりってなんでもありなので)」って思ってたから改めて考えてみたけど、好きな食べ物候補がたくさん出てきてびっくり笑
ひとつに絞れるようにわたしも旅に出ます笑
Posted by ブクログ
子供の頃は好きな食べ物は即答出来ていたけど
それは自分というのはこういう人です!という自己紹介のようなものでもあった気がする。
そもそも好きな理由って、好きだから。でいいのになぜ好きなのかも説明出来ている時点そういう事だったのか。
大人になって好きな食べ物はなんですか?と改めて聞かれると確かに見つからない。多くの美味しいものも食べた経験と、上記の理由もあいまってますますわからなくなる…
著者はその「自分の好きな食べ物=私はこういう人間です!」に値する食べ物を探していく…もはや寿司!なんてものは種類が多すぎるしという意見も、そもそも固有名詞でなくてもポムポムプリンのように「ふにゃふにゃしたもの」それでもいいのかと面白おかしく追求していく。
さて、私は好きな食べ物はなんだと聞かれたら
子供の頃は「茄子」でした。小3までは嫌いだったのが小4で初めて茄子の漬物を茄子と知らずに食べてから美味しさの雷が落ち嫌いを克服した事も点数が高く、煮ても焼いても生でも漬けても美味しいたべものはこの世で茄子しかない。こんなオールラウンダーな素晴らしい食べ物こそ私の好きな食べ物です!と豪語していた。
いま、大人になってからは好きな食べ物…見つからないというより決められない…なぜならその時の気分によって好きなものが変わってしまうから一言には表せない。
オムライスも好きだけど、チーズケーキもバスクチーズケーキを探し歩いた日もあったし、毎食サンドイッチの時期もあり
最近は今更、シナモンロールの甘さ控えめバージョンが好きでパンなのに焼き菓子のような佇まい、シナモンという大人だからこそわかるスパイスの良さをうまく練り混んだあの渦巻きの形…
今の所はシナモンロールということにしておこう。
ちなみに半年前はキャロットケーキをひたすらご褒美の位置付けとしていた。
あなたの好きな食べ物はなんですか?
本書にある好きな食べ物自己紹介カードもいつかやってみたい。
なかなか目の付け所がよい質問ばかりで
平成女子だったプロフィール帳を彷彿とさせる懐かしい記憶もセットに蘇る。
Posted by ブクログ
好きな食べ物について、こんなに長い時間をかけて考えたことがなかった。
初めて読む作家さんの本で、なんだかずっとわくわくしてる気持ちで読んでた。
私の好きな食べ物、何個も思い当たっていてどれかなぁと悩む
(表紙のイラストがかわいい⭐︎)
Posted by ブクログ
今の世の中は、美味しいもので溢れかえっているため、1つだけ「この食べ物が好きです!」と声高らかに言えるものが自分もないことに気付かされた。
その時の気分によって、数多の好きな食べ物から都度都度ピックアップして伝えていた気がする。
好きな食べ物をはっきりと紹介できることによって、自分がどう見られたいか、自分というキャラの確立。
そして周りに好きな食べ物を認知してもらえることによって、その食べ物に関する情報が集まってくるというメリット。
好きな食べ物とは、真剣に考え、答えるべき「問い」であることに気付かされた。
作者の好きな食べ物を見つけるまでの道のりが描かれている本書は、誰もが過ごしている日常の様子でありながら、作者の視点や言葉のチョイス故に、面白くも険しい道のりであることが伺えるのが楽しかった。
Posted by ブクログ
上白石萌音さんの解説にあるようにこれは食べ物に関する"論文"のようでした。好きの追求は終わりがないですね〜!直感で決める私にはない思考で面白かったな。読み終えて、古賀さんのアカウントを確認してみる。今は何が好きなんだろう?
Posted by ブクログ
好きな食べ物が自分もわからないので読みました。
古賀さんが自分の好きな食べ物を探し、決定するまでの過程が丁寧にまとまっております。終盤の伏線回収(?)がアツかったです。
未就学児〜社会人の誰しもが必ずやったことがあるはずのコミュニケーション、"好きな食べ物なんですか? 好きな芸能人誰ですか?"等に遭遇した時、毎回懲りずにウワ〜回答をなにか用意しておけばよかった〜! と思っているので大変参考になりました。面白かったです。
Posted by ブクログ
好きな食べ物、難しい。
インドカレー、やきいも、納豆、かぼちゃ、お寿司…
その日の気分とか体調によっても変わるかな。
好きな食べ物と毎日食べたいもの、最後の1日に食べたいものって確かに違うかも。
Posted by ブクログ
『ダ・ヴィンチ』2025年3月号のプラチナ本。
エッセイは普段あまり手に取らないけど、なんとなく気になり古賀及子作品を初読み。
「あなたの好きな食べ物はなんですか?」
この質問にベストな「好きな食べ物」がみつからないまま45年間生きてきた著者が、答えを見つけるための4か月の記録。
サンリオキャラクターの公式プロフィールに載っている好きな食べ物の考察から始まり、はじめて好きな食べ物の質問に答えた小5の思い出、その他、様々な好きな食べ物候補とストイックに向き合った結果、導かれた答えとは…
これはエッセイという形式を取った「好きな食べ物」についての論文と言っても過言ではない。それくらいテーマへの熱量と真摯さ、そして愛が感じられた。笑
ちなみに私は『カレー』です。
Posted by ブクログ
熱量がすごい。「好きな食べ物」に前のめり。
好きな食べ物はなんですか?ってそんなに大変な質問だったのか。皆なんとなくで答えてるわけじゃないのか。明確に、今日からこれが好きな食べ物ですという覚悟を持っているのか。私は食べ物への興味が希薄だから、ちょっと圧倒される食べ物エッセイだった。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んだ。
