【感想・ネタバレ】英国幻視の少年たち3 グリム・リーパーのレビュー

あらすじ

おなじ「妖精が見える目」を持つカイとランスは、幻想的生命体が関係する事件を扱う組織、英国特別幻想取締報告局から招待され、ロンドンに滞在することに。 カイの後輩で行方知れずの幽霊・美柴を捜して訪れたパーティで知ったのは、街のゴーストたちを襲う“死神”の噂。 巻き込まれて危機に陥った二人を助けたのは――。 深まる幻想世界にますます引き込まれる、シリーズ第3弾!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かったー。
カイはランスをきちんと大事に友人として思ってるのに言葉がきついんだよねぇ。
でも今回はわかりやすく、「嫌味」をノア風にしてランスを軽く脅迫して意思を通すのは面白かった。
ノアいいなぁ。

0
2022年02月13日

Posted by ブクログ

ほんとに美しいんだよなぁ表現が、、、
カイとランスがお互い持ち合わせている器用さ・不器用さが読者に伝わるように言葉にされていて、人物イメージがとてもしやすい。

特にカイの苦しそうな場面は、自分も息を吸うのを忘れそうになったな、、

口数の多くない2人だからこそ、心情が文字で読み取れるのが嬉しい。個人的に映像作品大好きなんだけど、この話は絶対に小説じゃなきゃダメ。というかこれこそ小説という型を有効活用してる。

0
2021年07月05日

Posted by ブクログ

危うくも妖精の国から帰ってきたランスとカイは
ハイドの求めでロンドンへとやって来た。
ロンドン。報告局本部のある街。そして、
隣人として彼らの住まう、ゴーストの街。


壺から解放されてのち行方の知れない美柴の足取りを探しているうちに
2人はゴーストパーティにたどり着き
そこでゴーストを襲う「死神」の噂をきくのだったーーー




******以下ネタバレあり********


面白かった…
ラストの疾走感が良かった…

徐々に登場人物たちの思惑や内情が知れてくる
欲しかった言葉
伝わらない想い
重ねたい心
とても不器用な彼ら

選択に生も死もなく
後悔は等しくあり
それでも最後に救うのは誰かの思う気持ちなんだなぁ

フレーズとしても引用したけども
「かわいそうなリヴァー。出ておいで」のセリフが
何度読んでも泣けてくる…
あんなに店内をめちゃくちゃにした幽霊に
怒るでもなく、疎むでもなく
ただ、
かわいそうに、どうして悲しんでいるんだ、おいで
と腕を広げるその慈しみの心が
ほんとジンときた…
イギリス人ゴースト好きすぎだろ…
2人が会える日が、来て欲しいような、欲しくないような
複雑な気持ち


ウィッツバリーを離れたおかげで
スーに殆ど会えなかったのだけが悲しい!!!
まさかのロンドンまで来てくれたときはほんと可愛かった…
癒しだ…
いつも洗うもの探してる…ほんと可愛い…癒し…スー大好き…
次巻もあまり出てこないような予感しかなくて
あまい…

0
2017年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロンドンが舞台
ランスが成長した場所で、ところどころでかつての情景が目に浮かぶ。
新しい登場人物が多く出てきた。
海の友達、美柴亜矢の物語はここで終了
回収できていない伏線がたくさん。
次巻に解決できるのだうか?
次巻は過去について書かれているらしい。
楽しみ

0
2021年08月17日

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