作品一覧

  • 声を聞かせて(1)精霊使いサリの消失
    完結
    4.0
    全4巻440~990円 (税込)
    精霊の声を聞く力を持っていたために生まれ故郷で迫害を受けて育ったサリは、現在ランカトル王国の公安局に所属する優秀な公安精霊使いとして、傲慢な公安魔法使いラルフをパートナーに王都ザイルを守護している。人はおろか精霊使いからも異端扱いされることは多いが、サリは自分の力が受け入れられる場所を離れるつもりはなかった。ところが、王弟デューカの“鑑賞会”に魔物の子として連れてこられた少女をかばおうとした際、サリとラルフの力が入れ替わってしまい……? ヒロイニックFT開幕!!
  • こちら歌舞伎町、ほしぞら保育園
    4.0
    1巻704円 (税込)
    初めて塾をさぼった女子高生の美琴。 ネオン輝く歌舞伎町で出会ったのは、「寂しい夜を過ごすベイビーたちを、俺が放っとけるわけねーだろ?」 言動に癖がありすぎるホスト・龍太郎だった! 調理師の光と夜間保育園「ほしぞら保育園」を運営しているらしい。 一夜限りの“預かり児童”になった美琴を出迎えたのは、子育てと仕事との両立、将来の夢のため……様々な事情で預けられる子ども(時々大人、動物も!)たち。 夜空に星を見つけるように、皆が自分の幸せを見つけていく――ほっこりハートフルストーリー。
  • 龍のいとし子
    3.7
    平凡な大学生の柚葉の前に、突然、清冽な美貌の男子高校生が現れる。「貴女を、守りに来ました」そう言って異形に襲われた柚葉を助け、二人の逃避行が始まる――美しき人外と少女の禁断の恋愛ファンタジー。
  • ばけもの和紙庵の花嫁さん
    4.6
    1巻671円 (税込)
    心に傷を負い、故郷の函館に戻ってきた桃子のお見合い相手は、烏(からす)の<ばけもの>の青年だった!? お見合いの席に現れた烏、元親に驚きつつも、桃子は互いの見極め期間として「お試し夫婦」になることを提案。結婚に夢は見ない。たとえ相手が烏でも相性がよければいい。烏姿の元親とのお付き合いを開始した桃子だったが、ある日青年姿の元親に遭遇して……!? 和紙屋の店主のばけものの青年との、ほっこり系お見合いラブ
  • 式神仙狐の思い出帖
    3.6
    虚弱体質の療養のため、小学校卒業までを過ごした亡き祖母宅を訪れた嘉月は『思い出帖』という不思議な帖面を持つ三尾の狐のあやかし・仙狐と出会った。 仙狐は記憶を喰うあやかしで、喰われた記憶は忘れられ『思い出帖』に描かれるという。 親友を思い出せないことに気づいた嘉月は記憶を取り返そうとするが、仙狐が喰うのは「どうしても忘れたい」と願われた“辛い記憶”だけ。 嘉月が失った記憶には親友の秘密と仙狐の犠牲が隠されていて……。 懐かしさと切なさが胸を締めつける、あやかし郷愁譚。
  • 英国幻視の少年たち ファンタズニック
    4.3
    日本人の大学生皆川海(カイ)は、イギリスに留学し、ウィッツバリーという街に住む叔母の家に居候している。 死んだ人の霊が見える目を持つカイはそこで妖精に遭遇。 英国特別幻想取締報告局の一員であるランスという青年と知り合う。 大学の構内で頻繁に貧血で倒れているランスをかまううちに、カイは次第に、幻想事件“ファンタズニック”に巻き込まれていく──。 英国の雰囲気豊かに描かれる学園ファンタジー第1巻!
  • ひよくれんり
    4.2
    1~7巻1,320円 (税込)
    三十路を前に結婚への焦りもなく、オタク街道をひた走る腐女子な千鶴。そんな彼女を見るに見兼ねた母親がお見合いをセッティング!! そこで出会ったのが、イケメン高校教師の正宗さん。二人は出会った瞬間から、まるで以心伝心しているかのように息がぴったり。お見合いからたったの三ヶ月――二人は無事ゴールイン! そんな二人のあま~い新婚生活を四季を通じて描いた珠玉のラブストーリー。
  • 金曜日はピアノ
    3.8
    1巻682円 (税込)
    電車に揺られている私の膝の上には、楽譜が入ったキャンバストート。懐かしい旋律を奏でる彼の指が、私にたくさんのことを教えてくれる。雨の日に出逢った先生のもとへ通うのは、週に一度の金曜日。哀しく甘い、二人だけのレッスン。――繊細かつ美しく奏でられる物語。第5回アルファポリス「恋愛小説大賞」大賞受賞作品、待望の文庫化!
  • 英国幻視の少年たち3 グリム・リーパー

    Posted by ブクログ

    面白かったー。
    カイはランスをきちんと大事に友人として思ってるのに言葉がきついんだよねぇ。
    でも今回はわかりやすく、「嫌味」をノア風にしてランスを軽く脅迫して意思を通すのは面白かった。
    ノアいいなぁ。

    0
    2022年02月13日
  • 声を聞かせて(1)精霊使いサリの消失

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すばらしくよかった!
    この作者さんの書く主人公は、何かしらの秀でた能力を持っていながらも、満たされていない「持たざる者」が多い気がします。
    サリも優秀な精霊使いでありながら、迫害されて育ち、現在も周囲に馴染めないという陰陽でいえば陰に属する者です。
    対するパートナーのラルフはエリート街道まっしぐらの陽キャラ。
    加えて精霊使いに対し見下していることを隠しもしない尊大な男で、いろんなところの感想から噂には聞いていましたが、本当に初期のラルフは嫌なキャラでした。
    ここまでお互いに対して冷めきってる主人公たちはめずらしいくらい。言い争ったりするシーンも、ケンカするほど仲がいいんでしょって感じではなく、

    0
    2021年08月30日
  • 声を聞かせて(3)精霊使いサリと魔法使いラルフの帰還

    SUM

    購入済み

    よかった!

    読了後の余韻に浸る。これが読書の醍醐味だと思う。
    最後までページをめくる指が止まらなかった最終巻。緊迫した雰囲気の中、それぞれの人物達視点に変わるけれど、それも違和感がなかった。様々な人の想いが優しさが心地よかった。良い話に会えたと思う。

    0
    2021年08月17日
  • 英国幻視の少年たち6 フェアリー・ライド

    Posted by ブクログ

    終わっちゃった〜ふわぁ〜

    絆って言っていいのか、孤立していたもの同士がどんどん繋がって笑顔が増えていくストーリー展開にもう心への温もりが絶えません。
    久しぶりに小説っていいなって思わせてくれた。

    まりこさん幸せになってや〜

    0
    2021年07月06日
  • 英国幻視の少年たち5 ブラッド・オーヴァ・ウォーター

    Posted by ブクログ

    カイの心のグルグル、これってカイの成長だよね?!大切にしたいものや生きる理由が変わってきている証拠だよね?!と思いながら、1巻からここまですごーい人生変わってるなぁと改めて振り返りました。人生何が起こるかわからんな。

    (この巻だったか微妙だけど)はんぺんやスーが癒しっていってるカイが可愛い。その辺ほんとに素直だから、なんか萌える。わたしにはキミの心の声が聞こえているからな〜〜〜!

    相変わらず貪り食うように読んでます

    0
    2021年07月06日

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