著者が『好きな食べ物は何ですか?』と聞かれた時に、自分は何が好きなのか真剣に考える話。
自分の好きな食べ物といつも食べている食べ物は違うし、最後に食べたいものが自分の好きなものとは限らない。
『好きな食べ物何ですか?』って簡単な質問だと思ってたけど、意外に奥が深いし、著者の考えがすごく面白かった。
私の好きな食べ物は蟹と麺類です。
Posted by ブクログ
「好きな食べ物はなんですか?」に対する最適解を考察していく。ある程度の食べものを食してきて、コミュニケーションスキルの1つとして、いい大人になった今ならではの…ベストな好きな食べ物があるはず!様々な選択肢から論理立てて答えを探し求める様子が収められていました。1位から3位の表彰台に台乗りしたり降りたり、入れ代わり立ち代わり並んでいた食べ物イラストも可愛らしかった。
『憧れる、尊敬する、共感する、興奮する、安心する、好きな気持ちには様々にポジティブな感情が同居する。対象によって心の動きはずいぶん違う。…好きな食べ物たちはそれぞれの感情を連れてくる。それで私は、ずっとくるくる翻弄させられるのだ。-STEP9私は好きな食べ物とマッチングしたい-』
いたってシンプルな問いに、子供のように嬉々として答えられなくなったかもしれない。エピソードトーク込みで場をつなげるとか、今度一緒に食べに行けるものがいいかしらとか、聞かれたから単純に答えるだけでは済ませられなくなった。著者が「本当に好きな食べ物はこれでいいのか」という自問自答は、私にも心当たりがあってとても共感した。それから未だにベスト・オブ趣味が見つからないので、こんな感じで一緒に考えたい(;O;)
2025.5
Posted by ブクログ
好きな食べ物を見つけるために奮闘する著者の姿がとても可愛らしく、その熱量を文章から感じ取れてこちらまで気持ちが高まりました。
私も好きな食べ物は?と聞かれると一つに絞るのがなかなか難しいと感じていたので、人生で一度は真剣に探してみたいなと思いました。
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「好きな食べ物は何ですか?」
この問いに、うまく答えられないあなたへ。
“やっぱりみつけたい。
「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。”
自分のことは、いちばん自分が、わからない。
どうでもいいけどけっこう切実。
放っておくと一生迷う「問い」に挑んだ120日を
濃厚かつ軽快に描いた自分観察冒険エッセイ。
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エッセイでも、小説でも、自己啓発でもない、
不思議なジャンルの1冊。
タイトルは比喩ではなく、
本当に「好きな食べ物をみつける」までの
自分の観察と葛藤を繰り返す日々の記録。
確かに「好きな食べ物」は単純な話ではなく
人となりやインパクトや思い出やセンスや色々な要素を含んでいて
高度な問題。
でもただ純粋の好きなものを言いたい気持ちもある。
じゃあ純粋に好きなものって?
思わず自分の好きな食べ物はなんだろう、と考えてしまった。
新感覚な1冊。面白い。
Posted by ブクログ
おススメの本を聞かれるのも困るけど、
好きな食べ物を聞かれるのもなかなかに困る。
ほんのれんラジオで激推しされていた
古賀及子さんのこちら。
ポップでキュートな装丁とは裏腹に、
著者の4ヶ月にもわたる「好きな食べ物を探す旅」は、驚くべき行動力と妥協を許さないストイックさを携えて、あらゆる事象に通じそうな懐深く、骨太な内容になっている…ような気がする。
正直ほんのれんラジオでほとんど内容を知ってしまっていたので、古賀さんの美麗でエモーショナルな文章を堪能(…と言ってもこの部分でさえウメコさんの朗読でだいたい知っていたんだが)することが目的っぽい読書ではあったが、
「好きな食べ物」が、アイデンティティになり、また、外部への意志表明になり得る…いや、食べ物に限らず何かを好きだと公表することは、そういう意味になるんだな、と読みながらちょっと途方に暮れそうになった。
何かを好きだと表現するその熱量も、時、人、場合によってさまざまだ。
思いがけずこちらの熱以上に、外部にいるオーディエンスに伝わり、調子を合わせるためにその「好き」に対して無理してしまうようなことも、実は私にはあったりする。
「○○好きのわたし」を、演じるとまでは言わないけど、不用意に好きを公言すると、そんな他人からのキャラ付けを甘んじて受けるということもあるんだろう。
いずれにせよ古賀さんは、あらゆる角度から自分の好きな食べ物、「私が好きな食べ物はこれです」、と胸を張って表明できるものを、それはもうストイックに探求する。
自分自身が、というのは勿論、他人から見てそれを表明した時どう映るのか、また、他人に表明することによる自分の気持ちはどうか。
自分の目線から思いつく限りの方位で、食べ物の海原からただひとつの、表明できる「私の好きな食べ物」を見つける旅。これはもう自分探しではないか。
実際に読んでみて、自分の場合を考えてみたけど、ここまでの行動力もストイックさも、それを見つけるモチベーションも見当たらないので、とりあえず今思いつく私の好きな食べ物は、
…うーん、決められないよう。
Posted by ブクログ
確かに好きな食べ物って、いっぱいあっても聞かれてもすぐに言えないし、読んでいて共感するところが沢山あったしサンリオのキャラクターまで分析していたりと面白かったです。全体的に愉快なエッセイなので、まったり読むのに良い本でした。
Posted by ブクログ
食べ物に限らず、好きなものを聞かれて自信を持って一択で答えられることってないかも。好きなもの探しの考え方が面白かった。途中にこんぶ飴が入ってるのが絶妙。イラストも可愛かった。